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「ラーメン赤猫」の版間の差分

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; 文蔵(ぶんぞう)
; 文蔵(ぶんぞう)
: 声 - [[津田健次郎]]<ref name="mantan20231216">{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20231215dog00m200071000c.html|title=ラーメン赤猫:津田健次郎が店長文蔵に テレビアニメが2024年7月スタート 制作はE&H production|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2023年12月16日|accessdate=2023年12月16日}}</ref>
: 声 - [[津田健次郎]]<ref name="mantan20231216">{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20231215dog00m200071000c.html|title=ラーメン赤猫:津田健次郎が店長文蔵に テレビアニメが2024年7月スタート 制作はE&H production|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2023年12月16日|accessdate=2023年12月16日}}</ref>
: オスの茶トラの[[イエネコ]]。店長でメイン調理担当。ラーメン屋台「あかねこ」をやっていた先代の味を引継ぎ、ラーメン赤猫を開業した創業メンバー。職人気質で寡黙、厳しくも気配りのできる男気ある性格。頑健で猫だが睡眠時間が短い。元[[野良猫]]で、幼馴染の佐々木と共に先代に拾われた。行く末を案じた先代の計らいで、とある実業家の女性に引き取られたものの、持ち金も無いのに自分たちの面倒を見てくれた先代の元に戻るため脱走、屋台猫として落ち着き、先代の仕事を手伝うようになった過去を持つ。先代が体調を崩して引退した後は(削除) <ref> (削除ここまで)実は自らすすんで自分の稼ぎを先代の介護費用に費やしている。(削除) </ref> (削除ここまで)、先代のレシピを手本に猫には害となる葱類を使わずラーメンや餃子を作り、1匹で屋台を守り抜いていたが、佐々木に口説き落とされて店舗「ラーメン赤猫」を開業、繁盛させた。料理人としてストイックで、開店前や昼と夜の営業時間の隙間の休み時間ですら、道具の整備や料理の仕込みをし、休日も研究をしている。先代の味を守り抜くことに頑固で保守的だったが、珠子やクリシュナに刺激されて、新メニュー開発に挑むなど変化し始めている。トレードマークのはちまきは先代から譲り受けたもの。なお女性に引き取られた時に、"タルト"という名前を付けられている。
: オスの茶トラの[[イエネコ]]。店長でメイン調理担当。ラーメン屋台「あかねこ」をやっていた先代の味を引継ぎ、ラーメン赤猫を開業した創業メンバー。職人気質で寡黙、厳しくも気配りのできる男気ある性格。頑健で猫だが睡眠時間が短い。元[[野良猫]]で、幼馴染の佐々木と共に先代に拾われた。行く末を案じた先代の計らいで、とある実業家の女性に引き取られたものの、持ち金も無いのに自分たちの面倒を見てくれた先代の元に戻るため脱走、屋台猫として落ち着き、先代の仕事を手伝うようになった過去を持つ。先代が体調を崩して引退した後は(追記) {{Efn2| (追記ここまで)実は自らすすんで自分の稼ぎを先代の介護費用に費やしている。(追記) }} (追記ここまで)、先代のレシピを手本に猫には害となる葱類を使わずラーメンや餃子を作り、1匹で屋台を守り抜いていたが、佐々木に口説き落とされて店舗「ラーメン赤猫」を開業、繁盛させた。料理人としてストイックで、開店前や昼と夜の営業時間の隙間の休み時間ですら、道具の整備や料理の仕込みをし、休日も研究をしている。先代の味を守り抜くことに頑固で保守的だったが、珠子やクリシュナに刺激されて、新メニュー開発に挑むなど変化し始めている。トレードマークのはちまきは先代から譲り受けたもの。なお女性に引き取られた時に、"タルト"という名前を付けられている。
: 尚、明確な世界観の解説はないものの、描写をみる限りでは、作中世界において、文蔵たちのように高い知能を持ち、人語を操る猫は、ある程度一般的に存在する模様。猫が法的人格権を取得するための制度があるなど、社会的にも認知されている一方、猫好きの人間の振る舞いなどは、現実と大きく変わらない。猫(と虎)以外の動物は登場していないため、他の動物がどういう存在なのかは不明。
: 尚、明確な世界観の解説はないものの、描写をみる限りでは、作中世界において、文蔵たちのように高い知能を持ち、人語を操る猫は、ある程度一般的に存在する模様。猫が法的人格権を取得するための制度があるなど、社会的にも認知されている一方、猫好きの人間の振る舞いなどは、現実と大きく変わらない。猫(と虎)以外の動物は登場していないため、他の動物がどういう存在なのかは不明。
; 佐々木 プリン(ささき (削除) ぷりん (削除ここまで))
; 佐々木 プリン(ささき (追記) プリン (追記ここまで))
: 声 - [[杉山紀彰]]{{R|natalie240323}}
: 声 - [[杉山紀彰]]{{R|natalie240323}}
: オスの灰シロ[[はちわれ|ハチワレ]]の点目なイエネコ。ラーメン赤猫の創業メンバー。接客・レジ・経理担当で、実はラーメン赤猫の経営者(CEO)。落ち着いた性格で、基本柔らかい対応をする。ただしメニューの原価率やコスト管理はきっちりしていてうるさい。病気に苦しんでいたところ文蔵と一緒にラーメン屋台「あかねこ」の主人(先代)に拾われ介抱された。その後、文蔵とともにとある実業家の女性に引き取られ暮らしていたが、彼女が難病により入院。佐々木の献身的な看病の甲斐も虚しく死去し、彼女の遺言に基づいてその遺産を引き受け資産家になっている。普段はラーメン赤猫に寝泊まりしているが、実家は家政婦付きの豪邸で、帰宅の際は車の後部座席に座って送迎されている。ラーメン赤猫の現店舗を買い取り、屋台に固執する文蔵を口説き落として店舗「ラーメン赤猫」を開業した。またその資産を使い、猫の自立や社会進出を援助する社会事業を手掛けている。猫ながら介護・雇用・経営・労務・経理に通じ、広い人脈を持つ。一方、運動神経は鈍い。実は生前の女性から"プリン"と名付けられており、戸籍も銀行でもその名前で呼ばれている。尚、山郷が雇用されるまで、赤猫メンバーの中で、彼だけが(飼い主の)名字を持っているが、かわいい名前が恥ずかしく、普段は周りに名字呼びさせている。曰く「名前を呼んでいいのは1人だけ」。
: オスの灰シロ[[はちわれ|ハチワレ]]の点目なイエネコ。ラーメン赤猫の創業メンバー。接客・レジ・経理担当で、実はラーメン赤猫の経営者(CEO)。落ち着いた性格で、基本柔らかい対応をする。ただしメニューの原価率やコスト管理はきっちりしていてうるさい。病気に苦しんでいたところ文蔵と一緒にラーメン屋台「あかねこ」の主人(先代)に拾われ介抱された。その後、文蔵とともにとある実業家の女性に引き取られ暮らしていたが、彼女が難病により入院。佐々木の献身的な看病の甲斐も虚しく死去し、彼女の遺言に基づいてその遺産を引き受け資産家になっている。普段はラーメン赤猫に寝泊まりしているが、実家は家政婦付きの豪邸で、帰宅の際は車の後部座席に座って送迎されている。ラーメン赤猫の現店舗を買い取り、屋台に固執する文蔵を口説き落として店舗「ラーメン赤猫」を開業した。またその資産を使い、猫の自立や社会進出を援助する社会事業を手掛けている。猫ながら介護・雇用・経営・労務・経理に通じ、広い人脈を持つ。一方、運動神経は鈍い。実は生前の女性から"プリン"と名付けられており、戸籍も銀行でもその名前で呼ばれている。尚、山郷が雇用されるまで、赤猫メンバーの中で、彼だけが(飼い主の)名字を持っているが、かわいい名前が恥ずかしく、普段は周りに名字呼びさせている。曰く「名前を呼んでいいのは1人だけ」。
; クリシュナ
; クリシュナ
: 声 - [[早見沙織]]{{R|natalie240323}}
: 声 - [[早見沙織]]{{R|natalie240323}}
: メスの[[トラ]]。製麺担当。[[アムールトラ]]の父と[[ベンガルトラ]]の母との娘で、動物園の契約が終わり元の国に戻る際、自分の引っ込み思案では海外生活は困難と考え、日本に残り、石上に養われていたところ、佐々木にスカウトされた。ラーメン赤猫の3匹目の正規メンバーで、ハナよりやや早いがほぼ同期。普段は店の奥の製麺所で店に出す拉麺を打っており、滅多にホールには出て来ない。そのため一部の常連からはレアキャラ的な人気があるが、恥ずかしがり屋のため戸惑っている。珠子以上に胴体が大きく、トラということを利用して、クレーマーや迷惑客が来店した時には製麺所から姿を現し、威圧して追い出す揉め事対応もするが、素はかなり臆病なため、内心では怯えている。麺打ちは独学で習得したもので、店の名物である虎打麺(手打ち細麺)にはプライドある拘りと哲学を見せる。当初は全ての製麺を担当していたが、珠子が機械製麺を担当してからは麺切り包丁での手打ち麺製造に専念している。また、ラーメン赤猫で暮らす猫たちの、洗濯や掃除、また忙しい時の食事作りなど生活のサポートも担当する。挑戦4年目に、大型肉食獣としては初の法的人格を取得し(削除) <ref> (削除ここまで)作品世界において、猫は、試験、面接試験をパスして法的人格を取得することで人間と同格の社会権を取得することができるようである。社会人としての独立性が認められ、銀行口座の開設や公共交通機関の利用が可能になることが描かれている。(削除) </ref> (削除ここまで)、父親に会いにシベリアに行くことを夢見ている。[[ヤクザ映画|任侠映画]]が好きでホラー映画が苦手らしく、曰く「ヤクザは虎の一撃で倒せるが、ゾンビは一撃じゃ倒せないから」。
: メスの[[トラ]]。製麺担当。[[アムールトラ]]の父と[[ベンガルトラ]]の母との娘で、動物園の契約が終わり元の国に戻る際、自分の引っ込み思案では海外生活は困難と考え、日本に残り、石上に養われていたところ、佐々木にスカウトされた。ラーメン赤猫の3匹目の正規メンバーで、ハナよりやや早いがほぼ同期。普段は店の奥の製麺所で店に出す拉麺を打っており、滅多にホールには出て来ない。そのため一部の常連からはレアキャラ的な人気があるが、恥ずかしがり屋のため戸惑っている。珠子以上に胴体が大きく、トラということを利用して、クレーマーや迷惑客が来店した時には製麺所から姿を現し、威圧して追い出す揉め事対応もするが、素はかなり臆病なため、内心では怯えている。麺打ちは独学で習得したもので、店の名物である虎打麺(手打ち細麺)にはプライドある拘りと哲学を見せる。当初は全ての製麺を担当していたが、珠子が機械製麺を担当してからは麺切り包丁での手打ち麺製造に専念している。また、ラーメン赤猫で暮らす猫たちの、洗濯や掃除、また忙しい時の食事作りなど生活のサポートも担当する。挑戦4年目に、大型肉食獣としては初の法的人格を取得し(追記) {{Efn2| (追記ここまで)作品世界において、猫は、試験、面接試験をパスして法的人格を取得することで人間と同格の社会権を取得することができるようである。社会人としての独立性が認められ、銀行口座の開設や公共交通機関の利用が可能になることが描かれている。(追記) }} (追記ここまで)、父親に会いにシベリアに行くことを夢見ている。[[ヤクザ映画|任侠映画]]が好きでホラー映画が苦手らしく、曰く「ヤクザは虎の一撃で倒せるが、ゾンビは一撃じゃ倒せないから」。
; ハナ
; ハナ
: 声 - [[釘宮理恵]]{{R|natalie240323}}
: 声 - [[釘宮理恵]]{{R|natalie240323}}
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: オスのクロネコなイエネコ。餃子や唐揚げ等のサイドメニューの調理及びラーメンの盛り付けを担当。ラーメン赤猫の5匹目の正規メンバーであり、ムードメーカー。元は野良猫で、中華街をテリトリーにしていたが、ラーメン赤猫の残飯を漁っていたところを文蔵に見つかり、チャーシューの味について意見したことからスカウトされ雇用された。味の濃い人間の食べ物を食べても平気なほど内臓が強く、それなりに舌が肥えている。鴨や魚が大好きな様子。当初はハナのもとで接客を学んでおり、現在は上記の通り調理場で文蔵のサポートをしている。新しいことをするのが好きなうえ、それらを憶えるのも早い。ハナ、テトラ曰く「天才猫」だが、本人に自覚は無いようで、自分にできないことをこなす赤猫メンバー全員を尊敬している。ラーメン赤猫に居続けるつもりでおり、法的人格取得の意欲は全くない。ネット通であり、自分の部屋でゲーミングPCやチェアーの整備を自分でする他、実は[[ファーストパーソン・シューティングゲーム|FPSゲー]]のソロプレイでも屈指の腕前でプロチームからスカウトされる程の腕前を持つ。しかし、ちょっとのことで行動がブレる程プレッシャーに弱い。ジュエルと同室。
: オスのクロネコなイエネコ。餃子や唐揚げ等のサイドメニューの調理及びラーメンの盛り付けを担当。ラーメン赤猫の5匹目の正規メンバーであり、ムードメーカー。元は野良猫で、中華街をテリトリーにしていたが、ラーメン赤猫の残飯を漁っていたところを文蔵に見つかり、チャーシューの味について意見したことからスカウトされ雇用された。味の濃い人間の食べ物を食べても平気なほど内臓が強く、それなりに舌が肥えている。鴨や魚が大好きな様子。当初はハナのもとで接客を学んでおり、現在は上記の通り調理場で文蔵のサポートをしている。新しいことをするのが好きなうえ、それらを憶えるのも早い。ハナ、テトラ曰く「天才猫」だが、本人に自覚は無いようで、自分にできないことをこなす赤猫メンバー全員を尊敬している。ラーメン赤猫に居続けるつもりでおり、法的人格取得の意欲は全くない。ネット通であり、自分の部屋でゲーミングPCやチェアーの整備を自分でする他、実は[[ファーストパーソン・シューティングゲーム|FPSゲー]]のソロプレイでも屈指の腕前でプロチームからスカウトされる程の腕前を持つ。しかし、ちょっとのことで行動がブレる程プレッシャーに弱い。ジュエルと同室。
; ジュエル
; ジュエル
: 長毛種のオスの灰イエネコ。接客担当。珠子正社員加入後のラーメン赤猫の1人と6匹目の正規メンバー。元野良猫で、自分を介抱してくれ、その後姿を消した恩人のホストに憧れており、初対面から派手な容姿で"10L"と書かれた黒い名刺を配るなど軽薄な言動をみせた。情熱家で、猫のホストクラブを作り「てっぺんをとる」ことを夢見ており、そのために接客を学び修行したいとして、但馬・丑満丸の紹介で猫手不足のラーメン赤猫に加入した。長毛種ながら「毛を落とさぬ技」の技量は高い。ハナについてホール接客担当として勤務、2年目には一人前となり、後輩の山郷の指導役になっている。ブラッシングしてもらっている間に経営の勉強をする、営業中でも(削除) 、 (削除ここまで)暇があれば筋トレを欠かさず、皆が寝静まった後にこっそり筋トレするなど仕事に取り組む姿勢は真面目(削除) で (削除ここまで)努力家、意欲的で、そのために成長も早かった。一方で、赤猫メンバーがホストクラブ設立を応援してくれる事に感銘を受け、ラーメン赤猫にも強い思い入れがある。当面の目標は法的人格取得。雪国出身らしく、積もった雪の処理について明るい。
: 長毛種のオスの灰イエネコ。接客担当。珠子正社員加入後のラーメン赤猫の1人と6匹目の正規メンバー。元野良猫で、自分を介抱してくれ、その後姿を消した恩人のホストに憧れており、初対面から派手な容姿で"10L"と書かれた黒い名刺を配るなど軽薄な言動をみせた。情熱家で、猫のホストクラブを作り「てっぺんをとる」ことを夢見ており、そのために接客を学び修行したいとして、但馬・丑満丸の紹介で猫手不足のラーメン赤猫に加入した。長毛種ながら「毛を落とさぬ技」の技量は高い。ハナについてホール接客担当として勤務、2年目には一人前となり、後輩の山郷の指導役になっている。ブラッシングしてもらっている間に経営の勉強をする、営業中でも暇があれば筋トレを欠かさず、皆が寝静まった後にこっそり筋トレするなど仕事に取り組む姿勢は真面目(追記) 。加えて (追記ここまで)努力家、意欲的で、そのために成長も早かった。一方で、赤猫メンバーがホストクラブ設立を応援してくれる事に感銘を受け、ラーメン赤猫にも強い思い入れがある。当面の目標は法的人格取得。雪国出身らしく、積もった雪の処理について明るい。
; 山郷 ゆず(やまさと ゆず)
; 山郷 ゆず(やまさと ゆず)
: 短毛種のメスのイエネコ。接客見習い。ジュエルの後に加入した猫で、ラーメン赤猫の1人と7匹目の正規メンバー。前職は行政関係の仕事であったらしく、但馬と丑満丸の元で再訓練して、ラーメン赤猫に雇用された。但馬は「かしこく仕事はこなせる」「だいぶ甘やかされていたらしい」と評し、丑満丸は「強い独立心がある」「ハナとは似ているとも対照的ともいえる」と評している。当面はジュエルの下で接客を訓練中。性格は素直で、丁寧な口調で距離を保って接しつつ他のメンバーを観察している様子。初めて失敗した際には悔し涙を流し、強い向上心がうかがえた。ブラッシングを嫌がり、日に2回入浴している。まかないを拒み弁当(缶詰)持ってくるなど、自分のスタイルがある。ラーメン赤猫の近くに家を借りて、そこから通っている。
: 短毛種のメスのイエネコ。接客見習い。ジュエルの後に加入した猫で、ラーメン赤猫の1人と7匹目の正規メンバー。前職は行政関係の仕事であったらしく、但馬と丑満丸の元で再訓練して、ラーメン赤猫に雇用された。但馬は「かしこく仕事はこなせる」「だいぶ甘やかされていたらしい」と評し、丑満丸は「強い独立心がある」「ハナとは似ているとも対照的ともいえる」と評している。当面はジュエルの下で接客を訓練中。性格は素直で、丁寧な口調で距離を保って接しつつ他のメンバーを観察している様子。初めて失敗した際には悔し涙を流し、強い向上心がうかがえた。ブラッシングを嫌がり、日に2回入浴している。まかないを拒み弁当(缶詰)持ってくるなど、自分のスタイルがある。ラーメン赤猫の近くに家を借りて、そこから通っている。


