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| 開始日 = 2016年9月28日
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| 巻数 = 既刊(削除) 8 (削除ここまで)巻(削除) (2023 (削除ここまで)年(削除) 8 (削除ここまで)月現在)
| 巻数 = 既刊(追記) 9 (追記ここまで)巻(追記) (2024 (追記ここまで)年(追記) 6 (追記ここまで)月現在)
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| ウィキポータル = [[Portal:漫画|漫画]]
| ウィキポータル = [[Portal:漫画|漫画]]
『'''マロニエ王国の七人の騎士'''』(マロニエおうこくのしちにんのきし)は、[[岩本ナオ]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。[[ファンタジー漫画]]。『[[月刊フラワーズ]]』([[小学館]])にて2016年11月号から連載中<ref>{{Cite web|和書|title=マロニエ王国の七人の騎士(漫画)|url=https://mangapedia.com/%E3%83%9E%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A8%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%83%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A8%8E%E5%A3%AB-w4fsbpjsj|website=マンガペディア|accessdate=2021年05月08日|(削除) language=ja|first=VOYAGE MARKETING|last (削除ここまで)=(削除) Inc (削除ここまで)}}</ref><ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/203402|title=芦原妃名子(削除) & (削除ここまで)タアモの読み切りがflowersに、岩本ナオの新シリーズや付録も|date=2016年09月28日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
『'''マロニエ王国の七人の騎士'''』(マロニエおうこくのしちにんのきし)は、[[岩本ナオ]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。[[ファンタジー漫画]]。『[[月刊フラワーズ]]』([[小学館]])にて2016年11月号から連載中<ref>{{Cite web|和書|title=マロニエ王国の七人の騎士(漫画)|url=https://mangapedia.com/%E3%83%9E%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A8%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%83%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A8%8E%E5%A3%AB-w4fsbpjsj|website=(追記) [[ (追記ここまで)マンガペディア(追記) ]] (追記ここまで)|accessdate=2021年05月08日|(追記) publisher (追記ここまで)=(追記) DIGITALIO (追記ここまで)}}</ref><ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/203402|title=芦原妃名子(追記) & (追記ここまで)タアモの読み切りがflowersに、岩本ナオの新シリーズや付録も|date=2016年09月28日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
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=== メディア掲載・イベント ===
=== メディア掲載・イベント ===
『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』([[KADOKAWA]])2018年8月号では本作が取り上げられた<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/290020|title=ダ・ヴィンチに"監督(削除) & (削除ここまで)小説家"細田守特集、(削除) 「 (削除ここまで)BANANA FISH(削除) 」「 (削除ここまで)マロニエ王国(削除) 」 (削除ここまで)も|date=2018年07月06日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』([[KADOKAWA]])2018年8月号では本作が取り上げられた<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/290020|title=ダ・ヴィンチに"監督(追記) & (追記ここまで)小説家"細田守特集、(追記) 『 (追記ここまで)BANANA FISH(追記) 』『 (追記ここまで)マロニエ王国(追記) 』 (追記ここまで)も|date=2018年07月06日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
『月刊フラワーズ』2020年4月号では、[[藤子・F・不二雄]]の『[[ドラえもん]]』の50周年を記念し、本作と表紙や付録でのコラボが実施された{{R|natalie20200210}}。2020年5月には本作のビデオ会議で使える背景画像が掲載誌公式[[Twitter]]にて配布された<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/380139|title=ビデオ会議で使える(削除) 「 (削除ここまで)7SEEDS(削除) 」「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)の背景画像配布|date=2020年05月22日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
『月刊フラワーズ』2020年4月号では、[[藤子・F・不二雄]]の『[[ドラえもん]]』の50周年を記念し、本作と表紙や付録でのコラボが実施された{{R|natalie20200210}}。2020年5月には本作のビデオ会議で使える背景画像が掲載誌公式[[Twitter]]にて配布された<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/380139|title=ビデオ会議で使える(追記) 『 (追記ここまで)7SEEDS(追記) 』『 (追記ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(追記) 』 (追記ここまで)の背景画像配布|date=2020年05月22日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
{{節スタブ|date=2021年5月8日 (土) 20:56 (削除) (UTC) (削除ここまで)}}
{{節スタブ|date=2021年5月8日 (土) 20:56 (追記) (UTC) (追記ここまで)}}
マロニエ王国の女[[将軍]]「バリバラ」には、眠くない・博愛・暑がりや・寒がりや・獣使い・剣自慢・ハラペコの七人の息子がおり、彼らは各々が騎士長となって、大使として周辺の7つの国に[[外交]]に赴くことになった。
マロニエ王国の女[[将軍]]「バリバラ」には、眠くない・博愛・暑がりや・寒がりや・獣使い・剣自慢・ハラペコの七人の息子がおり、彼らは各々が騎士長となって、大使として周辺の7つの国に[[外交]]に赴くことになった。
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* 岩本ナオ『マロニエ王国の七人の騎士』小学館〈フラワーコミックスα〉、既刊(削除) 7 (削除ここまで)巻(削除) (2022 (削除ここまで)年(削除) 12 (削除ここまで)月(削除) 9 (削除ここまで)日現在)
* 岩本ナオ『マロニエ王国の七人の騎士』小学館〈フラワーコミックスα〉、既刊(追記) 9 (追記ここまで)巻(追記) (2024 (追記ここまで)年(追記) 6 (追記ここまで)月(追記) 10 (追記ここまで)日現在)
*# 2017年8月10日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/244345|title=岩本ナオが描く騎士物語1巻、"推しメン"の描き下ろしイラストプレゼントも|date=2017年08月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09139427|title=マロニエ王国の七人の騎士 1|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-139427-9}}
*# 2017年8月10日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/244345|title=岩本ナオが描く騎士物語1巻、"推しメン"の描き下ろしイラストプレゼントも|date=2017年08月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09139427|title=マロニエ王国の七人の騎士 1|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-139427-9}}
*# 2018年6月8日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/283869|title=(削除) 「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)岩本ナオのサイン会が渋谷で、2巻発売記念|date=2018年05月26日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09870122|title=マロニエ王国の七人の騎士 2|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-870122-3}}
*# 2018年6月8日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/283869|title=(追記) 『 (追記ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(追記) 』 (追記ここまで)岩本ナオのサイン会が渋谷で、2巻発売記念|date=2018年05月26日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09870122|title=マロニエ王国の七人の騎士 2|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-870122-3}}
