コンテンツにスキップ
Wikipedia

「ヴィンセント・バリーとグスタフ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
11行目: 11行目:
石版編ではガッシュとの再戦を理由にナゾナゾ博士への協力を拒んでいたが、その後竜族の神童・エルザドルとの死闘を経て、そうした拘りに囚われていた己の卑小さに気付いていった。[[ファウード]]編においては遂にナゾナゾ博士と合流し、ブラゴと共にガッシュ達のピンチを救いに現れる。心技共に一回り成長したバリーにとってかつての自分の位置に留まったままであるキースは敵ではなく、鬼神の如き力を見せ圧勝。だが、捨て身のキースが作動させたファウードの罠に仲間を助けるためにガッシュが自ら掛かり「自分の代わりにゼオンを倒してくれ」と言われるが彼を見捨てることが出来ず、敢えて彼の替わりに犠牲となる道を選んだ。「王」になれなかったことだけが心残りだったが、グスタフに「'''王をも殴れる男'''」(過ちをおかした王を正しき道へ導ける者)になったと諭され、それに満足して魔界へと帰っていった(本はサンビームに火を点けさせた)。
石版編ではガッシュとの再戦を理由にナゾナゾ博士への協力を拒んでいたが、その後竜族の神童・エルザドルとの死闘を経て、そうした拘りに囚われていた己の卑小さに気付いていった。[[ファウード]]編においては遂にナゾナゾ博士と合流し、ブラゴと共にガッシュ達のピンチを救いに現れる。心技共に一回り成長したバリーにとってかつての自分の位置に留まったままであるキースは敵ではなく、鬼神の如き力を見せ圧勝。だが、捨て身のキースが作動させたファウードの罠に仲間を助けるためにガッシュが自ら掛かり「自分の代わりにゼオンを倒してくれ」と言われるが彼を見捨てることが出来ず、敢えて彼の替わりに犠牲となる道を選んだ。「王」になれなかったことだけが心残りだったが、グスタフに「'''王をも殴れる男'''」(過ちをおかした王を正しき道へ導ける者)になったと諭され、それに満足して魔界へと帰っていった(本はサンビームに火を点けさせた)。


最終的にガッシュと清麿を完璧な形で敗北に追い込んだのはこのバリーとグスタフの(削除) 2 (削除ここまで)人だけである。なお、キースとは魔界の西の地にある学校での同級生であり、転校生として来たところをキースに悪口を言われたために喧嘩を起こし、強い筈の彼を倒した(この時から、実力は相当なものだと思われる)。その(削除) 事 (削除ここまで)からキースはバリーをライバルと思い続けていた。なお、エルザドル戦後は自慢の角を一本失い<ref>角から出る術の威力に影響を与えている描写は(削除) 無 (削除ここまで)い。</ref>、体中に傷跡が残っている。魔界に帰った後も傷が残っているのは、バリーがそれを誇りとして自らの意思で残したものと思われる。
最終的にガッシュと清麿を完璧な形で敗北に追い込んだのはこのバリーとグスタフの(追記) 二 (追記ここまで)人だけである。なお、キースとは魔界の西の地にある学校での同級生であり、転校生として来たところをキースに悪口を言われたために喧嘩を起こし、強い筈の彼を倒した(この時から、実力は相当なものだと思われる)。その(追記) こと (追記ここまで)からキースはバリーをライバルと思い続けていた。なお、エルザドル戦後は自慢の角を一本失い<ref>角から出る術の威力に影響を与えている描写は(追記) な (追記ここまで)い。</ref>、体中に傷跡が残っている。魔界に帰った後も傷が残っているのは、バリーがそれを誇りとして自らの意思で残したものと思われる。


クリアとの最終決戦では、クリアの弱点である「力の球」を守る抜け殻を破壊する役割を果たした。ガッシュが王となった後はロデュウ・キースと同じ学校に通っているようだが、その雰囲気は半ば[[不良行為少年|不良]]グループのような雰囲気だった(何故かツァオロンも一緒にいる)。
クリアとの最終決戦では、クリアの弱点である「力の球」を守る抜け殻を破壊する役割を果たした。ガッシュが王となった後はロデュウ・キースと同じ学校に通っているようだが、その雰囲気は半ば[[不良行為少年|不良]]グループのような雰囲気だった(何故かツァオロンも一緒にいる)。