=== ラーメン赤猫を支える人間と猫たち ===
=== ラーメン赤猫を支える人間と猫たち ===
; 寺田 みきお(みきちゃん(削除) ) (削除ここまで)
; 寺田 みきお((追記) てらだ みきお)/ (追記ここまで)みきちゃん
: 声 - [[黒田崇矢]]<ref>{{Twitter status2|ramenakaneko|1811422964946247737|2024年7月12日|accessdate=2024年07月12日}}</ref>
: 声 - [[黒田崇矢]]<ref>{{Twitter status2|ramenakaneko|1811422964946247737|2024年7月12日|accessdate=2024年07月12日}}</ref>
: 見た目は反社会的な雰囲気のスキンヘッドで右目上に疵があるスーツの男性。外見とは裏腹にとても物腰の柔らかい[[弁護士]]。開業時より、ラーメン赤猫の顧問弁護士のような立場で、店員トラブルや役所との対応など、いろいろな困り事に対応してきた。また、猫の法的人格取得もサポートしている。元々は佐々木を飼っていた女性の顧問弁護士であり、彼女の友人でもあった。女性が亡くなった折には佐々木への遺産相続を行ったことが縁になっている。[[柔道]]有段者。響という名の高校生の娘がいる。
: 見た目は反社会的な雰囲気のスキンヘッドで右目上に疵があるスーツの男性。外見とは裏腹にとても物腰の柔らかい[[弁護士]]。開業時より、ラーメン赤猫の顧問弁護士のような立場で、店員トラブルや役所との対応など、いろいろな困り事に対応してきた。また、猫の法的人格取得もサポートしている。元々は佐々木を飼っていた女性の顧問弁護士であり、彼女の友人でもあった。女性が亡くなった折には佐々木への遺産相続を行ったことが縁になっている。[[柔道]]有段者。響という名の高校生の娘がいる。
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; 御所川原 凜(ごしょがわら りん)
; 御所川原 凜(ごしょがわら りん)
: 声 - [[安済知佳]]
: 声 - [[安済知佳]]
: みきおの後輩の女性弁護士。ネット対応に強くラーメン赤猫の拡散している動画の削除・情報制限について対応している。実は極度の猫好きで短期間だけラーメン赤猫のブラッシング担当をやっていた。一度は弁護士を辞めてラーメン赤猫で働こうとしたが、猫好きゆえの度を越えたスキンシップが赤猫のスタッフに嫌がられて断られている(削除) <ref> (削除ここまで)ラーメン赤猫が「猫好きの人間」を採用しない方針の原因と思われる。(削除) </ref> (削除ここまで)。自分の執着がバレまいとしたのか、しばしば変装してラーメンを食べに来ていたが、猫たちには臭いでバレていた。しかし後に、珠子が拾って来た子猫を引き取って以後は落ち着いたのか、変装して来店したり、赤猫のスタッフに強い執着を示すようなことはなくなっている。
: みきおの後輩の女性弁護士。ネット対応に強く(追記) 、 (追記ここまで)ラーメン赤猫の拡散している動画の削除・情報制限について対応している。実は極度の猫好きで短期間だけラーメン赤猫のブラッシング担当をやっていた。一度は弁護士を辞めてラーメン赤猫で働こうとしたが、猫好きゆえの度を越えたスキンシップが赤猫のスタッフに嫌がられて断られている(追記) {{Efn2| (追記ここまで)ラーメン赤猫が「猫好きの人間」を採用しない方針の原因と思われる。(追記) }} (追記ここまで)。自分の執着がバレまいとしたのか、しばしば変装してラーメンを食べに来ていたが、猫たちには臭いでバレていた。しかし後に、珠子が拾って来た子猫を引き取って以後は落ち着いたのか、変装して来店したり、赤猫のスタッフに強い執着を示すようなことはなくなっている。
; 但馬 照(たじま てる)
; 但馬 照(たじま てる)
: 声 - [[磯辺万沙子]]
: 声 - [[磯辺万沙子]]
: 文蔵の古くからの知り合いの老女。先代からの付き合いで、自家製メンマを卸している。自分の舌にかなう店にしかメンマを卸さず定期的に味のチェックをする厳しい人物。ラーメン赤猫のメンバーは彼女の前では戦々恐々とし、文蔵ですら背筋が伸びるほどだが、唯一ハナだけは「但馬のおばぁ」と呼び親しんでいる。実は、ラーメン赤猫の猫メンバーに飲食店で働くための接客の基本を教えたのは彼女であり、また彼女の飼い猫の丑満丸が「毛を落とさぬ技」を伝授している。いってみれば働く猫の養成機関の師のような存在でもあり、佐々木とは定期的に連絡をとり、雇用に有望な猫がいるかどうかを伝えている。[[バンクーバー]]に孫がいる。
: 文蔵の古くからの知り合いの老女。先代からの付き合いで、自家製メンマを卸している。自分の舌にかなう店にしかメンマを卸さず定期的に味のチェックをする厳しい人物。ラーメン赤猫のメンバーは彼女の前では戦々恐々とし、文蔵ですら背筋が伸びるほどだが、唯一ハナだけは「但馬のおばぁ」と呼び親しんでいる。実は、ラーメン赤猫の猫メンバーに飲食店で働くための接客の基本を教えたのは彼女であり、また彼女の飼い猫の丑満丸が「毛を落とさぬ技」を伝授している。いってみれば働く猫の養成機関の師のような存在でもあり、佐々木とは定期的に連絡をとり、雇用に有望な猫がいるかどうかを伝えている。[[バンクーバー]]に孫がいる。
; 先代(せんだい)
; 先代(せんだい)
: 本名不詳。ラーメン屋台「あかねこ」をやっていた青いはちまきに禿頭の中年男。文蔵と佐々木からは「オヤジ(さん)」の愛称で呼ばれる。病気に苦しむ野良猫の佐々木と付き添う文蔵を保護し、お金もないのに獣医に連れて行った2匹の恩人。その後、彼らを実業家の女性に預けたが、文蔵は彼の元に戻り、仕事を手伝うようになった。文蔵曰くラーメンバカというべき人物で、金儲けに関心がなく、全てをラーメンに注ぎ込んでおり、ラーメン以外のことはあまり明るくない人物だったらしい。佐々木曰く、職人というよりは研究者だったとのこと。ラーメン研究を記録したレシピノートを作り、その味はレシピノート共に文蔵が引き継いている。現在は引退し、体にマヒを起こして介護施設に入っており、文蔵と佐々木はしばしばお見舞いに行っている(削除) <ref> (削除ここまで)その費用は文蔵が自ら進んで負担している。(削除) </ref> (削除ここまで)。曰く、頭はしっかりしているとのこと。
: 本名不詳。ラーメン屋台「あかねこ」をやっていた青いはちまきに禿頭の中年男。文蔵と佐々木からは「オヤジ(さん)」の愛称で呼ばれる。病気に苦しむ野良猫の佐々木と付き添う文蔵を保護し、お金もないのに獣医に連れて行った2匹の恩人。その後、彼らを実業家の女性に預けたが、文蔵は彼の元に戻り、仕事を手伝うようになった。文蔵曰くラーメンバカというべき人物で、金儲けに関心がなく、全てをラーメンに注ぎ込んでおり、ラーメン以外のことはあまり明るくない人物だったらしい。佐々木曰く、職人というよりは研究者だったとのこと。ラーメン研究を記録したレシピノートを作り、その味はレシピノート共に文蔵が引き継いている。現在は引退し、体にマヒを起こして介護施設に入っており、文蔵と佐々木はしばしばお見舞いに行っている(追記) {{Efn2| (追記ここまで)その費用は文蔵が自ら進んで負担している。(追記) }} (追記ここまで)。曰く、頭はしっかりしているとのこと。
; 湯所 清一(ゆどころ せいいち)
; 湯所 清一(ゆどころ せいいち)
: 株式会社ホットスプリングの代表取締役社長で、ラーメン赤猫の注文・会計管理・スマホ決済システムを独自にプログラムし構築した。メガネにロングヘア、無精髭の成人男性。腰の低い人柄で、丁寧でやや古風な口調で喋り、興奮すると早口になる。御所川原の大学サークルの先輩であり、図抜けた天才。仕事に没頭すると周りのことが一切気にならなくなる集中力の持ち主で、ラーメン赤猫の決済システムにシステムエラーが出た際には、貫徹作業でたった一晩で復旧させた。文蔵とは互いにその仕事ぶりをリスペクトしている。女性が苦手。
: 株式会社ホットスプリングの代表取締役社長で、ラーメン赤猫の注文・会計管理・スマホ決済システムを独自にプログラムし構築した。メガネにロングヘア、無精髭の成人男性。腰の低い人柄で、丁寧でやや古風な口調で喋り、興奮すると早口になる。御所川原の大学サークルの先輩であり、図抜けた天才。仕事に没頭すると周りのことが一切気にならなくなる集中力の持ち主で、ラーメン赤猫の決済システムにシステムエラーが出た際には、貫徹作業でたった一晩で復旧させた。文蔵とは互いにその仕事ぶりをリスペクトしている。女性が苦手。
; 石上 太一郎(いしがみ たいちろう)
; 石上 太一郎(いしがみ たいちろう)
: 丸メガネで痩身、女性口調のスタイリッシュなジュエリーデザイナー。テトラの飼い主。普段はテトラを連れて海外で仕事をしている。大型動物の保護活動もしており、ラーメン赤猫に来る以前のクリシュナを動物園から保護して、一時期は一緒に暮らしていた。美しいものが好きで、美しいクリシュナを可愛がり、クリシュナにもよく慕われている。ラーメン赤猫のマークは、佐々木をモデルに彼が匿名無償で作ったもの。
: 丸メガネで痩身、女性口調のスタイリッシュなジュエリーデザイナー。テトラの飼い主。普段はテトラを連れて海外で仕事をしている。大型動物の保護活動もしており、ラーメン赤猫に来る以前のクリシュナを動物園から保護して、一時期は一緒に暮らしていた。美しいものが好きで、美しいクリシュナを可愛がり、クリシュナにもよく慕われている。ラーメン赤猫のマークは、佐々木をモデルに彼が匿名無償で作ったもの。
; ヨーコ(削除) (よーこ) (削除ここまで)
; ヨーコ
: ハナ(ら(削除) ぷ (削除ここまで)ぴぴ)の元飼い主。アイドル猫でインフルエンサーだったらぶぴぴが、自分の意思でピアス穴を開けたことが動物虐待を疑われる大スキャンダルになり、関連して飼い主の容姿を誹謗する声を気にして、不本意に何度も整形した過去がある。それが辛くて逃げ出したらぶぴぴの行方を探していたが、てんぴるの動画からハナの存在を知る。ら(削除) ぷ (削除ここまで)ぴぴを連れ戻しにラーメン赤猫に現れるが、ハナはアイドル復帰を拒絶し、連れ戻されることも拒否した(削除) <ref> (削除ここまで)このときのハナは法的人格を取得しており、社会的には飼い猫ではなく、独立性を認められている。(削除) </ref> (削除ここまで)。一晩話し合って和解し、今ではハナが休日に遊びに来るような間柄になっている。
: ハナ(ら(追記) ぶ (追記ここまで)ぴぴ)の元飼い主。アイドル猫でインフルエンサーだったらぶぴぴが、自分の意思でピアス穴を開けたことが動物虐待を疑われる大スキャンダルになり、関連して飼い主の容姿を誹謗する声を気にして、不本意に何度も整形した過去がある。それが辛くて逃げ出したらぶぴぴの行方を探していたが、てんぴるの動画からハナの存在を知る。ら(追記) ぶ (追記ここまで)ぴぴを連れ戻しにラーメン赤猫に現れるが、ハナはアイドル復帰を拒絶し、連れ戻されることも拒否した(追記) {{Efn2| (追記ここまで)このときのハナは法的人格を取得しており、社会的には飼い猫ではなく、独立性を認められている。(追記) }} (追記ここまで)。一晩話し合って和解し、今ではハナが休日に遊びに来るような間柄になっている。
; 丑満丸(うしみつまる)
; 丑満丸(うしみつまる)
: 長毛種のクロネコなイエネコ。猫の忍者である「忍猫(しのびねこ)」の末裔。照の飼い猫で相棒的存在であり、人間界に飛び込む猫たちに修行を付ける師匠的な役割を果たしている。かなりの年配格で貫禄のある喋り方をする。赤猫に来る前のメンバーに忍猫の技である「毛を落とさぬ技」の修行を施しているが、その内容は人間には絶対に伝えてはならないとしている(削除) <ref> (削除ここまで)「毛を落とさぬ技」は厳しい修練が必要で、人間がこれを知ると、全てのネコに取得を強要すると考えられるため。(削除) </ref> (削除ここまで)
: 長毛種のクロネコなイエネコ。猫の忍者である「忍猫(しのびねこ)」の末裔。照の飼い猫で相棒的存在であり、人間界に飛び込む猫たちに修行を付ける師匠的な役割を果たしている。かなりの年配格で貫禄のある喋り方をする。赤猫に来る前のメンバーに忍猫の技である「毛を落とさぬ技」の修行を施しているが、その内容は人間には絶対に伝えてはならないとしている(追記) {{Efn2| (追記ここまで)「毛を落とさぬ技」は厳しい修練が必要で、人間がこれを知ると、全てのネコに取得を強要すると考えられるため。(追記) }} (追記ここまで)
; テトラ
; テトラ
: [[スフィンクス (ネコ)|スフィンクス]]種でピンクのイエネコ。メス。資産家の飼い猫であり、佐々木の友達。普段は飼い主とともに海外で暮らしている。前向きでサバサバしたこだわらない性格で、極めてマイペース。品種の特性として体毛が無いため毛を落とす恐れがなく、猫の手が足りなかったラーメン赤猫の創業期に、短期のお手伝いとして接客を担当した。しかし本人には労働意欲が全くなく、その勤務態度は後輩のハナの反面教師となった。またその態度を見かねてクリシュナが叱責したことが、ハナがクリシュナと仲良くなるきっかけになっている。解雇の際には、餞別としてラーメン赤猫に製麺機を寄贈した。ラーメン赤猫との交流が再開してからは、サブ、社、ジュエルら、彼女が退職した後に加入したメンバーとも親しくなり、日本帰国中は時々ヘルプとして呼ばれるようになっている。バイオリンを弾く特技がある。
: [[スフィンクス (ネコ)|スフィンクス]]種でピンクのイエネコ。メス。資産家の飼い猫であり、佐々木の友達。普段は飼い主とともに海外で暮らしている。前向きでサバサバしたこだわらない性格で、極めてマイペース。品種の特性として体毛が無いため毛を落とす恐れがなく、猫の手が足りなかったラーメン赤猫の創業期に、短期のお手伝いとして接客を担当した。しかし本人には労働意欲が全くなく、その勤務態度は後輩のハナの反面教師となった。またその態度を見かねてクリシュナが叱責したことが、ハナがクリシュナと仲良くなるきっかけになっている。解雇の際には、餞別としてラーメン赤猫に製麺機を寄贈した。ラーメン赤猫との交流が再開してからは、サブ、社、ジュエルら、彼女が退職した後に加入したメンバーとも親しくなり、日本帰国中は時々ヘルプとして呼ばれるようになっている。バイオリンを弾く特技がある。
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: 声 - [[武内駿輔]]
: 声 - [[武内駿輔]]
: 佐倉に逆ナンパされた大柄の男性。基本口数が少なく髪の毛で目を隠す位伸ばしている。実はストイックなデビュー前の格闘家で佐倉の逆ナンパについても佐倉が危ないからという正義感から付いてきたが、クリシュナから格闘家としての気迫や威圧感を教わるうちに守りたいモノを自覚し、後にリングネーム「赤虎」として格闘家デビュー、後に格闘技大会で優勝する。佐倉とは交際していることがほのめかされている。
: 佐倉に逆ナンパされた大柄の男性。基本口数が少なく髪の毛で目を隠す位伸ばしている。実はストイックなデビュー前の格闘家で佐倉の逆ナンパについても佐倉が危ないからという正義感から付いてきたが、クリシュナから格闘家としての気迫や威圧感を教わるうちに守りたいモノを自覚し、後にリングネーム「赤虎」として格闘家デビュー、後に格闘技大会で優勝する。佐倉とは交際していることがほのめかされている。

=== その他 ===
=== その他 ===
; てんぴる
; てんぴる
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: [[水曜日のカンパネラ]]によるオープニングテーマ。作詞・作曲は[[ケンモチヒデフミ]]。
: [[水曜日のカンパネラ]]によるオープニングテーマ。作詞・作曲は[[ケンモチヒデフミ]]。
: アニメ化が決定する以前より原作ファンから同ユニットの楽曲『招き猫』をテーマソングに推しているということを作者がSNSに投稿した縁から、主題歌を担当することになった<ref>{{Twitter status2|ANGYAMAN|1771204942520537497|4=アンギャマンの2024年3月23日のツイート|5=2024年3月23日}}</ref>。
: アニメ化が決定する以前より原作ファンから同ユニットの楽曲『招き猫』をテーマソングに推しているということを作者がSNSに投稿した縁から、主題歌を担当することになった<ref>{{Twitter status2|ANGYAMAN|1771204942520537497|4=アンギャマンの2024年3月23日のツイート|5=2024年3月23日}}</ref>。
; 「本日のおすすめ」<ref>{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20240323dog00m200052000c.html|title=ラーメン赤猫:テレビアニメEDは離婚伝説(削除) (削除ここまで)「読者に安らぎと優しさをくれる」(削除) (削除ここまで)「ジャンプ+」話題作が原作|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2024年03月24日|accessdate=2024年03月24日}}</ref>
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: [[離婚伝説]]によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は離婚伝説。
: [[離婚伝説]]によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は離婚伝説。



2024年8月30日 (金) 07:44時点における版

ラーメン赤猫
ジャンル 動物漫画(ネコ)
料理・グルメ漫画(ラーメン)
漫画
作者 アンギャマン
出版社 集英社
掲載誌 少年ジャンプ+
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2022年3月14日 -
巻数 既刊8巻(2024年7月4日現在)
その他 29話までインディーズ連載枠
アニメ
原作 アンギャマン
監督 清水久敏
シリーズ構成 久保亨
脚本 久保亨
キャラクターデザイン 千葉道徳
音楽 マツオカヒロタカ
アニメーション制作 E&H production
製作 ラーメン赤猫製作委員会
放送局 TBS系列ほか
放送期間 2024年7月4日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ
茶トラ イエネコ

ラーメン赤猫』(ラーメンあかねこ)は、アンギャマンによる日本漫画ネコが経営するラーメン屋を舞台とするコメディ作品。

2021年11月26日よりウェブコミック投稿サイトジャンプルーキー!』(集英社)に投稿された。ウェブコミック配信サイト少年ジャンプ+』(集英社)2022年3月14日より10月3日までインディーズ連載。同年10月10日より通常連載に移行し、月曜更新で連載中。

ルーキー版

『ジャンプルーキー!』に2021年11月26日から2022年2月20日まで投稿されたインディーズ版の前身。全5話。そのうち1 - 3話は、『少年ジャンプ+』のインディーズ連載権獲得を競う「連載争奪ランキング」にエントリーした。4話にはイラスト、5話にはインディーズ連載開始の告知とイラストが描かれた[1]

「2021年11月 ジャンプ+連載争奪ランキング」で1位となり、『少年ジャンプ+』のインディーズ連載権が与えられた。また、2021年11月期ルーキー賞最終候補作にも選ばれた[1]

インディーズ版

『少年ジャンプ+』2022年3月14日より10月3日まで連載された。全29話。インディーズ連載は、担当編集者が付かず内容を作者の裁量に委ねられるかわりに、原稿料が公開から3日間の閲覧数に応じた変動制で、作品の末尾に表示される広告からの収入はなく、単行本の発行は確約されない(本作連載開始時点では単行本化実績なし)などの点で通常連載と異なっていた[2]

インディーズ版1-3話はルーキー版1-3話とほぼ同じ内容であるが描き直されており、一部キャラクターのデザイン(サブの毛色など)が変更されている。

2022年8月から9月にかけて、『猫田びより』(久楽)と並んでゲーム『にゃんばーカードWARS』とのコラボレーションが行われた[3]

次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門で5位に選ばれた[4]

2022年10月4日には単行本が発売された。インディーズ連載作品の単行本化は『ゴダイゴダイゴ』(コウノスケ)に続いて2作目[5]

通常連載版

2022年10月10日更新の30話より通常連載化した。インディーズ連載枠では初めて通常連載へ移行した作品となった。内容や話数カウントは継続しているが、連載ページはインディーズ版とは別に作られた。

ストーリー

ラーメン屋のラーメン赤猫は、店長の文蔵を始め、猫たちだけで切り盛りしてきた。そこへ人間の女性、社 珠子が就職面接に訪れる。

猫好きでない珠子だったが何故か採用され、まずは休憩時間に猫の毛をブラッシングする業務やさらには食器洗い等を担当する事になり、その日々の行動を通してラーメン赤猫で人間のように働く猫たちとそれを支える猫好きな人間達、さらには色々な客が訪れるラーメン屋で描かれるキャットフルコメディ。

登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優

ラーメン赤猫の従業員

社 珠子(やしろ たまこ)
声 - 折原くるみ [6]
本作の主人公[7] 。眼鏡をかけた茶髪の人間の女性。ラーメン赤猫店舗の前の店主だったおばの紹介で、ラーメン赤猫の面接を受ける。どちらかといえば犬派で、特別な猫好きではなく、それが決め手となって採用された。後にパートから正社員に昇格し、サブの後に入社したラーメン赤猫の初の人間のメンバーとなった。気が弱く、前職は広告代理店の孫請けのブラック企業で、言われれば何でもやる性格を良いように使われていたが、一方で会社に貢献したいという意欲は強く、前職の経験を生かして、自主的にラーメン赤猫の改善案や店内用ポスターを持ってくる一面もある。主に猫達のブラッシングや、機械製麺、洗い物の業務を担い、ポスターやPOP類の作成も任されるようになっている。ラーメン赤猫では彼女の職能は重宝されており、特にブラッシングの技能は急速に上達しており好評。午前はブラッシングの後に製麺機を担当、17時以後や繁忙時には食器洗いを担当している。洗い場に出ている時は、猫のラーメン屋のイメージを崩さないため、黒子の衣装と猫耳を装着する。B級のホラー映画が好きで、わずかなヒントで映画のタイトルを当てたこともある。
文蔵(ぶんぞう)
声 - 津田健次郎 [8]
オスの茶トラのイエネコ。店長でメイン調理担当。ラーメン屋台「あかねこ」をやっていた先代の味を引継ぎ、ラーメン赤猫を開業した創業メンバー。職人気質で寡黙、厳しくも気配りのできる男気ある性格。頑健で猫だが睡眠時間が短い。元野良猫で、幼馴染の佐々木と共に先代に拾われた。行く末を案じた先代の計らいで、とある実業家の女性に引き取られたものの、持ち金も無いのに自分たちの面倒を見てくれた先代の元に戻るため脱走、屋台猫として落ち着き、先代の仕事を手伝うようになった過去を持つ。先代が体調を崩して引退した後は[注 1] 、先代のレシピを手本に猫には害となる葱類を使わずラーメンや餃子を作り、1匹で屋台を守り抜いていたが、佐々木に口説き落とされて店舗「ラーメン赤猫」を開業、繁盛させた。料理人としてストイックで、開店前や昼と夜の営業時間の隙間の休み時間ですら、道具の整備や料理の仕込みをし、休日も研究をしている。先代の味を守り抜くことに頑固で保守的だったが、珠子やクリシュナに刺激されて、新メニュー開発に挑むなど変化し始めている。トレードマークのはちまきは先代から譲り受けたもの。なお女性に引き取られた時に、"タルト"という名前を付けられている。
尚、明確な世界観の解説はないものの、描写をみる限りでは、作中世界において、文蔵たちのように高い知能を持ち、人語を操る猫は、ある程度一般的に存在する模様。猫が法的人格権を取得するための制度があるなど、社会的にも認知されている一方、猫好きの人間の振る舞いなどは、現実と大きく変わらない。猫(と虎)以外の動物は登場していないため、他の動物がどういう存在なのかは不明。
佐々木 プリン(ささき プリン)
声 - 杉山紀彰 [6]
オスの灰シロハチワレの点目なイエネコ。ラーメン赤猫の創業メンバー。接客・レジ・経理担当で、実はラーメン赤猫の経営者(CEO)。落ち着いた性格で、基本柔らかい対応をする。ただしメニューの原価率やコスト管理はきっちりしていてうるさい。病気に苦しんでいたところ文蔵と一緒にラーメン屋台「あかねこ」の主人(先代)に拾われ介抱された。その後、文蔵とともにとある実業家の女性に引き取られ暮らしていたが、彼女が難病により入院。佐々木の献身的な看病の甲斐も虚しく死去し、彼女の遺言に基づいてその遺産を引き受け資産家になっている。普段はラーメン赤猫に寝泊まりしているが、実家は家政婦付きの豪邸で、帰宅の際は車の後部座席に座って送迎されている。ラーメン赤猫の現店舗を買い取り、屋台に固執する文蔵を口説き落として店舗「ラーメン赤猫」を開業した。またその資産を使い、猫の自立や社会進出を援助する社会事業を手掛けている。猫ながら介護・雇用・経営・労務・経理に通じ、広い人脈を持つ。一方、運動神経は鈍い。実は生前の女性から"プリン"と名付けられており、戸籍も銀行でもその名前で呼ばれている。尚、山郷が雇用されるまで、赤猫メンバーの中で、彼だけが(飼い主の)名字を持っているが、かわいい名前が恥ずかしく、普段は周りに名字呼びさせている。曰く「名前を呼んでいいのは1人だけ」。
クリシュナ
声 - 早見沙織 [6]
メスのトラ。製麺担当。アムールトラの父とベンガルトラの母との娘で、動物園の契約が終わり元の国に戻る際、自分の引っ込み思案では海外生活は困難と考え、日本に残り、石上に養われていたところ、佐々木にスカウトされた。ラーメン赤猫の3匹目の正規メンバーで、ハナよりやや早いがほぼ同期。普段は店の奥の製麺所で店に出す拉麺を打っており、滅多にホールには出て来ない。そのため一部の常連からはレアキャラ的な人気があるが、恥ずかしがり屋のため戸惑っている。珠子以上に胴体が大きく、トラということを利用して、クレーマーや迷惑客が来店した時には製麺所から姿を現し、威圧して追い出す揉め事対応もするが、素はかなり臆病なため、内心では怯えている。麺打ちは独学で習得したもので、店の名物である虎打麺(手打ち細麺)にはプライドある拘りと哲学を見せる。当初は全ての製麺を担当していたが、珠子が機械製麺を担当してからは麺切り包丁での手打ち麺製造に専念している。また、ラーメン赤猫で暮らす猫たちの、洗濯や掃除、また忙しい時の食事作りなど生活のサポートも担当する。挑戦4年目に、大型肉食獣としては初の法的人格を取得し[注 2] 、父親に会いにシベリアに行くことを夢見ている。任侠映画が好きでホラー映画が苦手らしく、曰く「ヤクザは虎の一撃で倒せるが、ゾンビは一撃じゃ倒せないから」。
ハナ
声 - 釘宮理恵 [6]
メスのシロネコなイエネコ。長毛種だが短毛にしている。接客担当。仕事に関してプロ意識が強く、他者に対しても評価眼は厳しい。接客能力は抜群で、店内の雰囲気や人流を読むことに長ける、ラーメン赤猫のアイドル的存在。お腹にハートマークの模様がある。ラーメン赤猫の4匹目の正規メンバーで、接客に関してはテトラの後輩であり、やる気のないテトラを反面教師にそのスキルを磨き、後にサブ、ジュエルを指導した。かつて前職では「らぶぴぴ」という名前で、飼い猫の猫インフルエンサーとして活動していたが、ショービジネスの闇を見て、人間不信に陥る辛い出来事を経験した。この事件から飼い主であるヨーコの元を飛び出して独立、長毛をトリミングサロンで短毛にカットして世間から正体を隠し、ラーメン赤猫に雇用された。その後、ヨーコとは再会して和解している。サブ曰く、初対面ではとりあえず嫌ってみるところがあり、当初は珠子にも冷たく強い態度をとることがあったが、珠子の店やメンバーを想う行動、研究を重ねたブラッシングを受け続けることで段々と心を開いていき、呼び方も「アンタ」から「社さん」「社さん」から「珠ちゃん」へと柔らかく変わっていった。山郷が入社してからは、サブから性格が丸くなったといわれている。クリシュナとは同室で仲が良い。
サブ
声 - 村瀬迪与 [6]
オスのクロネコなイエネコ。餃子や唐揚げ等のサイドメニューの調理及びラーメンの盛り付けを担当。ラーメン赤猫の5匹目の正規メンバーであり、ムードメーカー。元は野良猫で、中華街をテリトリーにしていたが、ラーメン赤猫の残飯を漁っていたところを文蔵に見つかり、チャーシューの味について意見したことからスカウトされ雇用された。味の濃い人間の食べ物を食べても平気なほど内臓が強く、それなりに舌が肥えている。鴨や魚が大好きな様子。当初はハナのもとで接客を学んでおり、現在は上記の通り調理場で文蔵のサポートをしている。新しいことをするのが好きなうえ、それらを憶えるのも早い。ハナ、テトラ曰く「天才猫」だが、本人に自覚は無いようで、自分にできないことをこなす赤猫メンバー全員を尊敬している。ラーメン赤猫に居続けるつもりでおり、法的人格取得の意欲は全くない。ネット通であり、自分の部屋でゲーミングPCやチェアーの整備を自分でする他、実はFPSゲーのソロプレイでも屈指の腕前でプロチームからスカウトされる程の腕前を持つ。しかし、ちょっとのことで行動がブレる程プレッシャーに弱い。ジュエルと同室。
ジュエル
長毛種のオスの灰イエネコ。接客担当。珠子正社員加入後のラーメン赤猫の1人と6匹目の正規メンバー。元野良猫で、自分を介抱してくれ、その後姿を消した恩人のホストに憧れており、初対面から派手な容姿で"10L"と書かれた黒い名刺を配るなど軽薄な言動をみせた。情熱家で、猫のホストクラブを作り「てっぺんをとる」ことを夢見ており、そのために接客を学び修行したいとして、但馬・丑満丸の紹介で猫手不足のラーメン赤猫に加入した。長毛種ながら「毛を落とさぬ技」の技量は高い。ハナについてホール接客担当として勤務、2年目には一人前となり、後輩の山郷の指導役になっている。ブラッシングしてもらっている間に経営の勉強をする、営業中でも暇があれば筋トレを欠かさず、皆が寝静まった後にこっそり筋トレするなど仕事に取り組む姿勢は真面目。加えて努力家、意欲的で、そのために成長も早かった。一方で、赤猫メンバーがホストクラブ設立を応援してくれる事に感銘を受け、ラーメン赤猫にも強い思い入れがある。当面の目標は法的人格取得。雪国出身らしく、積もった雪の処理について明るい。
山郷 ゆず(やまさと ゆず)
短毛種のメスのイエネコ。接客見習い。ジュエルの後に加入した猫で、ラーメン赤猫の1人と7匹目の正規メンバー。前職は行政関係の仕事であったらしく、但馬と丑満丸の元で再訓練して、ラーメン赤猫に雇用された。但馬は「かしこく仕事はこなせる」「だいぶ甘やかされていたらしい」と評し、丑満丸は「強い独立心がある」「ハナとは似ているとも対照的ともいえる」と評している。当面はジュエルの下で接客を訓練中。性格は素直で、丁寧な口調で距離を保って接しつつ他のメンバーを観察している様子。初めて失敗した際には悔し涙を流し、強い向上心がうかがえた。ブラッシングを嫌がり、日に2回入浴している。まかないを拒み弁当(缶詰)持ってくるなど、自分のスタイルがある。ラーメン赤猫の近くに家を借りて、そこから通っている。

