コンテンツにスキップ
Wikipedia

「震々」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Toroia (会話 | 投稿記録)
1,491 回編集
関連性が不明なものをあえて残す意味はない
Anakabot (会話 | 投稿記録)
607,561 回編集
m Bot作業依頼#Cite bookの更新に伴う修正
2行目: 2行目:
'''震々'''(ぶるぶる)は、[[鳥山石燕]]の妖怪画集『[[今昔画図続百鬼]]』にある[[日本]]の[[妖怪]]。
'''震々'''(ぶるぶる)は、[[鳥山石燕]]の妖怪画集『[[今昔画図続百鬼]]』にある[[日本]]の[[妖怪]]。


『今昔画図続百鬼』によれば、恐怖を感じた人間の首筋がぞっとするのは、この震々が人間の襟元に取り憑くためであり、別名「臆病神」「ぞぞ神」ともされている<ref name="youkaijiten">{{Cite book|和書|(削除) author (削除ここまで)=(削除) [[ (削除ここまで)村上健司(削除) ]]編著 (削除ここまで)|title=妖怪事典|year=2000|publisher=[[毎日新聞社]]|isbn=978-4-620-31428-0|page=300}}</ref>。[[稲田篤信]]らによれば、臆病神とは敵に後ろを見せる心を生じさせる神であり、ぞぞ神とは恐怖のために全身の毛をそそけ立たせる神とされる<ref>{{Cite book|和書|(削除) author (削除ここまで)=(削除) [[ (削除ここまで)稲田篤信(削除) ]]・田中 (削除ここまで)直日(削除) 編 (削除ここまで)|others=[[高田衛]]監修|title=鳥山石燕 画図百鬼夜行|publisher=[[国書刊行会]]|year=1992|page=164|isbn=978-4-336-03386-4}}</ref>。
『今昔画図続百鬼』によれば、恐怖を感じた人間の首筋がぞっとするのは、この震々が人間の襟元に取り憑くためであり、別名「臆病神」「ぞぞ神」ともされている<ref name="youkaijiten">{{Cite book|和書|(追記) editor=村上健司|editor-link (追記ここまで)=村上健司|title=妖怪事典|year=2000|publisher=[[毎日新聞社]]|isbn=978-4-620-31428-0|page=300}}</ref>。[[稲田篤信]]らによれば、臆病神とは敵に後ろを見せる心を生じさせる神であり、ぞぞ神とは恐怖のために全身の毛をそそけ立たせる神とされる<ref>{{Cite book|和書|(追記) editor1-first=篤信|editor1-last=稲田|editor1-link (追記ここまで)=稲田篤信(追記) |editor2-first= (追記ここまで)直日(追記) |editor2-last=田中 (追記ここまで)|others=[[高田衛]]監修|title=鳥山石燕 画図百鬼夜行|publisher=[[国書刊行会]]|year=1992|page=164|isbn=978-4-336-03386-4}}</ref>。


『[[ゲゲゲの鬼太郎]]』では紙の中に封じられた妖怪として登場。相手に寒気を起こさせることを得意とする。
『[[ゲゲゲの鬼太郎]]』では紙の中に封じられた妖怪として登場。相手に寒気を起こさせることを得意とする。

2022年6月4日 (土) 06:26時点における最新版

鳥山石燕今昔画図続百鬼』より「震々」

震々(ぶるぶる)は、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』にある日本妖怪

『今昔画図続百鬼』によれば、恐怖を感じた人間の首筋がぞっとするのは、この震々が人間の襟元に取り憑くためであり、別名「臆病神」「ぞぞ神」ともされている[1] 稲田篤信らによれば、臆病神とは敵に後ろを見せる心を生じさせる神であり、ぞぞ神とは恐怖のために全身の毛をそそけ立たせる神とされる[2]

ゲゲゲの鬼太郎』では紙の中に封じられた妖怪として登場。相手に寒気を起こさせることを得意とする。

脚注

[編集 ]
  1. ^ 村上健司 編『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、300頁。ISBN 978-4-620-31428-0 
  2. ^ 稲田, 篤信、田中, 直日 編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』高田衛監修、国書刊行会、1992年、164頁。ISBN 978-4-336-03386-4 

関連項目

[編集 ]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /