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「フォーチュン・クエスト」の版間の差分

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: 明るく前向きな性格で、落ち込みやすいが立ち直りも早い。面倒見はよく相談役などにもなるが、相談する側にも結構なっている。その性格に惹かれてか、半魚人とギア・リンゼイにプロポーズされた事がある。
: 明るく前向きな性格で、落ち込みやすいが立ち直りも早い。面倒見はよく相談役などにもなるが、相談する側にも結構なっている。その性格に惹かれてか、半魚人とギア・リンゼイにプロポーズされた事がある。
: 武器は、[[ショートソード]]と折りたたみ式の[[クロスボウ]]だが、どちらもあまり上手ではない。
: 武器は、[[ショートソード]]と折りたたみ式の[[クロスボウ]]だが、どちらもあまり上手ではない。
: パーティの財務担当しており、いつも財政難金欠などで頭を悩ませている。自分たちの冒険譚を小説にしており、貴重な収入源となっている。
: パーティの財務担当しており、いつも財政難金欠などで頭を悩ませている。自分たちの冒険譚を小説にしており、貴重な収入源となっている(追記) 。[[8月7日]]生まれのA型 (追記ここまで)
; クレイ
; クレイ
: フルネームは、クレイ・S(シーモア)・アンダーソン。パーティのリーダーであり、職業は戦士である。小説開始時点で18歳、身長180センチくらいで黒色の髪にとび色の目をしている。
: フルネームは、クレイ・S(シーモア)・アンダーソン。パーティのリーダーであり、職業は戦士である。小説開始時点で18歳、身長180センチくらいで黒色の髪にとび色の目をしている。
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: 首にいつも曽祖父の肖像が入ったロケットを持っている。
: 首にいつも曽祖父の肖像が入ったロケットを持っている。
: サラという婚約者がいたが、本人同士が決めたのではなく親同士が決めた婚約者ということで、クレイ本人はサラをいい友だちと思っていた。後サラの病気に関わるクエストを達成後、彼女からの申し出で婚約を解消した。
: サラという婚約者がいたが、本人同士が決めたのではなく親同士が決めた婚約者ということで、クレイ本人はサラをいい友だちと思っていた。後サラの病気に関わるクエストを達成後、彼女からの申し出で婚約を解消した。
: トラップに「マダムキラー」と揶揄されるほどおば様方にもてる。
: トラップに「マダムキラー」と揶揄されるほどおば様方にもてる(追記) 。[[3月15日]]生まれのO型 (追記ここまで)
; トラップ
; トラップ
: クレイの幼馴染であり、職業は盗賊。口が悪いトラブルメーカーではあるが、現実主義者なため、お人よしが多いこのパーティでは貴重な人物でもある。盗賊であることに自信と誇りを持っているが、簡単に罠にはまってしまうなど軽率な面もある。闇にまぎれるのが仕事であるはずの盗賊であるにもかかわらず、派手な色の服を好む傾向にある。
: クレイの幼馴染であり、職業は盗賊。口が悪いトラブルメーカーではあるが、現実主義者なため、お人よしが多いこのパーティでは貴重な人物でもある。盗賊であることに自信と誇りを持っているが、簡単に罠にはまってしまうなど軽率な面もある。闇にまぎれるのが仕事であるはずの盗賊であるにもかかわらず、派手な色の服を好む傾向にある。

2007年10月13日 (土) 06:27時点における版

フォーチュン・クエスト
ジャンル ファンタジー
小説
著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版社 角川書店メディアワークス
レーベル 角川スニーカー文庫電撃文庫
角川mini文庫ポプラポケット文庫
刊行期間 1989年 -
巻数 旧版 8巻
新版 13巻
L 3巻
外伝 3巻
バイト編 1巻(角川mini文庫版 2巻)
漫画
原作・原案など 深沢美潮
作画 迎夏生
出版社 メディアワークス
掲載誌 月刊電撃コミックガオ!
レーベル 電撃コミックスEX
巻数 2巻
関連項目
テンプレート - ノート
文学
ポータル
各国の文学
記事総覧
出版社文芸雑誌
文学賞
作家
詩人小説家
その他作家

フォーチュン・クエスト』(Fortune Quest)は、1989年にシリーズ第1作が発売された深沢美潮ファンタジー ライトノベル作品。または、それを原作にした派生作品の総称。イラスト・漫画化作品の作画は迎夏生が担当している。

略称は「フォーチュン」「FQ」など。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


概要

1989年角川スニーカー文庫で『フォーチュン・クエスト』が開始され、8巻まで発売される。その後、続きがレーベル電撃文庫に変わって『新フォーチュン・クエスト』が開始される。その後も本編以外でパステル達が冒険者になって最初のクエストに挑戦するまでの『フォーチュン・クエスト外伝』(角川スニーカー文庫)、冒険者になったばっかりの頃にしていたバイトについての『フォーチュン・クエストバイト編』(角川mini文庫、角川スニーカー文庫)が角川書店から刊行されていたが、外伝は新刊の3巻を加えて『新フォーチュン・クエスト外伝』、本編とバイト編は『新装版フォーチュン・クエスト』として電撃文庫から発売されており、全ての作品が電撃文庫から発売されている状態となっている。本編以外の物語には他にも『新フォーチュン・クエストL(リミテッド)』がある。

1997年にはアニメ化され、『フォーチュン・クエストL』が毎日放送で放送された。他にもオリジナルストーリーの漫画版やテーブルトークRPGフォーチュン・クエストRPG』など様々なメディアで展開された。

2007年10月から、ポプラポケット文庫(ポプラ社)から児童文学として旧1巻から順次再販が開始されている。これで角川書店メディアワークス、ポプラ社と、三社に渡って作品が展開されることとなる。

あらすじ

主人公パステル・G・キングは、詩人兼マッパーを職業とする駆け出しの冒険者である。パーティの財政も管理しており、いつもお金に苦労している。そんなある日、シナリオ屋のオーシからアルバイトを頼まれる。それはヒールニントという村の温泉水を取ってきてほしいというものだった。金欠に悩まされるパーティは仕方なくヒールニントに向かうけれど......

本作はパステルの一人称で書かれており、これは第一巻のあらすじである。

世界観

剣と魔法が活躍する、典型的なファンタジー世界を舞台としている。冒険者支援グループや保険会社など現実的な要素も加わり、さらに主人公達は熟達したパーティなどではなく、かけだしひよっこパーティだということが、読者に親近感を持たせている。

同作者の作品『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』は、フォーチュン・クエストの世界の約100年前を舞台とした作品であり、それぞれの作品間を繋ぐ人物やアイテムなどが登場している(デュアン、オグマとサムラ、クレイ・ジュダ、ランド、シドの剣など)。

冒険者支援グループ

世の中のモンスターに立ち向かう存在であるが、生活の不安定な冒険者を支援するために発足された組織。冒険者はこのグループから身元を保証されることで、交通費や宿泊費の軽減などのサービスを受けることが出来る。活動資金は加入する村や自治体からの寄付金で賄われ、その村がモンスターの被害を受けた場合は、戦力や金銭面での援助を受けることができる。

冒険者カード

冒険者の身分証明書。資格試験に合格することで交付される。上記のサービスを受けるためにはこのカードを携行していなければならない。カードには、名前、生年月日、本籍、連絡先(冒険者としての拠点)、職業、レベル、特性値(体力、知力、魔力、カルマ、経験値)が記載されている。一年に一度、更新することが義務づけられている。物語当初は各個人の誕生日に更新していたが、途中から全員が同じ日に更新手続きをするように変更された。ただ、あまりにも数が膨大すぎる為バグが発生するトラブルがあった。

レベル

冒険者カードに記載されてる値の一つ。経験値を積むことでレベルが上がる。経験値はモンスターを倒すことによってのみ加算される。(特例として、冒険の功績が認められれば加算される。)どの程度のモンスターを倒したかの目安にはなるが、必ずしも本人の実力を反映しない。冒険者たちの間では、レベル=強さと見る傾向がある。

登場人物

パーティメンバー

パステル
フルネームは、パステル・G(グロリア)・キング。この作品の語り手であり、主人公の少女。「詩人兼マッパー」という職業につきパーティの中での役割としている(マッパーとはマッピングする人、つまりダンジョンなどで道に迷わないために地図を作る人のこと)はずなのだが、実は極度の方向音痴であり、町の中でもたびたび迷子になるほどである。
森の中にあるガイナという街の生まれで、14歳の時に両親をモンスター襲来と持ち込まれた伝染病で失った。他の街に住むそりの合わない祖母と暮らすよりも、と冒険者への道を選んだ。ただし冒険者になった後は手紙等を書いて近況は報告しているらしい。返事は貰っていないようだが、祖母の傍で働いている人から彼女の近況を聞いている。
明るく前向きな性格で、落ち込みやすいが立ち直りも早い。面倒見はよく相談役などにもなるが、相談する側にも結構なっている。その性格に惹かれてか、半魚人とギア・リンゼイにプロポーズされた事がある。
武器は、ショートソードと折りたたみ式のクロスボウだが、どちらもあまり上手ではない。
パーティの財務担当しており、いつも財政難金欠などで頭を悩ませている。自分たちの冒険譚を小説にしており、貴重な収入源となっている。8月7日生まれのA型。
クレイ
フルネームは、クレイ・S(シーモア)・アンダーソン。パーティのリーダーであり、職業は戦士である。小説開始時点で18歳、身長180センチくらいで黒色の髪にとび色の目をしている。
礼儀正しく真面目な性格をしており、トラップとは幼馴染。それ故気苦労が絶えず、しょっちゅう貧乏くじをひいている。人の事は心配して気遣うくせに、自分のことはおろそかにしてしまう優しいという同時に危なっかしい性格をしている。
故郷はガイナの西のドーマという街。
曽祖父が伝説の「青の聖騎士」クレイ・ジュダ・アンダーソンであり、彼はその曽祖父の名を受け継いだたった一人の人物である。クレイ・ジュダは『青の聖騎士伝説』や『デュアン・サーク』に登場しているが、『フォーチュン・クエスト』においても伝説の人物として話の節々に登場している。
家は代々騎士という名家アンダーソン家で、アルテア、イムサイという兄が二人いる。双子にしか見えないが年子でありアルテアが長男、イサムイが次男。厳格な祖父がいる。父親に関しては詳しく語られてはいない。偶然だろうが、クレイ・ジュダも上に双子の兄が存在している。
武器は、実家から持ち出してきた細身の長剣である。この剣は、伝説の聖騎士クレイ・ジュダが使っていた「シドの剣」ではないかとも言われている。
首にいつも曽祖父の肖像が入ったロケットを持っている。
サラという婚約者がいたが、本人同士が決めたのではなく親同士が決めた婚約者ということで、クレイ本人はサラをいい友だちと思っていた。後サラの病気に関わるクエストを達成後、彼女からの申し出で婚約を解消した。
トラップに「マダムキラー」と揶揄されるほどおば様方にもてる。3月15日生まれのO型。
トラップ
クレイの幼馴染であり、職業は盗賊。口が悪いトラブルメーカーではあるが、現実主義者なため、お人よしが多いこのパーティでは貴重な人物でもある。盗賊であることに自信と誇りを持っているが、簡単に罠にはまってしまうなど軽率な面もある。闇にまぎれるのが仕事であるはずの盗賊であるにもかかわらず、派手な色の服を好む傾向にある。
以前は緑色のタイツをはいていたが、ほつれが目立ってきたためやめていた。帰郷した際母親に繕って貰おうと父・祖父の前で切り出すと、彼らに大笑いされる。どうやら彼らに旅立ちの際「我が家に代々伝わる由緒ある品」と渡されていた模様だが、真っ赤な嘘だったらしい。
主な武器はパチンコで、俊敏性をいかした戦い方をし、木などするすると登っていってしまう。
実家はドーマにあるブーツ一家という盗賊団。盗賊団とはいっても、主に遺跡発掘やお宝探しなどをして街に貢献している「良い盗賊団」である。両親と祖父のほか、大勢の盗賊団のメンバーがいる大家族である。
本名はステア・ブーツ。祖父が同じ名前であり、区別のためにトラップというあだ名で呼ばれている。
ルーミィ
エルフ族の幼女で、魔法使い。ふわふわのシルバーブロンドの髪にぱっちりとしたブルーアイを持ち、一見天使のような容姿をしているが、大食漢である。
パステルが冒険者になるために故郷のガイナを発ち、エベリンに向かう途中、煤だらけで道端で泣いている所を拾われた。生まれ故郷であるエルフの里は大規模な山火事に巻き込まれ、親や仲間の消息は不明となっている。
パステルにとっては妹のような存在である。
はじめはメモを見ながらでないと呪文を唱えられなかったが、特訓ののちに克服。魔法の素質を開花させてゆく。
ファイヤーやコールドの初級の魔法は当初から使えたが、中級以上の魔法に当たるフライを会得する。どうやら彼女の種族に関係があるらしい。
ノル
職業は「運搬/運送」。巨人族であり、その体格に見合う力を持つが、それとは裏腹に小動物と会話ができる能力、あやとりが得意など器用な面を持つ。寡黙だが優しく暖かい心の持ち主であり、メンバーからの信頼も厚い。失踪した妹を捜すために冒険者になったが、妹と再会した後もパーティーに残っている。パステル曰く「世界一優しいひと」。
キットン
職業は「農夫(薬剤師)」。記憶喪失であり、記憶を取り戻すために冒険者になったところをパステルたちと出会い、仲間になる。
何を考えているのかわからないところがあるが、その知力は度々パーティーの危機を救っている。植物薬草に造詣が深く、特にキノコのこととなると目の色が変わる。
後にある冒険で記憶を取り戻し、自分がキットン族であり、キットン族の王家の者であること、本名がノイ・キットンであることを思い出した。更に妻スグリとの再会も果たす。
シロちゃん
ある冒険で出会ったホワイトドラゴン。家族を探すために、パステルたちについていくことになった。白い竜は幸せを運ぶと言われており、悪者に狙われないようにするために普段は犬を装っている。精神年齢が幼いわりにしっかりしており、知能は高く人語を話せるが、なぜか語尾に「デシ」と付く。短時間だけなら巨大になれる。後に母親と再会した。
ドラゴンとしての名前は「トレイトン・サブラァニア・ファンデュ」である。

