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「ファウード」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
ファウードは、大昔の魔界において魔導の術によって作られたと伝えられている超巨大な魔物であり、作中でも屈指の強さを持つ魔物とされる。正式名称は「'''魔導巨兵ファウード'''」。最終的にこのファウードを作った者が誰なのかは明かされる(削除) 事 (削除ここまで)(削除) 無 (削除ここまで)かった(27巻の口絵部分に製作者らしき人物の後姿が描かれているのみ)。世界を滅ぼすことが出来るほどの強大な力を持つため、魔界の極地に封印されていたが、リオウの一族によって人間界へ転送され、ついに封印が解かれてしまう。封印が解かれた直後、腹ごしらえのためか[[クジラ|鯨]]を丸呑みし更には[[くしゃみ]]だけで島を吹き飛ばしていた。
ファウードは、大昔の魔界において(追記) 、 (追記ここまで)魔導の術によって作られたと伝えられている超巨大な魔物であり、作中でも屈指の強さを持つ魔物とされる。正式名称は「'''魔導巨兵ファウード'''」。最終的にこのファウードを作った者が誰なのかは明かされる(追記) こと (追記ここまで)(追記) な (追記ここまで)かった(27巻の口絵部分に製作者らしき人物の後姿が描かれているのみ)。世界を滅ぼすことが出来るほどの強大な力を持つため、魔界の極地に封印されていたが、リオウの一族によって人間界へ転送され、ついに封印が解かれてしまう。封印が解かれた直後、腹ごしらえのためか[[クジラ|鯨]]を丸呑みし(追記) 、 (追記ここまで)更には[[くしゃみ]]だけで島を吹き飛ばしていた。