ラーメン赤猫を支える人間と猫たち

寺田 みきお(てらだ みきお)/ みきちゃん
声 - 黒田崇矢 [9]
見た目は反社会的な雰囲気のスキンヘッドで右目上に疵があるスーツの男性。外見とは裏腹にとても物腰の柔らかい弁護士。開業時より、ラーメン赤猫の顧問弁護士のような立場で、店員トラブルや役所との対応など、いろいろな困り事に対応してきた。また、猫の法的人格取得もサポートしている。元々は佐々木を飼っていた女性の顧問弁護士であり、彼女の友人でもあった。女性が亡くなった折には佐々木への遺産相続を行ったことが縁になっている。柔道有段者。響という名の高校生の娘がいる。
城崎(しろさき)
声 - 内山昂輝
佐々木の人脈からラーメン赤猫に出入りしている什器保守の男性。フリーの何でも屋をやりつつ大学進学の費用を貯めている天涯孤独の好青年。猫アレルギーのためラーメン赤猫で業務をしている時はガスマスクを着用しているが、外すと女の子と見間違うようなイケメン。猫舌。
ラットのママ
声 - 朴璐美
ラーメン赤猫の隣でバー「ラット」を経営している女性。かなりの世話焼きで、無償で換毛期のクリシュナのブラッシングを請け負ったり、赤猫店舗用の門松を自作して飾るなど何かと赤猫を気にかけている。珠子にもブラッシングで腱鞘炎になったりしないか心配して、違和感があったらマッサージするからすぐに店に来るようにと声をかけた。元は人気の美人キャバ嬢で、ホストクラブ開設を夢見るジュエルの相談役にもなっている。既婚。
御所川原 凜(ごしょがわら りん)
声 - 安済知佳
みきおの後輩の女性弁護士。ネット対応に強く、ラーメン赤猫の拡散している動画の削除・情報制限について対応している。実は極度の猫好きで短期間だけラーメン赤猫のブラッシング担当をやっていた。一度は弁護士を辞めてラーメン赤猫で働こうとしたが、猫好きゆえの度を越えたスキンシップが赤猫のスタッフに嫌がられて断られている[注 3] 。自分の執着がバレまいとしたのか、しばしば変装してラーメンを食べに来ていたが、猫たちには臭いでバレていた。しかし後に、珠子が拾って来た子猫を引き取って以後は落ち着いたのか、変装して来店したり、赤猫のスタッフに強い執着を示すようなことはなくなっている。
但馬 照(たじま てる)
声 - 磯辺万沙子
文蔵の古くからの知り合いの老女。先代からの付き合いで、自家製メンマを卸している。自分の舌にかなう店にしかメンマを卸さず定期的に味のチェックをする厳しい人物。ラーメン赤猫のメンバーは彼女の前では戦々恐々とし、文蔵ですら背筋が伸びるほどだが、唯一ハナだけは「但馬のおばぁ」と呼び親しんでいる。実は、ラーメン赤猫の猫メンバーに飲食店で働くための接客の基本を教えたのは彼女であり、また彼女の飼い猫の丑満丸が「毛を落とさぬ技」を伝授している。いってみれば働く猫の養成機関の師のような存在でもあり、佐々木とは定期的に連絡をとり、雇用に有望な猫がいるかどうかを伝えている。バンクーバーに孫がいる。
先代(せんだい)
本名不詳。ラーメン屋台「あかねこ」をやっていた青いはちまきに禿頭の中年男。文蔵と佐々木からは「オヤジ(さん)」の愛称で呼ばれる。病気に苦しむ野良猫の佐々木と付き添う文蔵を保護し、お金もないのに獣医に連れて行った2匹の恩人。その後、彼らを実業家の女性に預けたが、文蔵は彼の元に戻り、仕事を手伝うようになった。文蔵曰くラーメンバカというべき人物で、金儲けに関心がなく、全てをラーメンに注ぎ込んでおり、ラーメン以外のことはあまり明るくない人物だったらしい。佐々木曰く、職人というよりは研究者だったとのこと。ラーメン研究を記録したレシピノートを作り、その味はレシピノート共に文蔵が引き継いている。現在は引退し、体にマヒを起こして介護施設に入っており、文蔵と佐々木はしばしばお見舞いに行っている[注 4] 。曰く、頭はしっかりしているとのこと。
湯所 清一(ゆどころ せいいち)
株式会社ホットスプリングの代表取締役社長で、ラーメン赤猫の注文・会計管理・スマホ決済システムを独自にプログラムし構築した。メガネにロングヘア、無精髭の成人男性。腰の低い人柄で、丁寧でやや古風な口調で喋り、興奮すると早口になる。御所川原の大学サークルの先輩であり、図抜けた天才。仕事に没頭すると周りのことが一切気にならなくなる集中力の持ち主で、ラーメン赤猫の決済システムにシステムエラーが出た際には、貫徹作業でたった一晩で復旧させた。文蔵とは互いにその仕事ぶりをリスペクトしている。女性が苦手。
石上 太一郎(いしがみ たいちろう)
丸メガネで痩身、女性口調のスタイリッシュなジュエリーデザイナー。テトラの飼い主。普段はテトラを連れて海外で仕事をしている。大型動物の保護活動もしており、ラーメン赤猫に来る以前のクリシュナを動物園から保護して、一時期は一緒に暮らしていた。美しいものが好きで、美しいクリシュナを可愛がり、クリシュナにもよく慕われている。ラーメン赤猫のマークは、佐々木をモデルに彼が匿名無償で作ったもの。
ヨーコ
ハナ(らぶぴぴ)の元飼い主。アイドル猫でインフルエンサーだったらぶぴぴが、自分の意思でピアス穴を開けたことが動物虐待を疑われる大スキャンダルになり、関連して飼い主の容姿を誹謗する声を気にして、不本意に何度も整形した過去がある。それが辛くて逃げ出したらぶぴぴの行方を探していたが、てんぴるの動画からハナの存在を知る。らぶぴぴを連れ戻しにラーメン赤猫に現れるが、ハナはアイドル復帰を拒絶し、連れ戻されることも拒否した[注 5] 。一晩話し合って和解し、今ではハナが休日に遊びに来るような間柄になっている。
丑満丸(うしみつまる)
長毛種のクロネコなイエネコ。猫の忍者である「忍猫(しのびねこ)」の末裔。照の飼い猫で相棒的存在であり、人間界に飛び込む猫たちに修行を付ける師匠的な役割を果たしている。かなりの年配格で貫禄のある喋り方をする。赤猫に来る前のメンバーに忍猫の技である「毛を落とさぬ技」の修行を施しているが、その内容は人間には絶対に伝えてはならないとしている[注 6]
テトラ
スフィンクス種でピンクのイエネコ。メス。資産家の飼い猫であり、佐々木の友達。普段は飼い主とともに海外で暮らしている。前向きでサバサバしたこだわらない性格で、極めてマイペース。品種の特性として体毛が無いため毛を落とす恐れがなく、猫の手が足りなかったラーメン赤猫の創業期に、短期のお手伝いとして接客を担当した。しかし本人には労働意欲が全くなく、その勤務態度は後輩のハナの反面教師となった。またその態度を見かねてクリシュナが叱責したことが、ハナがクリシュナと仲良くなるきっかけになっている。解雇の際には、餞別としてラーメン赤猫に製麺機を寄贈した。ラーメン赤猫との交流が再開してからは、サブ、社、ジュエルら、彼女が退職した後に加入したメンバーとも親しくなり、日本帰国中は時々ヘルプとして呼ばれるようになっている。バイオリンを弾く特技がある。

