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2013年8月3日 (土) 17:29時点における版
サリュート3号(Salyut 3、ロシア語: Салют-3)は1974年 6月25日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた宇宙ステーション。軍事用のアルマース宇宙ステーションであり、本来の目的は秘匿して運用された。
打上げ時には高度219kmから270kmを飛行し、最終的には268kmから272kmに達した。サリュート3号の総重量は18トンから19トンであった。宇宙船の中央に側面に沿って2つの太陽電池を備えており、データや材料を回収するための取り外し可能なモジュールも備えていた。ソユーズ14号により乗員が運ばれ、ステーションに乗り込み、その後帰還している。ソユーズ15号が2度目の乗組員を運ぼうとしたが、ドッキングに失敗した。1975年1月24日に大気圏再突入した。
ミッション
サリュート3号は、常に地球に向けられるように配置された最初の宇宙ステーションであった。このために、50万個の高度制御スラスタが用いられた。
様々な偵察センサの試験が行なわれた。1974年9月23日、ステーションのリカバリーモジュールが放出され、大気圏再突入が行なわれた。
1975年1月24日、500mから3000mの範囲で航空機搭載用機関砲のNR-23(またはNudelmann NR-30)が発射されたとの複数の報道がある[1] 。
仕様
- 長さ - 14.55m
- 最大直径 - 4.15m
- 居住体積 - 90m3
- 打上げ時重量 - 18,900kg
- 打上げロケット - プロトンロケット
- 太陽電池数 - 2
- 補給船 - Soyuz Ferry
- ドッキングポート数 - 1
- 乗員人数 - 3
- メインエンジン数 - 2
- メインエンジンスラスタ - 400kg (3.9kN)
訪れた宇宙船と乗組員
関連項目
出典
外部リンク
- http://nssdc.gsfc.nasa.gov/database/MasterCatalog?sc=1974-046A
- Soviet Space Stations as Analogs - NASA report (PDF format)
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