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{{otheruses|宝塚歌劇団の作品|山下文吾による漫画作品|どんぶらこ}}
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==曲の概要==
==曲の概要==
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===編成===
===編成===
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[[ピアノ]]、[[オルガン]]、[[ホルン]](フレンチホルン)、[[合唱]]、[[ソプラノ]]2(桃太郎、婆/雉子山拳蔵(雉子))、[[アルト]]2(爺/真白野猿之助(猿)、犬野腕三郎(犬))、[[木遣(追記) り (追記ここまで)]]。第二ソプラノは婆と雉子、第一アルトは爺と猿の二役を演じる。


===舞台構成===
===舞台構成===
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*『北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)』<ref>[http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1916386&GOODS_SORT_CD=102 北村季晴: おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)]--[[タワーレコード]]</ref>
*『北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)』<ref>[http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1916386&GOODS_SORT_CD=102 北村季晴: おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)]--[[タワーレコード]]</ref>
:*録音:2008年1月6日 [[川口総合文化センター]](リリアホール)(51分)
:*録音:2008年1月6日 [[川口総合文化センター]](リリアホール)(51分)
:*作詞作曲:[[北村季晴]]
:*作詞(追記) ・ (追記ここまで)作曲:[[北村季晴]]
:*指揮:[[宇野功芳]]
:*指揮:[[宇野功芳]]
:*演奏:[[アンサンブル・フィオレッティ]]
:*演奏:[[アンサンブル・フィオレッティ]]
::*佐藤和子(ピアノ)(削除) / (削除ここまで)高柳未来(オルガン)(削除) / (削除ここまで)西田克彦([[ホルン]])(削除) / (削除ここまで)宇野功芳([[木遣り]])
::*佐藤和子((追記) [[ (追記ここまで)ピアノ(追記) ]] (追記ここまで))(追記) ・ (追記ここまで)高柳未来((追記) [[ (追記ここまで)オルガン(追記) ]] (追記ここまで))(追記) ・ (追記ここまで)西田克彦([[ホルン]])(追記) ・ (追記ここまで)宇野功芳([[木遣り]])
::*桃太郎 ...岡島由起子(ソプラノ)
::*桃太郎 ...岡島由起子((追記) [[ (追記ここまで)ソプラノ(追記) ]] (追記ここまで))
::*婆/雉子山拳蔵 ...森康子(ソプラノ)
::*婆/雉子山拳蔵(追記) (雉) (追記ここまで) ...森康子(ソプラノ)
::*爺/真白野猿之助 ...平木郁子(アルト)
::*爺/真白野猿之助(追記) (猿) (追記ここまで) ...平木郁子((追記) [[ (追記ここまで)アルト(追記) ]] (追記ここまで))
::*犬/野腕三郎 ...杉林良美(アルト)
::*犬/野腕三郎 ...杉林良美(アルト)



2009年6月4日 (木) 14:03時点における版

曖昧さ回避 この項目では、宝塚歌劇団の作品について説明しています。山下文吾による漫画作品については「どんぶらこ」をご覧ください。
ドンブラコ・第三場
(1914年・宝塚少女歌劇団の第1回公演)

ドンブラコ』は、桃太郎をモチーフにした北村季晴作詞・作曲の歌劇(正式な名称は「おとぎ歌劇」)。1912年に発表された。初演2年後の1914年に上演された宝塚歌劇の第1回公演の演目としても有名だが、宝塚のオリジナル作品ではない。2009年には宇野功芳指揮、アンサンブル・フィオレッティなどの演奏による初の全曲CDが発売された。

曲の概要

全5場。このうち第四場は活弁のみで、作曲者により削除可と指定されている。

編成

ピアノオルガンホルン(フレンチホルン)、合唱ソプラノ2(桃太郎、婆/雉子山拳蔵(雉子))、アルト2(爺/真白野猿之助(猿)、犬野腕三郎(犬))、木遣り。第二ソプラノは婆と雉子、第一アルトは爺と猿の二役を演じる。

舞台構成

  • 第一場
    • 第一段 桃太郎生ひ立ちの段
    • 第二段 桃太郎門出の段
  • 第二場 出征途上の場(犬猿雉勢揃ひの段)
  • 第三場 鬼が島海上の場(鬼が城討ち入りの段)
  • 第四場 鬼が島城内の場
  • 第五場 桃太郎故郷の場(凱旋歓迎の段)

宝塚での上演

初演2年後の1914年(大正3年)、宝塚少女歌劇の第1回公演として4月1日から5月30日にかけて上演された。これは宝塚新温泉で開催されていた婚礼博覧会の余興の一つとして、同温泉内のパラダイス劇場で行われたものである。同時上演は『浮れ達磨』(吉村昌一作詞・本居長世作曲で原作名は『うかれ達磨』)とダンス『胡蝶』(宝塚少女歌劇団作で『胡蝶の舞』とも言う)であった。このうち『浮れ達磨』は白木屋少女音楽隊のために作られたもので、東京日本橋の白木屋余興場で1912年に上演されて人気を博した和風オペレッタである。

パラダイス劇場は、元はパラダイスと称する建物内に設けられた「室内水泳場」(室内プール)であったが、客足が伸びなかったため、プールの上にを張り、脱衣所を舞台にして小劇場に仕上げたものである。ここで前年に募集されて養成された第一期生と第二期生の少女たちが「三月二十日から三十一日に至る十二日間を、連日稽古に費やしたといふほどの慎重さをもって、愈々四月一日、歌劇団全員の異常なる緊張裡に処女公演の幕を開け」、「その結果は幸いに青年士女の称賛を博して、世間から豫想外に歓迎せられた」[1] という。

出演

CD

作品発表から約100年後の2009年5月27日にキング・インターナショナルから全曲入りCDが初めてリリースされた。

  • 『北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)』[3]

脚注

  1. ^ 「 」内は吉岡重三郎(編) 『寶塚少女歌劇二十年史』寶塚少女歌劇団 1933年 (p.5-6)からの引用。
  2. ^ 桃太郎〜村人の音頭取りまでの配役と当時の年齢とは大正3年4月1日付け大阪毎日新聞「婚礼博と少女歌劇」の記事による。
  3. ^ 北村季晴: おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)--タワーレコード

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