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「2ちゃんねる用語」の版間の差分

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===絵文字===
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[[アルファベット]]・[[ギリシャ文字]]・[[キリル文字]]などの[[外国語]]文字や[[日本語]]の仮名、各種の[[記号]]などを駆使して、数文字で[[顔文字]]や絵文字を形成し視覚的に使用することが好まれ、その例は枚挙にいとまがない。
[[アルファベット]]・[[ギリシャ文字]]・[[キリル文字]]などの[[外国語]]文字や[[日本語]]の仮名、各種の[[記号]]などを駆使して、数文字で[[顔文字]]や絵文字を形成し視覚的に使用することが好まれ、その例は枚挙にいとまがない。
また、本来は仮名そのものとして読むことの出来る1〜2文字をそのまま視覚表現に使用する変わった例では、自分の一行レスポンスを掲示する手を表現した「つ」、[[人差し指]]を突き(削除) 出した (削除ここまで)手を表現した「m9」、左腕を挙げ振って自分の存在表現のために挙手するさま、あるいは別れの挨拶をするさまを表現した「ノシ」などがある。
また、本来は仮名そのものとして読むことの出来る1〜2文字をそのまま視覚表現に使用する変わった例では、自分の一行レスポンスを掲示する手を表現した「つ」、[[人差し指]]を突き(追記) つける (追記ここまで)手を表現した「m9」、左腕を挙げ振って自分の存在表現のために挙手するさま、あるいは別れの挨拶をするさまを表現した「ノシ」などがある。


===漫画・アニメ・ゲームでのセリフ===
===漫画・アニメ・ゲームでのセリフ===

2007年3月24日 (土) 09:59時点における版

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2ちゃんねる用語(にちゃんねるようご)とは巨大掲示板群である2ちゃんねる)内で発祥し、掲示板内において頻繁に使用されるに至ったインターネットスラングの一群である。2ちゃんねる外のインターネットでは通用するものの、ネット外の日常生活ではほとんど使用されず、もっぱら2ちゃんねらー同士の"業界用語"的な隠語として使用されている。

概説

2ちゃんねる用語は2ちゃんねる内において一般の流行語よりも遙かに偶発的な発生の仕方をしている事が多く、すぐに死語と化す言葉もまた多い。これらの中で、共通理解語としての認定を多くの2ちゃんねらーからなされ、2ちゃんねる内で広く流布するに至った用語が、たまたま2ちゃんねる用語として確立されるとされるが、実際には世間や他所のウェブサイトで流行している用語をそのまま借用する事例も少なくない。代表的な2ちゃんねる用語は、2ちゃんねる内でも2ちゃんねらー自身によって2典として日々編纂されつつあるが、死語になって使われなくなった言葉もそのまま掲載されているので利用する際は注意が必要である。

あくまでも隠語であるため2ちゃんねる外の一般の掲示板やメールでこの用語を使用することは2ちゃんねるを利用しないインターネットユーザ、2ちゃんねる利用者からも不快に感じられることがあるので注意すべきである。場合状況によっては、これらのネットスラングの不適切な使用によって人格評価が致命的なまでに失墜することもある。 とはいえ、最近は2ちゃんねるが一般に知れ渡るようになり、それと同時に2ちゃんねる用語への反感も収まってきているように思われる。

もっとも、これらの用語は掲示板参加者たちの意識下や無意識下での願望、即ち殺伐とした掲示板の中でいわゆる「マジ」な状態を互いに回避してリラックスした雰囲気を保持したいという気持ちの顕れでもある。そして、それはある程度の成功をおさめているといえる。また、これはこの掲示板を利用する者たちのペルソナとしても役立っている。つまり、「2ちゃんねる用語」というツールがあることで、スムーズに日常と非日常を行き来しそれらの境目をはっきりと認識できるのである。たとえば、日常で言えない、または本来の自分が言うべきでないと自認する意見であっても、このペルソナがあれば大多数の中の一部の意見として自己の中で改ざんできるのである。この点が、用語の2ちゃんねる外での無頓着な利用が2ちゃんねる利用者からもさえも歓迎されない原因でもある。