アニメのファウード編では原作に先行してテッド達と共に再登場し、ガッシュと再戦するために彼を探していたがキースと交戦してそのまま倒し、コントロールルームでガッシュがゼオンと戦っているところを見て参戦しようとしたがグスタフに止められる。結局、ガッシュとの再戦を示唆する形で出番を終えた。また、キースとはいも天の大食い勝負で負けたことがあるという戦闘能力ではなく食べ物に関連する因縁になっており勝敗も逆転。その(削除) 事 (削除ここまで)からキースから勝手にライバルと言っていたが、本人は怒りに心頭であった。なお、彼は原作よりもチンピラな描かれ方が多かった。
アニメのファウード編では原作に先行してテッド達と共に再登場し、ガッシュと再戦するために彼を探していたがキースと交戦してそのまま倒し、コントロールルームでガッシュがゼオンと戦っているところを見て参戦しようとしたがグスタフに止められる。結局、ガッシュとの再戦を示唆する形で出番を終えた。また、キースとはいも天の大食い勝負で負けたことがあるという戦闘能力ではなく食べ物に関連する因縁になっており勝敗も逆転。その(追記) こと (追記ここまで)からキースから勝手にライバルと言っていたが、本人は怒りに心頭であった。なお、彼は原作よりもチンピラな描かれ方が多かった。


人間換算年齢:17歳。好きな食べ物:魚、赤ワイン、木炭、ステーキ。趣味:強い奴と戦うこと、角みがき。
人間換算年齢:17歳。好きな食べ物:魚、赤ワイン、木炭、ステーキ。趣味:強い奴と戦うこと、角みがき。

2013年10月5日 (土) 05:20時点における版

金色のガッシュ!! > 金色のガッシュ!!の登場人物 > ヴィンセント・バリーとグスタフ

ヴィンセント・バリーグスタフは、雷句誠漫画作品『金色のガッシュ!!』および同作を原作としたテレビアニメ『金色のガッシュベル!!』の登場人物である。

ヴィンセント・バリー

声 - 置鮎龍太郎

頭に触覚のような2本の角を生やした青色の長身の魔物。好戦的で、(当時の)ガッシュの「バオウ・ザケルガ」を直撃しても対峙するタフさを持つ。圧倒的な強さを誇るものの、目指すべき王の形を見付けられず、ただひたすら強さだけを追い求めていた。初登場当初は戦いの時は人間でも容赦なく犠牲にするなど、非情な一面もあった[1] 。ガッシュと戦った際、戦闘能力が完全に上回っていたにも拘らず彼の意志の強さに怯んでしまい、どんな力にも屈しない「強き王」になると誓う。

石版編ではガッシュとの再戦を理由にナゾナゾ博士への協力を拒んでいたが、その後竜族の神童・エルザドルとの死闘を経て、そうした拘りに囚われていた己の卑小さに気付いていった。ファウード編においては遂にナゾナゾ博士と合流し、ブラゴと共にガッシュ達のピンチを救いに現れる。心技共に一回り成長したバリーにとってかつての自分の位置に留まったままであるキースは敵ではなく、鬼神の如き力を見せ圧勝。だが、捨て身のキースが作動させたファウードの罠に仲間を助けるためにガッシュが自ら掛かり「自分の代わりにゼオンを倒してくれ」と言われるが彼を見捨てることが出来ず、敢えて彼の替わりに犠牲となる道を選んだ。「王」になれなかったことだけが心残りだったが、グスタフに「王をも殴れる男」(過ちをおかした王を正しき道へ導ける者)になったと諭され、それに満足して魔界へと帰っていった(本はサンビームに火を点けさせた)。

最終的にガッシュと清麿を完璧な形で敗北に追い込んだのはこのバリーとグスタフの二人だけである。なお、キースとは魔界の西の地にある学校での同級生であり、転校生として来たところをキースに悪口を言われたために喧嘩を起こし、強い筈の彼を倒した(この時から、実力は相当なものだと思われる)。そのことからキースはバリーをライバルと思い続けていた。なお、エルザドル戦後は自慢の角を一本失い[2] 、体中に傷跡が残っている。魔界に帰った後も傷が残っているのは、バリーがそれを誇りとして自らの意思で残したものと思われる。

クリアとの最終決戦では、クリアの弱点である「力の球」を守る抜け殻を破壊する役割を果たした。ガッシュが王となった後はロデュウ・キースと同じ学校に通っているようだが、その雰囲気は半ば不良グループのような雰囲気だった(何故かツァオロンも一緒にいる)。

