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== 略歴 ==
== 略歴 ==
[[兵庫県]][[西宮市]]生まれ。中学生のとき[[いじめ]]を受け、[[自殺]]未遂をす(削除) るまで追い込まれ (削除ここまで)る。その後[[非行]]に走り、16歳のときに[[暴力団|暴力団組長]]と結婚し、その後離婚する。
[[兵庫県]][[西宮市]]生まれ。中学生のとき[[いじめ]]を受け、(追記) 追い込まれて (追記ここまで)[[自殺]]未遂をする。その後[[非行]]に走り、16歳のときに[[暴力団|暴力団組長]]と結婚し、その後離婚する。


大阪・[[北新地]]の[[クラブ]]で[[ホステス]]をしていた22歳のとき、父の友人である大平浩三郎と再会する。浩三郎はのちに光代の[[養親|養父]]となる。浩三郎の強い勧めで立ち直る決意をし、猛勉強を開始。[[宅地建物取引主任者|宅建]]試験、[[司法書士]]試験に合格。その後、[[近畿大学]]法学部通信教育課程に入学。同大学3年の29歳のとき最難関の[[旧司法試験|司法試験]]に1年間の猛勉強の末一度で合格。弁護士として非行少年の更生に努める。
大阪・[[北新地]]の[[クラブ]]で[[ホステス]]をしていた22歳のとき、父の友人である大平浩三郎と再会する。浩三郎はのちに光代の[[養親|養父]]となる。浩三郎の強い勧めで立ち直る決意をし、猛勉強を開始。[[宅地建物取引主任者|宅建]]試験、[[司法書士]]試験に合格。その後、[[近畿大学]]法学部通信教育課程に入学。同大学3年の29歳のとき最難関の[[旧司法試験|司法試験]]に1年間の猛勉強の末一度で合格。弁護士として非行少年の更生に努め(追記) る。[[2000年]]、波乱の半生を描いた自伝『だから、あなたも生きぬいて』([[講談社]])を公表する。本書は260万部を超える[[ミリオンセラー]]とな (追記ここまで)る。


[[2003年]]12月、[[關淳一]]大阪市長(当時)から要請を受け、女性初の大阪市助役に就任。異例の市役所外部からの人事として話題となる。助役就任にともない弁護士活動を一時休止する。[[2004年]]12月、[[大阪市問題|大阪市の厚遇問題]](カラ残業や、ヤミ年金・退職金の積み立て等、不正な金の流用)が発覚し、大々的に報道される。それを受け、大平は市政改革に奔走するが、既得権益を手放したくない職員や議員の反発に遭う。同時に大平は助役就任中、[[中央仏教学院]]通信教育部専修課程を受講し卒業する。[[2005年]][[10月17日]]、關市長の辞任にともない助役を辞任。辞任直後、先輩弁護士と再婚する。關は出直し選挙で再選する。[[2006年]][[1月6日]]、大阪市[[法律]][[顧問]](法令遵守担当)に就任することが市から発表される(追記) 。しかし、[[自民党]]と[[公明党]]の市議会議員たちから反発され、翌7日に就任を辞退 (追記ここまで)
[[2000年]]、波乱の半生を描いた自伝『だから、あなたも生きぬいて』([[講談社]])を公表する。本書は260万部を超える[[ミリオンセラー]]となる。


(追記) 同年9月4日、女児を出産。女児は[[ダウン症]]、[[心臓疾患]] および[[白血病]]と診断される。 (追記ここまで)[[2009年]]4月、龍谷大学客員教授に就任。同年7月27日、[[竹中ナミ]]とともに「[http://www.prop.or.jp/news/topics/2009/20090727_01.html 村木厚子さんの完全な名誉回復を願うサイト]」を開設する<ref>「[[障害者団体向け割引郵便制度悪用事件]]」を参照。</ref>。現在は、家族と山間の地で暮らしている。
[[2003年]]12月、[[關淳一]]大阪市長(当時)から要請を受け、女性初の大阪市助役に就任。異例の市役所外部からの人事として話題となる。助役就任にともない弁護士活動を一時休止する。[[2004年]]12月、[[大阪市問題|大阪市の厚遇問題]](カラ残業や、ヤミ年金・退職金の積み立て等、不正な金の流用)が発覚し、大々的に報道される。それを受け、大平は市政改革に奔走するが、既得権益を手放したくない職員や議員の反発に遭う。同時に大平は助役就任中、[[中央仏教学院]]通信教育部専修課程を受講し卒業する。[[2005年]][[10月17日]]、關市長の辞任にともない助役を辞任。辞任直後、先輩弁護士と再婚する。關は出直し選挙で再選する。[[2006年]][[1月6日]]、大阪市[[法律]][[顧問]](法令遵守担当)に就任することが市から発表される。

