巻き舌
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巻き舌(まきじた)とは、特殊な舌の使い方で話すこと。『精選版日本国語大辞典』には以下の四つの用法が挙げられているほか、そり舌音を巻き舌と形容する場合もある。
- 四角張った話し方。切口上。
- 舌先を激しく動かし、早口で勢いよく話すこと。江戸っ子特有のぞんざいな話し方。
- 酒に酔うなどして呂律が回らない状態の話し方。
- 顫動音を用いた子音の発音。通常歯茎ふるえ音を指し、国際音声記号では [r] と記述される。日本語では江戸言葉のべらんめえ口調などのら行音で現れる。
参考文献
[編集 ]- 小学館国語辞典編集部編『精選版 日本国語大辞典』、小学館、2006年
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