原作では[[ガッシュ・ベルと高嶺清麿|ガッシュ]]がゼオンの力を借りて発動した真の「バオウ・ザケルガ」で黒コゲになった直後、装置のタイマーが起動し魔界に帰された。ガッシュが魔界の王になった後は、他の魔物と共にガッシュに新しく人間サイズの肉体を与えられ、魔界で平和に暮らしている<ref>作者ブログより。</ref>。
原作では[[ガッシュ・ベルと高嶺清麿|ガッシュ]]がゼオンの力を借りて発動した真の「バオウ・ザケルガ」で黒コゲになった直後、装置のタイマーが起動し魔界に帰された。ガッシュが魔界の王になった後は、他の魔物と共にガッシュに新しく人間サイズの肉体を与えられ、魔界で平和に暮らしている<ref>作者ブログより。</ref>。
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: 体の各部にある穴から前後にビームを放つ。
: 体の各部にある穴から前後にビームを放つ。
; 水泳
; 水泳
: その巨体と質量にも(削除) 拘 (削除ここまで)らず、泳ぐことが可能。シンクロナイズドスイミングまがいの動作も可能<ref>これに関しては、「'''これほどの巨体が泳いだら津波が発生しないか'''」と指摘しているファンも多く、「[[空想科学読本]]8」でも検証されている。</ref>。
: その巨体と質量にも(追記) かかわ (追記ここまで)らず、泳ぐことが可能。シンクロナイズドスイミングまがいの動作も可能<ref>これに関しては、「'''これほどの巨体が泳いだら津波が発生しないか'''」と指摘しているファンも多く、「[[空想科学読本]]8」でも検証されている。</ref>。
; 高速移動
; 高速移動
: 背中からエネルギーをジェット噴射し、高速で移動する。その速さは、[[ニュージーランド]]から日本まで約1時間で移動できる程。推定計算速度は[[ロケットエンジン]]搭載飛行機の持つ最高速度に相当するマッハ8前後。
: 背中からエネルギーをジェット噴射し、高速で移動する。その速さは、[[ニュージーランド]]から日本まで約1時間で移動できる程。推定計算速度は[[ロケットエンジン]]搭載飛行機の持つ最高速度に相当するマッハ8前後。
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== 諸機能 ==
== 諸機能 ==
; 鍵たる石
; 鍵たる石
: リオウが額につけていた小型の宝石の様な石の装置。後に[[ゼオンとデュフォー|ゼオン]]が奪う。これを身につけた者だけがファウードを意のままに操れる。装置を身につけると、操作方法や機能が直に脳に伝わってくる。ゼオンとの最終決戦でガッシュのバオウがこれを壊してしまった(削除) 為 (削除ここまで)、ファウードが暴走してしまう。[[アニメ]]版ではゼオンが悪あがきで壊し、意図的に暴走させられた。
: リオウが額につけていた小型の宝石の様な石の装置。後に[[ゼオンとデュフォー|ゼオン]]が奪う。これを身につけた者だけがファウードを意のままに操れる。装置を身につけると、操作方法や機能が直に脳に伝わってくる。ゼオンとの最終決戦でガッシュのバオウがこれを壊してしまった(追記) ため (追記ここまで)、ファウードが暴走してしまう。[[アニメ]]版ではゼオンが悪あがきで壊し、意図的に暴走させられた。
; 異世界間転送
; 異世界間転送
: リオウの一族が後から取り付けた装置で、人間界と魔界の間を移動する。作中では一貫して「ファウードを魔界に帰す装置」と呼ばれている。タイマー機能があるため無人でも転送させることが可能。エネルギーは心臓から借りる。また、この装置は脳のコンピュータとリンクしているため、これで清麿はこの装置に脳から操作出来ないようにロックを掛けたり兵器の照準設定を空か海のみにする細工をした。原作では心臓の魔物に半壊され機能が停止したがアースの修理によって再起動しこの装置によってファウードは魔界に送還された。なお、王を決める戦いが終わるとこの機能は上手く作動しないようで、人間界と魔界とのルートそのものに本の存在が何かしらの影響を与えている模様。
: リオウの一族が後から取り付けた装置で、人間界と魔界の間を移動する。作中では一貫して「ファウードを魔界に帰す装置」と呼ばれている。タイマー機能があるため無人でも転送させることが可能。エネルギーは心臓から借りる。また、この装置は脳のコンピュータとリンクしているため、これで清麿はこの装置に脳から操作出来ないようにロックを掛けたり兵器の照準設定を空か海のみにする細工をした。原作では心臓の魔物に半壊され機能が停止したがアースの修理によって再起動しこの装置によってファウードは魔界に送還された。なお、王を決める戦いが終わるとこの機能は上手く作動しないようで、人間界と魔界とのルートそのものに本の存在が何かしらの影響を与えている模様。
: アニメ版ではリオウによってエネルギーをカットされた(削除) 為 (削除ここまで)、最後までこの装置が作動する(削除) 事 (削除ここまで)(削除) 無 (削除ここまで)かった(おそらく、原作のようにロックを掛けるシーンがアニメ版では(削除) 無 (削除ここまで)かった(削除) 為 (削除ここまで)にこのように変更されたと思われる)。
: アニメ版ではリオウによってエネルギーをカットされた(追記) ため (追記ここまで)、最後までこの装置が作動する(追記) こと (追記ここまで)(追記) な (追記ここまで)かった(おそらく、原作のようにロックを掛けるシーンがアニメ版では(追記) な (追記ここまで)かった(追記) ため (追記ここまで)にこのように変更されたと思われる)。
; 瞬間移動
; 瞬間移動
: 異世界間転送にあるもう一つの機能で、離れた場所へ瞬時に移動する。エネルギーは心臓から借りる。ファウードが人間界に出現した直後、(削除) [[ (削除ここまで)ユーラシア大陸(削除) ]] (削除ここまで)北部のレスカ山脈から(削除) [[ (削除ここまで)ニュージーランド(削除) ]] (削除ここまで)へ瞬間移動した。また、清麿はこの機能を利用してファウードを[[ケルマディック海溝]]に沈めようとした。
: 異世界間転送にあるもう一つの機能で、離れた場所へ瞬時に移動する。エネルギーは心臓から借りる。ファウードが人間界に出現した直後、ユーラシア大陸北部のレスカ山脈からニュージーランドへ瞬間移動した。また、清麿はこの機能を利用してファウードを[[ケルマディック海溝]]に沈めようとした。
; 透明化
; 透明化
: 結界によって外部から存在が見えないよう透明化する。
: 結界によって外部から存在が見えないよう透明化する。
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: ファウードが封印されている間、脳や心臓などの重要機関を守るためのシールド。魔物の術などの魔力を無効化する。ただし、ファウード自身の魔力も無効化してしまうので、封印が解けると解除される。
: ファウードが封印されている間、脳や心臓などの重要機関を守るためのシールド。魔物の術などの魔力を無効化する。ただし、ファウード自身の魔力も無効化してしまうので、封印が解けると解除される。
; 回復液
; 回復液
: [[肝臓]]から分泌される、ファウードを動かす魔力を含んだ血液から養分だけを抽出した液。体力・心の力を回復させる。本来は心臓を打つ魔物が使っていた様にファウードの器官や組織、或いは本体そのもののために分泌されていると思われるが、魔物や人間が使えるカプセルが最初から複数個あり、それも肝臓だけでなく脳部やコントロールルームの近くにも装備されている(削除) 事 (削除ここまで)からして、魔物に使うことが最初から想定されていたものと考えられる。飲むだけでなく体を浸すことでも効き、また魔物に限らず人間にも効く(ただし時間はかかる)。作中でもガッシュに大ダメージを受けたリオウやそのリオウに殺されかけた清麿もこれに体を浸すことで復活している。味は清麿曰く「不味い」らしいが、他の登場人物は(当初は清麿自身も)そんな不平は一切言わずに口にしている。なお、最初にバニキスが使った際には注射状にして使用していた。
: [[肝臓]]から分泌される、ファウードを動かす魔力を含んだ血液から養分だけを抽出した液。体力・心の力を回復させる。本来は心臓を打つ魔物が使っていた様に(追記) 、 (追記ここまで)ファウードの器官や組織、或いは本体そのもののために分泌されていると思われるが、魔物や人間が使えるカプセルが最初から複数個あり、それも肝臓だけでなく脳部やコントロールルームの近くにも装備されている(追記) こと (追記ここまで)からして、魔物に使うことが最初から想定されていたものと考えられる。飲むだけでなく体を浸すことでも効き、また魔物に限らず人間にも効く(ただし時間はかかる)。作中でもガッシュに大ダメージを受けたリオウや(追記) 、 (追記ここまで)そのリオウに殺されかけた清麿もこれに体を浸すことで復活している。味は清麿曰く「不味い」らしいが、他の登場人物は(当初は清麿自身も)そんな不平は一切言わずに口にしている。なお、最初にバニキスが使った際には注射状にして使用していた。
; ゴデュファの契約
; ゴデュファの契約
: ファウードの肉体に手を触れて「ゴデュファ」と唱えた者に、ファウードの細胞を与えることで桁違いの力を分け与える。「ゴデュファ」の契約を受けた魔物はロデュウ・キース・ファンゴ・ギャロン・ジェデュンの5体。ファウードの力を得た者は容姿が変貌し、ファウードの主を倒そうとする意思を失い主のために戦おうする。場合によっては性格も邪悪化する。それでもファウードの主に危害を加えようとした場合は、体内に侵入したファウードの細胞により肉体が崩壊してやがて死に至る。なお、「ゴデュファ」を受けた魔物は魔界へ帰ると契約が無効になり、パワーアップ前と同じ元の姿と同じ状態で復活する。
: ファウードの肉体に手を触れて「ゴデュファ」と唱えた者に、ファウードの細胞を与えることで桁違いの力を分け与える。「ゴデュファ」の契約を受けた魔物はロデュウ・キース・ファンゴ・ギャロン・ジェデュンの5体。ファウードの力を得た者は容姿が変貌し、ファウードの主を倒そうとする意思を失い(追記) 、 (追記ここまで)主のために戦おうする。場合によっては性格も邪悪化する。それでもファウードの主に危害を加えようとした場合は、体内に侵入したファウードの細胞により肉体が崩壊してやがて死に至る。なお、「ゴデュファ」を受けた魔物は魔界へ帰ると契約が無効になり、パワーアップ前と同じ元の姿と同じ状態で復活する。
; 防御壁(ヘビー・シールド)
; 防御壁(ヘビー・シールド)
: ファウード内の部屋で魔物が術を使用すると発動する室内保護のためのシールド。ウマゴン・リーヤとザルチム・ファンゴとの戦いで使用された。
: ファウード内の部屋で魔物が術を使用すると発動する室内保護のためのシールド。ウマゴン・リーヤとザルチム・ファンゴとの戦いで使用された。
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: ファウードに118ヶ所ある、人や魔物をファウードの各部屋にワープさせる装置。外にも移動は可能だが普段は非常用のプログラムとして隠されている。
: ファウードに118ヶ所ある、人や魔物をファウードの各部屋にワープさせる装置。外にも移動は可能だが普段は非常用のプログラムとして隠されている。
; 数の鉄扉
; 数の鉄扉
: 2階でゼオンが仕掛けていた(削除) 罠 (削除ここまで)で、侵入者を妨害する仕掛けの(削除) 一 (削除ここまで)つ。800もの扉があり、魔物の力でも中々開けられないほど重い。その中にあるたった(削除) 一 (削除ここまで)つの本物の扉を見つけないと通過はできない。
: 2階でゼオンが仕掛けていた(追記) 仕掛け (追記ここまで)で、侵入者を妨害する仕掛けの(追記) 1 (追記ここまで)つ。800もの扉があり、魔物の力でも中々開けられないほど重い。その中にあるたった(追記) 1 (追記ここまで)つの本物の扉を見つけないと通過はできない。
; 透明な壁
; 透明な壁
: 3階でゼオンが仕掛けていた(削除) 罠 (削除ここまで)で、敵の呪文は一切通さない。また、地面の下まで伸びておりモモンの「アグラルク」でも通過は不能。赤いボタンを押すと、高密度のエネルギーに変わり、ゆっくりと動いて一度捕らえた者をその身を滅ぼすまで離さない破壊光線となる。ただし、一度捕らえられてもその上に遮蔽物が発生した場合は脱出可能。
: 3階でゼオンが仕掛けていた(追記) 仕掛け (追記ここまで)で、敵の呪文は一切通さない。また、地面の下まで伸びておりモモンの「アグラルク」でも通過は不能。赤いボタンを押すと、高密度のエネルギーに変わり、ゆっくりと動いて一度捕らえた者をその身を滅ぼすまで離さない破壊光線となる。ただし、一度捕らえられてもその上に遮蔽物が発生した場合は脱出可能。
; 柱
; 柱
: メインコントロールルームに何本も立てられている柱。内部に魔物や人間を閉じ込める機能を有する。また、この柱は魔力を通さない特殊鉱物で出来ており、柱に閉じ込められている状態では呪文は届かないのはおろか閉じ込められた魔物の呪文も発動しない。メインコントロールルーム内部の設備はこの柱に限らず全てその鉱物で出来ている。
: メインコントロールルームに何本も立てられている柱。内部に魔物や人間を閉じ込める機能を有する。また、この柱は魔力を通さない特殊鉱物で出来ており、柱に閉じ込められている状態では呪文は届かないのはおろか閉じ込められた魔物の呪文も発動しない。メインコントロールルーム内部の設備はこの柱に限らず全てその鉱物で出来ている。
; サポートシステム
; サポートシステム
: アニメ版のみの機能であり、土のような所から魔物の分身が現れる。ザルチム曰く「本来はその魔物の術を出し続ける機能」だったが、ロデュウが使った時は肉弾戦のみだった。なお、パートナーの心の力の消耗が通常よりも激しくなる。他にもパートナーに直接ファウードの力を注ぎ込ませ心の力を増大させ、術の威力も大幅に上げる(削除) 事 (削除ここまで)も可能。これにより前述の心の力の消耗も補える。
: アニメ版のみの機能であり、土のような所から魔物の分身が現れる。ザルチム曰く「本来はその魔物の術を出し続ける機能」だったが、ロデュウが使った時は肉弾戦のみだった。なお、パートナーの心の力の消耗が通常よりも激しくなる。他にもパートナーに直接ファウードの力を注ぎ込ませ心の力を増大させ、術の威力も大幅に上げる(追記) こと (追記ここまで)も可能。これにより前述の心の力の消耗も補える。