しかし、[[自民党]]と[[公明党]]の市議会議員たちから反発され、翌7日に就任を辞退。同年9月4日、女児を出産。女児は[[ダウン症]]、[[心臓疾患]] および[[白血病]]と診断される。

[[2009年]]4月、龍谷大学客員教授に就任。同年7月27日、[[竹中ナミ]]とともに「[http://www.prop.or.jp/news/topics/2009/20090727_01.html 村木厚子さんの完全な名誉回復を願うサイト]」を開設する<ref>「[[障害者団体向け割引郵便制度悪用事件]]」を参照。</ref>。現在は、家族と山間の地で暮らしている。


== 学習方法 ==
== 学習方法 ==
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== 雑誌連載 ==
== 雑誌連載 ==
=== (削除) 「 (削除ここまで)[[婦人公論]](削除) 」誌 (削除ここまで) ===
=== [[婦人公論]] ===
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|2009年4月〜2010年8月||陽だまりの時間
|2009年4月〜2010年8月||陽だまりの時間
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|2011年3月(削除) 〜 (削除ここまで)||大平光代の論語的生活
|2011年3月(追記) 〜2012年2月 (追記ここまで)||大平光代の論語的生活
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=== (削除) 「 (削除ここまで)大乗(削除) 」誌 (削除ここまで) ===
=== 大乗 ===
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=== 著書 ===
=== 著書 ===
==== 単著 ====
==== 単著 ====
* だから、あなたも生きぬいて(削除) ( (削除ここまで)[[講談社]](削除) 、2000) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|year=2000|month=2|title= (追記ここまで)だから、あなたも生きぬいて(追記) |publisher= (追記ここまで)[[講談社]](追記) |isbn=9784062100588}} (追記ここまで)
** (削除) 英文版 (削除ここまで) だから、あなたも生きぬいて(削除) So Can You(ジョン・ブレナン 訳、[[ (削除ここまで)講談社(削除) インターナショナル]]、2001) - 英語訳 (削除ここまで)
** (追記) {{Cite (追記ここまで) (追記) book|和書|others=[[宮本信子]] 朗読|year=2000|month=12|title=CDブック (追記ここまで)だから、あなたも生きぬいて(追記) |publisher= (追記ここまで)講談社(追記) |isbn=9784062105453}} (追記ここまで)
** {{Cite book|和書|others=ジョン・ブレナン 訳|year=2001|month=7|title=英文版 だから、あなたも生きぬいて|publisher=[[講談社インターナショナル]]|isbn=9784770027412}}
* あなたはひとりじゃない 悩める母たちへ子供たちへ(削除) ( (削除ここまで)[[光文社]](削除) 、2001) (削除ここまで)
*** {{Cite book|和書|others=ジョン・ブレナン 訳|year=2002|month=10|title=だから、あなたも生きぬいて|series=講談社英語文庫|publisher=講談社インターナショナル|isbn=9784770029638}}
* 応援します、あなたの旅立ち(削除) (削除ここまで)大平流「独学」のすすめ(削除) ([[ (削除ここまで)講談社(削除) ]]、2002) (削除ここまで)
** {{Cite book|和書|year=2002|month=7|title=だから、あなたも生きぬいて|series=講談社青い鳥文庫|publisher=講談社|isbn=9784061485921}}
* 今日を生きる([[中央公論新社]]、2009)
** {{Cite book|和書|year=2003|month=5|title=だから、あなたも生きぬいて|series=[[講談社文庫]]|publisher=講談社|isbn=9784062737586}}
* ひかりのなかで―私の子育て・仏教・田舎暮らし(削除) ( (削除ここまで)[[本願寺出版社]](削除) 、2010) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|year=2001|month=5|title= (追記ここまで)あなたはひとりじゃない(追記) ― (追記ここまで) 悩める母たちへ子供たちへ(追記) |publisher= (追記ここまで)[[光文社]](追記) |isbn=9784334972981}} (追記ここまで)
* 陽だまりの時間(中央公論新社、2010)
* (追記) {{Cite book|和書|year=2002|month=2|title= (追記ここまで)応援します、あなたの旅立ち(追記) ― (追記ここまで)大平流「独学」のすすめ(追記) |publisher= (追記ここまで)講談社(追記) |isbn=9784062111386}} (追記ここまで)
* 働く女性の人生を変える英語勉強法―欲ばって自分の夢をかなえる(削除) !( (削除ここまで)[[三笠書房]](削除) 、2011) (削除ここまで)
* {{Cite book|和書|year=2009|month=7|title=今日を生きる|publisher=[[中央公論新社]]|isbn=9784120040399}}
* (追記) {{Cite book|和書|year=2010|month=6|title= (追記ここまで)ひかりのなかで―私の子育て・仏教・田舎暮らし(追記) |publisher= (追記ここまで)[[本願寺出版社]](追記) |isbn=9784894167162}} (追記ここまで)
* {{Cite book|和書|year=2010|month=9|title=陽だまりの時間|publisher=中央公論新社|isbn=9784120041532}}
* (追記) {{Cite book|和書|year=2011|month=8|title= (追記ここまで)働く女性の人生を変える英語勉強法―欲ばって自分の夢をかなえる(追記) !|series=知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ|publisher= (追記ここまで)[[三笠書房]](追記) |isbn=9784837979555}} (追記ここまで)