この掲示板を頻繁に利用するユーザーには同一のセンスが垣間見える。それがこの用語の特異性に貢献し、外部でのミスマッチを引き起こしてもいる。

分類

2ちゃんねる用語では主に以下の特徴が存在する。

当て字

字を似ている別の字で書く
ある文字を書く際に、似ている文字に変えて書いた言葉。例として「ン」を似ている「ソ」に変えて、「スマン」を「スマソ」、「チャン」を「チャソ」と書いたり、「ツ」を似ている「シ」に変えて「ヤツ」を「ヤシ」と書くなど。さらには「ヤシ」を漢字変換し「香具師」と表記することもある。
機種依存文字を使用した用語
「トン」や「キロ」などの機種依存文字を当て字として使用し出来た言葉であることは確定的である。例として「ありがトン」「イキロ」「トンドル」と書くなど。
  • 変わった例
    • バカロリータ (バカロリータ)
    • バカロリータラリットル (バカロリータ、ラリットル)
    • キロミリ? (キミロリ?)
一文字を別に使った当て字
一文字ずつの言葉を合わせて出来た言葉。例として「ネ」と「申」を合わせて「ネ申」と書き、「神」と読ませるなど。2ちゃんねるではタグなどで文字を大きくしたり太くしたり下線を引いたりする機能がなく、見かけ上で文字が横に大きくなるこの手法は、数少ない強調の手段として重宝されている。またこの手法はギャル文字クサチュー語にも見られる。

また、コヒと書いて「北」と読ませる場合があるほか、「ゴルゴ13」を「ゴノレゴ13」,「モノレール」を「モルーノレ」と記す場合もある。

  • 変わった例
    • ァ,、,、,、,、
    • ァ'`,、'`,、
一文字に二文字以上を詰め込む当て字
二つ以上の文字を一つの文字に詰め込んで出来た言葉。例として「儲」(「信者」)、「鉢」(プロ野球の「金本知憲(阪神タイガース)」選手)、「升」(コンピュータゲームチート)など。
同じ発音の文字を使った当て字
同じ発音の文字を使って出来た当て字。例として消防(小坊=小学生の小僧)、厨房(中坊=中学生の小僧)、工房(高坊=高校生の小僧)、氏ね・市ね・師ね・詩ね・氏根(死ね)、人大杉(人多すぎ)、池沼(知的障害の略、「知障(ちしょう)」の主要なIMEでの第一変換候補が「池沼」であることから、読みは「いけぬま」か「ちしょう」)、人稲杉(人いなすぎ)、基地害 基地外(気違い)など。
同じ発音の字面の悪い文字を使った当て字
同じ発音の文字のうち、投稿者の嫌悪感を表現するために敢えて字面の悪い字を使ってできた当て字。例として虚塵(巨人)、厨日(中日ドラゴンズ中日新聞社)、倒狂・頭狂(東京)、厨獄(中国)、妊娠(任信→任天堂信者)、脳衰省(農林水産省)、K3省(経済産業省)、倒壊(東海)、ウンコ(UMK→テレビ宮崎)、逝印(雪印)、腐死家(不二家)、犯珍(阪神タイガース阪神電鉄)など。
同様の語は中国の歴史書にも見られ、柔然に虫のように無知であるとの意味を込めて「蠕蠕」という字を当てたりしている。従って、漢字文化圏では誰かしらが思い付く字の当て方だと言えよう。
外国語の固有名詞を無理やり日本語訳したもの
外国語の固有名詞を、単語の意味から連想して無理やり日本語訳したもの。主に漢字を当てる場合が多い。例として:海門(シーゲート)、ペケ箱(Xbox)、火狐(Mozilla Firefox)など。
以上は主に検索回避の手段として使われるが、使うことによる連帯感を持つため、他の人が使っているからなんとなく、など検索回避とは全く関係なく使われることもままある。

誤入力

文字の不足または過多によってタイプミスの変換によって投稿されたものを他の2ちゃんねらーが面白がって使用し、広く使われるようになった言葉もある。例として漏れ(俺)、藻前(お前)、ホロン部(滅ぶ)、希ガス(気がする)などがある。

