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テニスの王子様の登場人物/log20120614

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テニスの王子様の登場人物(テニスのおうじさまのとうじょうじんぶつ)では、漫画またはテレビ東京系列他にて放映されていた『テニスの王子様』に登場する架空の人物の説明の一覧である。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


私立青春学園中等部

本作の中心校。東京都内にある。通称「青学(せいがく)」。学校単位では今まで全勝してきている。手塚や大石達が2年の時(昨年)は都大会でも準優勝していて、関東大会でもベスト4からして、昨年も全国大会に出ていることがわかったが成績は不明。モデル校は東京都の成蹊学園であるとされている。校舎のモデルは鹿児島県立松陽高等学校

レギュラー

越前リョーマ(えちぜん りょーま) (1年) (声優:皆川純子)
プレイスタイル:オールラウンダー
本作主人公。1年2組図書委員。趣味は「全国湯巡りの入浴剤を入れたお風呂に一日一ヶ所分ずつ入ること」。
アメリカ カリフォルニア州 ロサンゼルス出身でアメリカのジュニア大会4連続優勝の経歴を引っさげて日本に帰国したばかり。先生や先輩達にも一目置かれている。目つきが鋭く、物事をストレートに言うクールな性格のため、生意気と称されることも多々ある。口癖(決め台詞)は「まだまだだね」。極度の遅刻癖の持ち主。
必殺技は多彩で、右手で打てば右に、左手で打てば左にボールが急角度でバウンドする「ツイストサーブ(リョーマは大人以上の回転で打てる)」、スライディングとジャンプの威力を応用した「ドライブB」、相手の顔を狙う「ドライブA」、着弾後イレギュラーバウンドし、ボールが跳ねない「COOLドライブ(着弾前に返そうとすると、ボールがラケットから腕を駆け上がり、顔面にクリーンヒットする)」(アニメではこれに変わって「サイクロンスマッシュ」がある)、COOLドライブの半分以下の回転で放たれるバウンドしないボール「ドライブC」、連続でドライブBを打つ「ドライブD」を使ったり、よく他の選手の技を真似したりする(バギーホイップショット、超ライジングなど)。そして全国での氷帝の跡部戦では、実父・南次郎との毎日の練習によってまだ不完全だがある程度出来るようになった、「サムライゾーン」を披露した。
身長が低く、乾に毎日牛乳を2本飲むように勧められるが、洋食があまり好きではないこともあり飲んでいない(アニメではちゃんと飲んでいる)。菊丸には「おチビ」と呼ばれる。公式戦は無敗。左利きだが手加減するとき、あるいはサーブの時は右手でラケットを持つこともある。不動峰の伊武戦では「スポット」対策としてラケットを持ち替えながらプレイする「二刀流」も披露した。当初は誰かを倒すためだけにテニスをしていたが、部長の手塚がそれを見抜き、その事で高架下のコートで試合を挑まれ対戦したが惨敗し、「青学の柱になれ」と言われ、闘志を燃やす。
初めて「無我の境地」にたどり着いたのは、原作では立海大の切原戦、アニメでは真田。その後さまざまな相手との対戦を重ね、無我の境地を自分のものにしつつある(2回目の使用である立海の真田戦である程度扱えていた)。そして、四天宝寺の遠山金太郎との一球勝負で無我の最後の扉「天衣無縫の極み」の片鱗を見せる。なお、無我の境地の状態では思考や発言が英語に切り替わる。
メディア展開において、同作品のキャラクター中最も多くの俳優に演じられている。(2007年9月の時点で声優含め6人)
技:「ツイストサーブ」「ツイストスマッシュ」「片足のスプリットステップ」「ドライブA」「ドライブB」「ドライブC」「ドライブD」「COOLドライブ」「無我の境地」「二刀流」「サムライゾーン(不完全)」「バギーホイップショット」「超ライジング」「零式ドロップショット」「フェイントドロップボレー」「破滅への輪舞曲(ロンド)」(ゲーム版「COOLドライブ(未完成)」「模倣」「パワーアンクル外し」「侍の血」)(アニメ版「サイクロンスマッシュ」)
無我の境地で使用した技(カッコ内は元々の使い手):「スネイク(海堂)」「ツイストスピンショット(裕太)」「ジャンピングボレー(亜久津)」「古武術ストローク(日吉)」「ナックルサーブ(切原)」「スライディング(亜久津)」「ダンクスマッシュ(桃城)」「神尾の走り」「スポット(伊武)」「疾きこと『風』のごとく(真田)」「両手波動球(河村)」「ブレ球(赤澤)」「ムーンボレー(大石)」「アクロバティックプレイ(菊丸)」「ビッグバン(田仁志)」「縮地法(比嘉中)」「海賊の角笛(バイキングホーン)(甲斐)」「下剋上等(日吉)」「侵掠すること『火』の如く(真田)」「タンホイザーサーブ(跡部)」「菊丸印のステップ(菊丸)」「かまいたち(柳)」「神隠し(千歳)」「あばれ球(橘)」
ステータス:FTW:A POW:E STA:C MTL:B TEC:S(ゲーム版)
中国語版表記は「越前龍馬」
手塚国光(てづか くにみつ) (3年・部長) (声優:置鮎龍太郎)
プレイスタイル:オールラウンダー
中学テニス界でその名を知らない人はいないというほどの全国区の実力者。新入生のリョーマの才能を見抜き、例外的に「校内ランキング戦」の出場を認める。努力を惜しまず妥協を許さない真面目な部長で、規律を乱した者にはグラウンドを走らせる(最高記録は無断で3日休んだ桃城に与えた100周、距離にして24キロ)。部員をあだ名で呼ぶこともない。リョーマとの非公式戦で青学の柱になれと激励した。
得意技は全くバウンドせずバックスピンする「零式ドロップショット」、そのサーブ版「零式サーブ」、特殊な回転をかける事で、相手が打ち返した球が自分のところへ戻ってくる「手塚ゾーン」(真田曰く、「無我の境地」で未だ唯一使えない技らしい。)その応用で相手の打球を全て外側に追い出し、アウトにする「手塚ファントム(手塚ゾーンの6割増しの回転が必要)」、片腕に無我のパワーを集め、相手の球種、回転、パワー、球威を全て倍返しし、体力疲労をも最小限に抑える無我の奥の3つの扉の1つである「百錬自得の極み」を使う。リョーマと同じく左利き。一年生の時に先輩に負わされた怪我(今は完治)のせいもあり、手加減するときにラケットを右手で持つのもリョーマと同じである。一年の時点ですでにどの先輩よりも強く、当時の部長・大和にも勝っている。実年齢(満15歳)以上に大人びた外見をしており、河村の父親に先生と間違えられたり、映画では同い年のリョーガにじじくさいなどと言われていた。
青学の生徒会長。成績は優秀だがトップではないらしい。口癖は「油断せずに行こう」。氷帝戦では青学の勝利のために自分の腕を犠牲にしてまで、あえて持久戦に持ち込み、予想外の熱さを見せた。そして全国の決勝、立海戦では再び青学の勝利のために、腕にかなりの負担をかける「手塚ファントム」、「零式サーブ」を使い、左腕がうっ血して紫色に腫れ上がっても真田と試合をした。
四天宝寺戦では「百錬自得の極み」に加え、予知能力を得る「才気煥発の極み」をも使用し、同じ「才気煥発の極み」の使い手の千歳を圧倒した。実際手塚と対戦した千歳によるとリョーマや遠山金太郎より「天衣無縫の極み」に近いのはこの手塚かもしれないと結論した。
「焼肉の王子様」では跡部にデータを破られた乾が混乱し、その影響で焼肉のアミに向かって倒れそうになった乾を助けようとしたが、間違ってズボン(パンツごと)を脱がしてしまった。これは六角の木更津(こちらは海パンだったが)に続いて二人目となる。
手塚役の置鮎龍太郎は、ラジオ番組において「手塚のライバルはリョーマ」という内容の発言をしていた。
技:「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」「無我の境地」「零式ドロップショット」「零式サーブ」「手塚ゾーン」「手塚ファントム」(ゲーム版「スピードサーブ(サーブ)」「コーナーショット」「優美象・静」「全力で来い」)
ステータス:FTW:A POW:A STA:A MTL:A TEC:A(ゲーム版)
大石秀一郎(おおいし しゅういちろう) (3年・副部長) (声優:近藤孝行)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
時間に正確で信頼の置ける副部長で、手塚不在時には部長代理を務めた。青学テニス部の鍵当番。あだ名は「さわやか卵」(山吹中の生徒にはムーンヘッドと呼ばれる)。優しく温厚な性格でいつも部内全体のことを考え、部員のメンタル面にも気を使うがやや心配性の気があり、胃薬をいつも持ち歩いている。口癖は「こりゃ大変」。
しかし、誠実さや実直さ、親切心が裏目に出て余計な事まで言ったりやったりしてしまい、相手や周囲を困惑させる事もままある(四天宝寺戦では河村の怪我の状態を原因を作った石田につぶさに報告、石田を困惑させた)。
また、ボウリングや焼肉など趣味の領域になると、部員は勿論冷静な手塚ですら驚かせる程人格が豹変する。
部内で一番癖のないフォームを持ち、コート内全体を冷静に観察することのできる広い視野を持つ。得意技は相手の死角に落とす中ロブ気味のトップスピンボレーの「ムーンボレー(普通のショットの時にはムーンボール、スイング前にラケットヘッドを地面に擦る動作を利用したムーンボレーと見せかけたドロップボレーも得意)」。また、菊丸と組むダブルスでは、難度の高い変形フォーメーション「オーストラリアン・フォーメーション」、大石が相手に一番近い場所から状況を判断し、サインを瞬時に送りゲームメイクする超攻撃型のフォーメーション「大石の領域(テリトリー)」、世界のトッププロレベルにしか見られない「同調(シンクロ)」がある。テニスの他にボウリング水泳も得意。学業にも秀で、テストでは学年1位。
技:「ムーンボレー」「ドロップボレー」「ショートクロス」「オーストラリアン・フォーメーション」「大石の領域(テリトリー)」「同調(シンクロ)」(ゲーム版「ダブルキャノン」)
ステータス:FTW:B POW:C STA:C MTL:C TEC:C(ゲーム版)
不二周助(ふじ しゅうすけ) (3年) (声優:甲斐田ゆき)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
手塚に次ぎ、部内で二番目に強い。立海戦では一時的に視力を失った状態で試合をし、この時手塚をも凌ぐと言われた。「バーニング状態」の河村に「フジコちゃん」と言われている。いつも穏やかに微笑んでいるが、怒ると怖い。また、アニメ39話では「人が苦しむところを見るのはもっと好き」などというサディスティックな面も見られる。シングルス・ダブルスの両方でのプレイが可能で、青学では大変貴重な人材。ダブルスは主に河村と組むが、一回菊丸とも組んだ。連載当初の必殺技は「三種の返し球(トリプルカウンター)」であったが、沖縄代表比嘉中、知念・平古場ペアとあたった全国大会での初戦に新しいカウンター技「蜉蝣包み(かげろうづつみ)」を披露し、「第四の返し球(フォースカウンター)」を確立した。その後、四天宝寺中の部長・白石蔵ノ介との対戦で苦戦を強いられた際、既存の技を進化させ((注記)下記「技」の項目を参照)、さらに「第五の返し球(ファイナルカウンター)」である「百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番」を編み出すという神業を成し遂げた。ちなみにこの技はラケットにボールが2回触れることになるため、実際のルール上は反則となる疑いがある。
「つばめ返し」は相手のトップスピン(相手のボールが無回転の場合は、自分のガットの上を滑らせることで回転を作り出すことができる。)に対して、超スライスで打ち返す事で「跳ねないボール」を実現させて返す(「鳳凰返し」は着弾地点がつばめ返しより遥か手前で急激に落ちる)。「羆落とし」はスマッシュを遠心力で無効化し上空に打ち上げてスマッシュを打った直後には反応できない相手の後ろのベースライン際に落とす(「麒麟落とし」は両手打ちにする事でパワー不足を克服し打ち上げてからの落下スピードも速くなっている)。「白鯨」は超スライス回転によってホップした打球が急激に落下し、強烈なバックスピンと逆風によりネット際に落ちて自陣まで戻ってくる(「白龍」はスピンが違う方向になっており戻って来ない)。「蜉蝣包み」は球を包み込むように捕らえ、無回転にして返す。「百腕巨人の門番」はガットの両面を使い超回転を与えることで相手の打球がネットを越さなくなる。
乾の作る特製ドリンクが効かない、脅威の味覚の持ち主(青酢とイワシ水は効いた)。辛いものが大好きで、河村の自宅である寿司屋に行ったときは、ひとりだけわさびずしを食べていた。聖ルドルフ学院のテニス部に弟の裕太が在籍しており、弟想い。得意科目は古典。好きな色はベージュ。好きな食べ物は激辛ラーメンとケイジャン料理と林檎。好みのタイプは指・仕草の綺麗な人。
技:「つばめ返し」→「鳳凰返し」「羆落とし」→「麒麟落とし」「白鯨」→「白龍」「蜉蝣包み」「百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番」「消えるサーブ」(ゲーム版「バニッシングカット(バニシングカット)」「つばめ孵し(ツバメ孵し)」「隼」「落鳳」)
ステータス:FTW:D POW:E STA:D MTL:B TEC:S(ゲーム版)
菊丸英二(きくまる えいじ) (3年) (声優:高橋広樹)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
性格は気分屋で天真爛漫。身体が柔らかく柔軟性があり、さらに並外れた動体視力によりどんな無理な姿勢でもアクロバティックにボールを打ち返すことができる。大石とダブルスを組み、「黄金(ゴールデン)ペア」と呼ばれる。代表陣形は、サーブと同時に大石と菊丸が左右に動くことによって、相手を混乱させ、プレッシャーをかける「オーストラリアン・フォーメーション」。更に窮地に追い込まれる事により開花した、ダブルスの奇跡「同調(シンクロ)」は、サインなしで、お互いに次にどう動くのかが分かる。
代表的な技は、高速で左右にステップすることで分身したかのように見える「菊丸印のステップ」、それを応用し、比嘉戦では「一人ダブルス」までやってのけた。家族は兄2人に姉2人、父母、祖父母合わせて9人の大家族(+オウム)。
独特な話癖があり(主に「〜にゃ」など)、スマッシュ時に「菊丸ビーム(スマッシュ)」「菊丸バズーカ(両手打ち)」などと口走ることもある(普通のものとはどう違うかは不明)。
都大会以前におニューの靴を買う際に80円足りないシーンがありそのまま次の展開になる話があったが、後に語られた話で、そのおっちゃんに靴をとっといてもらって、家まで80円とりに帰ってちゃんと払っている。
技:「アクロバティックプレイ」「ダイビングボレー」「菊丸印のステップ(菊丸ステップ)」「菊丸ビーム」「菊丸バズーカ」「ムーンボール」「一人ダブルス」「オーストラリアン・フォーメーション」「大石の領域(テリトリー)」「同調(シンクロ)」(ゲーム版「大石直伝ムーンボレー」「充電」「菊丸リバース」)(アニメ版「菊丸ロケット」)
ステータス:FTW:A POW:D STA:D MTL:C TEC:D(ゲーム版)
乾 貞治(いぬい さだはる) (3年) (声優:津田健次郎)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
青春学園中等部男子テニス部唯一のデータマン。理数系科目に限れば3年生トップ。いつも目の透けないくらい分厚い眼鏡をかけているが、立海の柳との試合で瞳が明らかに。
初期の頃から得意とする技は長身を活かした「高速サーブ」。実はチームきっての努力家でもあり全国大会の氷帝戦で212km/hの超高速サーブ「ウォーターフォール」を披露する。レギュラー陣の中では手塚・不二に次ぐ実力の持ち主だが、一回目の「校内ランキング戦」で新入生の越前リョーマに敗れてしまい、レギュラー落ちをした(後に桃城を破り、見事レギュラーに復帰)部内ではマネージャー・参謀的立場にあり、部員の特訓メニューを作ったり・他校のデータを集めたりと多忙。
ランニングで遅かった者には自作の怪しいドリンクを飲ませることで半強制的にスキルを保っている。立海大の柳とは幼なじみ。幼少時は「博士(乾)」・「教授(柳)」と呼び合う仲で、柳が引っ越してしまうまではダブルスを組んでいた。普段はデータを駆使した冷静かつ緻密なテニスを展開するが、データの通用しない相手に対しては、データを捨てて動物的カンに頼った非常に粘りと気迫のあるテニスに変貌する。
乾が今までに作った汁は「特製野菜汁」「ペナル茶(ティー)」「改良型スペシャルゴールデンパワーリミックス乾汁」「粉悪秘胃(コーヒー)」「甲羅(コーラ)」「青酢」「イワシ水」の7つあり(アニメでは「青酢」と対象の「赤酢」が登場した)、特に銀華に盗まれた改良型は食中毒を引き起こし、青酢以降の作品は不二も倒れるほどマズイ。そして「焼肉の王子様」で登場した「乾特製ダレ」はそれで肉を焼くと黒煙が発生して目に染みさせる。その効果は煙というだけあって範囲は広く、上記の7つの汁より効果が酷い。現にその黒煙により生き残ったメンバーは皆倒れた(煙が建物を覆ったため審判やギャラリーも巻き添えになった)。また、汁を飲ませるときは逆光する。
最近は越前と桜乃の仲が気になっている様子で、菊丸・桃城と共に2人の様子を遠巻きに覗き見したりしている(リョーマ曰く「東の覗き魔」)。第3回キャラクター人気投票では忍足に次ぐ第六位の座を射止め、「理屈じゃない」と感涙した。
技:「データテニス」「高速サーブ」→「超高速サーブ」→「ウォーターフォール」(ゲーム版「S.S.S」「D.A.E.(データアナリシスアンドエスティメーション)」「D.A.S.(データアナリシスアンドスティミュレーション)」「D.R.S.(ディレイドリリーススマッシュ)」「D.A.A」「D.G.C」「パワーリスト外し」「パワーアンクル外し」)
ステータス:FTW:C POW:B STA:B MTL:B TEC:C(ゲーム版)
河村 隆(かわむら たかし) (3年) (声優:川本成(あさりど))
プレイスタイル:アグレッシブベースライナー
実家は寿司屋(かわむらすし)。普段は温厚で優しく控えめだが、ラケットを持つと一変、攻撃的な「バーニング状態」になる。人格が変った際には、陽気にノリ良く英単語交じりで喋ることも。ちなみに決して二重人格というわけではなく、ラケットを持ったときのことはちゃんと覚えている。ビーチバレー大会の時はラケットを持っていなかったが何故か性格が変わっていた(アニメではバスケをするときもラケットを持っていて、野球時はバットを持つと性格が変わる)。
パワーがあり、その腕から繰り出されるパワーショットによって相手がラケットを弾かれることもしばしば。また、自らの手により使用不可能にされたラケットも数知れず。青学レギュラーメンバーからは、「タカさん」と呼ばれている。
得意技は200km/hを超えると言われる「バーニングサーブ」、渾身の力を込めて放たれるフラットショット「波動球」。波動球は不動峰の石田鉄に喰らってから努力を積み重ね、氷帝戦で初披露した。その後六角戦では、前に一気に踏み出す力を利用した「ダッシュ波動球」を編み出し、さらに四天宝寺戦では波動球の生みの親・石田銀に対し白目を剥いた状態での決死の「波動球サーブ」(フレームに当たる事でボールがぶれ、波動球でなくなり銀が無効化出来なかった)を放ち、勝利をおさめる。ちなみに波動球は片手の方が腕の負担は大きいが威力が高い。対銀戦の後は病院に行って、肋骨3本にヒビ、大腿骨損傷、踵骨損傷、頚部挫傷、右足首の捻挫という重傷を負っていたことが判明した。
高校に進学したら家業の寿司屋を継ぐ為に修行を始めるつもりなので、テニスは中3の今年が最後という事になっている。
技:「両手波動球」「片手波動球」「ダッシュ波動球」「バーニングサーブ」「波動球サーブ(ブレ)」(ゲーム版「バーニング波動球」「グレート波動球」「オラオラカモーン」(アニメ版「ジャンプ波動球」)
ステータス:FTW:F POW:S STA:A MTL:D TEC:E(ゲーム版)
桃城 武(ももしろ たけし) (2年) (声優:小野坂昌也)
プレイスタイル:アグレッシブベースライナー
豪快・熱血漢であると同時に、上下関係にこだわらない人懐っこい性格の持ち主。後輩には「桃ちゃん先輩」と呼ばれている。リョーマは「桃先輩」と呼んでいる。口癖は「(〜しちゃ)いけね〜な いけね〜よ」。
一時期不動峰の橘杏と、双方良い感じになっているように見えたが、今ではその傾向は見られない(神尾に奪われた感がある)。
主に使う技は、持ち前の脅威の跳躍力を生かして高打点から放たれる「ダンクスマッシュ」や前足1本で跳び、体の軸を中心にして打つ「ジャックナイフ」。パワー系の技が多いが、「ドロップショット」を囮にしたり、「ダンクスマッシュ」と見せ掛けた「ドロップボレー」などと、テクニカル面も持ち合わせている。関東氷帝戦では黄金ペアの十八番「オーストリアン・フォーメーション」、四天宝寺戦では海堂の必殺技である「トルネードスネイク」をはじめ「スネイク」なども披露した。
シングルプレイヤーでありながら、様々なパートナーとダブルスを組むことが可能、勝率もかなり高い。しかし個性が強過ぎ、自分勝手なプレーが目立つリョーマとのダブルスだけは苦手。
手塚も認める「青学一のクセ者」で、乾曰く「だれよりも冷静に周りを見ることの出来る洞察力を持っている」。この洞察力と判断力で菊丸や河村、海堂といった個性豊かな選手とのダブルスで何度となく危機を救った。
最近行った山ごもりの修行の成果で、天候や人の心を読む「読心」を会得した。
手塚によると「噴火前の火山」。強い選手と戦えば戦うほど強くなるらしい。Jr選抜の千石清純との試合で、痙攣を起こした圧倒的に不利な状況の末にジャックナイフを会得して勝利するなど、あながち嘘ではないだろう。
技:「ダンクスマッシュorドロップ」「超ダンクスマッシュ」「ジャックナイフ」「弾丸サーブ」「洞察力」「読心」「スネイク」「トルネードスネイク」「オーストラリアン・フォーメーション」(ゲーム版「ダンクドロップ」「ジャックナイフポーチ」「ジャックナイフリターン」「アレ」「スマッシュアウト」)(アニメ版「スーパーグレイト桃城スペシャル」)
ステータス:FTW:C POW:A STA:B MTL:A TEC:E(ゲーム版)
海堂 薫(かいどう かおる) (2年) (声優:喜安浩平)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
通称「マムシ 」。同じ部内の2年生・桃城武とはしょっちゅうケンカしているが良きライバルである。大変な努力家であり、日夜のトレーニングを欠かさない。その努力と執念により生み出された技は、鋭い角度の変化を見せるバギーホイップショット「スネイク」、ポールの外側を通ってコート上に戻る「ブーメランスネイク」、数百種類ものジャイロ回転を持つ「トルネードスネイク」がある。六里ヶ丘中との草試合では柳生とダブルスを組み、入れ替わりプレイで「レーザービーム」を使用し、また四天宝寺戦では覆面を被った状態で桃城と入れ替わったと思わせるため「ダンクスマッシュ」と「ジャックナイフ」を使った。持ち前の精神力による持久力とスネイクにより相手の体力を奪い、そのことにより集中力をも奪われた相手をじわじわいたぶるようなプレイが得意。
人付き合いが苦手で無口、また目つきが悪いため、他人から誤解を受けることもあるが、実際は礼儀正しく常識をわきまえている。正義感が強いが、少々血の気が多くケンカっ早いのが玉にキズ。ネコ(越前家のカルピンが主)をはじめとする小動物が大好きという、意外な一面も持ち合わせる。また、アニメでは幽霊を異常に怖がっていた。幼い頃はよく女の子に間違われていたらしく、その度はスカートまではかされたと言うレベル(四天宝寺の金色小春のデータによる)。恐らく、という名前が女子にも多い名前の為だと思われる。ちなみにこの作品で一番最初の乾汁体験者。
家は金持ちで、弁当も料亭のような重箱入りのものを持ってきている。食卓もほぼ自家製の料理ばかり。トレードマークのバンダナは、登場2〜3回目頃から定着。
技:「スネイク」「ショートスネイク(スネイクボレー)」「リバーススネイク(バックハンドスネイク)」「ブーメランスネイク」「トルネードスネイク」「小化版レーザービーム」「ダンクスマッシュ」「ジャックナイフ」(ゲーム版「ダイヤモンドバック」「バイパーダイブ」「パイソンダイブ」「コブラ(コブラロビング)」「執念」「デスアダー」「プレゼント」「サイドワインダー」)(アニメ版「ブーメラン波動球」)
ステータス:FTW:E POW:C STA:S MTL:A TEC:D(ゲーム版)

