「上郡駅」の版間の差分
2009年7月4日 (土) 14:24時点における版
上郡駅 | |
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駅舎 | |
かみごおり Kamigōri | |
所在地 | 兵庫県 赤穂郡 上郡町大持170-1 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 智頭急行 |
電報略号 | カミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
(JR西日本) 3,255人/日(降車客含まず) -2007年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)4月4日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■しかく山陽本線(JR西日本) |
キロ程 | 89.6 km(神戸起点) |
◄有年 (6.5 km) (12.8 km) 三石 ► | |
所属路線 | ■しかく智頭急行智頭線 |
キロ程 | 0.0 km(上郡起点) |
(4.8km) 苔縄► | |
備考 |
共同使用駅 みどりの窓口 有 両会社は別駅舎で中間改札有 |
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上郡駅(かみごおりえき)は、兵庫県 赤穂郡 上郡町大持にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・智頭急行の駅である。
概要
当駅は兵庫県と岡山県の県境に位置しており、京都・大阪方面からの新快速・快速列車の運行は当駅までである。そのため、アーバンネットワークの路線図も、当駅までしか表示されていない。神戸支社が管轄する最西の駅であり(隣の三石駅以西は岡山支社の管轄)、列車運用的にも、当駅が境界駅である。
岡山方面へ向かう普通列車は日中1時間毎しか来ないため、利用の際には注意が必要である。朝夕ラッシュ時には、当駅を始発・終着とする大阪・京都方面への新快速・快速列車が設定されている。大阪・京都方面へは、米原経由で大阪近郊区間の北端、近江塩津まで行く新快速も出る(土曜・休日朝6時台の1列車)[1] 。
利用可能な鉄道路線
駅構造
地平駅舎の有人駅。みどりの窓口はあるが自動改札機は導入されておらず、前述の通りICOCA等のカードは利用できない。バリアフリー化工事の完成により、新しい跨線橋の運用を開始し、合わせてエレベーターの利用も始まっている。改札外に売店がある(月曜〜土曜の午前中のみ営業)。また、トイレは、1番線ホーム及び改札外に多機能トイレが設置されている。智頭急行線駅舎内には水洗式がある。
2面4線のホームを持つ。1番線が上り本線、2番線が中線、3番線が下り本線という構成。山陽本線の貨物列車は、上りは1番線、下りは3番線を通過する。智頭急行線ホームは2・3番線ホームの西側の切り欠き部にあり、智頭急行駅舎・中間改札で仕切られている。智頭急行線には独自の跨線橋がありJR改札を通らずに利用できる。また、2番線は当駅で折り返しとなる新快速・快速・普通列車、及び当駅でスイッチバックを行う特急スーパーいなばが使用する。
なお、寝台特急サンライズ瀬戸・出雲は、下りは3番線、上りは2番線に発着し、2番線に発着する特急スーパーいなば91・92号(サンライズリレー号)とは、下りは対面乗り換え、上りは同一ホーム乗り換えで接続を取る。ただし、ホームの有効長の関係上、寝台特急サンライズ瀬戸・出雲は1〜3号車及び12〜14号車のドアは開かない(ドアカット)。
JR線のりば | |||
1 | □しろいしかく特急「スーパーはくと」 | 姫路・三ノ宮・大阪・京都方面 | |
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■しかく山陽本線(上り) | ■しかく普通 | 相生・網干・姫路方面 | |
2 | □しろいしかく寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」 | 静岡・横浜・東京方面 | |
□しろいしかく特急「スーパーいなば」 | 岡山行き | ||
□しろいしかく特急「スーパーいなば」 | 佐用・大原・智頭・鳥取方面 | ||
■しかく山陽本線(上り) | (当駅始発)■しかく新快速・■しかく普通 | 相生・姫路・大阪・京都方面 | |
3 | □しろいしかく寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」 | 岡山・高松・出雲市方面 | |
□しろいしかく特急「スーパーはくと」 | 佐用・智頭・鳥取・倉吉方面 | ||
■しかく山陽本線(下り) | ■しかく普通 | 和気・瀬戸・岡山方面 | |
智頭急行線のりば | |||
■しかく智頭線 | ■しかく普通 | 佐用・大原・智頭方面 |
利用状況
JR西日本の2007年度の1日あたりの平均利用者数(乗車人員)は3,255人である。(兵庫県統計書より) 2006年度は3,272人であった。乗客は減少傾向にある。
昼間の運用が相生で打ち切られるようになり、姫路に行く場合でも相生で乗り換えが必要となったことから、乗客がさらに落ち込んでいる。また、1990年代中途までは駅弁の販売があったが、乗客の減少により現在は撤退している。
駅周辺
- 上郡町役場
- 兵庫県立上郡高等学校
- 上郡町立上郡中学校
- 上郡町立山野里小学校
- ウエスト神姫「上郡」停留所(ウエスト神姫以外にも、神姫バスが平日3往復乗り入れている。)
- 上郡郵便局
- 上郡町観光案内所
- 相生警察署上郡駅前交番
- 上郡町スポーツセンター[3]
- 国道373号
- 兵庫県道5号姫路上郡線
- 兵庫県道28号上郡末広線
- 兵庫県道・岡山県道90号赤穂佐伯線
- 兵庫県道236号上郡停車場線
歴史
- 1893年(明治26年)9月18日 - 大鳥圭介が兵庫県知事に上郡村への新停車場設置を請願。
- 1895年(明治28年)4月4日 - 山陽鉄道の有年〜三石間に当駅が新設され、旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1994年(平成6年)12月3日 - 智頭急行智頭線が開業。乗換駅となる。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 寝台特急「出雲」の廃止に伴い、鳥取方面の利便性を向上する為、サンライズ瀬戸・出雲が停車。
- 2008年(平成20年)11月22日 -バリアフリー化工事の完成に伴い、新跨線橋及びエレベーターの運用を開始。
隣の駅
※(注記)特急列車の停車駅については各列車記事を参照のこと。
脚注
- ^ 新快速の片道1回あたりの運行距離が第2位の座につく当該列車は時刻表の上で1本の列車として扱われているが、実際には当駅を8両編成で出発し網干で前方に4両編成を増結して合計12両編成で運行される。そして米原で当駅始発分となる後方の8両編成が切り離され、米原 - 近江塩津間は網干で増結した4両編成のみで運転されている。
- ^ 上郡駅前にある上郡停留所には、神姫バスの上郡-粒子線医療センター便が乗り入れており、上郡町内で唯一ICOCAが利用できる公共交通機関である。
- ^ 2006年に開催されたのじぎく兵庫国体の成年女子バスケットボール会場であり、当時上郡駅から会場へシャトルバスが運転された。
関連項目
外部リンク
姫路 - 上郡 A | |
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上郡 - 岡山 S | |
岡山 - 福山 W | |
福山 - 三原 X | |
三原 - 広島 G | |
広島 - 岩国 R | |
岩国 - 徳山 ■しかく | |
徳山 - 下関 ■しかく | |
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