これに似たもので、本来かなアルファベットで表記される言葉を無理矢理漢字変換して生まれた言葉を投稿することもある。訴人・素人(ソニン)など。

誤読

読み間違いや、または正しく表記せずに書かれた言葉を他の2ちゃんねらーが面白がって使用し、2ちゃんねる内で常用となることがある。

報道によって広まったもの
「〜しる」(本来は「〜しろ」)。韓国の金泳鎭・元農林部長官が、「」と「」を間違えた「日本は反省し!」と書かれたプラカードを持って衆議院議員会館前でハンガーストライキを行ったことを由来とし、現在では2ちゃんねる以外でも広く使用されるほど普及している。経緯詳細は金泳鎭の記事を参照。
文節の誤読(ぎなた読み)
「アフガン航空相撲殺される」(「アフガン航空相撲殺される」というニュースを「アフガン航空相撲というスポーツの選手がされる」と誤読してしまった。これがきっかけで「アフガン航空相撲」という単語は壮大なネタへと発展した。)
他、「この先生きのこる」(「この先、生きのこる」を「この先生、きのこる」と誤読して、「きのこる」という単語がネタとなる)などがある。
また、あびる優が集団窃盗を告白した後、「今注目をあびる優れたしろまるしろまる」(「今注目を浴びる、優れたしろまるしろまる」の意)というスレッドタイトルが流行した。
音読み訓読みの混同
ガイシュツ(既出・正しくは「きしゅつ」)、ぐんくつ(軍靴・正しくは「ぐんか」)、すくつ(巣窟・正しくは「そうくつ」)など。きじゃくせい(脆弱性・正しくは「ぜいじゃくせい」)は読み間違いである。
音位転倒を起こしているもの
ふいんき(雰囲気・正しくは「ふんいき」)、ふれひす(平伏す・正しくは「ひれふす」)、さやわか(爽やか・正しくは「さわやか」)など。発生の性質上、誤用そのものは2ちゃんねる以外でもよく見られる。2ちゃんねる内でネタとして使われる場合は、「ふいんき(←なぜか変換できない)」と付けるのが一般的である。

文字変換

単語の文字の一部を形が似ている字に置き換えたもので、しR(JR)や束(東)、西瓜(Suica)、酉(西)、日本航空のロゴマークのJAノL、などがその例である。 JR九州に関してはjrq、しR吸収などと書く。

省略

一般的な用語の省略形であり、串(プロクシの略に当て字)などが代表的である。

上記の酉や束など、漢字一文字に略される例が多く、対象もコンピュータ用語や企業名から個人名(時には誹謗中傷目的で)まで多岐にわたる。意外に使用例は古くからあり、ニフティサーブのフォーラム等でもPCの型番を漢字一文字に当て字で略した例などがみられた(PC-486NAV=鍋 PC-486NAU=鮎 など)。

なお、この現象は最もポピュラーなもので2ちゃんねるに限らずオンラインゲームでの「よろしく」→「よろ」 「おつかれ」→「おつ」ないし「乙」などのあいさつでも見られる。

仮定や願望を勝手に既成事実化して表現したもの

項目名である「2ちゃんねる用語」という括りから少し外れるが、2ちゃんねる用語を生み出す土壌として「仮定・予測・推測・希望に過ぎないことを、あたかも確定した既成事実であるかのような表現に強引に変えて他人のレスを煽る」傾向が非常に強く、これが多くの独自の2ちゃんねる用語を生み出す土壌になっている。

  • そんなことを書き込むと、もしかすると警察に逮捕されるかもしれませんよ(仮定かつ推測)→「タイーホ」(既定事実としての逮捕通告に変わっている:「逮捕する」がさらに変化)
  • そんなことを書き込むと問題になると思いますよ(仮定かつ推測)→「ん〜、アウアウ!」(既定事実の通告に変わっている:「ん〜、アウト!アウト!」がさらに変化)

これらはほんの一例であり、特定のでのみ通用する用語も無数に存在する。

半角カタカナの多用

通常は半角で使用しないような表現を、半角カタカナで表現する。感嘆詞や文末の体言止表現などに多く見られる。

  • 威嚇表現の「ゴルァ」(こら)や「ヴォケ」(ぼけ)、面白くて"ウケ"たことを示す感嘆詞「ワロス」または「バロス」 など。
  • 前出の「タイーホ」(逮捕)や「スマソ」(すまん)、他人を卑下したり憐れむ際に使用される「カワイソス」(可哀想です) など。間違いなくタイーホ、誤爆スマソ、真夜中のカワイソスw などと表現される。