レギュラー以外

竜崎スミレ(りゅうざき すみれ) (監督) (声優:尾小平志津香)
青学テニス部の顧問。58歳。リョーマの父・南次郎も彼女の教え子だった。竜崎桜乃の祖母でもある。担当教科は数学。非常に肝の据わった性格であるが、趣味はお菓子作りと可愛い一面もある。若い頃はナイスバディのゴージャス美人だったが、六角中とのビーチバレー大会でビキニ姿を披露した際、真っ先に目撃した海堂の否定的反応から現在の体型は推して知るべしである。
実写映画版では年齢・立場が設定しなおされ、テニス部顧問の若い女性教諭で南次郎に憧れてテニスを始めた彼の後輩として登場する。
技:(ゲーム版「ほれほれアタック」)
竜崎桜乃(りゅうざき さくの) (1年) (声優:高橋美佳子)
青春学園中等部女子テニス部所属。男子テニス部顧問(監督)竜崎スミレの孫。長い三つ編みと大きな瞳が特徴。祖母の影響ではなく、リョーマへの憧れからテニス部に入部する。運動神経は決して良い方ではないが、真面目な努力家。リョーマのように強いテニスプレイヤーになりたいと思っている。少々天然ボケなところもある。大人しくおっとりした性格をしているためか、たびたび柄の悪い輩に絡まれる。多少料理は出来る模様で、アニメではリョーマに弁当を、原作では青学レギュラーにおむすびを作って差し入れにしている。女子テニス部員であるため原作での出番は少ないが、アニメでは男子テニス部の応援として非常に多く登場している。方向音痴
実写映画ではスミレが南次郎の後輩として設定されたため、桜乃は登場せず、彼女に相当するキャラクターは「檜垣紫音(後述)」を参照。
技:(ゲーム版「ビギナーズラック」「タンブルショット」「ミラージュショット」)
ステータス:FTW:H POW:H STA:H MTL:F TEC:H(ゲーム版)
小坂田朋香(おさかだ ともか) (1年) (声優:大浦冬華)
桜乃の親友。リョーマに憧れるが、幼い弟達の面倒を見なければならないためテニス部入部を諦め、代わりにリョーマの応援に燃える。自称「リョーマファンクラブ会長」で、リョーマを「リョーマ様」と呼ぶ。勝気な性格の熱血少女で、悪事を見ればどんな相手でも立ち向かっていく勇気がある。2.0の恵まれた視力を持ち、運動神経も良い。城成湘南戦や六角戦では桜乃と一緒にチアリーダー姿を披露、ノリノリで応援した。
堀尾聡史(ほりお さとし) (1年) (声優:山崎樹範)
1年トリオの一人。自称「テニス歴2年」のお調子者(実際には初心者の壇にも負けている)。時たま調子に乗りすぎてトラブルを起こすことがある。まだ技術は乏しいが、テニスの専門知識は豊富。他の1年生と異なり派手なテニスウェアを着用している。リョーマに対して、友情と同時にライバル意識を抱いている様子だが、まったく相手にされていない。
加藤勝郎(かとう かちろう) (1年) (声優:中川玲)
1年トリオの一人で、おかっぱ頭がトレードマーク。通称「カチロー」。父親がテニスクラブでコーチをしている。大人しい性格で、その気の弱さ故か、海堂の打ったボールが顔面に当たったり、山吹中の亜久津に石をぶつけられたりと、何かと不運に見舞われることが多い。だが正義感は強いらしく、アニメでは不謹慎にレギュラーの怪我を喜んだ荒井に対し怒りをぶつけたことも。
水野カツオ(みずの かつお) (1年) (声優:渡辺慶)
1年トリオの一人。1年生は夏まで「校内ランキング戦」に参加できない規定があるので、同級生・リョーマの応援に燃える。堀尾の食事作法に対して注意をするなど、行儀のよさがうかがえる。アニメでは、カレーに隠し味としてコーヒーを入れるなど料理の実力をみせた。関東大会初戦で大石が遅刻した際、菊丸と桃城の手で大石に変装させられそうになった。
大和祐大(やまと ゆうだい) (高校2年) (声優:池田政典)
手塚の回想に登場した、現3年生が1年生のときのテニス部部長。手塚に「青学の柱」を託す。手塚同等、規律を乱した際、部員にグラウンドを走らせる(手塚が与える罰はここから譲り受けたと思われる)。アニメでは再登場し、初対面であるにも関わらずリョーマにわずか半日で「大きな人」と言わせたカリスマ性を持つ。
技:(ゲーム版「連帯責任」「柱の約束」)
荒井将史(あらい まさし) (2年) (声優:森訓久)
畳んでおいたウェアをグシャグシャにされた事に腹を立て、新入生のリョーマを埃まみれのオンボロラケットで挑発した。上下関係にうるさい先輩だが、自校に乗り込んで来た亜久津に対し真っ先に挑みかかる・四天宝寺戦で相手側ギャラリーが桃城と海堂に野次を飛ばした時は先頭に立って怒鳴り返す等正義感は強い。しかし、アニメではレギュラーの怪我を喜んでカチローに不信感を抱かれる場面も見られた。(後に誤解と判明)
アニメ版の対立海戦では桃城・海堂が間に合わなかった場合、河村とダブルス2で出場するよう言われたことから、レギュラーに次ぐ実力を持っていると思われる。しかし二人が無事到着した際に緊張の糸が切れて腑抜け状態になってしまったことから、過度の重圧には弱いようだ。原作の立海戦では乾対柳戦後、「もう野菜汁だろうがペナル茶だろうがなんでもいいっすよ」と発言したため、実際に飲まされた。
池田雅也(いけだ まさや) (2年) (声優:下崎紘史)
通称「マサやん」。新入部員4人を、挑戦料つきの「サーブ缶倒しゲーム」で挑発する。桃城と買出しに行った際に桃城が引ったくりを追いかけて行ってしまったためすべての荷物を持って帰る羽目になったり、作中2回行われたランキング戦でどちらもリョーマとあたってラブゲームに抑えられたり、意外と不運。
林 大介(はやし だいすけ) (2年) (声優:植木誠)
よく池田とつるんでいる2年生。最近は出番が少ない。

東京都の学校

玉林中学校

地区予選で青学に負けた。

布川公義(ふかわ きみよし) (声優:木内秀信)
泉や不動峰中の橘杏らとよくストリートテニスをしている。野試合では勝てたが再戦時の地区予選ではリョーマ・桃城の「阿吽ペア」に敗れる。
技:「ダブルポーチ」
泉 智也(いずみ ともや) (声優:内藤玲)
布川のダブルスパートナー。金髪。
技:「ダブルポーチ」

柿ノ木中学校

都大会出場候補と言われるほどの実力校だが地区予選で不動峰にアッサリ敗退してしまった。

九鬼貴一(くき きいち) (部長) (声優:竹本英史)
神奈川県の立海大附属と何度も練習試合を組んでいたという(アニメ版では地元高校)。「お前は決して弱くない。俺が強かっただけの話だ。」が決め台詞(元ネタは魁!! 男塾の伊達臣人か)。
青春学園・手塚部長の左腕を強引につかみ「手塚負傷説」を広めるが、地区予選準決勝で当たったダークホースの不動峰中の伊武にストレートで完敗。

市立不動峰中学校

元々は無名の学校だったが、旧来の年功序列体質に不満を持っていた現2年生を転校生だった橘がとりまとめ、上級生や顧問との軋轢、乱闘事件による実質の廃部を経て新チームとして再生した。ファンブックによると、学校側はこの事件について一定の処分は下したものの、彼らが新しく作ろうとしたテニスコートをそのまま残してあるなど評価しているようだ。東京大会では柿ノ木、都大会では氷帝学園とそれぞれ注目校を破り一躍ダークホースと注目される。都大会では山吹との準決勝前に選手の半分が事故で怪我をしたため第4位にて棄権したが、関東大会2回戦で借りを返した。準決勝の立海戦で敗退したが、結果として関東大会第3位のため念願の全国行きは果たせた。作中では数少ない、左利き選手・眼鏡を掛けた選手のいない学校でもある。 初期は対戦相手を無闇に挑発したり、顔面狙いのショットを打ったり、全身黒ずくめであったりとヒール的な印象があったが、今ではすっかり「橘を中心とした、結束の固い努力家達のチーム」と言ったクリーンなイメージに転換を果たしている。 付き合いが長い分(また学校同士も近隣にあると思われる)青学の面々との関係も深く、桃城と神尾のダブルスでストリートテニスに挑んだり、チームごと青学との練習試合に招待された事もある。全国大会では、昨年準優勝校の牧ノ藤学院を破るなどの功績をあげる。大阪・四天宝寺中に破れるもベスト8に残り、とても初出場とは思えない成績を残した。