== 体内魔物 ==
== 体内魔物 ==
侵入者を排除するために、[[リンパ節]]に当たる器官から数限りなく生み出される魔物。ファウードの免疫として活動する。かなり強力で、弱い術では撃破は不可能。また、口から強力な酸を吐く能力を持つ。アニメ版では壁や床などから現れ、倒されると土のようになり崩壊する。また、器官の一部が独自の意志を持つ魔物となっている体内魔物もおり、その(削除) 殆 (削除ここまで)どが独自の名称を持っている。
侵入者を排除するために、[[リンパ節]]に当たる器官から数限りなく生み出される魔物。ファウードの免疫として活動する。かなり強力で、弱い術では撃破は不可能。また、口から強力な酸を吐く能力を持つ。アニメ版では壁や床などから現れ、倒されると土のようになり崩壊する。また、器官の一部が独自の意志を持つ魔物となっている体内魔物もおり、その(追記) ほとん (追記ここまで)どが独自の名称を持っている。
; ウンコティンティン
; ウンコティンティン
:声 - [[高木渉]]
:声 - [[高木渉]]
: ファウードの胃壁に上半身のみを張り出していた巨大な体内器官魔物。
: ファウードの胃壁に上半身のみを張り出していた巨大な体内器官魔物。
: 自らを「'''知の門番'''」と称し、ファウードの体内に侵入した者の知能を試すことを使命としている。実際他の体内魔物に比べて頭は良く、ファウードが人間界に来ている(削除) 事 (削除ここまで)や王を決める戦いのことを知っていた。外見は巨大な恐ろしい髑髏のようだが、実は幼稚な性格であり、清麿の怖い顔を見て恐怖していた。
: 自らを「'''知の門番'''」と称し、ファウードの体内に侵入した者の知能を試すことを使命としている。実際他の体内魔物に比べて頭は良く、ファウードが人間界に来ている(追記) こと (追記ここまで)や王を決める戦いのことを知っていた。外見は巨大な恐ろしい髑髏のようだが、実は幼稚な性格であり、清麿の怖い顔を見て恐怖していた。
: ファウード体内の探索に入ったガッシュ一行に(削除) 様々 (削除ここまで)な問題を出題するが、全て常識の範疇に収まるものであった(削除) 為 (削除ここまで)、次々と正解を出されてしまう。しかし、出会った時から何故か敵対視している清麿だけには、桁数が非常に大きい掛け算の問題を出題した(出題した当の本人は答えが分からないまま)が、清麿は苦もなく即答してしまった。このまま呆気なく突破されるかと思いきや、最後に残されたウマゴンに[[フェルマーの最終定理]]の証明を出題。人語を喋ることが出来ないウマゴンに回答は不能であるため、清麿が交渉を持ちかけ、恵に自分の下品な名前を他のメンバーの前で大声で叫ばせることで問題変更のチャンスを与え(恵にとってはこれが生涯のトラウマになったという)、それが言葉を要しない回答が可能な問題であった(削除) 為 (削除ここまで)、結果的にガッシュ一行の体内進入阻止に失敗してしまう。
: ファウード体内の探索に入ったガッシュ一行に(追記) さまざま (追記ここまで)な問題を出題するが、全て常識の範疇に収まるものであった(追記) ため (追記ここまで)、次々と正解を出されてしまう。しかし、出会った時から何故か敵対視している清麿だけには、桁数が非常に大きい掛け算の問題を出題した(出題した当の本人は答えが分からないまま)が、清麿は苦もなく即答してしまった。このまま呆気なく突破されるかと思いきや、最後に残されたウマゴンに[[フェルマーの最終定理]]の証明を出題。人語を喋ることが出来ないウマゴンに回答は不能であるため、清麿が交渉を持ちかけ、恵に自分の下品な名前を他のメンバーの前で大声で叫ばせることで問題変更のチャンスを与え(恵にとってはこれが生涯のトラウマになったという)、それが言葉を要しない回答が可能な問題であった(追記) ため (追記ここまで)、結果的にガッシュ一行の体内進入阻止に失敗してしまう。
: 更にその後、ファウードに侵入した者を排除する役割を担うため、ファウード復活の影響で胃壁から分離し完全体へと変化。再生・声マネを特技とする謎のアヒル「フェニックス」のついた下半身を現し、巨大な海賊風の姿になった。袖に多くの強力な武器を隠し持っており、そのふざけた名前や性格からは想像できない程の高い戦闘能力を見せた。体内探索を進めるガッシュ一行の前に再び出現し、清麿を救おうとしたウォンレイと対峙するも、[[ウォンレイとリィエン]]の決死の連携により、最終的に自爆にまで追いつめられた。なお、胃の試練において恵に[[セクシャルハラスメント|セクハラ]]行為をしたり、再度出現した時にも彼女に対する下品な願望を語っている(削除) 事 (削除ここまで)から、彼女に何らかの好意を抱いていたと思われる。
: 更にその後、ファウードに侵入した者を排除する役割を担うため、ファウード復活の影響で胃壁から分離し完全体へと変化。再生・声マネを特技とする謎のアヒル「フェニックス」のついた下半身を現し、巨大な海賊風の姿になった。袖に多くの強力な武器を隠し持っており、そのふざけた名前や性格からは想像できない程の高い戦闘能力を見せた。体内探索を進めるガッシュ一行の前に再び出現し、清麿を救おうとしたウォンレイと対峙するも、[[ウォンレイとリィエン]]の決死の連携により、最終的に自爆にまで追いつめられた。なお、胃の試練において恵に[[セクシャルハラスメント|セクハラ]]行為をしたり、再度出現した時にも彼女に対する下品な願望を語っている(追記) こと (追記ここまで)から、彼女に何らかの好意を抱いていたと思われる。