冒険者

ジュン・ケイ
若くしてレベル30のファイター。超一流の実力と美麗な容姿をあわせもつ。パステルたちがバジリスクに襲われたときに助けてもらって以来の縁。その強さとかっこよさにパステルは一目惚れしてしまった。実は女性。名前の由来は、登場当時の作者担当の編集者から。
トマス
フルネームは、トマス・カレッジ。「呪われた城」の冒険で出会った僧侶(クレリック)。本来のパーティーとケンカ別れしていたところをパステルたちと出会い、冒険をともにした。元のメンバーと和解してそちらに戻るが、その後もパステルたちとの親交を深める。彼が師事するのは小麦の神様である。
ギア
フルネームは、ギア・リンゼイ。美形のファイター。身軽さを身上として、防御力の不足を魔法やアイテムで補う。それは、片思いの相手を含むかつての仲間たちを冒険で失っており、一人でも戦っていけるようにするためであった。パステルと行動を共にしてから、彼女に特別な感情を抱くようになる。

その他の登場人物

リタ
パステルが活動拠点とするシルバーリーブの村の、食堂の娘。冒険者となることを夢みていたが、稼業のために諦める。冒険者であるパステルに憧れるとともに、よき親友でもある。冒険者を夢見る弟、ルタがいる。
オーシ
冒険者への情報提供を商売とする「シナリオ屋」。とても金にがめつく、トラップですら彼にはかなわない。金のないパステルたちによく嫌味を言うが、ときどき気前がいい。もともとはいい家の生まれだったが、ギャンブルにはまって家を追い出されたらしい。
フルネームは「ローレンス・オーシ」。普段は皆に単に姓だけの「オーシ」と呼ばれるが、いとこのヒュー・オーシにだけは「ローレンス」と名の方で呼ばれている。
ヒュー・オーシ
シナリオ屋のオーシのいとこ。保険屋をやっている。性格はオーシとよく似ている。
ゼン
ヒールニント村にいた謎の老婆。人間ではなく、キットン族。キットンの過去を知り、彼の導きとなるようにアイテムや助言を授ける。
ジェローム・ブリリアント三世
通称、JB。ダンジョンの奥深くに住むブラックドラゴン。という恐ろしげなふれこみとは裏腹に、ゲーム(とりわけテーブルトークRPG)を愛好するとても気さくなおじさん。多くのコボルトを召使として使っている。自分の思うように事が進まないと機嫌を損ねる気分屋で、トラップにいいように翻弄されている。かつて人間の親友がいたが、過ちからその親友を病気で亡くしてしまった。それ以来ゲームの相手がいないことに飽いていたが、トラップの講釈でゲームの真の楽しさに目覚める。パステルたちが助けを求めるときはゲームにつきあうことを条件とする。
本来の姿は巨大なブラックドラゴンだが、人間のような姿になることもできる。シロちゃんの母親曰く、いくらか年が行ったドラゴンは人に変化出来るようになるとの事。
ウギルギ
トマスが師事する小麦の神様。登場した当初はトマスを助けようと「呪われた城」の側まで来たが空腹で倒れてしまい、ヒュー・オーシに助けられてテントの片隅で寝ていた。その事を感謝して、オーシに何かお礼をしたいと申し出た所、保険に入ってほしいと言われて快く快諾していた。その後は何かとパステル達の相談に乗ったりしてくれている。
他の神とは違って派手な事はしないが、日常のささやかな事を教えに使っている。
マリーナ
クレイとトラップの幼馴染み。表向きは古着屋だが、その実態は詐欺師。そのどちらの面でも、幾度となくパステルたちを助けている。クレイのことが好きだが、身分の違いから諦めている。とてもしっかり者でなんでも器用にこなす女の子であり、容姿も優れているためパステルからは羨ましがられているが、マリーナもまた、クレイとトラップと一緒にいられるパステルのことを羨ましがっている。パステルとは互いに本当の気持ちを打ち明けたことで何でも話しあえる親友となった。
メル
ノルの妹。行方不明になっていたが、後に大魔術教団の村で発見された。巨人族なので人間の女性と比べると若干大柄だが、ノルには似ず美人である。現在はノルと離れ、エンチラーダ村で暮らしている。
アンジェリカ
リーザ国の第一王女。自分の思念を夢として伝える特殊能力を持つ。パステルの小説のファンで、それがきっかけでパステルはその思念を受け取る。冒険したいとわがままを言うこともあるが、自分の立場は理解しているようで、代わりにパステルたちに自分の望みを託す。
元々は漫画版オリジナルのキャラだったが、後に小説版に登場した。小説版登場時のストーリーが「漫画版を読んでいること前提」だったため、小説版のみの読者にとってはあまりにも唐突な登場であった。また、彼女の小説版登場により、それまでパラレルワールド的作品だと考えられていた漫画版が、フォーチュン・クエストの歴史に正式に組み込まれることになった。
アクス
パステルたちに行く先に現れてはしつこくつけ狙う謎の獣人。パステルと会うたびにひどい目にあうので、最近は逆にパステルたちを避けるようになってしまった。なぜパステルたちをつけ狙っていたのかは不明である。パステルたちには「よく会う変な人」くらいにしか思われていない。