==== 共著 ====
==== 共著 ====
* (削除) いのちの対話([[ (削除ここまで)河合隼雄(削除) ]]・ (削除ここまで)その他(削除) (削除ここまで)[[潮出版社]](削除) 、2002) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author= (追記ここまで)河合隼雄(追記) |authorlink=河合隼雄|coauthors= (追記ここまで)その他(追記) |year=2002|month=7|title=いのちの対話|series=|publisher= (追記ここまで)[[潮出版社]](追記) |isbn=9784267016400}} (追記ここまで)
* この人が語る「不登校」(削除) (全国不登校新聞社編 [[ (削除ここまで)講談社(削除) ]]、2002) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author=|authorlink=|coauthors=|editor=全国不登校新聞社 編|year=2002|month=2|title= (追記ここまで)この人が語る「不登校」(追記) |series=|publisher= (追記ここまで)講談社(追記) |isbn=9784062110839}} (追記ここまで)
* いのちとこころの(削除) NHK (削除ここまで)中学生日記(削除) 2 (削除ここまで)死ぬのはこわい(削除) ([[有馬朗人]]・その他監修 (削除ここまで)[[四季社]](削除) 、2003) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|others=[[有馬朗人]]・その他 監修|year=2003|month=1|title= (追記ここまで)いのちとこころの(追記) NHK (追記ここまで)中学生日記(追記) 〈2〉 (追記ここまで)死ぬのはこわい(追記) |publisher= (追記ここまで)[[四季社]](追記) |isbn=9784884051648}} (追記ここまで)
* これが私の生きる道(削除) (削除ここまで)キダ・タロー対談(削除) − (削除ここまで)ひと・こころ・いのち(削除) 26 (削除ここまで)人からのメッセージ(削除) ([[キダ・タロー]]・その他 (削除ここまで)本願寺出版社(削除) 、2004) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author=キダ・タロー|authorlink=キダ・タロー|coauthors=その他|year=2004|month=5|title= (追記ここまで)これが私の生きる道(追記) ― (追記ここまで)キダ・タロー対談(追記) (追記ここまで)ひと・こころ・いのち(追記) 26 (追記ここまで)人からのメッセージ(追記) |series=|publisher= (追記ここまで)本願寺出版社(追記) |isbn=9784894163317}} (追記ここまで)
* (削除) 山折哲雄こころ塾( (削除ここまで)[[読売新聞大阪本社]](削除) 編 (削除ここまで) [[東方出版]](削除) 、2004) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author=|authorlink=|coauthors=|editor= (追記ここまで)[[読売新聞大阪本社]] (追記) 編|year=2004|month=5|title=山折哲雄こころ塾|series=|publisher= (追記ここまで)[[東方出版]](追記) |isbn=9784885918827}} (追記ここまで)
* 大人と子どもの絆 岩波ブックレット(削除) ([[鎌田實 (削除ここまで)]](削除) ・その他 (削除ここまで)[[岩波書店]](削除) 、2008) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author=鎌田實|authorlink=|coauthors=その他|editor=|year=2008|month=10|title= (追記ここまで)大人と子どもの絆 (追記) ― (追記ここまで) (追記) いのちの対話|series=[[ (追記ここまで)岩波ブックレット]](追記) |publisher= (追記ここまで)[[岩波書店]](追記) |isbn=9784000094412}} (追記ここまで)
* いまのあなたのままでいい(削除) (石上智康 (削除ここまで)[[徳間書店]](削除) 、2009) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author=石上智康|authorlink=|coauthors=|year=2009|month=6|title= (追記ここまで)いまのあなたのままでいい(追記) |series=|publisher= (追記ここまで)[[徳間書店]](追記) |isbn=9784198627508}} (追記ここまで)
* くらべない生き方(削除) (削除ここまで)人生で本当に大切にするべき10のこと(削除) ([[鎌田實]] [[ (削除ここまで)中央公論新社(削除) ]]、2010) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|author=鎌田實|authorlink=鎌田實|coauthors=|year=2010|month=1|title= (追記ここまで)くらべない生き方(追記) ― (追記ここまで)人生で本当に大切にするべき10のこと(追記) |series=|publisher= (追記ここまで)中央公論新社(追記) |isbn=9784120040887}} (追記ここまで)


