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2009年8月29日 (土) 07:14時点における版
後藤健生(ごとう たけお、1952年 - )は、東京都出身のサッカー ジャーナリスト。慶應義塾大学 法学部 大学院博士課程(政治学)修了。国際サッカー歴史記録学会アジア地区代表委員。日本サッカーライターズ協議会理事。関西大学客員教授。元日本サッカー狂会常任幹事。
人物
日本のサッカージャーナリストの先駆者の一人。
1964年に東京オリンピックのハンガリー五輪代表対モロッコ五輪代表で初めてサッカーを観戦。以来現在まで観戦した試合は3,000試合以上を数える。また1974年のワールドカップ・西ドイツ大会以降、ワールドカップやUEFA欧州選手権などの主要国際大会を現地で取材を続ける。
学生時代は日本最古のクイズサークル「ホノルルクラブ」に所属する有名なクイズマニアであった(ちなみに初めて海外サッカーの試合を観戦したのも、1972年に優勝した「クイズグランプリ」の優勝賞品である欧州旅行で欧州を訪れた際のものである)。
特徴
Jリーグや高校サッカー、欧州CLも生観戦して取材・執筆活動を続けている。政治学博士というサッカージャーナリストとしては異色の経歴を持ち、国際関係論や政治的視点を用いた独特の切り口からのサッカー史、サッカー文化考察も特徴である。また予想屋としての実績も豊富で、たとえばドイツW杯での優勝国を的中させている。
基本的にコラムでは試合経過の著述、著作では日本や世界のサッカーの歴史や社会背景についての記述が多く、ほぼ独力での取材でまとめた『日本サッカー史・日本代表の90年』は、過去のサッカー記録集として、数年に一度改訂される。ただし一方で、戦術理論については、競技そのものとかけ離れた議論を誘発するだけだとして深く言及することは少なく、あくまで専門分野の地政学等から入っていくスタンスを採っている[要出典 ]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。[1] 。また近年は、コラムや出演番組中での発言[2] [3] が問題になったこともある。
主な著書
- 『サッカーの世紀』(文藝春秋、1995年)ISBN 9784163506807
- 『ワールドカップの世紀』(文藝春秋、1996年)ISBN 9784163515601
- 『日本サッカーの未来世紀』(文藝春秋、1997年)ISBN 9784163526607
- 『世界サッカー紀行』(文藝春秋、1997年)ISBN 9784163533100
- 『アジアサッカー戦記』(文藝春秋、1998年)ISBN 9784163537603
- 『ワールドカップ』(中央公論新社、1998年)ISBN 9784120027536
- 『日本ユース代表サバンナを駆ける』(マガジンハウス、1999年)ISBN 9784838711079
- 『トルシエとその時代』(双葉社、2000年)ISBN 9784575291841
- 『ヨーロッパサッカーの源流へ』(双葉社、2000年)ISBN 9784575291391
- 『世界サッカー紀行2002』(文芸春秋、2002年)ISBN 9784163582405
- 『日本サッカー史・日本代表の90年』(双葉社、2007年)ISBN 9784575299328
- 『日本サッカー史・日本代表の90年 資料編』(双葉社、2007年)ISBN 9784575299335
脚注
関連項目
外部リンク
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