登場する都市など

パントリア大陸

パステル達が活動拠点にしている大陸。大半をロンザ国が支配していて、政情も安定している。ロンザ国やサラディー国が存在する。

シルバーリーブ
パステル達が拠点にしている小さな村。この村の安宿「みすず旅館」での借金を返そうとする事からこの物語は始まる。
エベリン
かなり大きな、ズルマカラン砂漠の中心にあるオアシス都市。マリーナはここで古着屋を営んでいる。冒険者支援グループがあり、パステル達はカードの更新時はもっぱらこちらを利用する。
ヒールニント
温泉が湧き出し、それを観光の一つとしている村。しかし10年に一度目覚める竜が求める生贄に悩んでいるが、それを聞いて退治に向かった冒険者は、何故か必ず逆に村に災いをもたらす存在となり村を襲うようになった為、パステル達が訪れた際は牢屋に閉じ込めた程だった。
しかし彼らの活躍により村は救われた事により、後に冒険者支援グループに加入する。
サラディー
ズルマカラン砂漠より北に存在する小さく貧しい国。しかし国王は気さくで国民に慕われているが、魔女・マラヴォアに妬まれてオウムにされた事もある。この国で作られた記念切手はマニアの間では高値で取引されている。
町外れにペンダーグラスが住んでいる。
忘れられた村
かつてブラックドラゴンによって生贄を要求され、それから逃れる為に密かに地下に建設された村。偶然そこに訪れた者達にその村を忘れてもらうため「忘れられたスープ」が保存されていた。
後にブラックドラゴンに対する誤解が解け、地上で普通に生活ができるようになった彼らはその村をそのまま保存、「忘却の村」として観光名所として公開している。
サバド
村の外れにある日突然城が出現し、そこを目当てに冒険者が訪れるようになった竹細工で有名な町。ある職人はクレイの竹アーマーを珍しいと見つめていた。
トント
ザマ湖の近くにあり、毎月10・20・30日に市が開かれる。10(とう)が訛って町の名前になったが、市がない日以外は人が殆どいない。
タル・リコ
「復活の儀式」を目当てでやってくる人達の財布で成り立っているような町。遺体を保存する倉庫等の店もある。
大魔術教団の村
赤い石をはめ込まれた木像を崇拝する宗教の村。後に宗教団体は解散し、エンチラーダ村と名前が変わる。
ノルの妹メルが住んでいる。
ストーンリバー
港町。ここからパステル達は船旅に出た。
エドニー
大陸の左端にある町。セラファム大陸へ渡ろうとするならば、ここが最短距離。
ガイナ
パステルの故郷。彼女の両親が移り住んだ頃にはあまり開けていなかったが、彼女が成長するに従い段々と発達していった。しかしパステルが15歳の夏、モンスター・チャグデスに襲われ町は壊滅状態となる。幸いにもパステル等子供達は学校のサマーキャンプで不在だった為、子供達だけは無事だったがその殆どが孤児となる。
町を運営しているのは町議会。
ドーマ
クレイとトラップの故郷。町を運営しているのは一応町議会だが、貴族がいる為財政面でそちらに依存する割合が高い。
リーザ
シルバーリーブより南にある王国。首都はリーザリオン。アンジェリカ姫の父が国王でサイ湖がある。