=== 絵本 ===
=== 絵本 ===
* はるちゃんのいただきます(削除) (村上祐喜子【絵】、 (削除ここまで)本願寺出版社(削除) 、2010) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|others=村上祐喜子 絵|year=2010|month=6|title= (追記ここまで)はるちゃんのいただきます(追記) |publisher= (追記ここまで)本願寺出版社(追記) |isbn=9784894167179}} (追記ここまで)
* ひかりの里のハル(削除) ( (削除ここまで)本願寺出版社(削除) 、2010) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|others=おおひら みつよ ステンドグラス制作・撮影・文|year=2010|month=10|title= (追記ここまで)ひかりの里のハル(追記) |publisher= (追記ここまで)本願寺出版社(追記) |isbn=9784894167186}} (追記ここまで)


=== 漫画原作 ===
=== 漫画原作 ===
* あなたなら、どうする(削除) (高里むつる [[ (削除ここまで)講談社(削除) ]]、2004) (削除ここまで)
* (追記) {{Cite book|和書|others=高里むつる 漫画|year=2004|month=4|title= (追記ここまで)あなたなら、どうする(追記) |publisher= (追記ここまで)講談社(追記) |isbn=9784062123570}} (追記ここまで)

=== CDブック ===
* だから、あなたも生きぬいて([[宮本信子]] [[講談社]]、2000)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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* [http://www.prop.or.jp/cjf2006/message/ohira.html 弁護士 大平光代さん(みっちゃん)からの、ご祝辞] - 第11回チャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)2006国際会議 in TOKYO
* [http://www.prop.or.jp/cjf2006/message/ohira.html 弁護士 大平光代さん(みっちゃん)からの、ご祝辞] - 第11回チャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)2006国際会議 in TOKYO
* [http://www.prop.or.jp/clip/2007_1/070327joseijishin.htm ダウン症の娘は私の女神] - 女性自身、2007年3月27日
* [http://www.prop.or.jp/clip/2007_1/070327joseijishin.htm ダウン症の娘は私の女神] - 女性自身、2007年3月27日
* [http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20070828ok02.htm 僧侶を目指す元大阪市助役の弁護士 大平光代さん] - 読売新聞、2007年8月28日
* [http://www.prop.or.jp/news/clip/2007/20071023_01.html 命への感謝教えたい] - 読売新聞、2007年10月23日夕刊
* [http://www.prop.or.jp/news/clip/2007/20071023_01.html 命への感謝教えたい] - 読売新聞、2007年10月23日夕刊
* [http://www.prop.or.jp/news/clip/2007/20071030_01.html 喜びが毎日生まれる] - 日本経済新聞、2007年10月30日
* [http://www.prop.or.jp/news/clip/2007/20071030_01.html 喜びが毎日生まれる] - 日本経済新聞、2007年10月30日
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=== 映像 ===
=== 映像 ===
* [http://www.wanokurashi.ne.jp/work/kaigi/hon/video_ohira.html ビデオメッセージ] - 環の国くらし会議
* [http://www.prop.or.jp/news/movie/oohira-nami-2006movie.html ナミねぇ&大平光代さん 対談講演] - 神戸学院大学にて、2006年4月3日
* [http://www.prop.or.jp/news/movie/oohira-nami-2006movie.html ナミねぇ&大平光代さん 対談講演] - 神戸学院大学にて、2006年4月3日
* [http://www.prop.or.jp/prop_jm/prop/prop04.html 弁護士 大平光代さん ビデオメッセージ] - CFJ2006国際会議 in 東京
* [http://www.prop.or.jp/prop_jm/prop/prop04.html 弁護士 大平光代さん ビデオメッセージ] - CFJ2006国際会議 in 東京

2012年2月19日 (日) 10:09時点における版

大平 光代(おおひら みつよ、1965年 10月18日 - )は日本の弁護士、元大阪市 助役

略歴

兵庫県 西宮市生まれ。中学生のときいじめを受け、追い込まれて自殺未遂をする。その後非行に走り、16歳のときに暴力団組長と結婚し、その後離婚する。

大阪・北新地クラブホステスをしていた22歳のとき、父の友人である大平浩三郎と再会する。浩三郎はのちに光代の養父となる。浩三郎の強い勧めで立ち直る決意をし、猛勉強を開始。宅建試験、司法書士試験に合格。その後、近畿大学法学部通信教育課程に入学。同大学3年の29歳のとき最難関の司法試験に1年間の猛勉強の末一度で合格。弁護士として非行少年の更生に努める。2000年、波乱の半生を描いた自伝『だから、あなたも生きぬいて』(講談社)を公表する。本書は260万部を超えるミリオンセラーとなる。

2003年12月、關淳一大阪市長(当時)から要請を受け、女性初の大阪市助役に就任。異例の市役所外部からの人事として話題となる。助役就任にともない弁護士活動を一時休止する。2004年12月、大阪市の厚遇問題(カラ残業や、ヤミ年金・退職金の積み立て等、不正な金の流用)が発覚し、大々的に報道される。それを受け、大平は市政改革に奔走するが、既得権益を手放したくない職員や議員の反発に遭う。同時に大平は助役就任中、中央仏教学院通信教育部専修課程を受講し卒業する。2005年 10月17日、關市長の辞任にともない助役を辞任。辞任直後、先輩弁護士と再婚する。關は出直し選挙で再選する。2006年 1月6日、大阪市法律 顧問(法令遵守担当)に就任することが市から発表される。しかし、自民党公明党の市議会議員たちから反発され、翌7日に就任を辞退。

同年9月4日、女児を出産。女児はダウン症心臓疾患 および白血病と診断される。2009年4月、龍谷大学客員教授に就任。同年7月27日、竹中ナミとともに「村木厚子さんの完全な名誉回復を願うサイト」を開設する[1] 。現在は、家族と山間の地で暮らしている。

学習方法

集中力を高める方法

大平は、次の方法で集中力を高め、計画を達成していると述べている[2]

  1. あれもこれも一度にしようと思わない。
  2. したいと思うことを全部紙に書き出す。
  3. 書き出したものに優先順位をつける。
  4. いちばんしたいことが決まったら、それをするためにはどうすればよいのかを考え、紙に書き出す。
  5. それをするのに必要なものだけをそろえる。
  6. 必要なもの以外、目にはいるところには置かない。
  7. すべてにおいて無理な計画は立てない。

暗記のために必要最低限のこと

大平は、暗記のために必要最低限のことは次の2つだと述べている[3]

  1. 繰り返す。
  2. 関連づけて覚える。

雑誌連載

期間 連載タイトル
2008年3月〜2009年3月 今日を生きる
2009年4月〜2010年8月 陽だまりの時間
2011年3月〜2012年2月 大平光代の論語的生活

大乗

期間 連載タイトル
〜2011年3月 ひかりの中で

テレビ出演

放送日 番組名
2007年9月5日 福祉ネットワーク NHK教育テレビ
2008年4月30日 徹子の部屋 テレビ朝日

作品

著書

単著

共著

絵本

  • 『はるちゃんのいただきます』村上祐喜子 絵、本願寺出版社、2010年6月。ISBN 9784894167179 
  • 『ひかりの里のハル』おおひら みつよ ステンドグラス制作・撮影・文、本願寺出版社、2010年10月。ISBN 9784894167186 

漫画原作

  • 『あなたなら、どうする』高里むつる 漫画、講談社、2004年4月。ISBN 9784062123570 

脚注

  1. ^ 障害者団体向け割引郵便制度悪用事件」を参照。
  2. ^ 『応援します、あなたの旅立ち』講談社 2002年 196、210頁
  3. ^ 『応援します、あなたの旅立ち』講談社 2002年 204頁

外部リンク

映像

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