アニメのファウード編では原作に先行してテッド達と共に再登場し、ガッシュと再戦するために彼を探していたがキースと交戦してそのまま倒し、コントロールルームでガッシュがゼオンと戦っているところを見て参戦しようとしたがグスタフに止められる。結局、ガッシュとの再戦を示唆する形で出番を終えた。また、キースとはいも天の大食い勝負で負けたことがあるという戦闘能力ではなく食べ物に関連する因縁になっており勝敗も逆転。そのことからキースから勝手にライバルと言っていたが、本人は怒りに心頭であった。なお、彼は原作よりもチンピラな描かれ方が多かった。

人間換算年齢:17歳。好きな食べ物:魚、赤ワイン、木炭、ステーキ。趣味:強い奴と戦うこと、角みがき。

呪文

1. ゾニス
角から竜巻状の光線エネルギーを放つ。角を地面に向け逆噴射すれば、反動で空を飛ぶことも可能。ちなみに光線を出す時は、「ゾゾゾゾッ」「ゾニッ」という音がする。
2. ガルゾニス
全身を高速回転させながら突進する。
3. ドルゾニス
ドリル状の光線エネルギーを手に包み、突きの貫通力を高める。
4. ギガノ・ゾニス
「ゾニス」を遥かに上回る威力を持つ、巨大な竜巻状の光線エネルギーを角から放つ。「ゾニス」の要領で高速飛行することも可能。
5. ゾルシルド
角の付いた盾を出現させる。
6. ディガル・ドルゾニス
全身をドリルのように高速回転させながら突進し、対象を貫く。この術でファウードの首筋から体内に侵入した。
7. アラドム・ゴウゾニス
手から超強力な爆発する竜巻状の光線エネルギーを放出する。バリーは貫手で敵の体に食い込ませ、内部で爆発を起こす戦法で使用している。
8. ゴウ・ゾルシルド
「ゾルシルド」の強化版で、防御範囲が増した盾を出す。
9. アム・ラ・ゾルク
両手にエネルギーを集中させ、相手の術を受け止め跳ね返す。術発動時のグスタフの台詞からこの時の掌は自動的に受け止めるのではなく、バリーが自身の意志で動かしていると推測される。
10. ディオガ・ゾニスドン
「ギガノ・ゾニス」よりも更に巨大かつ複雑な竜巻状の光線エネルギーを角から放つ、バリーの最大呪文。呪文の弱所を突いたとはいえ、遥かにパワーアップしたキースの最大呪文を一方的に打ち破る程の威力。
11. シン・ドルゾニス
「ドルゾニス」の強化版で「シン」の術の一つ。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分達を助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思った時に、ガッシュの金色の本に現れた呪文。
12. オルゾニス
ゲームオリジナル呪文。相手を追いかける竜巻状の光線を放つ。
13. 名称不明
アニメオリジナル呪文。エネルギーを体に纏い突進する。アニメ版のバリーの最大術だが呪文が呼称されず、その後登場しなかった。テッド戦で使用。

グスタフ

声 - 石塚運昇

バリーの本(コバルトブルー)の持ち主である壮年の男性。常に煙草を銜えている。国籍はフィンランド。バリーとは自宅の屋根で出会った[3]

バリーの精神的成長を担う師匠のような存在であり、「ただ強者を求めるだけ」のバリーを「チンピラ」と称し、彼にその正当性を投げかけていた。呪文を叫ぶ際に手を伸ばして独特のポーズを取る癖がある。また「ガルゾニス」状態のバリーの脚を掴んで付いていくなど、時々常人とは思えない行動を取る。戦いの意味をバリーに見つけさせるため、ガッシュ達と戦わせた(勿論これは成功した)。最後の別れ際には「王をも殴れる男」になったと彼を称え涙を流しながら見送った。

名前の由来はカール・グスタフ・マンネルヘイムと思われる[要出典 ]

脚注

  1. ^ ナオミちゃんをガッシュと間違えた時は彼女に馬鹿にされたことで、ナオミちゃんを蹴り飛ばした。
  2. ^ 角から出る術の威力に影響を与えている描写はない。
  3. ^ バリーは何故か頭からグスタフの家の煙突に突き刺さった状態という不可思議な出会い方をしている。
メディア展開
登場人物
関連楽曲
アニメOP
アニメED
劇場版
関連項目
カテゴリ カテゴリ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /