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2013年1月25日 (金) 06:17時点における版

トニー・マラーノ
Tony Marano
誕生 (1949年02月19日) 1949年 2月19日(75歳)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ウィキポータル 文学
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トニー・マラーノ(Tony Marano1949年 -現在 )は、アメリカ合衆国作家評論家テキサス州海軍協会 名誉 大将 [1] ニューヨーク市 ブルックリン区出身[2] で、AT&Tを定年退職後はテキサス州に在住[3] ハンドルネームPropaganda Busterを名乗る。日本ではテキサス親父(Texas Daddy)と通称され、本人もその通称を気に入っている様子で、動画の中で自ら「テキサス親父」と自称している事もある[4] イタリア系アメリカ人

なお、ステーキ店を経営しているという情報が動画に対するコメントを中心に広まっているが、これはシーシェパードに対する「テキサスのステーキ店に来て抗議してみろ」という過去の発言[5] が「自分が経営するテキサスのステーキ店に来て抗議してみろ」と拡大解釈されたことによる誤解であり、本人が否定している。

概要

2006年ごろからYouTube上でPropaganda Busterの名で動画で意見を発信している。YouTubeを知る前は新聞への投書を行っていたが、他の投稿者も取り上げるであろう重大な(と本人が考える)話題が採用されないことが多く、ニュースを選択する基準に疑念を抱いていた[2] 。当初はアメリカの政治についての動画が中心であったが、2008年にシーシェパードに関して日本を擁護する意見を投稿したところ、日本人の有志によって翻訳した字幕を付けてニコニコ動画へ転載され、日本からの反響を呼ぶようになり、それ以来日本を含むアジア諸国にも関心を向けるようになる[2]

カトリック・保守の立場から、左翼的傾向の組織や人物について批判を加える。ハンドルネームが示すように、各種プロパガンダにおける誤りや矛盾を出典を示しながら反証し、世論誘導を批判するスタイルが特徴。日本人を応援する評論が多く、日本の伝統捕鯨を支持しており、シーシェパードやグリーンピースを強く非難している[6] 。日本が捕鯨非難の標的にされるのは、日本人が礼儀正しく丁寧なためであるとしている[5] アメリカによるトヨタ自動車批判についてはアメリカの自動車メーカーとのリコール件数のデータを比較して不当なものであると非難している[7] 。このほかにも、中国共産党に対する批判的な評論も多く見られる。

2010年 4月1日テレビ朝日 ワイドスクランブルは、マラーノを日本を擁護するおじさんとして報じるとともに[8] 、過去に反日的な言動を行っていたと報じた[9] [10] 。テレビ朝日の報道を受けてマラーノは過去に反日的な言動を行っていないとテレビ朝日の報道を明確に否定している[10] 。2010年4月27日には演説集を出版した[11]

2011年2月にテキサス親父日本事務局を藤木俊一(現 ベルテックインターナショナル株式会社 代表取締役)と共に設立し、日本のファンへのサービス強化を行っている。 現在は、藤木が事務局長として、全てボランティアで日本人向けに翻訳を行い動画に字幕を付けてYouTube(ID:OUTSIDESOUND)とニコニコ動画(ID:テキサス親父)に動画をリアルタイムでアップロードしている。

2011年5月には訪日し、和歌山県太地町では太地町町長や捕鯨業者を応援する講演を行い[12] 、同月14日には大阪で、翌15日には東京で講演を行っている。

2012年にも2度目の来日し、大阪と東京で講演会を行い和歌山県太地町へも再度、訪問している。

国内政治では熱心な共和党員だがネオコンではなくリバタリアンであり、州自治こそアメリカ政治の伝統であると度々主張している。そのためフェデラリストや民主党といった連邦による支配に否定的で、バラク・オバマに関してはミドルネームのフセインをわざわざつけたり、サウジアラビアの王族の手にキスをしたことを「イスラム教徒だ」と批判している。


ZAKZAKでコラムを連載している[13]

著作

出典

  1. ^ 2011年2月に、テキサス州知事の推薦で就任。テキサス州海軍協会とは、テキサス州の歴史や環境保全、有事の州政府への治安維持協力を目的とした、テキサス州が設立した州外郭団体。その名称は、1836年にメキシコから分離独立し、1845年にアメリカ合衆国に併合された、テキサス共和国に存在した海軍に由来する。
  2. ^ a b c "【テキサス親父】先日のフェロー・アイランドのラジオ番組で親父が話した内容". テキサス親父日本事務局 (2011年9月6日). 2011年9月8日閲覧。
  3. ^ "テキサス親父online". 飛鳥新社. 2011年5月閲覧。
  4. ^ "動画サイトで話題の米国人、太地の捕鯨に理解". 読売新聞 (2011年5月15日). 2011年5月閲覧。[リンク切れ ]
  5. ^ a b "ステーキ店に来て抗議してみろ! テキサス男 反捕鯨団体に宣戦布告". J-CAST ニュース (2008年2月13日). 2010年5月31日閲覧。
  6. ^ "「日本人は礼儀正しいから我慢する」テキサス男が反捕鯨団体に抗議。". Narinari.com (2008年2月13日). 2010年5月31日閲覧。
  7. ^ "日本大好き"テキサス親父"って一体何者? GMのリコール件数はトヨタの10倍以上!". ガジェット通信. 東京産業新聞社 (2010年3月12日). 2010年5月31日閲覧。
  8. ^ "あのテキサス親父がついに地上波デビュー! 「日本をかばう」と紹介される?". ガジェット通信. 東京産業新聞社 (2010年4月3日). 2010年5月31日閲覧。
  9. ^ テレビ朝日ワイドスクランブル2010年4月1日放送
  10. ^ a b トニー・マラーノ (2010年4月26日). "Tony's book in Japan, the TV report correction". トニー・マラーノ. 2010年5月31日閲覧。
  11. ^ "【テキサス親父】テキサス親父演説集【公式トレーラー】". 飛鳥新社 (2010年4月21日). 2010年5月31日閲覧。
  12. ^ 吉岡逸夫 (2011年5月15日). "反捕鯨活動を批判 「テキサス親父」が太地訪問". 中日新聞. 2011年5月15日閲覧。
  13. ^ "テキサス親父に訊け!". ZAKZAK (2010-2011). 2011年5月閲覧。

外部リンク

関連項目

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