橘 桔平(たちばな きっぺい) (3年・部長) (声優:川原慶久)
プレイスタイル:オールラウンダー
前年はベスト4の獅子楽中のエースで「九州二翼」のひとりと言われた全国区選手(当時は金髪で長髪。額の黒子と相まって菊丸からは「ライオン大仏」と呼ばれてしまう)。しかしライバル・千歳千里との試合で眼を負傷させ、再起不能に陥らせた事故の責任を取り、獅子楽中テニス部を退部。その後不動峰中に転校し、当時の顧問に反発して新生テニス部を設立する。新設テニス部のため、部長の彼以外は全員2年生である。
クリーンなテニススタイルに変えたこと、部内にライバルがいないこと等から真の実力を解放出来ずにいたが、不二との野試合で昔の野性味を取り戻した。本気になると熊本弁で喋り、「猛獣のオーラ」を放つと共に「あばれ獅子」とよばれる猛攻撃のテニススタイルを解放する。唯一の必殺技といえるのがバレーダンサーかのようなポーズから放たれる「あばれ球」、あえてフレームに当てられたボールは絶妙なブレにより分裂したかのように相手コート全体に広がる。
基本的には不動峰のシングルス1だが、強豪校を相手にした時にはシングルス3をつとめ、電撃戦を展開する。
技:「猛獣のオーラ」「あばれ獅子」「あばれ球」「超ライジング」(ゲーム版「ダッシュボレー」「リーピングトップスピン」「リターン」「サイレントドロップ」「サイレントアンガー」)
ステータス:FTW:D POW:A STA:D MTL:A TEC:A(ゲーム版)
伊武深司(いぶ しんじ) (2年) (声優:森山栄治)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
不動峰二大エースの一人。細々とした口調が特徴で、何かあると延々とぼやきだす、自覚のない毒舌家。リョーマのシングルスデビューの相手。主に使う技は「ツイストサーブ」とほとんど同じ回転の「キックサーブ」や交互にトップスピンとスライスを打たせることにより、相手の筋肉を一瞬麻痺させることが可能な「スポット」。口癖は「すんまそん」(著者が町で聞いた女子高生の会話からとられた)。不動峰の文化祭イベントのひとつである「詩の拳闘」では神尾を題材とした詩を詠んで優勝。強豪チームを相手にした時は神尾とダブルスを組むことが多い。
技:「キックサーブ」「スポット」(ゲーム版「ぼやき」「アブソリュートスポット」)
ステータス:FTW:C POW:E STA:C MTL:C TEC:A(ゲーム版)
神尾アキラ(かみお あきら) (2年) (声優:鈴木千尋)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
不動峰二大エースのもう一人。スピードのエースの異名を持ち、走行中の自転車に追いつき併走出来る程の俊足で、どんなボールにも追いつくことが出来る。得意技はトスが上がりきる前に早いタイミングで放つ「クイックサーブ」、超高速でボールに追いつきアンダースピンをかける、超スライスの滑るショット「音速弾(ソニックブリット)」。関東大会では激戦の末にこの音速弾で千石を破る。口癖は「リズムにのるぜ!」(橘はやめて欲しいと思っている)。
暗い感じの見た目とは裏腹に、明るく、やや短気で、人懐っこい性格。橘の妹の杏に想いを寄せており、いつの間にか名前で呼ばれるようになったり、試合の応援中に手を握っていたり、と距離が縮まりつつあるようだ。立海の切原とは仲が悪く、アニメのJr.選抜では周囲から衝突を心配され、切原の怪我騒ぎでは潔白にも拘らず真っ先に容疑をかけられた。のちに切原が自らのプレイスタイルを改め、本人も切原への態度を反省したことで和解したようだ。大抵シングルスだが、伊武や石田とダブルスを組むこともある。基本的に「青学と他校との戦い」を中心に描く本作品に於いて、神尾は対千石戦と、対忍足+石田(四天宝寺)戦の2試合にそれぞれ2話分の試合風景が描かれると言う異例の優遇を受けている。
目の色は小説では灰色と書かれているが、アニメでは青みのある深緑になっている(原作では彼のカラーは無いので、何色かは不明)。
その特徴的な前髪のせいか、掲示板やファンサイトでは「鬼太郎」と言われることも。
技:「音速弾(ソニックブリット)」「クイックサーブ」「リズムチェンジ」「猛獣のオーラ」(ゲーム版「スピードエース」「ニトロアクセル」「不屈ダイブ」「超音速弾(ハイパーソニックブリット)」)
ステータス:FTW:A POW:E STA:C MTL:C TEC:C(ゲーム版)
中国語版表記は「神尾彰」
石田 鉄(いしだ てつ) (2年) (声優:前田剛)
プレイスタイル:アグレッシブ・ベースライナー
頭に巻いたタオルがトレードマーク。得意技の「波動球」は、1試合に最高でも1発しか打てないほど腕に大きな負担をかけるが、これを喰らった相手はラケットを弾き飛ばされてしまうほど、とても威力の大きい技である。しかし河村も「波動球」を使っているため、彼の方は「元祖波動球」と呼ばれている。四天宝寺に在籍している銀は彼の実兄であり、波動球その物も兄から教えてもらった物である。全国大会では神尾とダブルスを組んでその石田銀と対峙し、体中傷まみれになってまで修得した猛獣オーラ状態での「ジャンプ波動球」を炸裂させる。
技:「波動球」「バックハンドノーステップ波動球」「ジャンプ波動球」「猛獣のオーラ」(ゲーム版「蒼天球」「爆裂砕」「烈風扇」「ダブル烈風扇」「暴嵐波動陣」)
ステータス:FTW:E POW:A STA:C MTL:D TEC:E(ゲーム版)
桜井雅也(さくらい まさや) (2年) (声優:植木誠)
プレイスタイル:不明
不動峰中のダブルス職人。誰とでも組める柔軟性を持ち、強烈なトップスピンを得意とする。何故か不動峰の中では一人だけ白のハーフパンツを穿いている。劇場版では「俺にも石田の波動球のような必殺技があれば出番が...」と、占い師オジイに相方の愚痴をこぼしていた。
技:「強烈なトップスピン」(ゲーム版「激烈なトップスピン」「奇天烈なトップスピン」)
ステータス:FTW:F POW:D STA:D MTL:B TEC:D(ゲーム版)
内村京介(うちむら きょうすけ) (2年) (声優:喜安浩平)
プレイスタイル:不明
自他ともに認める前衛キラー。目深に被った帽子がトレードマークで、彼を見た青学一年は『怖そうな人がいる』と評価した。地区予選決勝では大石・菊丸ペアに敗れ、都大会では山吹の南・東方ペアにも敗れるが、関東大会にて同じく山吹の新渡米・喜多ペアに勝利し、借りを返すと共に不動峰の全国出場を決める最初の一手ともなった。
技:「前衛キラー」
森 辰徳(もり たつのり) (2年) (声優:近藤孝行)
プレイスタイル:不明
内村京介のダブルスパートナー。他のメンバーと比べると少々地味である。しかし、基本に忠実なプレイをし、性格も素直で前向きであるため今後名を馳せる可能性は十分にある。
橘 杏(たちばな あん) (2年) (声優:木村亜希子)
橘桔平の妹。黒目がちな大きなツリ目とセンターで左右に分けて額を出したパッツンオカッパ頭が特徴的。九州に在籍していた頃の髪型はツインテールだった。:勝気なところがあり、挑発されて跡部にも突っかかったことがある。時にはその気の強さが災いし、殴られたり相手に怪我をさせたりする場面も。気と同様に正義感も強い。女子テニス部に所属しているが、男子テニス部と行動をともにすることも多い。ストリートテニス場にもよく足を運んでおり、リョーマたちともそこで顔を合わせた。神尾から想いを寄せられている。桃城によると、見た目の割りに意外と重い球を打つらしい。
サンダル履きでスニーカーの神尾と同じ速度で走ったり、パワー系の桃城と対等に打ち合ったりしている所を見ると作中での描写は無いものの中学女子テニス界では相当な実力者であると思われる。
技:(ゲーム版「アプリコットリターン」「フェザードロップ」「乙女の逆鱗」)
ステータス:FTW:D POW:E STA:F MTL:B TEC:D(ゲーム版)

私立聖ルドルフ学院中学校

創立5年というまだ浅い歴史の学校だが、スポーツ特待生という名目で全国から有能な人材を集めている。その、主に校外のテニススクールで腕を磨くメンバー(通称・補強組)+元からいたメンバー(通称・生え抜き組)で構成されている猛者揃いの精鋭部隊。しかし都大会で準々決勝で青学と、5位決定戦(敗者復活戦)では氷帝という強敵に連続で当たってしまい、メイン校の中では唯一全国(関東大会も含めて)進出を果たせなかったが、来年の活躍が期待出来る。ミッション系の学校で敷地内に教会があり、また希望者には寮が用意されている。

観月はじめ(みづき はじめ) (3年) (声優:石田彰)
プレイスタイル:オールラウンダー
選手兼マネージャーを務めている、聖ルドルフの司令塔。青学の乾と同じく「データテニス」を得意とし、徹底的に相手の弱点を見出して、そこを狙う。
勝利の為には仲間をも犠牲にし、駒として使うことも厭わない。身体に負担をかける危険な技だと知りながら裕太に「ツイストスピンショット」を教えたため、裕太の兄である周助にこっぴどく仕返しを喰らった(わざと追い詰められてから一気に逆転)。以来、敵意を燃やすも周助から一方的に無視されている。勝利への執着心が強く、勝負に関しては普段見せない激情を露にする。また、試合に負けた者は徹底無視する子供っぽい一面も。普段は敬語で話し、「んふっ」という笑い方が特徴。日に焼けると赤くなる体質のため、日焼け止めを常備し、一人だけ夏でも長袖のジャージを着てている(アニメでは半袖で試合している)。意外にも山形県出身で、親は農家演歌歌手
ゲームでは僅かにだが、方言で喋る彼の会話を聞くことが出来る。
技:「データテニス」「苦手なコース狙い」(ゲーム版「ベンドサーブ」「インテリジェントアイ」「インテリジェントショット」「インテリジェントロック」「謀られた間合い」「貸しなさい」)
ステータス:FTW:C POW:C STA:D MTL:A TEC:B(ゲーム版)
中国語版表記は「觀月 初」
不二裕太(ふじ ゆうた) (2年) (声優:冨田真並木のり子(少年時))
プレイスタイル:アグレッシブ・ベースライナー
青学の不二周助の実弟。左利きで、「左殺しの裕太」と呼ばれる。元々は青学に在学していたが、兄・周助の天才的なテニスセンスゆえに入学当初から「天才・不二周助の弟」としてしか見られなかったことに耐えられなくなり、スカウトを受けた聖ルドルフに転校(これが原因で、裕太は不二が驚愕するほどの成長を見せた)。学校の寮に入るため家を出て行き、兄弟仲は険悪だったが、都大会後に和解。手持ちの技である「ツイストスピンショット」は身体に大きな負担がかかるため、それを構わず裕太に教えた観月は不二から手痛い制裁を受けた。だが、裕太自身は自分にテニスをする場所を作ってくれた観月のことを慕っている様子。
「ライジング」と「超ライジング」は同じ物に見えるが、完全に跳ね上がる前に打つのが「ライジング」であり、跳ね上がった瞬間を打つのが「超ライジング」であるため、当然のように「超ライジング」は前者よりもずっと難易度の高い技である。
激辛党の兄と反対に激甘党で、好物はいちごケーキクレープ紅茶には砂糖5杯以上が当たり前。
技:「ライジング」→「超ライジング」「ツイストスピンショット」(ゲーム版「オーバーツイストスピン」)
ステータス:FTW:C POW:C STA:C MTL:C TEC:C(ゲーム版)
赤澤吉朗(あかざわ よしろう) (3年・部長) (声優:岩崎征実)
プレイスタイル:オールラウンダー
部長。観月達のように地方の学校からスカウトされてきた「補強組」ではなく、もとから聖ルドルフ学院に在学していた「生え抜き組」の選手。シングルスでは全国区の選手だが、3年生の都大会では後輩の金田と組んでダブルスに出場し、青春学園の大石・菊丸ペアに勝利する。この試合中に逆上し、金田に怒鳴られた。バックハンドストロークを打つ際、ガットの先にわざと当てて意図的に「ブレ球」を打つ癖がある。
技:「ブレ球」「ジャンピングスマッシュ」(ゲーム版「鉛ドロップ(HGドロップ)」「咆哮」「キャプテンシー」「ファイナルスマッシュ」「ファントムショット」)
ステータス:FTW:D POW:B STA:A MTL:B TEC:E(ゲーム版)
柳沢慎也(やなぎざわ しんや) (3年) (声優:森訓久)
プレイスタイル:オールラウンダー
語尾に「だーね」をつける口癖がある(本人に自覚なし)。唇が特徴的な容姿をしているため海堂と桃城から「アヒル」と呼ばれる。しかし、補強組として選ばれているだけに実力は確かで、独特のペースで相手を撹乱させる。寮では寮母的存在として生徒の面倒を見ているようだ。青学戦で桃城・海堂ペアとの試合の際に、桃城の「ダンクスマッシュ」を頬に食らって気絶し、棄権した。なお、青学の荒井と声優が同じで、キャラクターソングCDには二人の試合が収録されている。
技:「クロスショット」(ゲーム版「ダックステップクロス」「ループドライブドロップ」「ダックステップダンス」「特訓の成果」)
ステータス:FTW:C POW:E STA:C MTL:C TEC:D(ゲーム版)
木更津 淳(きさらづ あつし) (3年) (声優:鶴岡聡)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
六角中の木更津亮の双子の弟。観月の提案により、頭に長い赤ハチマキをしている。というのも、彼がルドルフに来たのは、観月に双子の兄の亮と間違えられ、スカウトされてしまったため。以後、亮と区別がつくように髪を短くされ、ハチマキ着用を義務付けられた。なお、氷帝の樺地と声優が同じで、キャラクターソングCDには二人の試合が収録されている。
技:「フェイントドロップボレー」「スライス回転のロブ」(ゲーム版「エアウォークドロップ」「エアウォークロブ」「ルナランダー」「ヘルアンドヘブン」「ソルスティンガー」「ヘブンズゲート」)
ステータス:FTW:D POW:E STA:D MTL:B TEC:C(ゲーム版)
金田一郎(かねだ いちろう) (2年) (声優:川原慶久)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
レギュラー内では彼と赤澤だけが元から聖ルドルフ学院に所属していた「生え抜き組」である。青学の大石と同じタイプで、広い視野でサポートするのが上手い。オーストラリアン・フォーメーションの弱点を見つける。試合中に逆上した赤澤を鎮める。
技:「ドロップボレー」「弱点模索」(ゲーム版「トラップドロップ」「トラップボレー」「見つけました」「叱咤激励」)
ステータス:FTW:D POW:D STA:D MTL:C TEC:D(ゲーム版)
野村拓也(のむら たくや) (3年・副部長) (声優:近藤孝行)
プレイスタイル:不明
通称「ノムタク」。不二裕太のことを、禁句の「弟君」で呼び、その都度仕返しをされる。青学戦ではシングルス1のため出番は無かったが、補強組なのでそれなりの実力はあると思われる。しかし一方で観月が青学戦で「シングルス1(青学戦での野村の位置)ははっきり言って捨て駒でいい」と言った事や、ファンブック出典によるスコアでも他の選手に比べてゲームを落としていることからさほどの実力は無いという見方もある。好みのタイプは英語教師のキャサリン(27歳)。なお、青学の大石と声優が同じだが、掛け合いは見られない。

銀華中学校

桜乃をいじめ、リョーマにボロボロに負けた後、心を入れ替えたと称して都大会に張り切って挑むが、相手(青学)とあまりに実力に差があるメンバーの為、都大会準決勝を仮病で棄権。関東大会では試合前に盗んだ乾汁を飲んで全員そろって腹をこわし棄権。立海の不戦勝となった(しかし今回は当時、明らかに青学より強かったと思われた立海を相手に挑もうとした意思はあった)。気合と根性で乗り切ろうとするあたりに、従来の『スポ魂モノ』の面影が見て取れる。

福士ミチル(ふくし みちる) (3年・部長) (声優:岸尾大輔)
プレイスタイル:不明
銀華中の部長。「ハァーッ、銀華ー!!」が名台詞(?)。
技:(ゲーム版「生まれ変わります」「腹痛」「銀華魂」「銀華散華」)
ステータス:FTW:E POW:E STA:D MTL:D TEC:E(ゲーム版)
堂本(どうもと) (3年) (声優:置鮎龍太郎)
語尾に「アイーン」とつけるのが癖。ドレッドヘアの上に髭を剃らず強面で、中学生に見えない老けた風貌の巨漢。
技:「パワーサーブ」
鈴木(すずき) (3年) (声優:植木誠)
田代(たしろ) (3年) (声優:森田成一)

私立山吹中学校

ダブルスが強いことで全国的に有名な学校。都大会決勝で青学に敗れたが関東大会出場。関東大会は第4シードながらも2回戦で不動峰に敗れる。その後敗者復活戦に勝ち5位で全国大会出場へ行く。第2回戦の名古屋星徳戦で敗退。

千石清純(せんごく きよすみ) (3年) (声優:鳥海浩輔)
プレイスタイル:オールラウンダー
ラッキーボーイ。運が強く、トスを外した事はない。愛称は「ラッキー千石」。女好きの人懐っこい性格。ジュニア選抜経験があり、優れた動体視力を持つ。得意技は、高く上げたトスから相手のセンターコートへ叩きつけるサーブ「虎砲」で、これを千石に出させれば(相手の実力は)十分だと言われる。全国大会で、聖イカロスのリチャード坂田を6-4で破る。青学の桃城のことを「オモシロ君」、不動峰を「不動産」と呼ぶ。アニメ版では、ジュニア選抜の合宿のときにジャージを脱ぎ、見事な筋肉を披露。桃城へのリベンジマッチでは虎砲を使わず、1ゲームあたり3分近くで展開し(関東大会後にボクシングをやっていたから)、都大会の屈辱を晴らした。趣味は占いだが、愛読している占いの本の著者が不二周助の姉・由美子であることには気づいていない。
技:「虎砲」「ダンクスマッシュ」「ラッキーテニス」(ゲーム版「ラッキーウォッチ」「豹眼」「スピード封じ」「試合用ラケット」「オレってラッキー!!」)
ステータス:FTW:A POW:A STA:B MTL:B TEC:B(ゲーム版)
亜久津 仁(あくつ じん) (3年) (声優:佐々木望)
プレイスタイル:無手勝流
暴力で相手をねじ伏せる極悪人として登場。幼い頃から今のような性格で、テニスにつまらなさを感じながらも、都大会決勝ではリョーマと対戦した時に抜群のテニスセンスや優れた身体能力を披露するが、この試合を最後にテニスをやめてしまう。登場当初は卑劣な言動が目立ったが、都大会決勝後は自分に憧れる太一に進むべき道を示したり、旧友である青学の河村に活を入れる等、実際は他人を思いやる優しさも持っている。原作では、青学対四天宝寺中の試合では、石田銀の波動球で観客席に吹き飛ばされた河村を受け止め、「諦めるな」という意味合いで「死んでこい」と唐突に告げていった。アニメ版では、真田に敗れてスランプに陥っていたリョーマの前に現れて野試合を挑み、散々罵るも活を入れた(その結果、リョーマのスランプ脱出のきっかけとなった)。平気で暴力を振るう捻くれた性格は、幼少時から父による虐待まがいの厳しい教育と、母の甘やかしによる偏愛を受け続け、両極端による反動でグレてしまったせいと思われる。喧嘩の腕は全国区。中学生でありながら喫煙しており、初登場時も火の点いた煙草を銜えていた。但し教育上の配慮からアニメではガム、米国版コミックスでは爪楊枝に差し替えられている。ちなみに好物はモンブラン
技:「我流テニス」「逆打ち」「ジャンピングボレー」「スライディング」(ゲーム版「笑わせるなよ」「逆だ小僧」「その程度か小僧」「素質ねーな」「見切ったぜ」「最高じゃねーの!」)
ステータス:FTW:S POW:C STA:A MTL:C TEC:D(ゲーム版)
南 健太郎(みなみ けんたろう) (3年・部長) (声優:石川正明)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
山吹中の部長。部長だが影が薄い。彼と東方のペアは「地味's(ジミーズ)」と呼ばれる(千石命名)。前年も全国大会に出場した実績がある。サインプレーが上手く、ショートクロスからのストレートを普通に打てるというテニスセンスもある。
技:「ストレート」「サインプレイ」「集中攻撃」(ゲーム版「サーブ&ポーチ」「コンビプレイ」「究めた基本プレー」)
ステータス:FTW:D POW:D STA:C MTL:D TEC:C(ゲーム版)
東方雅美(ひがしかた まさみ) (3年) (声優:永野善一竹本英史(代役))
プレイスタイル:アグレッシブ・ベースライナー
南とのペアは「地味's」と呼ばれるが、南も東方も嫌がっている。前年も全国大会に出場した実績がある。
技:「パワーサーブ」「サインプレイ」「集中攻撃」(ゲーム版「マギサーブ(コーナーサーブ)」「クロスボレー」「ビッグショット」)
ステータス:FTW:E POW:B STA:E MTL:E TEC:E(ゲーム版)
室町十次(むろまち とうじ) (2年) (声優:平野貴裕)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
シングルス1にあたることが多いが、これは千石・亜久津とともにくじで決めているため。出番のまわってくる前に試合が終わるか棄権勝ちが多く、試合風景が描かれたことはあまり無い。いつもサングラスをかけている。サングラスを外したら逆パンダ(になるほど、練習を積んでいる模様)。
技:(ゲーム版「洞察力」「剃刀」「シャドウムーン」「エクリプス」「ダークマター」)
ステータス:FTW:D POW:D STA:C MTL:D TEC:C(ゲーム版)
壇 太一(だん たいち) (1年) (声優:小林由美子)
プレイスタイル:現在模索中
誰にでも(ちょっとおかしな)敬語で喋る。口癖は「ダダダダーン!」。自分とは様々な意味で対照的な亜久津に強い憧れを抱いており、亜久津を全く恐れていなかった数少ない人物。背が低いという理由でマネージャーをやっていたが、憧れの阿久津を倒した越前を見て、亜久津が去った後にテニス部に入部することを決意する。なりゆきで入部した亜久津にもらったヘアバンドを愛用しているが、サイズが合ってないのでよくずり落ちる。左利き。アニメでは、亜久津が抜けた後は越前リョーマの真似(背丈や髪型等かなり似ているルックス)をし、堀尾らの計らいで「ツイストサーブ」や、こちらは不完全ではあるが「ドライブB」等を駆使しリョーマに勝負を挑んだ。
技:(ゲーム版「逆です小僧さん」「わわ真っ暗だ」「ダダダダァーン」「コートがつるつるです」「わっ前が見えないです」)(アニメ版「ツイストサーブ」「ドライブB」)
ステータス:FTW:D POW:E STA:E MTL:D TEC:F(ゲーム版)
新渡米稲吉(にとべ いなきち) (3年) (声優:渡辺慶)
プレイスタイル:不明
喜多とダブルスでペアを組んでいる。試合のシーンを描かれた事はないが、「ダブルスがとにかく強い山吹」と評される山吹中でダブルス2を張っている点、不二と河村のダブルスを下している点などから、実力はある物と思われる(公式戦で1番最初に不二に勝ったのは新渡米と喜多の二人。(注記)ただし、河村の負傷により棄権した不動峰戦を除く)。
技:(ゲーム版「稲妻ショット」)
ステータス:FTW:E POW:E STA:C MTL:F TEC:D(ゲーム版)
喜多一馬(きた いちうま) (2年) (声優:置鮎龍太郎)
プレイスタイル:不明
新渡米とダブルスでペアを組んでいる。トレードマークはほっぺの渦巻き。外見から誤解されがちであるが、新渡米と同じく相当の実力を持っていると思われる。
技:(ゲーム版「馬耳東風」「馬眠り」「天高く馬肥ゆ」)
ステータス:FTW:E POW:D STA:G MTL:C TEC:E(ゲーム版)
錦織 翼(にしきおり つばさ) (3年)
プレイスタイル:不明
亜久津仁が退部した後、シングルスを引き継ぐが、関東大会準々決勝で伊武に1-6で敗れる。
伴田幹也(ばんた みきや) (監督) (声優:西松和彦)
通称「伴爺」。いつも笑顔の好々爺。ただし、笑顔のままで結構厳しいことも言う。亜久津をテニス部に入部させるきっかけとなった人物。青学顧問・竜崎スミレとは昔からの浅からぬ因縁があるらしい。70歳。