旧かな遣いの使用

1946年告示の現代かなづかいないし1986年改訂の新かな遣いが公布されるまで使用されてきた旧かな遣いをあえて用いる。ただし、「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」は「を・ヲ」程あまり使われてはいない。

  • 目的助詞以外においても「を」を使用する例。
「ヲイ」(新かなでは「おい」)、「ヲタ」・「ヲタク」(新かなで「オタ」「オタク」)など。
  • 連濁・複合語以外でも「ぢ・づ」を使用する例。
「まぢスカ?」(新かなでは「まじスカ?」= < 真面(本当)ですか? > の意)、「はづかすぃ」(新かなで「はずかしい」)、「まづ」(新かなで「まず」 <先ず> )など。

絵文字

アルファベットギリシャ文字キリル文字などの外国語文字や日本語の仮名、各種の記号などを駆使して、数文字で顔文字や絵文字を形成し視覚的に使用することが好まれ、その例は枚挙にいとまがない。 また、本来は仮名そのものとして読むことの出来る1〜2文字をそのまま視覚表現に使用する変わった例では、自分の一行レスポンスを掲示する手を表現した「つ」、人差し指を突きつける手を表現した「m9」、左腕を挙げ振って自分の存在表現のために挙手するさま、あるいは別れの挨拶をするさまを表現した「ノシ」などがある。

漫画・アニメ・ゲームでのセリフ

漫画アニメゲームにおいて使われたセリフを部分的に改変して使われた時、それが面白い場合、2ちゃんねる内で流行して常用となることがある。漫画・アニメ・ゲーム自体がマイナーなものであっても、2ちゃんねる内でセリフが使われることによって、後々において漫画等が認知されることもある。大抵の場合、アスキーアートとともにセリフを用いる。

独自の文法規則

通常の言葉を独自の文法規則に則り変化させ、2ちゃんねる用語的に変化させることがある。これは、漫画的な言い回しによって、やわらかく砕けた雰囲気を出すためにするようである。また、同じ言葉を使う仲間内という連帯感を持つ作用もある。

例として

促音の省略

促音を省略し、舌足らず感を演出する。

例:「だったよ」→「だたよ」

2文字目促音の3文字目長音化

4音節の単語に於いて2文字目が促音であった場合にこれを抜き取り、代わりに3文字目に長音を挿し入れる。

例:「まったり」→「またーり」

例外:「逮捕」→「タイーホ」

「ぽ」の終助詞化

形容詞を作る接辞「〜っぽい」の終止形の省略が「ぽ」多用されやがて推定を表す終助詞として使われるようになった。後に推定ではなく婉曲を表す用法も生まれた。

例:「むり」→「むりぽ」

由来は2001年にWinMXの利用者が検挙された際、実際に家宅捜索を受けている様子を掲示板上で実況していた人物が、最後に残した書き込み「もうだめぽ」。何をタイプミスしたのか不明なため様々な憶測を呼んでいるが、2典では「もうだめっぽい」の意味と解釈している。「もうだめポリスが来る」とも。

一文字目の「お」を「も」に変える

単語の一文字目が母音/o/で始まるとき、/m/を追加して/mo/に変換する。これによってやや間が抜けた響きになるので、衝突を好まない方針の板・スレッドでよく使われる。

例:「おまえら(omaera)」→「もまえら(momaera)」 「落ち着け(otitsuke)」→「餅つけ(motitsuke)」

「え」を「い」に変える

特に発生するための決まった条件はないが、母音/e/が/i/に変わる場合がある。

例:「おまえら」→「おまいら」

これも間が抜けた響きによって場を和ませる意図で使われる。

母音を省略したローマ字表記

単語をローマ字表記し、更に母音を外して子音のみで表記する。特にVIP語で顕著。

例:「くわしく」→「kuwashiku」→「kwsk」、「キタコレ」→「kitakore」→「ktkr」、「まじでか」→「majideka」→「mjdk」、「加速(かそく)」→「kasoku」→「ksk」 この変換をする前の単語が幾通りも想像できるため非常に解りにくく、多く使用されているスレッドではその意味を聞いている場面が見られることも少なくない。解りにくいことは使用者も承知なのか、この語に限っては無知を罵倒せず素直に意味を教える場合がほとんどである。なお、同様に母音を省略する表記はヘブライ語などにも見られる。

