「川本皓嗣」の版間の差分
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雑誌掲載のものは特段の理由がない限り不要。
26行目:
26行目:
*『アメリカ名詩選』[[亀井俊介]]共編訳 岩波文庫 1993
*『アメリカ名詩選』[[亀井俊介]]共編訳 岩波文庫 1993
*[[テリー・イーグルトン]]『詩をどう読むか』岩波書店、2011
*[[テリー・イーグルトン]]『詩をどう読むか』岩波書店、2011
* 第1回[[正岡子規国際俳句賞]]大賞受賞講演 イヴ・ボヌフォワ「[[俳句]]と短詩型と[[フランス]]の詩人たち」(『[[新潮]]』2000 年 12 月号)
(追記) <!-- (追記ここまで)* 第1回[[正岡子規国際俳句賞]]大賞受賞講演 イヴ・ボヌフォワ「[[俳句]]と短詩型と[[フランス]]の詩人たち」(『[[新潮]]』2000 年 12 月号)(追記) --> (追記ここまで)
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
2013年5月30日 (木) 14:50時点における版
川本 皓嗣(かわもと こうじ、1939年 10月28日 - )は、比較文学者。東京大学 名誉教授、日本学士院会員。元日本比較文学会会長。博士(学術)(東京大学、1992年)。大阪府生まれ。
略歴
住吉高等学校卒、東大教養学科フランス科卒業、イギリス科に学士入学し、1965年中退、同大学院比較文学比較文化専攻進学、博士課程中退、1971年東大教養学部フランス語助手、1973年同英語科講師、1977年助教授、のち教授。1992年博士論文『日本詩歌の伝統』で小泉八雲賞、サントリー学芸賞受賞。1994年比較文学比較文化専攻主任、99年より日本比較文学会および国際比較文学会会長、2000年東大を定年退官し帝塚山学院大学国際文化学部教授、のち大手前大学副学長を経て、学長。2009年学士院会員。2012年学長を退任。
フランス、アメリカの詩の研究に始まり、日本の詩歌について研究し、七五調や俳句の構成についての説がある。
著書
- 『日本詩歌の伝統』岩波書店 1991
- 『アメリカの詩を読む』岩波書店・セミナーブックス 1998
共編著
『歌と詩の系譜』(叢書比較文学比較文化 5) 中央公論社 1994
- 『美女の図像学』思文閣出版 1994
- 『文学の方法』小林康夫共編 東京大学出版会 1996
- 『翻訳の方法』井上健共編 東京大学出版会 1997
- 『近代日本における外国文学の受容』山内久明共編 放送大学教育振興会 2003
- 『力か対話か 異文化交流は「文明の衝突」を防ぎ得るか』中央公論事業出版 2004
- 『ヴィクトリア朝英国と東アジア』松村昌家共編 思文閣出版 2006
- 『阪神文化論』松村昌家共編 思文閣出版、2008
- 『一九二〇年代東アジアの文化交流 大手前大学比較文化研究叢書』上垣外憲一共編 思文閣出版 2011
- 『比較詩学と文化の翻訳』上垣外憲一共編 思文閣出版、2012
翻訳
- 『アメリカ名詩選』亀井俊介共編訳 岩波文庫 1993
- テリー・イーグルトン『詩をどう読むか』岩波書店、2011
関連項目
参考
- 駒場1991