私立氷帝学園中等部

昨年度の都大会覇者、関東大会準優勝である強豪校で、部員数は200名に達し、選手の層の厚さでも一目置かれる。その200人がコートを囲んで一斉に応援する「氷帝コール」はもはや名物。正レギュラー・準レギュラー・その他という階級分けがなされており(マネージャーにも「正マネージャー」「準マネージャー」などのランクつけがあるらしい)、負けた者は例え練習試合であっても即ランク落ちするという徹底した実力主義を貫いている(関東大会で負けた人も全国で試合をしたりしていたためその傾向が見られなくなった)。校舎からして、お金持ち学校というイメージがある。更に部長の跡部と顧問の榊による資金提供で部室も豪勢に改築された。東京都大会ではダークホースの不動峰に敗れてコンソレーションで5位、関東大会では初戦で青学に敗退したにも関わらず、開催地枠で全国大会に出場。全国大会では北海道の椿川学園、昨年ベスト4の熊本の獅子楽中らをストレートで破り、準々決勝で再び青春学園と対戦する事になったが激闘の末、青学に敗れた。今作品のメイン校である青春学園以上に圧倒的人気を誇り、特に女性ファンに対して、ものすごい人気があり、20.5巻では女性ファン向けに氷帝特集が掲載された。モデルとなった学校は練馬区立田柄中学校(東京都)である。 ちなみに、毎年読者ファン(9割方女子)からバレンタインデーに許斐先生ではなく好きなキャラに送られてくるのだが、2005年は2位で3位の忍足に辛勝だったが、2006年度、2007年度共にチョコ数は跡部がダントツ一位だった。(2006年は宍戸が2位で、2007年は立海の真田に二位をとられた)

跡部景吾(あとべ けいご) (3年・部長) (声優:諏訪部順一)
プレイスタイル:オールラウンダー
氷帝学園テニス部200人の頂点に立つ男。後輩でレギュラーの樺地を常に従えている。「オールラウンダーの中のオールラウンダー」と呼ばれる凄腕のプレイヤー。基本的には、相手を平伏させ楽しむという趣味のために持久戦を好んでいるが、本来のプレイスタイルは超攻撃型。「無我の境地」を使えないプレイヤーの中では最強クラス。その類い希なるカリスマ性と実力と俺様具合でテニス部部長を務めると共に同学園の生徒会長でもある。また、かなりのナルシスト。勝負の勝敗に非情な程の冷徹さで対しているが、その反面、時折テニスや仲間に対して熱い感情を覗かせる。「頂上対決」と名高い関東大会初戦シングルス1で、左肩を痛めながらも戦った手塚に激戦(タイブレーク37-35)の末7-6で勝利。
美技を数多く持ち(コードボールからのドライブボレーや、ボレーをダイレクトにジャックナイフで打ち返す)、その中でも一打目のスマッシュで相手のラケットを弾き、返ってきた二打目の打球で確実にスマッシュを決める「破滅への輪舞曲」はあの真田さえも「たまらんスマッシュだ」と言うほど。その後、青学と立海の決勝戦でリョーマと真田の試合を見たことで奮起、トレーニングと特訓を重ねた結果、「ドライブC」と同じくイレギュラーバウンドを利用した跳ねない「タンホイザーサーブ」、リョーマの「サムライゾーン(不完全)」の回転を見抜くほどの眼力(インサイト)、相手の死角を的確に捕え、真田の風林火山(山)をも破った「氷の世界」をあみ出した。開催地枠で出場した全国大会ではリョーマと対決。「タンホイザーサーブ」と「氷の世界」でリョーマを翻弄、無我の境地状態で繰り出した風林火山(火)を羆落としで返すなどリョーマを圧倒した。しかし大激戦の末、タイブレーク(119-117)で敗退、最後は(手塚曰く)「気を失って尚君臨」し、リョーマに「凄いよ、アンタ」と言わしめた。
原作とアニメ版で髪の色が異なり(茶→灰)、ミュージカル版はアニメ版に倣った。全国大会の青学戦では越前に敗れ、電動バリカンでベリーショートにされた(コミック35巻参照。表紙がリバーシブルなため、裏にすると、ベリーショートになった跡部を見ることが出来る)。しかし、Genius342で何故か髪型は元に戻っている(忍足の台詞でツッコミが入っている)。OVAでは気絶してる最中に越前に刈られたのではなく、あの後すぐに意識を取り戻した跡部自身が刈った。
自他共に認める大金持ちのお坊ちゃまで(父は証券会社役員、映画では跡部財閥)、その豪華絢爛な自宅は「アトベッキンガム宮殿」と称されているほど(庭にプール付き)。スポーツジム、自家用ヘリも持っている。口に合う肉は、シャトーブリアン(本物か偽物かを見分けることも出来る。)。氷帝メンバーの中では群を抜く人気キャラである(更に近年は青学のメンバーをも抜く程の人気がある)。
ペットサラブレッド種の馬・エリザベート。ゲーム版では白馬・シルバーミーティア号が登場、牧場も持っているとの事。ゲーム版には犬・マルガレーテが登場した。元ネタは花より男子の道明寺司と思われる。
決め台詞は「俺様の美技に酔いな」。他にも、「ロブをあげたお前が悪いぜ」。「破滅への輪舞曲だ!覚えておきな」。「このゲーム(試合)...完全に俺が支配した」「ほうら凍れ」など。
趣味はフライフィッシング読書
技:「破滅への輪舞曲(ロンド)」「眼力(インサイト)」「タンホイザーサーブ」「氷の世界」「ジャックナイフ」「ドライブボレー」「フロントフットホップ」「海賊の角笛(バイキングホーン)」「羆落とし」(ゲーム版「絶望への前奏曲(プレリュード)」「美技A(美技:パターンA)」「美技B(美技:パターンB)」「スイッチブレード」「荒廃への協奏曲(コンツェルト)」「信頼への独奏曲」「悲劇へのレクイエム」)(アニメ版「破滅へのタンゴ」)
ステータス:FTW:B POW:A STA:B MTL:A TEC:A(ゲーム版)
好みのタイプ:「勝ち気な人」
樺地崇弘(かばじ むねひろ) (2年) (声優:鶴岡聡)
プレイスタイル:無し
跡部とは氷帝幼稚舎の頃からの付き合いで、たいへんな敬意を抱いているらしく、常に彼の後ろにつき従っている。純粋な心を以って、対戦相手の技をコピーできるという才能を持つ。関東大会のシングルス3では河村と戦い、河村が必死の努力により会得した波動球をあっさりとコピーする。また、全国大会の青学戦ではシングルス2で手塚と戦い、手塚のようにかなりの経験が無ければ出来ないと言われた「手塚ゾーン」をコピーし、「樺地ゾーン」を披露、さらに時間はかかったものの「百錬自得の極み」までコピーし、手塚を圧倒した。乾の評によると、パワー、スピード、テクニックの全てを兼ね備えた(ボールを打つときの掛け声も含め)理想的な選手であり、その高い基本性能を備えた樺地に自分の得意技をコピーされてしまった相手は、「自分より数段上の実力を持つ自分自身」との戦いを強いられる事となる。ただし、相手の打球を見境なしにコピーしてしまうため、河村戦や手塚戦のようにそれが自滅を招くときもある。
普段は非常に無口で「ウス」以外ほとんど言葉を発しない。
手塚対千歳戦に現れた時、何故か跡部のかわりに坊主頭になっていた。
「焼肉の王子様」では70皿の肉をたった一人で食べ、このことから樺地も大食いということがわかった(この作品に初めて登場した大食いのデブキャラである比嘉中の田仁志慧をほぼ超える量である)。
趣味はボトルシップ。劇場版の短編では結婚間近の姉がいたが、原作のファンブック(20・5)によると姉はいないことから近所に住んでいたお姉さんかと思われる。
技:「コピーテニス」
コピーした技(カッコ内は元々の使い手)「フェイントドロップボレー(木更津淳)」「両手波動球(河村)」「片手波動球(河村)」「樺地ゾーン(手塚の手塚ゾーン)」「零式ドロップショット(手塚)」「百錬自得の極み(手塚)」)(ゲーム版「強くなれる体」「無意識に刻まれた技」「純粋な心」「任された後衛」「究められた理」)」(コピーした焼肉技「トング食い」)
ステータス:FTW:D POW:S STA:D MTL:C TEC:C(ゲーム版)
好きなタイプ:「特になし」
宍戸 亮(ししど りょう) (3年) (声優:楠田敏之)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
氷帝のレギュラー。一度不動峰の橘に惨敗し、レギュラー落ちをしたものの、その後の血の滲むような不断の努力により異例のレギュラー復帰を果たす。向上心が高く、熱い性格。プレイスタイルは驚異的な反応速度・瞬発力と脚力を活かしたカウンタースタイル。以前は長髪だったが、レギュラー復帰の為自ら髪を切った。現在は短髪で青い帽子の鍔を後ろにして被っている。
鳳とのダブルスペアは氷帝でも最強のペアであり、向日と忍足のペアも破っている。また、竜崎監督にも「青学には(手塚は「黄金ペア以外」)宍戸・鳳ペアに勝てるペアは存在しない」と言わしめた。
番外編「焼肉の王子様」では、氷帝勝利のため、自らペナル茶を飲み干すと言う男気をみせた。
趣味はビリヤード。自宅では、兄が拾ってきた雑種犬を飼っている。
好きな食べ物はチーズサンドとミントガム、苦手な食べ物はいくら。
技:「ライジングカウンター」「超高速移動」「オーストラリアン・フォーメーション封じ」(ゲーム版「ディープライジング」「テレポートダッシュ」「テレポートダイビング」「テレポートドロップ」「テレポートラッシュ」)(アニメ版「パイルミラージュ」)
ステータス:FTW:A POW:D STA:E MTL:A TEC:E(ゲーム版)
好きなタイプ:「生意気そうでボーイッシュな子」
忍足侑士(おしたり ゆうし) (3年) (声優:木内秀信)
プレイスタイル:オールラウンダー
関西弁と伊達メガネが特徴のゲームメイクを知る男。ポーカーフェイスで、「氷帝の天才」といわれる試合巧者。榊の勝利至上主義にはやや嫌悪感がある様子。青学の不二と同じ「羆落とし」を駆使し、「ドロップショット」を得意とする。一方では「千の技を持つ天才」とも呼ばれ、多彩な技を披露した。関東大会ではダブルス2(これは宍戸・鳳ペアに負けたためらしいが、「敗者切捨て」に矛盾する)に出場するも菊丸・桃城に敗れる。その後全国大会、青学との再戦はシングルス3として復活し、桃城と戦う(しかし、以前の「ダブルス専門」と矛盾する)。そのときは桃城の「読心」に対抗するため「無心」を使い桃城の読心を封じた。OVAの青学戦前日の話ではバイオリンに通っていて、弾いているシーンが登場した。
姉が一人おり、大阪・四天宝寺中の謙也は従兄弟。趣味は映画鑑賞(ラブロマンス系)。
技:「ドロップショット」「羆落とし」「無心」「F&D(フェイクアンドドロップ)」「F・A・S(フラット・アプローチ・ショット)」「S・S・A・S(サイド・スピン・アプローチ・ショット)」(ゲーム版「雲雀返し(ヒバリ返し)」「月の輪落とし」「黒鯱」「バニッシングスライス(ミッシングツイスト)」「奥破」)
ステータス:FTW:B POW:D STA:C MTL:C TEC:A(ゲーム版)
好きなタイプ:「足の綺麗な子」
向日岳人(むかひ がくと) (3年) (声優:保志総一朗)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
高い跳躍力と柔軟な身体能力を駆使し、青学の菊丸以上の「アクロバティックプレイ」を展開する。左利き。得意技は「月面宙返り(ムーンサルト)」。関東大会では忍足と組みダブルス2(これは宍戸・鳳ペアに負けたためらしいが、「敗者切捨て」に矛盾する)で桃城・菊丸と対戦し敗れる。全国大会での青学との再戦では日吉と組んで出場し、乾・海堂ペアに負ける。無駄に跳ぶので体力の浪費が早く、短期決戦を得意とする。
テニスは12歳から始めている。趣味はバンジージャンプと羽のアクセサリー集め。独特のおかっぱヘアーは、本人曰く美容室で2時間かけてカットしてもらう「超お洒落ヘアー」。その髪型は「ジョジョの奇妙な冒険Part5 黄金の風」に登場する「ブローノ・ブチャラティ」に酷似しており、ファンの一部に「ブチャラティ」と呼ばれるときもある。身長の大きいキャラが多いこの作品では珍しく、中学3年生の男子とは思えないほど小柄だが、劇場版では屋台のたこ焼きを何十箱も易々と平らげるなど見た目とは裏腹に大食いな面を見せた。
「焼肉の王子様」では、乾汁の怖さを知らなかったせいで、六角の首藤に続く第2の乾汁の被害者となったと同時に、記念すべき氷帝メンバーの中では初の犠牲者となってしまった。
好きな食べ物はから揚げと納豆、苦手な食べ物はキュウリ。
技:「月面宙返り(ムーンサルト)殺法」「月面宙返り(ムーンサルト)ボレー」「アクロバティックプレイ」「ダイビングボレー」「短期決戦プレイ」「ダブルポーチ」(ゲーム版「シュタルダー」「ギンガーボレー」「ゲイロード」「コバチ落とし」)
ステータス:FTW:A POW:E STA:E MTL:D TEC:B(ゲーム版)
好きなタイプ:「ノリのいい子」
芥川慈郎(あくたがわ じろう) (3年) (声優:上田祐司 (現・うえだゆうじ))
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
いつも寝ているか、寝ぼけているかで、夢の中にいるかのようだが試合相手が強いとパッチリ起きる。心の底からテニスを楽しむ、好奇心旺盛で純粋な心を持つ。得意技はネット前でのボレー。不二兄弟の両方と対戦したことがあり、裕太をたった15分で倒したが、周助には完敗してしまった。だが、試合を堪能できたので満足気。リストの柔らかさを利用して相手の打球の威力を吸収し、予測不可能な地点へと落とす芸術的な「マジックボレー」という技を使う。新人戦以来、立海大附属中の丸井を尊敬して、得意のボレーも彼を基準にして学んだらしい。原作とアニメ版で髪の色が異なり(金→茶)、ミュージカル版はアニメに倣った。
語尾に「〜C」と付ける等、言葉の節々をアルファベットにするのが癖。
趣味は漫画(雑誌)と寝ること。好物は羊肉とムースポッキー。
技:「マジックボレー」「球威吸収」「サーブ&ダッシュ」(ゲーム版「神に愛された手首」「セレスティアルボレー」「ワクワクしてきた」「昼寝で元気」)
ステータス:FTW:C POW:B STA:D MTL:E TEC:B(ゲーム版)
好きなタイプ:「明るく楽しい子」
鳳 長太郎(おおとり ちょうたろう) (2年) (声優:浪川大輔)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
氷帝のレギュラー。氷帝の2年レギュラーは樺地・日吉・鳳の三人である。宍戸のレギュラー復帰に一躍買い、その後宍戸のダブルスパートナーとなるとともに彼を尊敬するようになる。
「一球入魂」の掛け声と共にその長身から繰り出される一撃必殺の「スカッドサーブ」。そのスピードは驚異の時速194kmだが、右手首を捏ねる癖があったり、速度が増す分コントロールが難しくなるのか、フォルトも多い。乾はこのクセを見抜き、全体的に右側に寄ることでフォルトを誘発した。跡部によると氷帝でスカッドサーブを返せるのは樺地くらいらしい。全国大会ではスカッドサーブを打つ際の右手首を捏ねる癖が克服されており、名前も「ネオスカッドサーブ」となった。スピードは乾の「ウォーターフォール」の212km/hを超える215km/hにも達した。
ちなみに、氷帝のレギュラーの中で負け試合が無いのは彼のみである。
「焼肉の王子様」では、自らぺナル茶を飲んだ宍戸に涙を見せた。
真っ直ぐで気の優しい人の良い性格。だが自分の「スカッドサーブ」に対しては確固とした矜持を抱いている様だ。
常に十字架のペンダントをつけているが、クリスチャンという訳ではなく、本人曰くおまもりのようなもの。
趣味はピアノバイオリン
技:「スカッドサーブ」→「ネオスカッドサーブ」「オーストラリアン・フォーメーション封じ」(ゲーム版「パトリオットリターン」「トマホークショット」「フェニックスムーン」)(アニメ版「パイルミラージュ」)
ステータス:FTW:B POW:A STA:C MTL:E TEC:E(ゲーム版)
好きなタイプ:「浮気しない子」
日吉 若(ひよし わかし) (2年) (声優:岩崎征実)
プレイスタイル:アグレッシブベースライナー
氷帝の正レギュラー。座右の銘は「下剋上」。上昇志向が強く、勝気な性格。敵味方関係なく、人を挑発するような言動が多く見られる。
1年の新人戦では立海のエース切原赤也といい試合をして、シングルスでは鳳を破っている。立海の真田に「来年の氷帝軍団を率いるのは間違いなく奴だ」とまで言われている実力者。氷帝のテニス部には監督である榊の「敗者切り捨て方式」を気に入って入部し、当然ながら宍戸のレギュラー復帰をあまり快く思っていない(しかし、本人は関東、全国で負けていながらもレギュラー滞在中)。
全国大会では正レギュラーの芥川慈郎は出ず、日吉がD2で出場。(慈郎は不二に惨敗したためだと思われる)
実家が古武術の道場で、それを応用した独特のプレイ「演武テニス」(「るろうに剣心」の登場人物、「斉藤一」が使用する「牙突」の構えに似ている)を得意とし、虎視眈々と上を狙う。「控え選手対決」でリョーマと対戦するが6-4で敗北(アニメでは6-2)。その後全国大会の青学戦で、向日とダブルスを組み、短期決戦プレイや前に突っ込みながらのダイビングボレー「下克上等」などで、乾&海堂ペアを苦戦させるが、結果的には体力が切れて7-5で負けてしまう。
好きな食べ物はぬれせんべい。趣味は読書(学園七不思議系)。
出番の割には人気がある。2007年7月11日には初のシングル、「riseー下剋+上等」がリリースされた。
技:「演武テニス」「古武術ストローク」「下剋上等」「ハイジャンプ(パートナーを踏み台にする)」「短期決戦プレイ」「ダブルポーチ」(ゲーム版「奥伝・信夫」「奥伝・信夫:雲」「奥伝・壁添」「奥伝・受流」「裏奥伝・壱式:土蜘蛛」「裏奥伝・弐式:埋火」「禁伝・牙突」「禁伝・百八式:青龍」)
ステータス:FTW:C POW:C STA:C MTL:A TEC:C(ゲーム版)
好きなタイプ:「清楚な人」
滝 萩之介(たき はぎのすけ) (3年) (声優:喜安浩平)
プレイスタイル:不明
青学戦の前に宍戸に敗れて正レギュラーを外され、関東大会1回戦での出番がなくなる。全国大会ではレギュラー達に合流し、サーブスピードの計測を行っていた。また、「焼肉の王子様」ではタイムキーパーを務めた。
原作、アニメ共に試合が描かれた事はなく(宍戸との試合は結果しか出なかった)プレイスタイルなどは一切不明。ただしゲーム版では「氷帝の魔術師」の異名を持つマジシャンキャラとして設定されている。
OVAでは気絶している跡部の髪を刈ろうと接近した越前の前に真っ先に立ち塞がって制止し、代わりに自分の髪を差し出そうとする仲間思いな一面を見せた。
口癖は「やるねー」。
技:(ゲーム版「イリュージョンドロップ」「ブレイキングフラット」「アクセラレーションロブ」「バニッシングロブ」「空中浮遊」「空中消失」「空中脱出」「トリックスマッシュ」「アイスマジック」)
ステータス:FTW:D POW:E STA:C MTL:B TEC:B(ゲーム版)
榊 太郎(さかき たろう) (監督) (声優:小杉十郎太)
派手なスーツスカーフを身に纏い、颯爽と現れる、
音楽教師(自称)にして同テニス部の監督。ブラックカードの会員であるなど、相当な金持ちらしく、教員は道楽でやっているという噂。自宅にあるグランドピアノは1490万円の高級品。愛車はジャガーで、セカンドカーはポルシェ。43歳。
負けた者は即レギュラーから落とすという敗者切り捨てを方針とする。音楽教師にもかかわらず、音楽関係の持ち物が手持ちに無い。
決め台詞は氷帝名物である指二本をかざしての、「行ってよし!」。
選手以外のキャラクターでは珍しくキャラソン(勝者のセオリー)を発売している(監督では榊のみである)。
技:(ゲーム版「アドバイス」「レギュラー外し」「撤回命令」「皇帝のバラード」「黒薔薇のエチュード」)
ステータス:FTW:E POW:C STA:F MTL:E TEC:C(ゲーム版)