: アニメ版では試練においての恵へのセクハラ行為がカットされ、代わりに自分の機嫌を損ねさせた清麿に自分に謝らせることでチャンスを与えようとした(しかしこの目論見は怒り狂った清麿の気迫によって未遂に終わった)。(削除) ファウード復活後は原作同様 (削除ここまで)完全体になっていたが侵入してきたバリーの「ゾニス」によってファウードの胃液に落とされるという呆気ない最期を遂げた。
: アニメ版では試練においての恵へのセクハラ行為がカットされ、代わりに自分の機嫌を損ねさせた清麿に自分に謝らせることでチャンスを与えようとした(しかしこの目論見は怒り狂った清麿の気迫によって未遂に終わった)。(追記) また、 (追記ここまで)完全体になっていたが侵入してきたバリーの「ゾニス」によってファウードの胃液に落とされるという呆気ない最期を遂げた。
; 心臓を打つ魔物
; 心臓を打つ魔物
: 声 - [[佐藤晴男]]
: 声 - [[佐藤晴男]]
: ファウードの封印が解かれる前までその心臓を鈍器でひたすら打ち続けていた巨大な体内器官魔物。
: ファウードの封印が解かれる前までその心臓を鈍器でひたすら打ち続けていた巨大な体内器官魔物。
: 封印以来ずっとその使命に専念していた(削除) 為 (削除ここまで)か、ファウードが人間界に移動していたことや魔界と人間界の間を移動させる装置が設置されていた(削除) 事 (削除ここまで)を知らなかった。また、封印中は持ち場から離れられない代わりに絶対魔力防壁が働き、魔物の術は通用しない状態だった。
: 封印以来ずっとその使命に専念していた(追記) ため (追記ここまで)か、ファウードが人間界に移動していたことや魔界と人間界の間を移動させる装置が設置されていた(追記) こと (追記ここまで)を知らなかった。また、封印中は持ち場から離れられない代わりに絶対魔力防壁が働き、魔物の術は通用しない状態だった。
: ファウード復活後は完全体へと変化し、外敵を排除する役割を担うようになる。背中から複数のパイプを生やし、そこからファウードの回復液を吸収する(削除) 事 (削除ここまで)でダメージを受けたそばから回復出来るという驚異的な能力を持ち、他にも最後の手段として体を無数に炎の鞭に変える能力も持つ。ゼオンによるファウード強奪後、彼の命令でファウードを魔界に還す装置を破壊すべくアース・カルディオと対決。一時はファウードを魔界に還す装置を半壊させ同時にアース達を追いつめたが、カルディオの捨て身の最大呪文で全身を凍らされ、直後にアースが投げたヴァルセーレの剣によって砕け散った。
: ファウード復活後は完全体へと変化し、外敵を排除する役割を担うようになる。背中から複数のパイプを生やし、そこからファウードの回復液を吸収する(追記) こと (追記ここまで)でダメージを受けたそばから回復出来るという驚異的な能力を持ち、他にも最後の手段として体を無数に炎の鞭に変える能力も持つ。ゼオンによるファウード強奪後、彼の命令でファウードを魔界に還す装置を破壊すべくアース・カルディオと対決。一時はファウードを魔界に還す装置を半壊させ同時にアース達を追いつめたが、カルディオの捨て身の最大呪文で全身を凍らされ、直後にアースが投げたヴァルセーレの剣によって砕け散った。
: アニメ版では、リオウに操られてテッドとチェリッシュの対決に乱入。チェリッシュの本を燃やしたが、怒りを爆発させたテッドの「マキシマム・ナグル」によって一撃で倒されるという、強大な能力を持つ割りにウンコティンティン同様呆気ない最期を遂げた。
: アニメ版では、リオウに操られてテッドとチェリッシュの対決に乱入。チェリッシュの本を燃やしたが、怒りを爆発させたテッドの「マキシマム・ナグル」によって一撃で倒されるという、強大な能力を持つ割りにウンコティンティン同様呆気ない最期を遂げた。
; デゴスミア
; デゴスミア
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: 力は強いが頭が悪く、ガッシュ一行を標的にするよう指示したキースの命令を理解出来ずに誤ってバリーの方へと攻撃を仕掛けた。ゴデュファでパワーアップしたキースの「ギガノ・ギニス」を喰らっても全然平気という頑健さを見せたが、直後のバリーの「アラドム・ゴウゾニス」によって瞬殺された。
: 力は強いが頭が悪く、ガッシュ一行を標的にするよう指示したキースの命令を理解出来ずに誤ってバリーの方へと攻撃を仕掛けた。ゴデュファでパワーアップしたキースの「ギガノ・ギニス」を喰らっても全然平気という頑健さを見せたが、直後のバリーの「アラドム・ゴウゾニス」によって瞬殺された。
; ウンコティンティン2世
; ウンコティンティン2世
: 何本もの腕を持ち、コンピューターの操作に特化している。清麿が掛けたファウードのコンピューターロックを外そうとしていたが、複雑すぎるため成功しなかったと思われる(ちなみにそのロックは清麿曰く「魔界の者には理解不能」との(削除) 事 (削除ここまで))。
: 何本もの腕を持ち、コンピューターの操作に特化している。清麿が掛けたファウードのコンピューターロックを外そうとしていたが、複雑すぎるため成功しなかったと思われる(ちなみにそのロックは清麿曰く「魔界の者には理解不能」との(追記) こと (追記ここまで))。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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[[Category:金色のガッシュ!!の登場人物]]
[[Category:金色のガッシュ!!の登場人物]]
[[Category:架空のロボット兵器]]
[[Category:架空のロボット兵器]]