ラーメン赤猫の常連客

みすず
短髪で大柄の朗らか、豪快な女性。マユの親友で、いつもふたりで来店している。少食なマユの食べきれない分を食べているらしい。マユと共に石田の婚活失敗に居合わせており、それに突っ込みを入れたことからマユと共に石田とつるむことが増えており、やがて石田からプレゼントを贈られるようになっているが、本人はその意図がよくわからない様子。
マユ
ボブヘアの小柄な女性。みすずの親友で、大抵は一緒に来店している。少食。猛烈なクリシュナ推しで、注文するのは大抵、虎打麺を使った赤猫スペシャルのハーフ。バレンタインデーにはクリシュナにお手製のバレンタインプレゼントを贈っている。
渡井(わたらい)
細目のサラリーマン。初期からモブとして頻繁に来店している。転勤した先で偶然見かけたラーメン赤猫に入店して元気をもらい、以来、常連となっている。一時期、転勤の話が上がりラーメン赤猫との別れを惜しんでスタッフに記念写真を撮ってもらったことがある。その時は結局、代わりに後輩が転勤することになり免れた。文蔵が新メニュー「魚介醤油」を開発したときに偶然入店し、その試食をしている。
石田(いしだ)
メガネのサラリーマン。礼儀正しい人物。婚活で着飾った女性と共に来店したが、相手が猫嫌いのために失敗したことがある。その様子を偶然相席していたみすずに突っ込まれた。以後、みすず、マユとつるむことが増えており、最近はみすずにプレゼントを贈るなどしている。マユは彼の気持ちを察しているようだが、みすずにはまるで伝わっていない様子。
松村(まつむら)
屋台の頃からの古参常連の、メガネのおじさん。さり気なく客の空気をフォローするなど気の回る好人物で、文蔵とは顔なじみ。屋台で頑張る文蔵に励まされていたと語る。昔は頻繁に来店していたらしいが、年配になり健康問題から家族に注意され、来店の機会が減っている様子。久々に来店した折には文蔵から新メニュー「魚介醤油」の試食を頼まれて快諾、これを絶賛している。
佐倉(さくら)
声 - 潘めぐみ
化粧品会社に務めるギャル系のOL。ラーメン赤猫の売上に貢献するため、いっぱい食べそうな大柄の男性(滝)を逆ナンパしてラーメン赤猫に連れてくる。その後は彼と交際しているらしく、カップルで来店する場面が増えている。
滝(たき)
声 - 武内駿輔
佐倉に逆ナンパされた大柄の男性。基本口数が少なく髪の毛で目を隠す位伸ばしている。実はストイックなデビュー前の格闘家で佐倉の逆ナンパについても佐倉が危ないからという正義感から付いてきたが、クリシュナから格闘家としての気迫や威圧感を教わるうちに守りたいモノを自覚し、後にリングネーム「赤虎」として格闘家デビュー、後に格闘技大会で優勝する。佐倉とは交際していることがほのめかされている。

その他

てんぴる
声 - 虎島貴明
迷惑系配信者。撮影拒否のラーメン赤猫に乗り込んで配信動画を強行し、騒動を起こすが、寺田にたしなめられ、身元をおさえられて逃げ去った。後に知人に連れられ、偶然、正体を隠して客として来店するハメになり、その際に自ら正体を明かし、ラーメン赤猫のメンバーに謝罪と反省を伝えている。

書誌情報

テレビアニメ

2023年11月27日、アニメ化が発表された[19] 。2024年7月よりTBS系列ほかにて放送中[8]

スタッフ

  • 原作 - アンギャマン [8]
  • 監督 - 清水久敏[8]
  • 副監督 - 青島昂希[20]
  • シリーズ構成・脚本 - 久保亨[8]
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 千葉道徳 [8]
  • 3D監督 - 菅友彦[20]
  • 美術監督 - ルガル・ヤン[20]
  • 色彩設計 - 鎌田千賀子[20]
  • 撮影監督 - 五十嵐慎一[20]
  • 編集 - 柳圭介[20]
  • 音響監督 - 前田茜[20]
  • 音響効果 - 宅間麻姫
  • 音響制作 - 東北新社
  • 音楽 - マツオカヒロタカ[20]
  • 音楽制作 - 西川純己
  • プロデュース - グッドスマイルカンパニー [8]
  • 統括プロデューサー - 久保亨、中路亮輔
  • プロデューサー - 上村真由、寺田哲章、片山悠樹、外川明宏、梅田ひとみ、山口冬馬、植木達也
  • アニメーションプロデューサー - 森谷風海
  • プロデュース・アニメーション制作 - E&H production [8]
  • 制作 - ラーメン赤猫製作委員会

主題歌

「赤猫」[20]
水曜日のカンパネラによるオープニングテーマ。作詞・作曲はケンモチヒデフミ
アニメ化が決定する以前より原作ファンから同ユニットの楽曲『招き猫』をテーマソングに推しているということを作者がSNSに投稿した縁から、主題歌を担当することになった[21]
「本日のおすすめ」[22]
離婚伝説によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は離婚伝説。