セラファム大陸

パントリア大陸のとはアビス海を挟んで隣同士。パントリア大陸の大部分はロンザ国が治め治安も安定しているが、こちらは昔から大国が存在しない事もあって戦争が絶えない。 コーベニアやキスキン王国がある。

コーベニア
エベリンとは姉妹都市の関係にある。エベリンは砂漠の都市、こちらは港町という関係上こちらの方が栄えている感がある。デイビーはここでアイスクリームの屋台を開いている。
キスキン
国王が治める小さな国。前国王死去に伴いちょっとした後継者問題が起こった。現国王・ミモザ女王はパステルによく似ている。
ペルメナ村
キットンの妻・スグリが住んでいる。

作品リスト

小説

角川スニーカー文庫より出た旧版については、電撃文庫から新装版が発売されている。また、旧版の一部はポプラポケット文庫からも発売されている。

  • フォーチュン・クエスト1 世にも幸せな冒険者たち (1989年12月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト2 忘れられた村の忘れられたスープ(上) (1990年5月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト3 忘れられた村の忘れられたスープ(下) (1990年9月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト4 ようこそ!呪われた城へ (1991年3月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト5 大魔術教団の謎(上) (1991年9月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト6 大魔術教団の謎(下) (1991年12月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト7 隠された海図(上) (1992年9月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト8 隠された海図(下) (1993年6月/角川スニーカー文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト1 白い竜の飛来した街 (1994年8月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト2 キットン族の証 (1995年7月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト3 偽りの王女 (1996年6月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト4 真実の王女(上) (1998年3月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト5 真実の王女(下) (1998年11月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト6 待っていたクエスト エピソード1 (2000年7月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト7 待っていたクエスト エピソード2 (2001年3月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト8 待っていたクエスト エピソード3 (2002年3月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト9 待っていたクエスト ファイナル (2003年9月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト10 キットンの決心 (2005年3月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト11 クレイの災難(上) (2006年1月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト12 クレイの災難(下) (2006年6月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト13 蘭の香りと消えたマリーナ(上) (2007年7月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエストL(リミテッド) トラップハウスからの挑戦状 (1997年7月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエストL2 静かな湖畔のモンゲーナ (2001年8月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエストL3 冒険者様ご一行、クエスト村にご案内! (2004年3月/電撃文庫)
  • フォーチュン・クエスト外伝 パステルの旅立ち (1996年3月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエスト外伝2 パステル、予備校に通う (1998年12月/角川スニーカー文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト外伝3 パステル、初めてのクエスト? (2001年10月/電撃文庫)
  • フォーチュン・クエストバイト編 夕日が二つに見えた夜 (2000年1月/角川スニーカー文庫)
  • フォーチュン・クエストバイト編1 夕日が二つに見えた夜 (1996年11月/角川mini文庫)
  • フォーチュン・クエストバイト編2 消えた少女とロングソード (1997年11月/角川mini文庫)

コミック

  • フォーチュン・クエスト 夢の中の王女 (1992年12月/電撃コミックスEX)
  • フォーチュン・クエスト ツミレの花咲く里 (1993年10月/電撃コミックスEX)

画集

  • 迎夏生画集1 ―フォーチュン・クエスト―(1994年2月/メディアワークス)

OVA

角川書店からVHS版が発売された。後にビクターエンタテインメントからもVHS版とLD版が発売された。内容は#OVA概要を参照。

  • フォーチュン・クエスト 世にも幸せな冒険者たち STAGE1-4(1993年12月-1994年5月/角川書店)

テレビアニメ

詳しくはフォーチュン・クエストLを参照。

  • フォーチュン・クエストL Vol.1-7(1998年3月-9月/ビームエンタテインメント)

コンピュータゲーム

内容は#コンピュータゲーム概要を参照。

  • フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ (SFC) (1994年4月/ザムス)
  • 新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち (PS) (1996年6月/メディアワークス)

ゲーム攻略本

  • フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ 公認ファンブック (1994年5月/電撃文庫)
  • 新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち 公式完全攻略ガイド (1996年7月/電撃攻略王)