2013年10月5日 (土) 05:22時点における版

ファウードは、雷句誠漫画作品『金色のガッシュ!!』に登場する、架空のキャラクターである。

概要

ファウードは、大昔の魔界において、魔導の術によって作られたと伝えられている超巨大な魔物であり、作中でも屈指の強さを持つ魔物とされる。正式名称は「魔導巨兵ファウード」。最終的にこのファウードを作った者が誰なのかは明かされることはなかった(27巻の口絵部分に製作者らしき人物の後姿が描かれているのみ)。世界を滅ぼすことが出来るほどの強大な力を持つため、魔界の極地に封印されていたが、リオウの一族によって人間界へ転送され、ついに封印が解かれてしまう。封印が解かれた直後、腹ごしらえのためかを丸呑みし、更にはくしゃみだけで島を吹き飛ばしていた。

原作ではガッシュがゼオンの力を借りて発動した真の「バオウ・ザケルガ」で黒コゲになった直後、装置のタイマーが起動し魔界に帰された。ガッシュが魔界の王になった後は、他の魔物と共にガッシュに新しく人間サイズの肉体を与えられ、魔界で平和に暮らしている[1]

アニメ版では清麿の言動から察するに、ファウードは土から作られたものであると思われる。最後はガッシュの巨大「バオウ・ザケルガ」で破壊されその残骸が大地の一部に帰っていった。その圧倒的戦闘能力にも拘らずアニメ版・原作共々呆気ない最期だった。

兵装・能力

主砲
口から放つ巨大な超強力エネルギー波。大量のエネルギーを要するため連射は不可能。
十指砲(カーファーロウ)
両手の指からレーザーを放つ。
角の剣
首元に付いている角のようなものを外し、それを使って物理攻撃を行う。
穴の砲
体の各部にある穴から前後にビームを放つ。
水泳
その巨体と質量にもかかわらず、泳ぐことが可能。シンクロナイズドスイミングまがいの動作も可能[2]
高速移動
背中からエネルギーをジェット噴射し、高速で移動する。その速さは、ニュージーランドから日本まで約1時間で移動できる程。推定計算速度はロケットエンジン搭載飛行機の持つ最高速度に相当するマッハ8前後。

