TAXi3
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TAXi3 | |
---|---|
TAXI 3 | |
監督 | ジェラール・クラヴジック |
脚本 | リュック・ベッソン |
製作 | リュック・ベッソン |
製作総指揮 | ベルナール・グルネ |
出演者 |
サミー・ナセリ フレデリック・ディファンタール バイ・リン ベルナール・ファルシー マリオン・コティヤール エマ・シェーベルイ |
撮影 | ジェラール・ステラン |
編集 | ヤン・エルヴェ |
配給 | アスミック・エース日本の旗 |
公開 |
2003年1月29日フランスの旗 2003年5月17日日本の旗 |
上映時間 | 87分 |
製作国 | フランスフランスの旗 |
言語 | フランス語フランスの旗 |
前作 | TAXi2 |
次作 | TAXi4 |
テンプレートを表示 |
TAXi3(タクシー・スリー)はカーアクション・コメディーが中心のフランス映画『TAXi』の第三作である。リュック・ベッソンが製作・脚本を、ジェラール・クラヴジックが監督を担当し、2003年に公開された。
あらすじ
サンタクロース強盗団と呼ばれる強盗が暴れまわり、警察はそれを8ヶ月間逮捕できないままでいた。それもそのはず、ジベール署長(ベルナール・ファルシー)は相変わらずの間抜けぶり。忙しく強盗団を追い、妻ペトラ(エマ・シェーベルイ)の変化(妊娠)に気づかないエミリアン刑事(気づいたとき既に妊娠8ヶ月)(フレデリック・ディファンタール)と、恋人との関係が危機的状況なスピード狂のタクシードライバーのダニエル(サミー・ナセリ)は強盗団を捕まえることができるのか!
今回もダニエルのドライビング・テクニックが炸裂する。
さりげなくシルヴェスター・スタローンが冒頭で出演していたり、スバル・インプレッサWRXが出てきたりする。
スタッフ
- 監督:ジェラール・クラヴジック
- 製作:リュック・ベッソン
- 製作総指揮:ベルナール・グルネ
- 脚本:リュック・ベッソン
- 撮影:ジェラール・ステラン
キャスト
※(注記)()内は吹替声優。
- ダニエル:サミー・ナセリ(大塚明夫)
- エミリアン:フレデリック・ディファンタール(関俊彦)
- ジベール署長:ベルナール・ファルシー(富田耕生)
- キウ:バイ・リン(高山佳音里)
- リリー:マリオン・コティヤール(水谷優子)
- ペトラ:エマ・シェーベルイ(高乃麗)
- エドュアルド・モントート(龍田直樹)
- シルヴェスター・スタローン(カメオ出演)(佐々木功)
- シリル・アビディ
改造プジョー406の変更点
- ダニエルの友人が経営する酒場の酒・パスティス(マルセイユではポピュラーな食前酒)により凄まじいほどの加速をし、国家憲兵隊の高速道路警備隊の秘密兵器として導入された三菱ランエボVIIをちぎった。
- ちなみに警備隊が追跡を開始したときのスピードは298km/hで、明示的な数値としてはこれが本作中最高であるが、さらにその後警備隊をぶっちぎるシーンでは400km/hを超えていると考えられる。
- フランスの世界最速列車TGV(時速300キロ)を追い抜くシーンがある。
- ボタンで複数のナンバープレートを表示させることができる(「2001 ZY 13」→「17 OM 13」→「Allez l'OM!」)。
- 「Allez l'OM」は「頑張れオランピック・ドゥ・マルセイユ」という意味で、吹き替え版では「行けマルセイユ」、字幕スーパーでは「サッカーチームの名前」と訳されている。ちなみに末尾の「13」は作品の舞台であるマルセイユが属するブーシュ=デュ=ローヌ県の県番号。
- キャタピラーを装備しており、雪山の急斜面も走行できる。
- 走行中にタイヤの履き替えができる。