東京都外の学校

緑山中学校(埼玉県)

埼玉の中学校。プロのコーチについてもらっているエリート校だが、関東大会2回戦で青学に惨敗する。その後、敗者復活戦で6位になり全国大会に出場するも、初戦で静岡の上州院大附属清水に敗退。関東大会決勝の試合も見ていた。何故か全員2年生。この作品の名物とも言える「中学生に見えない老け顔キャラ」が存在せず、外見的には最も中学生らしいチームと言える。不動峰同様、全員が右利き。さらに全員の身長・体重がほぼ同じ。

この学校はアニメには登場しないため、声優はゲーム『RUSH&DREAM』の物を記載してある。
季楽靖幸(きらく やすゆき) (2年) (声優:下崎紘史)
プレイスタイル:不明
通称「オキラクちゃん」。元プロ選手でコーチである季楽泰造の息子で、リョーマ同様に「2世選手」だが、関東大会2回戦でリョーマに完敗。
技:(ゲーム版「調整済みストローク」「おき楽スマッシュ」「リコシェイスマッシュ」)
ステータス:FTW:C POW:C STA:C MTL:E TEC:B(ゲーム版)
源 拓馬(みなもと たくま) (2年)
昆川純平(こんがわ じゅんぺい) (2年)
高瀬聖人(たかせ まさと) (2年)
北村 航(きたむら わたる) (2年)
誕生日は7月24日(しし座)。身長は163cm。体重51kg。血液型はB型。利き腕は右。かなりきついズーズー弁を話す。
羽生一斗(はぶ いっと) (2年)
津多 茜(つた あかね) (2年)
季楽泰造(きらく たいぞう) (コーチ)
現役時代は全日本選手権を4連覇した元プロ選手で、緑山のコーチ。息子の靖幸に2歳からテニスを教えていたが、彼のテニスへの情熱が薄れていくことに危機感を感じ、良かれと思ってした教育が息子のためにはならなかったのではないかと苦悩していた。英才教育の面でも「南次郎先輩」には頭が上がらないようだ。
串田(くしだ) (コーチ)
季楽コーチの片腕的存在。

市立六角中学校(千葉県)

九十九里のような場所に位置する海が近い学校。関東大会の第3シード校。古豪といわれるほどの実力があるが、青学に負けた後、全国大会ですぐに比嘉中に敗れてしまった。ちなみに趣味は皆「海遊び」。

佐伯虎次郎(さえき こじろう) (3年・副部長) (声優:織田優成)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
通称「サエさん」。樹とダブルスを組む。武器は優れた動体視力。前衛をぴったりとマークする、「マンツーマンプレイ」をする。青学の不二とは幼馴染。穏やかで、爽やかな性格。左利き。ルドルフとの練習試合では「ツイストスピンショット」を使った裕太を気遣い、わざと負ける。全国大会1回戦のシングルス1で、比嘉中の甲斐のボールがオジイに当たって六角の生徒が全員付き添っても1人残る。名台詞は「駄目じゃん、俺をフリーにしちゃ」。乾のデータによると「二枚目」で、文化祭では「ロミオとジュリエット」に主演。好きな食べ物はおからウニ(半生)。原作とアニメ版で髪の色が異なり(薄茶→白)、ミュージカル版は原作版に倣った。
技:「マーク(マンツーマンプレイ)」「ドロップボレー」(ゲーム版「マーク(マンツーマンマーク)」「頼んだ!」「エアポケット」「連携指示」「カウンターボレー」「フィニッシュボレー」)
ステータス:FTW:A POW:D STA:E MTL:D TEC:D(ゲーム版)
天根ヒカル(あまね ひかる) (2年) (声優:竹内幸輔)
プレイスタイル:アグレッシブベースライナー
通称「ダビデ」。「オジイ」製のルールぎりぎりの長ラケット(違反ではない)を持つ男で、口数は少ないが、ダジャレが好き。「氷帝100人斬り」(ただし、ほとんどの相手は準レギュラー)をやってのけたという噂が散々先行した中での初台詞が駄洒落だったことが、多くの読者・視聴者の驚きと笑いを誘った。対青学戦では、黒羽とダブルスで出場。普段はベタベタにワックスをつけるため不自然なほど髪が乱れないらしいが本気になると髪をくくる。
技:「駄洒落テニス」「ダジャレ殺法」(ゲーム版「ショットしましょっと」「惚れボレー」「スマッシュしまっす」「好調先生」「パートナービンタ」「コノヤロウ!」「ジジイが食ってもババロア」)
ステータス:FTW:B POW:A STA:D MTL:D TEC:D(ゲーム版)
黒羽春風(くろばね はるかぜ) (3年) (声優:大黒和広)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
通称「バネさん」。天根とダブルスを組み、ダジャレにきついツッコミを入れる。身体能力を駆使した飛び蹴りを使うこともしばしば。爽やかで、勝負の勝ち負けにも「どちらが勝っても恨みっこなし」など、サバサバとした人好きのする性格をしている。その長身に加えてのジャンプ力、パワーテニスを得意とする。
技:「プロネーションサーブ」「空中コンボ」(ゲーム版「ローリングボレー(トルネードボレー)」「ビンタ」「コノヤロウ!」「スマッシュゲイザー」)
ステータス:FTW:B POW:B STA:D MTL:C TEC:B(ゲーム版)
樹 希彦(いつき まれひこ) (3年) (声優:蓮岳大)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
通称「いっちゃん」。大変鼻息が荒い。佐伯のダブルスパートナー。無回転の球「シンカー」を自由に打てる。小さな手数より大きな一手を狙う、試合の空気を見る、慎重で冷静な一面もあり。六角のメンバー全員で海に来たとき一人だけハマグリを取っていたりビーチバレー大会でイワシ水を飲みたくないがために隠れていたりとちゃっかりしている。乾汁を極端に怖がっている。「なのね〜」が口癖。
技:「シンカー(無回転ボール)」(ゲーム版「ハマグリ返し」「エアドライブロブ」「エアシャトル」「人間機関車」)
ステータス:FTW:E POW:A STA:C MTL:C TEC:B(ゲーム版)
葵 剣太郎(あおい けんたろう) (1年・部長) (声優:豊永利行)
プレイスタイル:アグレッシブベースライナー
「オジイ」が部長に指名した1年生。コードボールを打つことができる。乾のデータによると座右の銘は「二階から目薬」、左右の目は2.0、また「失恋率100%」。失恋率の後に「3.14」と言う数字が書いていたが恐らく円周率だろうと思われる。わざと自分にプレッシャーをかけて戦う事によってパワー発揮できる。
関東大会での青学戦では、原作では海堂、アニメでは越前と試合している。
技:「プレッシャーテニス」「コードボール狙い」(ゲーム版「プレッシャー」「プレッシャーサーブ」「プレッシャードロップ」「チューも出来ない!」「何てボクって凄い!」)
ステータス:FTW:C POW:C STA:D MTL:B TEC:D(ゲーム版)
木更津 亮(きさらづ りょう) (3年) (声優:高橋広樹)
プレイスタイル:不明
聖ルドルフ学院中の木更津淳の双子の帽子に長髪。得意技は「スカイハイボレー」。本来観月がスカウトしたのが彼だった点からテニスの腕前は弟の淳に引けを取らないものと推測されるが、作中では試合が描かれていない(アニメ版のジュニア合宿では弟との試合が多少描かれた)。
青学とのビーチバレーで、乾の海パンを脱がせてしまった。
技:「スカイハイボレー」(ゲーム版「ホーネットアサルト」「ホーネットグライド」「ホーネットダンス」「ホーネットスティング」「ワスプスイーブ」「ワスプレイド」「ワスプダンスキャリバー」)
ステータス:FTW:A POW:F STA:C MTL:A TEC:C(ゲーム版)
首藤 聡(しゅどう さとし) (3年) (声優:近藤孝行)
プレイスタイル:不明
青学とのビーチバレー戦では一番先に乾のイワシ水を(「岩清水」と勘違いして)飲んで(「げひゃぶーーっ!!」という断末魔と共に)気絶し、焼肉バトルではまた真っ先に(「開始」号令した瞬間に倒れるほど、速攻で倒れた)乾特製野菜汁を飲んで(再び同じ断末魔と共に)倒れた可哀想な人物(ただOVAのビーチバレーでは彼が未登場な為、最初のイワシ水犠牲者は葵にされた)。作中で試合が描かれた事はない。なお、アニメでは六角戦時に彼とおぼしき人物は登場している(OVAでは未登場)。
技:「ショートクロス」
オジイ(本名不明) (監督) (声優:外波山文明)
昔はウッドラケット作りの職人で、最近は近所の子供たちのための遊具を作ったりもするようだ。また、六角中の選手たちは全員「『オジイ』製ウッドラケット」を使用する。南次郎曰く、彼の中学時代(最低20年前)も「オジイ」だったらしい。六角中校長が子供のときもオジイだったらしい。黒船が来たときもオジイだったとまで言われる、年齢不詳の人物(この噂が事実なら200歳前後)。青学とのビーチバレー大会では竜崎先生と組んで決勝まで進み、砂の中に潜るパフォーマンスも見せたことから、年齢の割にはかなり高い運動能力を持つと思われる。痴呆が始まっているように見えて、テニスなどのスポーツに関する知識は豊富。2回に渡りリョーマのファンタ代を横取り(代金を入れた瞬間横から自販機のスイッチを勝手に押す)した。ビーチバレー大会の後、リョーマのラケットのグリップが合ってないことを見抜き、巻き直した。
ちなみに、六角中には「予備軍」とあだ名される小学生たちが多くいる。彼らは六角中レギュラーたちの試合を手本に、オジイの手製ラケットと指導のもと、遊びからテニスに親しんでいく。そのため現役部員やオジイとの信頼関係が長年にわたって培われており、テニスの知識も深い(一年生ながら葵が部長に指名された理由もその辺りにあると考えられる)。そして六角中に進学後は、彼らが新たな主要戦力となっていくのである。

私立立海大学附属中学校(神奈川県)

運動の教育中心の学校。色々なクラブで優秀な成績を残し、特にここ硬式テニス部は15年間連続関東大会優勝、そして2年連続全国大会優勝という輝かしい記録を持つ通称『王者』。圧倒的な実績と実力はAAAランクと評される。レギュラーは全員全国区で、その実力は「手塚が7人いる」とも言われた。いかなる相手であろうと、例え草試合でも負けは許されないという絶対の掟を脈々と受け継ぎ、無敗で全国3連覇を成し遂げようとするが、関東大会決勝で青学に惜敗した。モデル校は神奈川県にある湘南工科大学付属高等学校だと思われる。こちらは高校だが、硬式テニスで全国大会で優秀な成績を残している。作者は、氷帝の次はこの学校の人気が上がる事を希望している。 関東決勝からは原作とアニメでは展開が異なるためか、関東大会の青学戦での成績と試合の展開がかなり違う。