諸機能

鍵たる石
リオウが額につけていた小型の宝石の様な石の装置。後にゼオンが奪う。これを身につけた者だけがファウードを意のままに操れる。装置を身につけると、操作方法や機能が直に脳に伝わってくる。ゼオンとの最終決戦でガッシュのバオウがこれを壊してしまったため、ファウードが暴走してしまう。アニメ版ではゼオンが悪あがきで壊し、意図的に暴走させられた。
異世界間転送
リオウの一族が後から取り付けた装置で、人間界と魔界の間を移動する。作中では一貫して「ファウードを魔界に帰す装置」と呼ばれている。タイマー機能があるため無人でも転送させることが可能。エネルギーは心臓から借りる。また、この装置は脳のコンピュータとリンクしているため、これで清麿はこの装置に脳から操作出来ないようにロックを掛けたり兵器の照準設定を空か海のみにする細工をした。原作では心臓の魔物に半壊され機能が停止したがアースの修理によって再起動しこの装置によってファウードは魔界に送還された。なお、王を決める戦いが終わるとこの機能は上手く作動しないようで、人間界と魔界とのルートそのものに本の存在が何かしらの影響を与えている模様。
アニメ版ではリオウによってエネルギーをカットされたため、最後までこの装置が作動することはなかった(おそらく、原作のようにロックを掛けるシーンがアニメ版ではなかったためにこのように変更されたと思われる)。
瞬間移動
異世界間転送にあるもう一つの機能で、離れた場所へ瞬時に移動する。エネルギーは心臓から借りる。ファウードが人間界に出現した直後、ユーラシア大陸北部のレスカ山脈からニュージーランドへ瞬間移動した。また、清麿はこの機能を利用してファウードをケルマディック海溝に沈めようとした。
透明化
結界によって外部から存在が見えないよう透明化する。
絶対魔力防壁(マジック・シールド)
ファウードが封印されている間、脳や心臓などの重要機関を守るためのシールド。魔物の術などの魔力を無効化する。ただし、ファウード自身の魔力も無効化してしまうので、封印が解けると解除される。
回復液
肝臓から分泌される、ファウードを動かす魔力を含んだ血液から養分だけを抽出した液。体力・心の力を回復させる。本来は心臓を打つ魔物が使っていた様に、ファウードの器官や組織、或いは本体そのもののために分泌されていると思われるが、魔物や人間が使えるカプセルが最初から複数個あり、それも肝臓だけでなく脳部やコントロールルームの近くにも装備されていることからして、魔物に使うことが最初から想定されていたものと考えられる。飲むだけでなく体を浸すことでも効き、また魔物に限らず人間にも効く(ただし時間はかかる)。作中でもガッシュに大ダメージを受けたリオウや、そのリオウに殺されかけた清麿もこれに体を浸すことで復活している。味は清麿曰く「不味い」らしいが、他の登場人物は(当初は清麿自身も)そんな不平は一切言わずに口にしている。なお、最初にバニキスが使った際には注射状にして使用していた。
ゴデュファの契約
ファウードの肉体に手を触れて「ゴデュファ」と唱えた者に、ファウードの細胞を与えることで桁違いの力を分け与える。「ゴデュファ」の契約を受けた魔物はロデュウ・キース・ファンゴ・ギャロン・ジェデュンの5体。ファウードの力を得た者は容姿が変貌し、ファウードの主を倒そうとする意思を失い、主のために戦おうする。場合によっては性格も邪悪化する。それでもファウードの主に危害を加えようとした場合は、体内に侵入したファウードの細胞により肉体が崩壊してやがて死に至る。なお、「ゴデュファ」を受けた魔物は魔界へ帰ると契約が無効になり、パワーアップ前と同じ元の姿と同じ状態で復活する。
防御壁(ヘビー・シールド)
ファウード内の部屋で魔物が術を使用すると発動する室内保護のためのシールド。ウマゴン・リーヤとザルチム・ファンゴとの戦いで使用された。
移動装置
ファウードに118ヶ所ある、人や魔物をファウードの各部屋にワープさせる装置。外にも移動は可能だが普段は非常用のプログラムとして隠されている。
数の鉄扉
2階でゼオンが仕掛けていた仕掛けで、侵入者を妨害する仕掛けの1つ。800もの扉があり、魔物の力でも中々開けられないほど重い。その中にあるたった1つの本物の扉を見つけないと通過はできない。
透明な壁
3階でゼオンが仕掛けていた仕掛けで、敵の呪文は一切通さない。また、地面の下まで伸びておりモモンの「アグラルク」でも通過は不能。赤いボタンを押すと、高密度のエネルギーに変わり、ゆっくりと動いて一度捕らえた者をその身を滅ぼすまで離さない破壊光線となる。ただし、一度捕らえられてもその上に遮蔽物が発生した場合は脱出可能。
メインコントロールルームに何本も立てられている柱。内部に魔物や人間を閉じ込める機能を有する。また、この柱は魔力を通さない特殊鉱物で出来ており、柱に閉じ込められている状態では呪文は届かないのはおろか閉じ込められた魔物の呪文も発動しない。メインコントロールルーム内部の設備はこの柱に限らず全てその鉱物で出来ている。
サポートシステム
アニメ版のみの機能であり、土のような所から魔物の分身が現れる。ザルチム曰く「本来はその魔物の術を出し続ける機能」だったが、ロデュウが使った時は肉弾戦のみだった。なお、パートナーの心の力の消耗が通常よりも激しくなる。他にもパートナーに直接ファウードの力を注ぎ込ませ心の力を増大させ、術の威力も大幅に上げることも可能。これにより前述の心の力の消耗も補える。

体内魔物

侵入者を排除するために、リンパ節に当たる器官から数限りなく生み出される魔物。ファウードの免疫として活動する。かなり強力で、弱い術では撃破は不可能。また、口から強力な酸を吐く能力を持つ。アニメ版では壁や床などから現れ、倒されると土のようになり崩壊する。また、器官の一部が独自の意志を持つ魔物となっている体内魔物もおり、そのほとんどが独自の名称を持っている。

