中園康夫
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中園 康夫(なかぞの やすお、1928年 8月29日 - 2003年 11月13日)は日本の社会福祉学者。兵庫県出身。幼少時は北海道で過ごす。
ノーマリゼーション(英米の発音の違いによりノーマライゼーションとも)理念を日本に初めて紹介した研究者であり、その後も日本における同研究の理論的リーダーとして活躍した。
四国学院大学の学長(2期)、日本社会福祉学会の理事(3期)、また吉備国際大学副学長(1期)を務めた。
略歴
- 1958年:関西学院大学文学部社会事業学科卒業
- 1960年:関西学院大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了
- 1963年:四国学院大学文学部専任講師
- 1966年:四国学院大学文学部助教授
- 1969年:京都大学医学部精神医学教室留学
- 1970年:四国学院大学文学部教授
- 1976年:四国学院大学大学院教授、ハイデルベルク大学留学
- 1988年:英国CMHERA(地域精神遅滞教育調査研究所)留学
- 1989年:四国学院大学学長(一期目)
- 1993年:同 学長再選(二期目)
- 1996年:四国学院大学定年退職 吉備国際大学に社会福祉学部教授として着任
- 1999年:吉備国際大学大学院社会福祉学研究科長
- 2002年:吉備国際大学副学長
著書
翻訳書
全て共同監訳。
- 『自閉症児』(川島書店、1975年)
- 『ノーマリゼーション』(学苑社、1982年)
- 『自閉症児―親のためのガイドブック』(川島書店、1983年)
- 『ノーマリゼーションの展開』(学苑社、1994年)
- 『障害者と自由』(中央法規出版、1995年)
- 『コミュニティケアを超えて』(雄山閣出版、1995年)
- 『セルフアドボカシーの起源とその本質』(ふくろう出版、1999年)
- 『脱施設化と地域生活』(相川書房、2000年)
- 『障害を持つ人にとっての生活の質』(相川書房、2002年)
論文
- 国立情報学研究所収録論文 国立情報学研究所.2010年05月23日閲覧。
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