幸村精市(ゆきむら せいいち) (3年・部長) (声優:永井幸子)
プレイスタイル:不明
立海の部長であり、立海三強(ビッグスリー)の一人。ユニフォーム姿の時はヘアバンドを着用し、ユニフォームは袖を通さずに肩にかけている。なりや性格は真田とは一転したやさしそうな感じに見える。しかし部長の地位にいるだけあって、その威圧感は真田をも凌ぐかもしれない。
ギラン・バレー症候群に酷似した免疫系の難病のため入院しており、関東大会までその姿をコートには現さなかったが、全国大会にて復活(この病名で一部の読者に誤解を招き、作者と集英社が単行本に謝罪文を掲載している)。立海のベンチコーチは部長の彼がしている(入院時は副部長である真田がしていた)。全国大会1回戦終了後に、それまでの儚い印象を一蹴するようにレギュラー陣を「動きが悪すぎるよ」と叱咤したその精悍な顔つきは、読者の度肝を抜いた。その人となりは両極端だが、単行本の質問コーナーでの部員を否応なしに黙らせるような度々の発言(真田にさえも突っ込んだ)、立海3連覇のためとはいえ、真っ向勝負が全ての真田に真っ向勝負を捨てろと言うなど、次第にその人物像を明らかにさせつつある。全国大会決勝までの現時点ではまだ試合に登場していないため、選手としての実力の程は不明だが、「(2年の時点で)強いなんてモンじゃない。あの真田さんより上...かもしれない」や、「幸村が不在の今、中学テニス界最強は手塚」と言われたことから、王者立海の部長のいう地位も合わせて実質の中学テニス界の頂点と思われる。真田の発言によると、「無我の境地」を使えるらしい。ゲーム『最強チームを結成せよ』ではパワーがS(樺地と同レベル)という設定になっており、プレイヤーを驚かせた。趣味はガーデニング。好きな食べ物は焼き魚。部長キャラクターでは唯一女性声優が声を当てている。
余談だが、名前の由来は、後述の真田と同じく、真田信繁(真田幸村)である。
技:「無我の境地」(ゲーム版「秘球・金鳥」「秘球・麒麟」「秘球・銀狼」「秘球・白虎」「秘球・紫熊」)
ステータス:FTW:B POW:S STA:D MTL:B TEC:A(ゲーム版)
好みのタイプ:「健康な人」
真田弦一郎(さなだ げんいちろう) (3年・副部長) (声優:楠大典)
プレイスタイル:オールラウンダー
皇帝」と呼ばれ、立海の副部長で、立海三強(ビッグスリー)の一人。部活時のみ黒帽子をかぶっている。確乎不抜、厳格をそのまま人にした様な人物。手塚がリハビリ中、幸村が入院中だった関東大会の決勝戦の時点では、中学テニス界の頂点に立つ男とされていた。時代劇と見紛うような言葉遣いを多々使する。他人にもの凄く厳しいが、自身にはもっと厳しく、関東で越前に負けた際、自身の希望でレギュラー全員から鉄拳制裁を食らった。自身のテニス哲学は相手の得意としているスタイルに真っ向勝負で挑み、その「奥義」の技術として「風林火山 」を使う(真田の真の風林火山は「風林火陰山雷」である)。『風』は打球どころかスイングさえ見えず、『林』は回転を和らげる事で、どんな技巧をも受け流し、『火』は相手のラケットを弾き飛ばすほどの重い球による怒濤の攻撃を仕掛け(中でもグランドスマッシュが主砲)、『山』は何が起きようと動じない鉄壁の防御を誇る(以前の跡部では崩す事が出来なかった)。そして、手塚との対戦のために開発した更なる究極奥義があり、光の速さでどこにでも現れ、落雷に似たほぼ直角に曲がる打球を打ち、相手のガットを貫くほどの球威を持つ(しかし光速で移動をしているため、当然脚にくる疲労も並外れている)『』。一縷の隙も無くしさまざまな行動パターンを与える事で、脳内シミュレートをする「才気煥発の極み」を無効に出来る(一縷の隙も無くす事が可能で、さまざまな行動パターンを編み出せるという所から見て、「データテニス」、桃城の「読心」、跡部の「氷の世界」も役に立たなくなると思われる)『』。更に「風林火陰山雷」に、別の「風林火陰山雷」の技をを加えて出せる(例:『雷』に、『火』や『林』を加えたり出来る)。「無我の境地」を使いこなせるが、滅多に使わない。口癖は「たるんどる」「たわけ」等。全国を2連覇していながらも手塚を倒していない事に常にわだかまりを感じていたが全国の決勝S3にて対戦する。居合い抜きが得意で、その技術を『風』に応用している。跡部曰く、トップスピンロブを同じライン上に1000回でも決めれるほどのコントロールが持つ百戦錬磨。趣味は筋トレ・将棋書道。試合に負けた部員には直々の鉄拳制裁(決して小柄ではないジャッカルがよろめく程の威力を持つ)を食らわせる。青学メンバーには「黒帽子の偉そうな人」と思われている。アニメではラテン音楽を鑑賞するなどの一面もある。
関東大会決勝戦において、青学の越前の跳ねないドライブ(イレギュラーバウンド)「COOLドライブ」に敗れる。
なおアニメ版は原作と違い、性格や雰囲気と試合の技が多少異なる(得意技は、原作では「風林火山」だが、アニメでは「風林火山」の『風』と同じ効果の「見えないスイング」と、オリジナルの「見えないサーブ」である)。
手塚同様、とても中学生には見えない風貌をしていて、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』30周年記念本『超こち亀』においても、かなり年上である両津勘吉を「小僧」と呼んでいた(この前に、両津は「本当に中学生かよ!?」と言っている)。
2007年度のバレンタインチョコ獲得ランキングでは跡部に続いての2位を収めたが、本人は異性に興味は無いらしいが、実際は不明である。
余談だが、名前の由来は、前述の幸村と同じく、真田信繁(真田幸村)である。
技:「疾きこと『風』の如く」「徐かなること『林』の如く」「侵掠すること『火』の如く」「知り難きこと『陰』の如く」「動かざること『山』の如く」「動くこと『雷霆』の如し」「無我の境地」(ゲーム版「先の先」「後の先」「圓波(円波)」「臥龍」「切先返」)(アニメ版「見えないスイング」「見えないサーブ」「破滅へのタンゴ」)
ステータス:FTW:A POW:A STA:B MTL:B TEC:A(ゲーム版)
切原赤也(きりはら あかや) (2年) (声優:森久保祥太郎)
プレイスタイル:アグレッシブベースライナー
レギュラーの中で唯一の2年生。主人公のリョーマの他に中学生でただ一人、片足のスプリット・ステップができる「立海唯一の2年生エース」。この作品にでる中学2年生の中では最強と思われる。普段は明るくひょうきんな性格で、やや幼く生意気な印象も与えるが、興奮したり気持ちが高ぶると感情を露わにし、別人のように残酷で好戦的な卑劣漢に豹変する。噂に信じやすい上、自惚れやすく、単行本での質問コーナーでは、立海で噂の『グッドルッキングガイ』とは自分と称したり、柳の目を見たら石になることを(青ざめるくらい)信じている。
目が充血して赤くなった「赤目モード」と呼ばれる状態になると、集中力が飛躍的に増し、パワー、スピードが格段に上がる。「赤目」の時は攻撃的なプレーが特徴で、相手の身体にボールをぶつけて傷つける卑劣なテニスに変貌、アニメ版では不動峰の橘を靭帯断裂に至らせ、ボールが当たって倒れた不二に対し見下した発言をした。また、「最速試合時間」にこだわっている。
関東大会VS青学戦時、シングルス2で不二と戦い、覚醒。「無我の境地」に達するという快挙を成し遂げた。しかし暴れすぎたため体が持たず結果的には7-5(アニメでは6-4)で負ける。全国大会準決勝のS2では名古屋星徳の外国人留学生であるリリアデント・クラウザーにコートのフェンスに磔にされ(一体何が起きて磔にされたかは不明)追いつめられるが、チームや髪型(髪型は通訳した柳生が勝手に付け足した)を馬鹿にされたことで逆上し、「悪魔(デビル)赤也」となり、「血の目潰し」や赤目モード以上の超攻撃テニスで一気に7ゲーム連取し、圧倒的な力の差を見せ付けた(外見がヴィクター化に酷似していることがたびたび指摘される)。真田や柳たち先輩陣からは"赤也"と名前で呼ばれている(仁王のみ時々"切原")。趣味は格ゲー。英語が苦手。好みのタイプは「明るい子がいいッス!」とのこと(20.5巻参照)。
技:「悪魔(デビル)赤也」「血の目潰し」「赤目モード」「ナックルサーブ」「ボディアタック(相手の身体にボールを当てる)」「ダンクスマッシュ」「ショートスネイク」「無我の境地」「片足のスプリットステップ」「スピードプレイ」
無我の境地で使用した技(カッコ内は元々の使い手):「羆落とし(不二)」「レーザービーム(柳生)」「妙技・鉄柱当て(丸井)」「ドライブB(越前)」「かまいたち(柳)」「侵掠すること火の如し(真田)」)(ゲーム版「強者との経験」「ナパーム(ボディスマッシュ)」「レーザーショット」「集中」「危険モード」「パワーリスト外し」「アンティレフティ」「憂さ晴らし」「ニークラッシャー」「オーバーブラッド」)(アニメ版「ファントムボール」)
ステータス:FTW:B POW:B STA:D MTL:A TEC:C(ゲーム版)
柳 蓮二(やなぎ れんじ) (3年) (声優:竹本英史)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
あだ名は「達人(マスター)」、冷静で知的、高潔な印象を与える。部員からは「参謀」とも呼ばれ、やはりその名に違わず立海三強(ビッグスリー)の一人でもあり立海の頭脳。乾とは小学生時代ダブルスペアを組んでおり、当時のジュニアを牽引する存在だった。また、当時は互いを「博士」(乾)「教授」(柳)と呼び合っていた。恐らく「データテニス」を最初に開発した人物であり、乾に「データテニス」を教えたのは彼である。必殺技の「かまいたち」は、低い体勢でバックハンドから放たれる高速スライス。その打球は相手の足元で急激に沈む。 普段は目を閉じているが、試合中は時おり開眼する。ペンは、ノートは縦書、傘は和傘と純和風。持ち物の中に書道の道具が入っており、書の先生は真田である。確率計算を試合観戦中空で行える程に暗算が得意で、学年トップの成績。趣味は読書(純文学系)。原作では関東大会で乾に負けたことで真田の鉄拳制裁を食らいかけた(切原に止められたお蔭で回避)。
技:「データテニス」「かまいたち」(ゲーム版「呼び水」「飛び火」「忍び手」「転び寝」「結び花」「学び舎」「網渡り」「中心極限定理」「ラプラスの定理」「マルチコジャミング」「ゴンベルツスマッシュ」「大かまいたち」)
ステータス:FTW:B POW:C STA:C MTL:B TEC:A(ゲーム版)
仁王雅治(におう まさはる) (3年) (声優:増田裕生)
プレイスタイル:オールラウンダー
コート上の詐欺師(ペテンし)」と呼ばれ、最強軍団の中で最も恐れられる存在と言われる。本心を悟らせない、食えない印象の人物。左利き。10手、20手先を読んで相手を欺くような試合が得意で、幸村をして「悪魔をも騙す」と言わしめた。関東大会決勝戦ダブルス1時、ペアの柳生と入れ替わり、対戦相手の大石・菊丸ペアを混乱と絶望に陥れた。真田が自らに制裁を下すのをジャッカルが本気でやれなかったのに対し、容赦無く顔面が腫れるほど強く殴っていた。柳生が使う「レーザービーム」を使えるが本人よりやや遅いらしい(乾談)。「プリッ」「ピヨッ」など、謎の感嘆詞を使い、更に方言が入り乱れたような不思議な喋り方をする。この独特のしゃべり方に対し読者から出身地を聞かれたが、本人曰く「ばれたらおしまい」と言ってきて結局不明に(しかし、「〜ぜよ」、「〜じゃろ」等を発言している事から、高知県出身の可能性が高い。)。左利きのため、アニメの対アメリカ選抜の前、切原の「左殺し」のファントムボール開発に付き合っていた。趣味はダーツ。兄弟は姉、弟。原作では口元にホクロがあるがアニメ版では無く、ミュージカル版は原作に倣った。また、喋り方もアニメでは標準語になっている。ただしJr.選抜編で再登場した際やDVDのファンディスクでは訛りがある。髪は染めている。
好みのタイプ:「かけひき上手な子」。
技:「詐欺(ペテン)プレイ」「策略(トリック)プレイ」「入れ替わり」「偽レーザービーム」(ゲーム版「ダーティトリック」「チープトリック」「マスカレード」「擬態レーザー」「擬態シュトロール」「イレース」「目覚めと呼ぶ声有り」「G線上のアリア」「雷鳴と電光」「月光とピエロ」「テンペスト」)
ステータス:FTW:A POW:B STA:C MTL:A TEC:C(ゲーム版)
柳生比呂士(やぎゅう ひろし) (3年) (声優:津田英佑)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
どこまでも紳士的な言動から「紳士(ジェントルマン)」と称される。そのあだ名が示す通り、普段の性格はとても優しく親切。対青学戦での「入れ替わり作戦」についても、策とはいえど、相手を騙すことに不本意さを表していた。だが、一度「勝負」となると勝利に対しての忽然たる態度は冷徹なほどで、容赦ない。ただし随時落ち着き払った態度を貫いており、平時も試合中も表情がほぼ変化しない点だけは一貫している(単行本での質問コーナーで1回おろおろした)。乾同様、普段は眼鏡の上からは目や瞳の形が分らない(目が描かれていない)が、仁王や海堂と入れ替わっていた所を見るときつめの顔立ちをしている様子。成績も高く、丸井から「点取り虫」と言われている(対応したときに「点は取りますが虫ではありません」と突っ込み返して、全員沈黙した)。得意技はベースラインからコート上の隙間を的確に射抜く超高速パッシングショット「レーザービーム」であり、仁王も少々スピードは劣るが「レーザービーム」を使えるため柳生の「レーザービーム」は「真のレーザー」と呼ばれる。六里ヶ丘中との草試合では海堂とダブルスを組み、入れ替わりでブーメランスネイクを使用した。
アニメでは元ゴルフ部員になっており、ゴルフの打ち方をテニスに応用した「ゴルフ打ち」が必殺技。また、原作とアニメ版とで髪色が異なり(茶→紫)、ミュージカル版では原作に倣った。
全国大会準決勝名古屋聖徳戦でクラウザーの言葉を訳して切原に伝える際、「このワカメ野郎」というセリフを付け加えた(このセリフが悪魔赤也の引き金になったと思われる)。趣味は読書(ミステリー系)。
技:「レーザービーム」「策略(トリック)プレイ」「入れ替わり」「小化版ブーメランスネイク」(ゲーム版「勇気と忍耐のロブ(勇気と忍耐)」「慈愛と礼節のドロップ(慈愛と礼節)」「知性と教養のスタイル(知性と教養)」「機知と諧謔のスペース」「ウィットとユーモア」「友情と謀略」「真・レーザービーム」)(アニメ版「ゴルフ打ちショット」)
ステータス:FTW:B POW:C STA:C MTL:B TEC:A(ゲーム版)
丸井ブン太(まるい ぶんた) (3年) (声優:高橋直純)
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
ボレーのスペシャリスト」と呼ばれる。いつもガムをかんでいる(試合中でもかんでいて、お気に入りはグリーンアップル、グレープ味らしい)。性格は明るく、勝ち気でポジティブ。口癖は「天才的」、「だろぃ?」。彼にとって試合は楽しいショータイムである。コードボールになったボールにネットの上を転がせる「綱渡り」や、鉄柱にボールを当て軌道をさまざまな角度に変える「鉄柱当て」などの妙技を駆使する。自身のボレー技術を自ら「天才的」と称し、氷帝学園中の芥川慈郎が目標にしている程。関東大会決勝の対青学戦では、ジャッカルとダブルスを組んでいた。主に前衛で攻撃専門。食べることが大好きで、幸村の見舞いでは土産のケーキを当の幸村にねだり、趣味もホテルバイキングに行くこと。甘い物を食すことで実力を引き出しているのだという(アニメでは試合前にいつも自製のケーキを食する)。20.5巻に記載された体重は計測ミス(ラジプリでの発言)。
中国語版表記は「丸井文太」
技:「妙技・綱渡り」「妙技・鉄柱当て」(ゲーム版「妙技・風船割り」「妙技・超・風船割り」「妙技・レインボー」「俺様の手足」「パワーリスト外し」「攻撃に専念」「あえて守備」)
好きなタイプ:「モノくれる子(特に食べ物)」
ステータス:FTW:A POW:C STA:B MTL:D TEC:B(ゲーム版)
ジャッカル桑原(ジャッカル くわはら) (3年) (声優:檜山修之)
プレイスタイル:カウンターパンチャー
ブラジル人の血を引くハーフで卓越した身体能力を誇り、その持久力から「4つの肺を持つ男」の異名を持つ。対青学戦では丸井とダブルスで出場。主に守備に回り、相手に点数をやらない鉄壁の守護神(ディフェンダー)と呼ばれるが、相手の技を同様の技で打ち返す様な技巧的な器用さも見せる(今のところ「ブーメランスネイク」のみ)。至って冷静な性格だが、よく面倒を見ている切原赤也のせいで面倒事に巻き込まれ、何度も嘆きつつも彼を見捨てる様子が無い点からは気の優しさと人の良さが伺える。チームの試合時間を計っていることが多いが、そのときは必ず腕時計を外して手に持つ(本人曰く「日焼けするから」)また、単行本コーナーにて、本人は多少異性にもてるタイプと思っているが、幸村に「ジャッカルはもてないね」と突っ込まれた。真田がかなり苦手。
アニメではいつも試合前に丸井がケーキを食するのと同時に、カミソリらしきもので頭をそっている(乾によると試合前の儀式らしいが、そっている理由はかつてのブラジルの先輩にちなんでやっているらしい)。趣味は乗馬。色黒のスキンヘッドが特徴。父親は現在無職。異性の好みは「グラマーで色白な女」。
技:「ポジティブ・DF(ディフェンス)」「ポール回し」(ゲーム版「ワイルドサーブ(ファイヤーサーブ)」「ディフェンスX」「オフェンスX」「ディフェンスO」「ジャッカルファング」「バギーホイップショット(ジャッカルエッジ)」「ジャッカルスナイプ」「パワーリスト外し」)
ステータス:FTW:B POW:C STA:A MTL:C TEC:C(ゲーム版)
中国語版表記は「胡狼桑原」
錦(にしき) (高校1年)
立海のOB。真田と対戦するが3-6(アニメでは2-6)で敗れる。

四天宝寺中学校(大阪府)

大阪の中学校。昨年度の全国大会のベスト4(菊丸達は準優勝校と勘違いしていた)であり、準決勝で立海大付属と対戦して敗れたものの、決勝の牧ノ藤より立海を苦しめた強豪校。チームのレギュラーの殆どが左利き。名前の元ネタは四天王寺中学校(こちらは女子校)と思われる。ベンチでのシーンやイラスト集を見る限り、この学校のチームにはもう1人レギュラー部員と思われる人物が存在するが、話中彼に触れる筋・発言等一切不明ない。