ウンコティンティン
声 - 高木渉
ファウードの胃壁に上半身のみを張り出していた巨大な体内器官魔物。
自らを「知の門番」と称し、ファウードの体内に侵入した者の知能を試すことを使命としている。実際他の体内魔物に比べて頭は良く、ファウードが人間界に来ていることや王を決める戦いのことを知っていた。外見は巨大な恐ろしい髑髏のようだが、実は幼稚な性格であり、清麿の怖い顔を見て恐怖していた。
ファウード体内の探索に入ったガッシュ一行にさまざまな問題を出題するが、全て常識の範疇に収まるものであったため、次々と正解を出されてしまう。しかし、出会った時から何故か敵対視している清麿だけには、桁数が非常に大きい掛け算の問題を出題した(出題した当の本人は答えが分からないまま)が、清麿は苦もなく即答してしまった。このまま呆気なく突破されるかと思いきや、最後に残されたウマゴンにフェルマーの最終定理の証明を出題。人語を喋ることが出来ないウマゴンに回答は不能であるため、清麿が交渉を持ちかけ、恵に自分の下品な名前を他のメンバーの前で大声で叫ばせることで問題変更のチャンスを与え(恵にとってはこれが生涯のトラウマになったという)、それが言葉を要しない回答が可能な問題であったため、結果的にガッシュ一行の体内進入阻止に失敗してしまう。
更にその後、ファウードに侵入した者を排除する役割を担うため、ファウード復活の影響で胃壁から分離し完全体へと変化。再生・声マネを特技とする謎のアヒル「フェニックス」のついた下半身を現し、巨大な海賊風の姿になった。袖に多くの強力な武器を隠し持っており、そのふざけた名前や性格からは想像できない程の高い戦闘能力を見せた。体内探索を進めるガッシュ一行の前に再び出現し、清麿を救おうとしたウォンレイと対峙するも、ウォンレイとリィエンの決死の連携により、最終的に自爆にまで追いつめられた。なお、胃の試練において恵にセクハラ行為をしたり、再度出現した時にも彼女に対する下品な願望を語っていることから、彼女に何らかの好意を抱いていたと思われる。
アニメ版では試練においての恵へのセクハラ行為がカットされ、代わりに自分の機嫌を損ねさせた清麿に自分に謝らせることでチャンスを与えようとした(しかしこの目論見は怒り狂った清麿の気迫によって未遂に終わった)。また、完全体になっていたが侵入してきたバリーの「ゾニス」によってファウードの胃液に落とされるという呆気ない最期を遂げた。
心臓を打つ魔物
声 - 佐藤晴男
ファウードの封印が解かれる前までその心臓を鈍器でひたすら打ち続けていた巨大な体内器官魔物。
封印以来ずっとその使命に専念していたためか、ファウードが人間界に移動していたことや魔界と人間界の間を移動させる装置が設置されていたことを知らなかった。また、封印中は持ち場から離れられない代わりに絶対魔力防壁が働き、魔物の術は通用しない状態だった。
ファウード復活後は完全体へと変化し、外敵を排除する役割を担うようになる。背中から複数のパイプを生やし、そこからファウードの回復液を吸収することでダメージを受けたそばから回復出来るという驚異的な能力を持ち、他にも最後の手段として体を無数に炎の鞭に変える能力も持つ。ゼオンによるファウード強奪後、彼の命令でファウードを魔界に還す装置を破壊すべくアース・カルディオと対決。一時はファウードを魔界に還す装置を半壊させ同時にアース達を追いつめたが、カルディオの捨て身の最大呪文で全身を凍らされ、直後にアースが投げたヴァルセーレの剣によって砕け散った。
アニメ版では、リオウに操られてテッドとチェリッシュの対決に乱入。チェリッシュの本を燃やしたが、怒りを爆発させたテッドの「マキシマム・ナグル」によって一撃で倒されるという、強大な能力を持つ割りにウンコティンティン同様呆気ない最期を遂げた。
デゴスミア
ファウードの透明な壁の部屋で、キースと共にガッシュ達を迎え撃った体内魔物。3つの頭を有しており、キースからは「デゴス」の愛称で呼ばれている。
力は強いが頭が悪く、ガッシュ一行を標的にするよう指示したキースの命令を理解出来ずに誤ってバリーの方へと攻撃を仕掛けた。ゴデュファでパワーアップしたキースの「ギガノ・ギニス」を喰らっても全然平気という頑健さを見せたが、直後のバリーの「アラドム・ゴウゾニス」によって瞬殺された。
ウンコティンティン2世
何本もの腕を持ち、コンピューターの操作に特化している。清麿が掛けたファウードのコンピューターロックを外そうとしていたが、複雑すぎるため成功しなかったと思われる(ちなみにそのロックは清麿曰く「魔界の者には理解不能」とのこと)。

脚注

  1. ^ 作者ブログより。
  2. ^ これに関しては、「これほどの巨体が泳いだら津波が発生しないか」と指摘しているファンも多く、「空想科学読本8」でも検証されている。
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