音楽CD

  • フォーチュン・クエスト1 世にも幸せな冒険者たち (1991年1月)
    • イメージサウンドトラック。名前から誤解されがちだが、OVAの曲を収録したCDではない。
  • フォーチュン・クエスト モンスターポケットミニ図鑑 (1992年6月)
    • CD&BOOKとして発売されたため、書籍扱いとなっておりISBNコードを持っている。ISBN 404908001X
  • フォーチュン・クエスト オリジナルサウンドトラック 冒険音楽の旅 (1993年12月)
    • OVAで使われた曲を収録。
  • フォーチュン・クエスト〜いつか叶う夢 (1993年10月)
    • OVA主題歌のシングルCD。
  • フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ (1994年8月)
    • SFC版ゲームのサウンドトラック。
  • 新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち オリジナルサウンドトラック (1996年7月)
    • PS版ゲームのサウンドトラック。
  • フォーチュン・クエスト外伝 パステルの旅立ち オリジナルサウンドコレクション (1996年11月)
    • ドラマCDのサウンドトラック。
  • フォーチュン・クエストL オリジナルサウンドトラック (1997年12月)
    • テレビアニメのサウンドトラック。
  • フォーチュン・クエストL オリジナルサウンドトラック BGMスペシャル (1998年6月)
    • テレビアニメのサウンドトラックの第2弾。挿入歌『月の船』収録。
  • Good Fine Everyday (1997年)
    • テレビアニメテーマ曲のシングルCD。歌はsus4

ドラマCD

内容は#ドラマCD概要を参照。

  • フォーチュン・クエスト外伝 パステルの旅立ち Vol.1-4 (1996年10月-1997年1月/角川書店)
  • フォーチュン・クエストバイト編 夕日が二つに見えた夜 Vol.1-2 (1997年9月-10月/角川書店)

カセットブック

内容は#カセットブック概要を参照。

  • フォーチュン・クエスト ボクボクの災難 (1990年12月/角川書店)

ボードゲーム

  • フォーチュン・クエストボードゲーム ようこそ!モンスターの巣窟へ (1993年12月)
    • すごろく形式のボードゲーム。「シドの剣」と名前の付けられたアイテムカードには、クレイのロングソードによく似たイラストが描かれており、作者が当時から「シドの剣=クレイのロングソード?」というアイディアを温めていたことが分かる。

TRPG

詳しくはフォーチュン・クエストRPGを参照。

  • フォーチュン・クエスト・コンパニオン (1991年8月/角川書店)
  • フォーチュン・クエストRPG (1995年4月/メディアワークス)

OVA概要

タイトルは「フォーチュン・クエスト 世にも幸せな冒険者たち」。1993年に、OVAとして発売された。

ストーリーは、旧1巻の「ヒールニントの災難」を原作としているが、敵の魔道士との対決等が変更されている。

スタッフ(OVA)

  • 製作:角川歴彦
  • 監督:つるやまおさむ
  • 脚本:まるおけいこ
  • 絵コンテ:しばたひろき
  • 演出:山口武志
  • キャラクターデザイン・作画監督:中山由美
  • 美術監督:須江信人
  • アニメーション制作:J.C.STAFF
  • 原作:深沢美潮
  • キャラクター原案:迎夏生
  • 音楽:安西史孝

キャスト(OVA)

主題歌(OVA)

  • 主題歌「フォーチュン・クエスト〜いつか叶う夢」
    • 作詞:深沢美潮/作曲:深沢美潮、萩原健太/歌:笠原留美
  • イメージソング「迷いの森」
    • 作詞:深沢美潮/作曲・編曲:安西史孝/歌:さいとうみわこ

ドラマCD概要

1996年4月-1997年3月にかけて、TBSラジオの番組ファンタジーワールド内で放送されたラジオドラマを、CDにしたものである。

番組前期に放送されたラジオドラマ「フォーチュン・クエスト外伝 パステルの旅立ち」は、小説「フォーチュン・クエスト外伝 パステルの旅立ち」を原作としている。原作の再現度はかなり高いが、逆に言えばアレンジはあまりされていない。

番組後期に放送されたラジオドラマ「フォーチュン・クエストバイト編 夕日が二つに見えた夜」は、小説「フォーチュン・クエストバイト編 夕日が二つに見えた夜」(1996年11月に発売された、角川mini文庫版)を原作としている。原作のストーリー展開をなぞりつつもアレンジが加えられている。ドラマCDオリジナルキャラのエルフ族の女性アイリスが登場したり、強力な敵キャラが出現したりする。

スタッフ(ドラマCD)

  • 原作:深沢美潮
  • 脚本:久保田雅史(ぶらざあのっぽ)
  • 音楽:安西史孝
  • 制作プロデュース:鈴木誠二(フィールドワイ)
  • プロデューサー:水野丈一(角川書店)、井上俊次(エアーズ)、吉田隆(フィールドワイ)
  • ラジオプロデューサー:高橋由美子(office eye)
  • 効果:庄司雅弘(FIZZ SOUND)
  • 録音:市川修
  • 音響監督:溝口綾
  • ジャケット原画(外伝):迎夏生
  • ジャケット原画(バイト編)・ブックレット原画:福田道生
  • デザイン:朝倉哲也(design CREST)