遠山金太郎(とおやま きんたろう) (1年) (声優:杉本ゆう)
プレイスタイル:不明
四天宝寺中の1年レギュラーで、『もう一人の主人公』。越前(えちぜん)のことを「コシマエ」と呼ぶ。主人公のクールさと対する様な真っすぐで明るく、やんちゃなガキ大将的性格の野生児。先輩部員たちからも一目置かれているようで、「さん」付けで呼ばれている(白石や千歳、忍足謙也は「金ちゃん」)。関西大会で昨年全国大会準優勝の兵庫県代表牧ノ藤学院のエース・萩を倒したほどの実力。
小柄であるが、バイクを頭上まで持ち上げることの出来るという凄まじい怪力の持ち主。また、新幹線を早く降りすぎて、静岡から東京の会場まで走って来るという驚異的な体力を見せた。大人数の不良をなぎ倒した場面も在り。千歳によると、越前南次郎以外で現在最も「天衣無縫の極み」に近い存在らしい。お人好しなためよく騙されては半泣きしており、純粋で涙もろい面が伺える。越前リョーマとの一球勝負で素速い動きを見せるが、白石曰く自然体らしく、その状態で無我状態のリョーマと互角。さらに、銀本人が「百八式波動球より危険」とまでいう大技、「超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐」を使った(説明どおりかなり危険なパワー技であるが、越前が打ち返した為、如何なる威力かは不明だが、この直後、ボールが真っ二つに裂けた)。
当初の作品設定(仮タイトル「きんテニ」)では彼が主人公になる予定であり、現在の主人公・リョーマの方がライバルであった。
名前の由来は時代劇「遠山の金さん」。
技:「超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐」「野生児テニス」
白石蔵ノ介(しらいし くらのすけ) (3年・部長) (声優:細谷佳正)
プレイスタイル:不明
四天宝寺中の部長。努力に裏付けされた試合巧者。左腕に包帯を巻いており、「毒手」と称し、我侭でやんちゃな金太郎を諌めている(毒手は金太郎を諌める為の嘘)。今年の青学を高く評価している。2年生夏大会時既にS1で部長だったという実力の持ち主。彼のプレイは基本に忠実であるが故の完璧な(パーフェクト)テニス。必殺技と呼べる技は、ねずみ花火のような回転を見せる「ループスマッシュ(仮)」、真横に跳ねるボールを体全体を使い捕え、その時生まれる遠心力から放たれる「ローリングリターン(仮)」。謙也曰く「四天宝寺の聖書(バイブル)」。左利きだが、「焼肉の王子様」ではソーメンを食べる時に箸を右手で持つシーンも見られた(焼肉では左で食べていた)。
青学との対戦の際、シングルス3で不二と対戦し、原作では初となる、シングルスで不二を倒した(アニメでは全国前のランキング戦の手塚が最初となる)。口癖は「んんーっ、絶頂(エクスタシー)!」。
技:「無駄の無いテニス」「ローリングリターン(仮)」「ループスマッシュ(仮)」
千歳千里(ちとせ せんり) (3年) (声優:大須賀純)
プレイスタイル:不明
元は橘桔平と共に「九州二翼」の一人と呼ばれており、今でも親しい間柄の模様。獅子楽中時代に橘の返球が右目に直撃、その怪我が元で視力が低下しており現在もあまり見えてはいない。左耳にピアスをしており、下駄を履いている。通称「ちぃ」。原作では九州に治療療養に飛んだ手塚の件で、橘桔平から連絡を貰っていた。準々決勝の不動峰戦では橘と対戦する。対戦後、準決勝を前にテニス部を退部したが、青学戦D1で手塚と戦うために復活(渡邊オサムがそれを見抜いて退部届けを捨てていた)。得意技は強烈な縦回転により打球が急激にホップするため、視界から消えたかのように見える「神隠し」。当初の頃から幸村と真田と並んで「無我の境地」を使える。更に「無我の境地」の3つの奥の扉の1つで、未来のイメージを頭に浮かべて予言する「才気煥発の極み」を使う(理屈としては、「将棋のプロが、あと何手で勝負が決まるのかが分かるのと同じ次元」、とのこと)。手塚に「天衣無縫の極み」の使い手等の情報を教えた。手塚との試合では手塚も「才気煥発の極み」を使用し、自身の予言を全て上回られたため全く適わず敗北した。「焼肉の王子様」では誰が最初に乾汁を飲むのかを揉めている時間を「才気煥発の極み」で予言したが、金太郎に無理やり飲まされ、呆気なく、破られた。四天宝寺では初の乾汁犠牲者。小学4年生の妹・ミユキが居る。左利き
技:「才気煥発の極み」「神隠し」「無我の境地」「フェイントドロップボレー」
無我の境地で使用した技(カッコ内は元々の使い手):「妙技・綱渡り(丸井)」
忍足謙也(おしたり けんや) (3年) (声優:福山潤)
プレイスタイル:不明
氷帝学園のレギュラー、忍足侑士の従兄弟。2人の電話の会話中に、リョーマと金太郎の話題が出た。不動峰の神尾よりも速いスピードでボールに追いつく事ができるほどの俊足が武器。自称「浪速のスピードスター」。青汁が好きらしい。(「焼肉の王子様」より)
金色小春(こんじき こはる) (3年) (声優:内藤玲)
プレイスタイル:不明
坊主頭に眼鏡をかけた老け顔で、週刊少年ジャンプの過去連載漫画「幕張」の奈良重雄を髣髴とさせる風貌。パートナーの一氏と非常に仲が良く肩を組む、キスしようとする等過剰なまでのスキンシップを取るが、その一方目の前で他のプレイヤー(一様に男子)を気に掛ける発言をしては彼を怒らせる事も多い。しかし、試合後に一氏に「もう触んなや」といったことから演技であったことが発覚し、桃城も驚いていた。IQ200の天才児で、対戦相手のデータは全て頭の中に刻み込まれている。そのデータ量は乾をも超えるらしい。一氏と共に視覚的アプローチで相手を笑わせミスを誘ったり隙を作らせて得点するプレイスタイルのため、一部ファンからは反則をしているのではないかと言う声が上がっている。
技:「IQテニス」「お笑いテニス」「千手観音」「同調(シンクロ)ナイズドスイミング」
一氏ユウジ(ひとうじ ゆうじ) (3年) (声優:熊淵卓)
プレイスタイル:不明
頭に鉢巻きの様にバンダナを巻いている。ダブルスパートナーの金色と非常に仲がよく、彼が他のプレイヤーを気にかけると「死なすど」「浮気か?」と声を荒げる。桃城から友人以上の間柄ではないかと疑惑の目を向けられた際、特に否定しなかった上私生活では一瞬たりとも離れた事は無いと金色の肩を抱きながら回答したため、桃城から内心で金色と合わせて「モーホーペア」と呼ばれている。小春と違い、試合後まで自らお尻を触りにいくあたり、こちらは本物 だと思われる。対戦相手を観察してプレイスタイル、技、仕草、更には声まで「モノマネ」し、嘘の掛け声などで相手チームのミスを誘う。「焼肉の王子様」では不二のモノマネを披露したが当然味覚まではモノマネできず、「乾汁」の前に敗れた。左利き
技:「モノマネ」「お笑いテニス」「千手観音」「同調(シンクロ)ナイズドスイミング」
(モノマネした技(カッコ内は元々の使い手)「ダンクスマッシュ(桃城)」「トルネードスネイク(海堂)」)
中国語版表記は「一氏裕次」
石田 銀(いしだ ぎん) (3年) (声優:高塚正也)
プレイスタイル:不明
不動峰のレギュラー・石田 鉄の実兄。弟と同じくスキンヘッドで、「師範」と呼ばれる恰幅の良い巨漢。「波動球」が使え、それを弟の鉄に教えた張本人にして波動球の生みの親。その波動球の威力は、神尾と石田を共に吹き飛ばすほど。また、壱式波動球で河村のダッシュ波動球と同等の威力を持ち、参式波動球で河村を空中に吹っ飛ばし、弐拾壱式以降になると、観客席の上部にまで吹き飛ばす程の威力がある(最強の威力である百八式になれば、計り知れない威力になるのは、容易に想像出来よう。)。菊丸曰く「化物」、また観客に言わせれば、「怒らせたら逆に殺される」、との有様。壱式から百八式までの型が存在するほか、相手の波動球を無効化してしまう術も身につけている(だが、それに似た強烈な打球はなぜか無効化出来ない。)。試合の前後に胸の前で合掌する。プレイは左利きだが、箸は右利き(「焼肉の王子様」にて判明)。
名台詞は「哀れやな」「ワシの波動球は百八式まであるぞ」など。特に河村対石田銀戦で使われた後者の台詞は名(迷?)台詞としてネット上で大反響を呼び、一部この作品を読んだ事が無い人にまで知られる程の定番ネタとなった。
技:「壱式〜百八式波動球」「波動球無効化」「波動球サーブ」
財前 光(ざいぜん ひかる) (2年) (声優:荒木宏文)
プレイスタイル:不明
四天宝寺中の監督・渡邊オサムによると「天才」らしく、忍足謙也が監督に「足を引っ張るんやないで」と言われるほどの人物であったが、青学戦のD1では強すぎる手塚と千歳についていけず、さらに乾に「俺達の入れる領域じゃない」と言われた。左右の耳に合計5個ものピアスをしている。左利き
(相手側にもそれだけの理由があるとは言え)先輩である小春と一氏に向かって何の躊躇いもなく「キモい」と発言する毒舌家の一面がある。
渡邊オサム(わたなべ おさむ) (監督) (声優:遊佐浩二)
四天宝寺中テニス部顧問。27歳。無精ひげで咥え煙草がトレードマーク。(対青学戦の途中から煙草が爪楊枝に変わった)薔薇柄の帽子をかぶるなど、一見して中学校教師かつ運動部顧問とは思えない独特のファッションセンスが窺える。関西人らしくかなりノリが良さそうな性格。以前、一氏と金色にダブルスなんだからずっと一緒にいろと言ったらしく彼らを変えた人物とも言える(本人は半ば忘れている)。同じく週刊少年ジャンプで連載中の「BLEACH」の浦原喜助を髣髴とさせる風貌。
中国語版表記は「渡邊修」

比嘉中学校(沖縄県)

沖縄代表で、九州の強豪・獅子楽中を破り大会を制し、26年ぶりに沖縄を全国へ導いた強豪。ジャージの色は黒に近い紫。沖縄武術や海に潜って耐久力と忍耐力を付けるなど、沖縄ならではの練習方法もしていた。個々の実力は高いが、勝利の為には相手の顧問や自分の顧問にも球を平気で打ち込むなど、非情で卑劣な行為を平気で行なう面もある。多少卑怯な真似をして六角を破るが、青学に全敗。その後焼肉バトルの際肉々苑に再登場。一部訛りのきつい部員の台詞の横には標準語がカッコ書きされていた。

木手永四郎(きて えいしろう) (3年・部長) (声優:新垣樽助)
プレイスタイル:不明
比嘉中の部長。異名は「殺し屋」。沖縄武術の天才児をかき集め、今の比嘉中テニス部を作った。部員は全員「縮地法」を使いこなすが、木手は片足でも両足と変わらず生活できるほどのバランス感覚を持ち、「全方向の縮地法」が可能。口癖は「ゴーヤ喰わすよ」。自身の必殺技でもある「ビッグバン」を田仁志に教えた。アニメ版では「飯匙(ハブ)」をも完璧に使いこなす(平古場より上回る)。左利き。六角戦には出なかったが青学戦のS1で手塚と対戦。最初は4-0まで追い詰めたがこの後に「百錬自得の極み」を使われたため全く適わず逆転され6-4で負けた(アニメ版では6-2)。ゲームに拠ると、琉球空手の腕はテニス部一らしい。全国大会終了後、首に勾玉らしきアクセサリーを着用している。また、ゲームではイワシ水を飲み、倒れるシーンがあった。
技:「全方向の縮地法」「ビックバン」(アニメ版「飯匙(ハブ)」)
田仁志 慧(たにし けい) (3年) (声優:上田陽司)
プレイスタイル:不明
青学戦ではS3で越前と対戦した。キャリオカステップを完璧に使いこなし、「ツイストサーブ」等を軽々返すなど、その巨体からは想像がつかない身軽な動きを見せた。木手から教わった一撃必殺サーブ「ビッグバン」を使う。その威力は絶大で、気力体力ともに万全な状態でのビッグバンを、体格に難のある越前は一度も返せなかった(後のタイブレーク戦で難なく返したが、田仁志の体力が落ちていたからである)。最後は越前の「COOLドライブ」にやられた。この作品に初めて登場したデブキャラで、テニスだけでなくフードファイトにおいても圧倒的な実力を誇る。沖縄の食べ物で慣れているのか、現時点では全ての乾汁に対応出来る(木手の発言から他のメンバーも同様と思われる)稀有なキャラクターである。一人で焼肉を70皿ほど平らげ、乾汁系をものともせず飲み干した。
技:「ビックバン」「キャリオカステップ」「縮地法」(焼肉「トング食い」)
平古場 凛(ひらこば りん) (3年) (声優:吉野裕行)
プレイスタイル:不明
知念のダブルスの相方。必殺技は、複雑な回転と軌道を持つ「飯匙(ハブ)」。それを更に発展させた平古場の究極奥義「大飯匙(オオハブ)」。ゴーヤ嫌い。試合序盤に部長の木手に合図されて、対戦相手校青学の監督、竜崎スミレに故意にボールを当てようとするが、中盤に差し掛かって早乙女に合図されたときは命令を聞かず試合を優先する(しなければ負けてしまうかもしれなかった)など、自由奔放な性格。アニメ版では色黒で黄色に近い茶髪だが、ゲーム版では色白で金髪である。甲斐曰く、「お調子者」。木手曰く、「最後まで勝ち方にこだわる」。
技:「飯匙(ハブ)」「大飯匙(オオハブ)」「縮地法」
知念 寛(ちねん ひろし) (3年) (声優:末吉司弥)
プレイスタイル:不明
平古場のダブルスの相方。前髪の一部のみ他と色が違い、長身痩躯で頬はこけている。原作とアニメでかなり顔付きが異なる(前者はやや怖い印象を与える傾向にある)。六角戦では葵に「小さすぎて見えなかった」と発言している。青学戦では打ち合いに痺れを切らし攻めに入るなど、せっかちな面も見られる。
技:「縮地法」
甲斐裕次郎(かい ゆうじろう) (3年) (声優:中村太亮)
プレイスタイル:不明
六角中の佐伯戦では、相手のコーチ、オジイにボールをぶつける。青学戦ではシングルスで菊丸と対戦。必殺技は予測不能の高速凶球「海賊の角笛(バイキングホーン)」。左利き・逆手持ちの異色プレイヤー。首元には常にリングを下げていたが、全国大会終了後は下げていない。ゲームでは、平古場同様ゴーヤ嫌いの発言をしている。
技:「裏手テニス」「海賊の角笛(バイキングホーン)」「縮地法」
不知火知弥(しらぬい ともや) (声優:井上優)
プレイスタイル:不明
比嘉中の中でもダントツの肺活量と忍耐力を持っているが、海堂の粘りの前に敗北した。
技:「縮地法」
新垣(あらがき) (声優:加古臨王)
プレイスタイル:不明
不知火のダブルスパートナー。全国大会で青学の乾・海堂ペアに敗北。
技:「縮地法」
早乙女晴美(さおとめ はるみ) (監督) (声優:岩崎征実)
比嘉中の顧問。41歳。名前とは裏腹に悪人面であり、実に悪漢として活躍。S1の試合前、一勝もできないレギュラー達に暴言を吐き、顧問を降りようとしたが、それが原因で木手にボールをぶつけられる。元教え子の南次郎を除き、還暦前の竜崎先生を「ババア」呼ばわりした唯一の成人キャラクター。

名古屋星徳中学校(愛知県)

全国大会の愛知県代表であり、第2回戦までは普通のチームだったが、準決勝ではレギュラー全員が外国人留学生の1軍が参戦する。その普通のチームで第2回戦で山吹中を4-1で負かし、1軍で準決勝の「王者」立海大付属中戦でS3、D2どちらも圧勝しているかなりの強豪。しかしS2で逆転負け後、D1で6-1でも大敗し、S1も6-0という結果で準決勝にて敗退。S3、D2の勝利は仁王を中心とした立海メンバーによる切原赤也の覚醒のためのペテンだということが発覚した。 レギュラー陣は全員テニス強豪の外国人留学生、ベンチコーチはミニスカートにロングブーツを着用したお洒落な女性である(但し遠くからのシーンでの1回しか登場していないため顔は不明)。モデルは、愛知県の愛知淑徳中学校(女子中である。)か、高校野球の強豪として知られる、高知県の明徳義塾高校と思われる(明徳義塾の野球部も部員のほとんどが県外からの人間で占められている)。

リリアデント・クラウザー
容姿は白髪(?)のロングヘアーで他のキャラクターにはない睫毛が特徴。スマッシュやサーブを左で打っていたことから、おそらく左利き。
S2で立海の切原赤也と対戦。左利きに対する訓練を積んでいて、さらに通常よりもスピード、パワーが格段に上昇した「赤目モード」の切原を全く寄せ付けぬ程の猛者。この事から不二周助や白石蔵ノ介に匹敵する程の実力の持ち主であると思われる。切原が磔にされ、血塗れになっている所からみても、かなり攻撃的なプレースタイル。一時、勝利寸前まで試合運びをしたが、覚醒し「悪魔赤也」に変貌した切原には全く手が出せず、結果的に逆転負けしてしまう。
技:「クラウザーサーブ(相手をフェンスまで吹き飛ばす)」「ボディアタック(相手の身体にボールを当てる)」

獅子楽中学校(熊本県)

不動峰中の橘や四天宝寺中の千歳が転校前に在籍していた学校。昨年度はこの二人がいた事もあり全国大会ベスト4。しかし二人が抜けた穴は大きく、今年度は全国大会までは行ったものの、初戦で氷帝学園に敗北した。

大丸(だいまる) (声優:藤原満)
草試合でイップス状態の手塚に6-0で勝利するも、イップスを克服した後、手塚に手も足も出せず惨敗した。

越前家

越前南次郎(えちぜん なんじろう) (声優:松山鷹志植木誠(若))
リョーマの父親。現役時代は「サムライ南次郎」と呼ばれ、世界を相手に37戦全勝した元プロ選手。2年で引退し、現在は臨時で寺の住職をしている。怪我をして引退した(と言われているがGenius0を見た限り真相は不明)にも関わらず、腕は数十年たった今でも全く衰えておらず、大人をも圧倒する息子リョーマを全く寄せ付けないほど。両目を瞑っていても普通に試合が出来る。息子とは対照的に、陽気で子供っぽい性格。かなりのスケベで、よく寺の縁台や鐘楼でグラビア雑誌を読んでいる。リョーマの飼い猫のカルピンをよくからかうが、逆に噛まれたり引っ掻かれたりする。彼も竜崎スミレに師事し、青春学園を卒業した(実写映画版ではスミレとの関係は逆転しており、彼がスミレのテニスを始める切欠を作った人物となっている)。若い頃、アメリカ留学中に竹内倫子と出会って結婚し、リョーマを授かる。
技:「天衣無縫の極み」「無我の境地」「ツイストサーブ」「サムライゾーン」「片足スプリットステップ」(ゲーム版「二刀流」「天衣無縫」「古今無双」「諸行無常」)
ステータス:FTW:A POW:SS STA:S MTL:S TEC:SS(ゲーム版)
越前倫子(えちぜん りんこ) (声優:皆川純子中尾友紀(現在))
リョーマの母親で南次郎の妻。旧姓「竹内(たけうち)」。勝気で行動的な性格。弁護士を目指しアメリカに留学していた時南次郎と出会い、彼に惹かれていき、結婚した。また、当時はテニスをやっていた。現在は普通の母親と言った印象を受けるが、越前家が一時アメリカに在住したのは彼女の仕事の関係によるものであり(10.5巻)、専業主婦ではないようである。和食党の息子とは違い洋食が好き。原作・アニメ合わせても作品中で現在(息子リョーマが中学1年生である時点)の顔は一度も描かれていない。
カルピン(声優:中川玲)
リョーマの飼いで、品種はヒマラヤン。南次郎によくからかわれ、リョーマに愛猫として可愛がられている。「ほぁら〜」という変な鳴き声を放つ。アニメでは偶然猫じゃらしで遊んでくれた海堂を気に入っている様子である。
菜々子(ななこ) (声優:水野理紗)
リョーマの従姉である大学生。越前家に下宿している。