でつまつ語

丁寧の助動詞「です」「ます」の/s/を/t/に置き換え「でつ」「まつ」としたもの。「でつが」「まつよ」のように接続も可能。

例:「良いです」→「良いでつ」、「行きます」→「行きまつ」

これが生まれた背景として s/ts/t は発音が近いため揺れや使い分けがある言語が多く、日本語でも種/実 (tane/sane) などにそれがあった形跡が見られることが挙げられる。 ちなみに「でつ」がスヌーピーに見える、というネタが、2ちゃんねるに限らずネット上ではよく知られている。

濁点の移動

文字通り濁点が移動したもの。

例:「路線バス」→「路線ハズ」

数字での表記

日本語を数字に変換して表記するものであり、たとえば「お疲れ」の略語「おつ」を数字表記に変換すると「02」になり、 「よろしく」の略語「よろ」を数字表記に変換すると「46」となる。

使用範囲は2ちゃんねるに限らず、主にオンラインゲームで使用される。(対戦系ゲームでの「55(「GOGO」)など」)

その他の用語

  • VIP語。「よ」から/y/が抜けた終助詞「お」、w記号の異常な多用(内藤語と呼ばれる。元々は、いくつかのMMOで多用されていたもの。(笑)も参照のこと。通常の(笑)よりも嘲笑の意味を持つ場合がある。)、半角で表記され「ス」で終わる数多の形容詞群、同じく半角で表記され主にSI接頭辞を転用した数多の副詞群など。

これらは当て字や誤変換を発端に、多くの利用者に気に入られたものだけが定着したと考えられる。そのため変化後に語感が悪くなることはまず無い。利用者は意識せず体で覚え、自由自在に活用している。主体性を欠いた行動様式である点は、従来の流行語・若者言葉の類と同質である。

田代砲

  • 特定のサイトを攻撃するためのDoS攻撃のこと。

反2チャンネル

  • 上記のような、さまざまな問題点を、主にホームページやブログなどをもちいて一般のネットユーザーらに問題提起、警告を発する、2ちゃんねるに絡んだ事件を公開する、などの活動をしている団体または個人の活動を反2ちゃんねると呼ぶ。

プロ固定

  • 2ちゃんねる内で、報酬を得て活動しているユーザーを呼ぶ通称。さまざまな役割があるが、多くは荒らしや煽りを行って意図的にスレッドを盛り上げ、掲示板へのアクセス数を上げるため活動しているといわれる。また、プロ固定の中には、目をつけた者の個人情報を収集し、掲示板に晒す、ネットストーキングネットリンチ等の個人攻撃を行う者がおり、それにより自殺する者がいるといわれている。また、名無しで活動するプロ固定をプロ名無し、おもに煽りを行うものを煽り屋という。

ヲチ

2ちゃんねる外での2ちゃんねる用語の使用の問題

様々な事件・様々なムーブメントによって今や一般層にまでその名が知れ渡る事になった2ちゃんねるだが、その内部でのみ成立する言語形態を外部のブログ・他の掲示板や一般社会上で 平気で使ってしまうマナーの問題が発生している。特に2ちゃんねる外の掲示板やブログ等のコメント欄に、悪意のあるなしにかかわらず「2ちゃんねるのノリ」で書き込み、不快感を与えてしまうマナーに欠けた 2ちゃんねる利用者が後をたたない。これはネット環境が整う時期の低年齢化や2ちゃんねるのメジャー化による弊害と言われている。 この行為が大人数で行われると「炎上」となり最悪の場合対象となったサイトは閉鎖に追い込まれる。

この現象は西鉄バスジャック事件で2ちゃんねるが有名になった2000年頃から憂慮されている。当時から2ちゃんねる外部での2ちゃんねる用語の使用を恥ずべき行為とする風潮は存在するが、荒らしなどによって2ちゃんねる用語が使われてしまうことは多々ある。このため、2ちゃんねる用語の使用自体を荒らし行為扱いして禁止する掲示板も散見された。ただし、あまりに神経質になり過ぎた結果、まるで戦時中さながらの言語統制状態となってしまった掲示板もあったことは確かである。

また、現実世界でドラマやメディアでの使用などをきっかけに(電車男中川翔子など)一般の人にまで使われるようになり広く定着した語も少ないが存在する。

関連項目

外部リンク

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