キャスト(ドラマCD)

パーティメンバー(ドラマCD)

キャスト(ドラマCD 外伝)

キャスト(ドラマCD バイト編)

コンピュータゲーム概要

スーパーファミコン版

フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ
ジャンル テーブルゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 ザムス
発売元 バンプレスト
人数 1-6人(但し全COMプレイの0人も可能)
発売日 1994年4月28日
デバイス マルチタップ
テンプレートを表示
『フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ』(ザムス(バンプレストグループ))
すごろく形式のゲーム。プレイヤーは、パーティメンバー6人の中からキャラを選択する。シロちゃんは選べない。罠を仕掛けたりなどして相手キャラを妨害しながら、おつかいクエスト(ヒールニントの村に行って薬草を受け取り、エベリンの街に届けろ、など)をクリアしていく。クエストをクリアすると、フォーチュン・ポイント(FP)が貰える。最終的に、規定ターン内に最も多くのFPを稼いだプレイヤーが優勝となる。
最大6人プレーが可能。マルチタップが使用可能。マルチタップを使用しても最大5人まで(タップ使用1P側4人+2P側1人)しか使えない仕様のため、6プレイヤーで遊ぶときにはマルチタップを使用したとしても、1番目と6番目のプレイヤーが同じコントローラーを使うことになる。
プレイヤー数とコンピュータ操作のキャラクター数を任意で選べるため、例えば人間操作が3キャラクターで、コンピュータ操作が2キャラクターの計5人対戦というようなこともできる。人間操作0人の全COMプレイも可能だが、この場合はただの観戦モード状態である。
このゲームに登場するオリジナルモンスター「ファズ」の声は、原作者である深沢美潮のものである。

プレイステーション版

新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち
ジャンル テーブルゲーム
対応機種 プレイステーション
発売元 メディアワークス
人数 1-4人(但し全COMプレイの0人も可能)
発売日 1996年6月21日
デバイス マルチタップ
その他 PS2の75000型以降では不具合が出る
テンプレートを表示
『新フォーチュン・クエスト 食卓の騎士たち』(メディアワークス)
全世界的に食糧不足が起きたため、みんなで畑を耕して食料を作ろうというストーリー。すごろく形式のゲーム。ゲーム上のマップは畑になっており、その畑に種を植えて食料を育て、毎年10月末の収穫になると作物を売ってお金を得る。
イベントとして4年に一度、参加しているキャラクターによる料理コンテストが行われる。コンテスト時点で栽培されている作物から食材を2種類、数種類の調味料を2種類メインとサブとしてそれぞれプレーヤーが選ぶ。審査員はプレーヤーが未使用の4人のキャラ。各自10点満点で審査し、トータルで最高点を出したプレーヤーには賞金とメダルが与えられる。
設定された収穫金額に達するとゲーム終了。その時点で最も多くのお金を稼いだプレイヤーが優勝となる。
キャラクターは、デフォルトでパーティ6人+JB+コボルトの、計8人が選べる。ある条件を満たすと、さらにマリーナとアンジェリカが登場し、計10人の中から選べるようになる。シロちゃんは司会進行役であるため選べない。
常に4人対戦。マルチタップが使用可能。プレイヤーの数が足りない場合は、足りない分のキャラクターをコンピュータが操作する。人間操作0人の全COMプレイも可能だが、この場合はただの観戦モード状態である。
「通常版」と「特別版」があり、特別版には『びっくりとーくCD』というおまけCDが付いている。内容は、パステルら登場人物によるミニドラマと、原作者深沢美潮のコメント。
このソフトは、プレイステーション2のSCPH-75000シリーズ以降では動作に異常が出ることが、SCEIから発表されている。

キャスト(PS版ゲーム)

カセットブック概要

『フォーチュン・クエスト ボクボクの災難』(角川書店) ISBN 4-04-905060-9
1990年12月1日発行。メディアはカセットテープであり、いわゆるドラマCDのカセットテープ版である。A面、B面合わせて合計約60分。
完全オリジナルストーリー。脚本があかほりさとるであるためか、あまりフォーチュン・クエストらしくないギャグ展開が多い。
書籍扱いであるためISBNコードが付いている。

スタッフ(カセットブック)

  • プロデュース:田宮武、佐野真理
  • 脚本:あかほりさとる
  • 演出:佐藤真一
  • 音楽:山崎ますみ
  • 効果:佐藤良介
  • 調整:星野敏昭(セントラル録音)
  • ジャケットデザイン:鈴木一誌、蒲谷孝夫
  • 原作:深沢美潮
  • ジャケットイラスト:迎夏生

キャスト(カセットブック)

関連項目

外部サイト

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