その他

井上 守(いのうえ まもる) (声優:郷田ほづみ)
「月刊プロテニス」の記者。学生テニスの取材に力を入れている。30歳。
芝 砂織(しば さおり) (声優:並木のり子)
井上の後輩。方向オンチでミーハーな女性記者。20代で初登場時は新人。アニメでは越前の記事の写真を海堂の写真と間違えた。
佐々部(ささべ) (声優:(兄弟)松本吉朗/(父)小村哲生)
第1話でリョーマに敗れた高校生。父はテニスクラブの常連、弟は柿の木坂東中テニス部部長。パイロット版となった連載前の読み切りでは佐々部と言う大学生も登場しているが、彼との関係性は不明。アニメでは関東大会最中の青学メンバーによる海の合宿のビーチバレーで再登場。
亜久津優紀(あくつ ゆうき) (声優:寺田はるひ)
亜久津 仁の母。職業は喫茶店のウエイトレス。機嫌を損ねた息子に「ババァ」呼ばわりされたり、息子の非行に泣きを見たりしているが、本人は親バカ・溺愛とも取れる程に息子を可愛がっている。河村に自らを「優紀ちゃん」と呼ばせている。実齢は33歳だが、河村の彼女と誤解される程に見た目は若い。映画の短編で若い頃は名うてのヤンキーだったかもしれないと言う説が浮上。シングルマザーであり、息子・仁の父親の詳細は不明のまま。
堀尾純平(ほりお じゅんぺい) (声優:山崎樹範)
新幹線を降りるのが早過ぎた遠山と静岡で出会った青年。21歳。不良に脅されていた所を遠山に助けられる。自転車で日本一周するのが夢。
遠山とは東京で別れるが、準決勝の会場で再会する。青学の堀尾聡史と顔が似ており、実際に兄弟(OVAでは従兄弟)である。
自分の食料を出会ったばかりの遠山に振舞う・その後数日に渡り彼の世話をする(食事の用意はしていた模様)・彼の望みを叶えるために越前に頭を下げる等、お人好しとも優しいとも取れる部分がある。
リチャード・坂田(リチャード・さかた) (声優:置鮎龍太郎)
聖イカロス(山形)の選手。全国大会の抽選会場で手塚に足をかけようとした。俊足の走りで試合をしていたが、千石に4-6で負ける。ローマ字表記の笑い声、ドレッドヘアーに褐色の肌と言う外見からは想像できない山形弁で喋る。
萩(はぎ)
牧ノ藤学院中(兵庫)のエース。関西大会では四天宝寺の遠山金太郎、全国大会では不動峰の橘に敗れる。
門脇(かどわき)
牧ノ藤学院中の選手。スーパーテニスと称するテニスをするが、伊武にアッサリ敗れる。ちなみに伊武によると「なんだよスーパーテニスって普通じゃん」らしい。広島弁のような喋り方をする(牧ノ藤自体は兵庫の学校)。
不二由美子(ふじ ゆみこ) (声優:甲斐田ゆき)
不二兄弟の姉。24歳。職業は占い師で、山吹中の千石清純が持ち歩いている占いの本の著者として名前が載っている。裕太の好物・ラズベリーパイを焼くのが得意。ドライブが趣味。微笑みが絶えない美人だが、化粧に1時間はかかるらしい。アニメ・キャラソンCDともに由美子・周助の掛け合いが収録されている。ちなみに顔の全貌が初めて公開されたのは10.5巻書き下ろしである。
不二淑子(ふじ よしこ)
不二兄弟の母。49歳。顔は周助とそっくり。海外に単身赴任している夫(不二姉弟の父)に毎日電話をかけている。料理が得意。
手塚国一(てづか くにかず)
手塚国光の祖父。72歳。警察で柔道の教官をしており、醤油入れを箸で受け止められるほど俊敏で器用。手塚の厳格さは彼からの隔世遺伝のようだ。
手塚国晴(てづか くにはる)
手塚国光の父。48歳。商社マン。本人はいたって穏やかで、厳格すぎる父(国一)と息子(国光)に挟まれて苦労している様子。
手塚彩菜(てづか あやな)
手塚国光の母。45歳。最近息子が笑うようになった(?)ことを喜んでいる。
海堂飛沫(かいどう しぶき) (声優:上別府仁資)
海堂薫の父。37歳。オールバックが特徴の銀行員。顔つきはふたりの息子にしっかり受け継がれている。
海堂穂摘(かいどう ほづみ)
海堂薫の母。姉さん女房で夫より3歳年上の40歳。一家の男性陣とは対極の非常に穏やかな顔つき。但し、彼女のビジョンでは夫や息子の顔も穏やかに見えている。
海堂葉末(かいどう はずえ) (声優:喜安浩平)
海堂薫の弟。11歳。礼儀正しい言葉遣いが特徴。顔は父譲りで髪もやや長いため、兄の薫とはそっくり。
千歳ミユキ(ちとせ みゆき) (声優:佐藤利奈)
手塚が療養先の宮崎で出逢った、色黒の小さな「レディ」。千歳千里の妹で小学4年生。兄は大阪にいるがミユキは宮崎在住。兄の服と同じ柄のキャップを愛用し、ペロペロキャンディをよく舐めている。口癖は「〜だっちゃ」、手塚を「ドロボウの兄ちゃん」と呼ぶ。左利きのプレイヤーで、大会に出場し優勝できる程の腕前の持ち主。強気な性格で根性と度胸もあり、一時期イップスに悩まされるも、手塚にリンチまがいの試合を仕掛けた獅子楽中テニス部員達に怒りの余り単身で立ち向かい克服。手塚のイップス克服のきっかけにもなった。
寿葉(ことは) (声優:金井真理子)
北海道の椿川学園テニス部の女子マネージャー。青学のルーキー・リョーマの弱点を調べるため、ファンを装い青学に潜入する。しかし他のレギュラーは騙せたものの、肝心のリョーマには正体を見破られてしまう。後に初戦の対戦相手・氷帝にファンを装って近付くが、またも跡部や忍足に正体を見破られてしまう。リョーマに用意した手作りクッキー、跡部に用意した手作り弁当など、マネージャーだけに料理は得意らしい。
小柳(こやなぎ)
辰巴大東中。調子に乗る堀尾に試合を申し込んで追い詰めるが、助けに現れたリョーマのツイストサーブを見てびびる。
入来(いりき)
日々野五中。都大会で手塚のサーブを評価し、自分では追いつくだけならできると言ったが、その時の手塚は本気ではなかった。野次馬に「日々野五中の入来ー!!」と呼ばれていた事から割と有名と思われる。
吉祥寺 玲(きちじょうじ れい)
上州院大学ゴルフ部No.1の実力の持ち主。相当な金持ち。卒業後にはプロになるらしいが、金太郎とのドライバーでの飛距離勝負で、金太郎自身が曲げた5番アイアンを使った金太郎に惨敗。自らが壊した純平の自転車修理費を払わされた上、愛車を落書きだらけにされた。

読み切り版キャラクター

テニスの王子様(1998年41号掲載)

越前リョーマ(えちぜん りょーま)(読み切り版)
主人公。12歳のテニス少年で左利きという点は本編と同じ。この作品内では、2年前までバスケットボールの選手だった。ある試合で上級生に執拗なファールを受け、抵抗して暴力沙汰を起こしそのままバスケをやめた。そのためか卑怯な真似を嫌い、「テニスがネットを挟むスポーツでよかった」と語っている(徳川談)。
竜崎奈々子(りゅうざき ななこ)
青春大学テニスサークル所属の女子大生。ボレーが苦手で偶然知り合ったリョーマに指導を仰ぐ。コーチを餌に先輩の佐々部から交際を迫られているが、固辞している。容姿は菜々子、性格は桜乃を髣髴とさせる。
佐々部(ささべ)(読み切り版)
大学生、竜崎奈々子のテニスサークルの先輩。コート内で喫煙する、奈々子やテニスサークルを貶める発言をする等、マナーが良いとは言えない人物。原作第1話の高校生の佐々部と同様に(右手でラケットを持った)リョーマと戦って破れた。
徳川プロ(とくがわ)
佐々部とリョーマの試合をたまたま見に来る。ジュニア大会6連覇のリョーマが有名なせいもあり、知り合い。リョーマがテニスを始めた理由を説明する。本編GENIUS1での竜崎先生の役割に当たる。

Genius0 サムライの詩

スミスコーチ(原作版) (声優:岩崎征実)
引退した元プロで世界ランク86位だった老人。現在はテニスコーチをやっており、子供を相手にテニスを教えているが、コーチ職を軽視している。眼鏡を探そうとコートにしゃがんだ子供に向かって球を打ち込み、かばった倫子に怪我を負わせた卑劣漢。日本人であると言う理由で南次郎をバカにしていたが、両目を瞑った彼に完膚なきまでに敗北する。
マイケル
クラブでプロを目指す青年。意中のアリッサと懇意にする南次郎に一方的に嫉妬し、彼にテニスで挑むも惨敗。スミスにクビを言い渡される。倫子が負傷した理由を南次郎に教え、スミスを叩きのめした南次郎に影ながらエールを送った。
ブンドル
南次郎とスミスの試合を見に来たプロの選手。世界ランク1位だったが、ノーシードで勝ち上がった南次郎に決勝戦で敗れる。南次郎を「サムライボーイ」と呼び、実力を認めている。名前の元ネタはおそらくレンドル
アリッサ (声優:長浜満里子)
南次郎の女友達の1人。巨乳。マイケルに好意を持たれているが、彼をどう思っているかは不明。スミスとの果し合いに向かう南次郎から、大会に棄権の連絡を入れるよう頼まれる。

アニメオリジナルキャラクター

城成湘南学園中学校(神奈川県)

原作では関東大会初戦の緑山中に敗北。アニメ版の方は関東大会初戦の緑山中に勝利するも2戦目の青春学園に敗北する。(注記)学校自体は原作にも登場しているのでオリジナルなのはキャラクターのみ。

梶本貴久(かじもと たかひさ) (3年・部長) (声優:小西克幸)
城成湘南中の部長。体重と筋肉のコントロールに優れ、時速195kmの「エビ反りサーブ」を放つ。
左耳にピアスをしている。
容姿が若干、四天宝寺中の白石に似ている。
青学との試合には出られなかったが、不動峰中の神尾を弄ぶ様にして倒すなど、実力は相当な物である。
技:「エビ反りサーブ」
神城玲治(しんじょう れいじ) (3年) (声優:笠原竜司)
全く同じフォームから様々な球種を放つ「ミラージュ」の使い手。シングルス2でリョーマと対戦した時、禁じられたはずの技「ディープ・インパルス」でリョーマを傷つける。
技:「ミラージュ」「ディープ・インパルス」
若人 弘(わかと ひろし) (3年) (声優:菊池正美)
ルックスの良さから親衛隊がいるほどの人気者。様々なトップ選手たちのプレイスタイルを真似る「プリテンダー戦法」を使い、プレイスタイル変更時に「チェンジ・オーバー」と叫ぶ(親衛隊の応援がある時は、「オーバー」は親衛隊が叫ぶ) 。どちらかと言うとタレ目である。
技:「プリテンダー戦法」
田中洋平(たなか ようへい) (3年) (声優:樋口智恵子)
田中浩平(たなか こうへい) (3年) (声優:三橋加奈子)
中性的な顔をした双子の兄弟で、ダブルスを組んでいる。周囲には「コンビ」ではなく「ユニット」と呼ばせている。
技:「デュオ・ユニゾン」
桐山大地(きりやま だいち) (2年) (声優:岩間健児)
氷帝の樺地よりも背が高い195cmの2年生。必殺技「キャノンボレー」はスマッシュ並みの威力がある。
技:「キャノンボレー」
太田 翔(おおた しょう) (2年) (声優:内藤玲)
青学のリョーマよりも背が低い2年生。相方・桐山の身体を踏み台にし、強力なスマッシュ「サンダーボルト」を放つ。ボールを打つ際、「ヒューンパシュ」や、「オラオラオラオラ」などという声を発する。
技:「サンダーボルト」
華村 葵(はなむら あおい) (監督) (声優:山像かおり)
コーディネーション理論」を推進する女コーチ。自分が育成してきた選手たちを「作品」と呼ぶ。選手のことは君づけで呼ぶが、一度だけ神城のことを『玲治』と呼んだ。リョーマの実力に目を引かれ、自分のテニス部に勧誘する。

アメリカJr.選抜チーム

ケビン・スミス (声優:木内レイコ)
アメリカチームの中では、ビリーとともに最初に日本に渡ってきた。南次郎に敗れて以来豹変した父に虐待まがいの厳しいテニス教育を受けていた。そのためリョーマをライバル視し、都内のテニスクラブや中学校に次々乗り込みリョーマを探す。対リョーマ試合では激闘の末、惜敗。後にリョーマが渡米した後はリョーマを応援し、よきライバルとなる。実力としてはリョーマには負けたが、それでも不動峰の石田、氷帝の日吉、聖ルドルフの赤澤と柳沢達、山吹の室町と亜久津らを倒しているため、決して低いとはいえない。
技:「イリュージョン」「無我の境地」
スミスコーチ(アニメ版) (声優:松本吉朗)
ケビンの父親。南次郎がアメリカに渡っていた当時、彼を甘く見て試合を申し込み惨敗した。以来アル中になり、息子のケビンにも厳しいテニス特訓を受けさせる。妻と息子からは恐れられている。性格は原作のスミスコーチから、容姿は原作のマイケルからとられている。
ビリー・キャシディ (声優:風間勇刀)
ロデオの天才児。ケビンとともに、ほかのメンバーより先に日本にやってきた。都会に引っ越した後、好きな女の子の気を引こうとテニスをはじめる。日本チームとの試合(跡部と真田)には敗れたが、懸命に試合に臨んだ姿に好きな女の子が感動し、無事(?)彼女にテニスを教える約束を取り付けた。得意技は「ショットガンボレー」で、「破滅への輪舞曲」をも破る。
技:「ショットガンボレー」「ブルロープサーブ」
マイケル・リー (声優:千葉一伸)
カンフーの天才児。得意のスピードテニスは真田をもしのぎ、彼の見えないサーブを返すほか、超高速のボレーのラッシュ戦を繰り広げた。
トム・グリフィー (声優:小嶋一成)
テリー・グリフィー (声優:伊藤舞子)
ダブルスを組み、ファンクラブがあるほどの美少年兄弟。孤児で、継母に怯えて貧乏生活していた時にベイカーに出会い、継母に売られる。ベイカーに「負け」を強要されるが、忍足・菊丸ペアを破った。試合後、ベイカーから決別することを選んだ。
ボビー・マックス (声優:金子はりい)
かなりの巨体。スポーツ万能だがすぐに暴力沙汰を起こし、「居場所」を探して居た所、ベイカーとテニスに出会う。千石と激戦の結果、ノーゲームに。
アーノルド・イグニショフ (声優:松本吉朗)
家の無い、身寄りのない少年だった頃にベイカーとテニスに会う。正確なショットを得意とする「テニスマシン」。不二周助に惜敗し、ベイカーから戦力外とされる。
リチャード・ベイカー (声優:西前忠久)
選手には「ボス」と呼ばせる。テニスを「ショー」と考え、勝敗より観客を沸かすことを重視し、自分が考えた筋書き通りに試合をしなかった選手たちを冷遇し、また彼についていけないと思った選手から決別されることもある。記者会見での資金横領が発覚し、テニス界を追放される。

映画オリジナルキャラクター

アニメ版

越前リョーガ(えちぜん りょーが) (声優:山崎裕太)
リョーマの兄を名乗る(義兄?的存在)長身の少年。幼い頃、アメリカでリョーマと一緒に住んでいたことがあるが、ある日越前家を飛び出した。その後は「裏の世界」を語る会話から、結構な苦労をしていた一面が窺える。年齢はリョーマより2つ上で、原作者によると外見は2年後のリョーマ、中身は南次郎である。自称「黒いライトニング」。軽過ぎず重過ぎずな性格で、女性にも積極的。原作者がずっと暖めていたキャラクターであるそうだが、結局劇場版ではリョーマ、南次郎、越前家とどう言った関係にあったのかは明かされなかった。イラスト集30.5巻では青い目をしている(劇場版・ジャンプ表紙イラストでは黒い目)。実際はそうでもないが映画序盤では悪人ぶっており、通称八百長試合で儲けを得ていた桜吹雪彦麿に協力していた。リョーマのことを日吉と同じく「チビスケ」と呼ぶ。最後にはリョーマの帽子を奪って水上スキーで何処かに逃走した。
技:「ツイストサーブ」
桜吹雪彦麿(さくらふぶき ひこまろ) (声優:西岡徳馬)
青学を豪華客船でのエキシビジョンマッチに招待した大富豪(跡部の台詞からして違うと思われる)。しかし実際は八百長試合で金儲けを企み、八百長に協力しない青学メンバーを船室に監禁する悪人である。映画の結末では、リョーマから「ツイストサーブ」で顔面にボールを当てられた挙句、跡部が通報したと思われる海上保安庁により銃砲刀剣類等所持取締法違反(青学メンバー監禁時に自動式拳銃を所持)並びに賭博罪逮捕された。
アルベルト・シュバイツ (声優:堤下敦(インパルス))
リョーガのチームメイトの1人。短髪。不二と対戦する。
ジャン・ジャック・マルソー (声優:板倉俊之(インパルス))
リョーガのチームメイトの1人。痩せ型で長髪、顔色が悪い。最初リョーマと対戦する予定だったが変更され、手塚と対戦する。

実写版

エガテ・マクラウド・檜垣(エガテ・マクラウド・ひがき) (RIKIYA)
氷帝が対青学戦のために呼び寄せた切り札で、「プロ」を自称する(事実関係は不明)。暴力事件で青学を退学した後、南米にテニス留学していた。青学の3年から見て、先輩でありながら中学に籍を置けるのはこのためと思われる。いささか血の気が多く暴力的・好戦的な性格で、青学レギュラーからは快く思われていない(乾に至っては怯える素振りすら見せている)が、妹の紫音には多少不器用ではあるが優しさを見せる。
ガットではなくラケットのフレーム部分にボールを当て、不規則な変化球を打つ。
実写映画版では、リョーマは日吉ではなく、このエガテ・マクラウド・檜垣と対戦する。
技:「必殺フレームショット」
檜垣紫音(ひがき しおん) (岩田さゆり)
エガテ・マクラウド・檜垣の妹。リョーマの何かに強く惹かれる。両親を亡くしたショックから声が出なくなり、病院通いをしている。テニスではなくフルートを嗜み、いつも持ち歩いている。兄とは反対に、優しく内気で大人しい性格だが、不良高校生に控えめながらも反論を試みた点からは芯の強さが伺える。原作の桜乃のポジションに居る人物。

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