各話リスト

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督初放送日
一杯目非公開求人
黒猫アスレチック
清水久敏
2024年
7月4日
二杯目ハナちゃんのプロ意識
製麺室の虎
  • 青島昂希
  • 清水久敏
青島昂希
  • 穂坂史織
  • 慧敏
  • 吉備団子14号
7月11日
三杯目いいじゃん
接客一番
マスクドエンジニア
  • 西澤千恵
  • 清水久敏
  • 西澤千恵
  • 赤井方尚
  • 佐野誉幸
7月18日
四杯目ふんわりタイガー
虎打麺
夜更かし猫
ちょっと前のお話
清水久敏
  • 清水久敏
  • 西澤千恵
  • 西澤千恵
  • 佐野誉幸
  • 竹田麻里子
  • 慧敏
  • 大野勉
  • なかざき冬
7月26日
五杯目ブラシは猫を饒舌にする
先輩風は凪
やるじゃぁ〜ん
  • 青島昂希
  • 清水久敏
青島昂希
  • 岡田豊広
  • 穂坂史織
  • なかざき冬
  • 高橋万帆
  • 佐野誉幸
8月2日
六杯目気になる
気になっちゃう
なじみ なじむ
  • 清水久敏
  • 青島昂希
  • ルガル・ヤン
小野歩
  • 千葉道徳
  • 高橋万帆
  • 斉藤和也
  • 柳瀬譲二
  • 甘井桃
8月9日
七杯目旧知の鬼
今日の鏡像
野望と獣
  • 西澤千恵
  • 清水久敏
藤代早紀
  • ハンミンギ
  • 高橋万帆
  • なかざき冬
  • ジョヘジョン
  • ソンスンテク
  • ジョンウンヒ
  • パクエリ
  • ハスンヒ
8月15日
八杯目お客様に年齢制限なし
高評価ブラッシング
ラーメンバカ
西澤千恵
  • 西澤千恵
  • 穂坂史織
  • 岡田豊広
  • なかざき冬
  • 甘井桃
8月22日
九杯目消えたコンフィ事件
虎の威学べず
ヒミツでもないけど
藤代早紀
  • 西澤千恵
  • 竹田麻里子
  • 甘井桃
  • なかざき冬
  • 高橋万帆
  • ヴェグリヒト ヤン
  • イムジヒョン
  • ソンスンテク
  • ハンミンギ
8月29日

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[23]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [24] 備考
2024年7月4日 - 木曜 23:56 - 金曜 0:26 TBSテレビ(製作参加)ほか系列全28局 日本国内[注 7]
2024年7月5日 - 金曜 21:30 - 22:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり[25]
全放送局で字幕放送を実施[26] [27]
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[23]
配信開始日 配信時間 配信サイト 備考
2024年7月5日 金曜 0:30(木曜深夜) 更新 Amazon Prime Video 見放題配信
2024年7月8日 月曜 0:30(日曜深夜) 以降順次更新

BD / DVD

発売日[28] 収録話 規格品番
BD DVD
BOX 2024年12月20日予定 第1話 - 第12話 GABS-2764 GADS-2765
TBS系列 木曜 23:56 - 金曜 0:26
前番組 番組名 次番組
花野井くんと恋の病
(2024年4月4日 - 6月20日)
ラーメン赤猫
(2024年7月4日 - )
アオのハコ
(2024年10月 - )

ゲーム

この節は、発売前あるいは配信・稼働開始前のコンピュータゲームを扱っています。
情報が解禁されていくに従い、この項目の内容も大きく変化することがありますのでご注意ください。 投稿者は推測や予想を加えないようにしてください。投稿の際は脚注などを用いて随時その記述の根拠となる情報源明記することを忘れないでください。

ラーメン赤猫 ニャンて素敵なラーメン店』のタイトルで、スマートフォン用ゲームとして配信予定[29]

脚注

注釈

  1. ^ 実は自らすすんで自分の稼ぎを先代の介護費用に費やしている。
  2. ^ 作品世界において、猫は、試験、面接試験をパスして法的人格を取得することで人間と同格の社会権を取得することができるようである。社会人としての独立性が認められ、銀行口座の開設や公共交通機関の利用が可能になることが描かれている。
  3. ^ ラーメン赤猫が「猫好きの人間」を採用しない方針の原因と思われる。
  4. ^ その費用は文蔵が自ら進んで負担している。
  5. ^ このときのハナは法的人格を取得しており、社会的には飼い猫ではなく、独立性を認められている。
  6. ^ 「毛を落とさぬ技」は厳しい修練が必要で、人間がこれを知ると、全てのネコに取得を強要すると考えられるため。
  7. ^ TBS系列局が所在しない秋田県福井県徳島県佐賀県を除く(遠距離受信および区域外再放送は含めず)。

出典

  1. ^ a b "ラーメン赤猫". 2022年10月5日閲覧。
  2. ^ "「個人で自由に連載できる」「閲覧数が増えると得られる原稿料+αも増加する」少年ジャンプ+インディーズ連載枠を創設". 2022年10月5日閲覧。
  3. ^ サクライタケシすすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!70話(2022年10月5日閲覧)
  4. ^ 結果発表(2022年10月5日閲覧)
  5. ^ 【第91回】「インディーズ連載」から初のコミックス化!! 『ゴダイゴダイゴ』『ラーメン赤猫』作家に聞く ぶっちゃけどうなの「インディーズ連載」!?(2022年10月5日閲覧)
  6. ^ a b c d e "TVアニメ「ラーメン赤猫」店員役に杉山紀彰、村瀬迪与、釘宮理恵、早見沙織、折原くるみ". コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月23日). 2024年3月23日閲覧。
  7. ^ "「少年ジャンプ+」連載「ラーメン赤猫」アニメ化決定 原作者から喜びのコメント". アニメハック. エイガ・ドット・コム (2023年11月27日). 2024年6月20日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h "ラーメン赤猫:津田健次郎が店長文蔵に テレビアニメが2024年7月スタート 制作はE&H production". まんたんウェブ. MANTAN (2023年12月16日). 2023年12月16日閲覧。
  9. ^ ramenakanekoの2024年7月12日のツイート2024年7月12日閲覧。
  10. ^ "ラーメン赤猫 1". 集英社. 2022年12月2日閲覧。
  11. ^ "猫が営むラーメン屋で働くことになった人間の仕事とは...「ラーメン赤猫」1巻". コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月4日). 2023年2月3日閲覧。
  12. ^ "ラーメン赤猫 2". 集英社. 2022年12月2日閲覧。
  13. ^ "ラーメン赤猫 3". 集英社. 2023年2月3日閲覧。
  14. ^ "ラーメン赤猫 4". 集英社. 2023年6月2日閲覧。
  15. ^ "ラーメン赤猫 5". 集英社. 2023年9月4日閲覧。
  16. ^ "ラーメン赤猫 6". 集英社. 2023年12月4日閲覧。
  17. ^ "ラーメン赤猫 7". 集英社. 2024年3月4日閲覧。
  18. ^ "ラーメン赤猫 8". 集英社. 2024年7月4日閲覧。
  19. ^ "アンギャマン「ラーメン赤猫」アニメ化決定!猫が営むラーメン屋が舞台のお仕事物語". コミックナタリー. ナターシャ (2023年11月27日). 2023年11月27日閲覧。
  20. ^ a b c d e f g h i TVアニメ『ラーメン赤猫』本PV|2024年7月4日(木)よる11時56分から放送開始」『YouTube・GOOD SMILE CHANNEL』、グッドスマイルカンパニー、2024年3月22日https://www.youtube.com/watch?v=cgaYG4RpFWI 2024年3月23日閲覧 
  21. ^ アンギャマンの2024年3月23日のツイート2024年3月23日閲覧。
  22. ^ "ラーメン赤猫:テレビアニメEDは離婚伝説 「読者に安らぎと優しさをくれる」「ジャンプ+」話題作が原作". まんたんウェブ. MANTAN (2024年3月24日). 2024年3月24日閲覧。
  23. ^ a b "ON AIR". TVアニメ『ラーメン赤猫』公式サイト. 2024年7月12日閲覧。
  24. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  25. ^ "AT-Xでの放送が決定しました". TVアニメ『ラーメン赤猫』公式サイト (2024年6月20日). 2024年6月20日閲覧。
  26. ^ "ラーメン赤猫 第5話[字]". TBSテレビ. 2024年8月3日閲覧。
  27. ^ "週間番組表 (2024年07月01日〜2024年07月07日)". AT-X. エー・ティー・エックス. 2024年7月20日閲覧。
  28. ^ "BD&DVD". TVアニメ『ラーメン赤猫』公式サイト. 2024年7月12日閲覧。
  29. ^ "「ラーメン赤猫」スマホゲーム化。「ラーメン赤猫 〜ニャンて素敵なラーメン店〜」今冬配信!". GAME Watch. インプレス (2024年7月1日). 2024年8月29日閲覧。

外部リンク

少年ジャンプ+連載中の漫画作品(2024年9月24日現在)
通常連載
休載中
 
金曜未明〈木曜深夜〉(枠名なし:- 2018年3月)
前半枠
2000年代
2010年代前半
2010年代後半
後半枠
1990年代
2000年代
2010年代前半
2010年代後半
 
アニメリコ (金曜未明〈木曜深夜〉:2018年4月 - 2021年9月)
第1部
2010年代後半
2020年代前半
第2部
2010年代後半
2020年代前半
 
火曜未明〈月曜深夜〉枠
 
関連項目・関連人物
放送局
放送枠関連
関連人物
その他
共同製作局・製作子会社・製作協力
備考
  • a:毎日放送製作番組の再放送。
  • b:前作は土曜17:30枠で放送。
  • c:次作はUHFアニメ形態で放送。
  • d:自社製作UHFアニメ・代替番組。
  • e:15分枠アニメの2本立て。
  • f:再放送。
  • g:前作はUHFアニメ形態で放送。
  • h:第2期は日曜16:30枠で放送。
  • i:約10分間のショートアニメ。
  • j:第5話 - 第8話は2024年秋期に月曜深夜枠で放送。
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