*#* ステーショナリーセット付き限定版(同日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/285742|title=岩本ナオ(削除) 「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)2巻に文具付き限定版、プレゼントも|date=2018年06月08日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09943019|title=マロニエ王国の七人の騎士 2巻 ステーショナリーセットつき限定版|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-09-943019-1}}
*#* ステーショナリーセット付き限定版(同日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/285742|title=岩本ナオ(追記) 『 (追記ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(追記) 』 (追記ここまで)2巻に文具付き限定版、プレゼントも|date=2018年06月08日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09943019|title=マロニエ王国の七人の騎士 2巻 ステーショナリーセットつき限定版|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-09-943019-1}}
*# 2019年4月10日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/327379|title=(削除) 「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)3巻発売、(削除) 「 (削除ここまで)天狗の子(削除) 」 (削除ここまで)など岩本ナオ15周年記念本も|date=2019年04月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09870450|title=マロニエ王国の七人の騎士 3|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-870450-7}}
*# 2019年4月10日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/327379|title=(追記) 『 (追記ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(追記) 』 (追記ここまで)3巻発売、(追記) 『 (追記ここまで)天狗の子(追記) 』 (追記ここまで)など岩本ナオ15周年記念本も|date=2019年04月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09870450|title=マロニエ王国の七人の騎士 3|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-870450-7}}
*# 2020年2月10日発売<ref name="natalie20200210">{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/366692|title=(削除) 「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)4巻発売、次号flowersで(削除) 「 (削除ここまで)ドラえもん(削除) 」 (削除ここまで)とコラボ|date=2020年02月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09870859|title=マロニエ王国の七人の騎士 4|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-870859-8}}
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*# 2021年2月10日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/415843|title=(削除) 「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)獣使い編完結の5巻発売、カップル2組のアクスタも|date=2021年02月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09871276|title=マロニエ王国の七人の騎士 5|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-871276-2}}
*# 2021年2月10日発売<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/415843|title=(追記) 『 (追記ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(追記) 』 (追記ここまで)獣使い編完結の5巻発売、カップル2組のアクスタも|date=2021年02月10日|accessdate=2021年05月23日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09871276|title=マロニエ王国の七人の騎士 5|publisher=小学館|accessdate=2021年05月23日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-871276-2}}
*# 2021年12月10日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09871495|title=マロニエ王国の七人の騎士 6|publisher=小学館|accessdate=2021年12月10日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-871495-7}}
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*# 2022年12月9日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09871766|title=マロニエ王国の七人の騎士 7|publisher=小学館|accessdate=2022年12月10日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-871766-8}}
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*# 2023年8月10日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09872211|title=マロニエ王国の七人の騎士 8|publisher=小学館|accessdate=2023年08月10日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-872211-2}}
*# 2023年8月10日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shogakukan.co.jp/books/09872211|title=マロニエ王国の七人の騎士 8|publisher=小学館|accessdate=2023年08月10日}}</ref>、{{ISBN2|978-4-09-872211-2}}
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「[[このマンガがすごい!]]2018」オンナ編1位受賞<ref name="このマンガ2018">{{cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/260193|title=このマンガがすごい!1位は(削除) 「 (削除ここまで)約束のネバーランド(削除) 」&「 (削除ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(削除) 」 (削除ここまで)|date=2017年12月09日|newspaper=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|accessdate=2017年12月11日}}</ref>。作者の岩本は前年も『[[金の国 水の国]]』でオンナ編1位を受賞しており、同じ作家が別の作品で2年連続1位を取るのは「このマンガがすごい(削除) ! (削除ここまで)」史上初であった{{R|このマンガ2018}}。
「[[このマンガがすごい!]]2018」オンナ編1位受賞<ref name="このマンガ2018">{{cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/260193|title=このマンガがすごい!1位は(追記) 『 (追記ここまで)約束のネバーランド(追記) 』&『 (追記ここまで)マロニエ王国の七人の騎士(追記) 』 (追記ここまで)|date=2017年12月09日|newspaper=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|accessdate=2017年12月11日}}</ref>。作者の岩本は前年も『[[金の国 水の国]]』でオンナ編1位を受賞しており、同じ作家が別の作品で2年連続1位を取るのは「このマンガがすごい(追記) ! (追記ここまで)」史上初であった{{R|このマンガ2018}}。
少女・女性漫画誌の編集部員が今読むべき少女漫画を推薦する「4社合同少女マンガフェア 2018」では、『[[Cocohana]]』([[集英社]])の編集者と『[[LaLa]]』([[白泉社]])の編集者の2名より本作が推薦された<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/269178|title=4社合同少女マンガフェア開催、出版社の垣根を越えてオススメ作品を紹介|date=2018年02月12日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
少女・女性漫画誌の編集部員が今読むべき少女漫画を推薦する「4社合同少女マンガフェア 2018」では、『[[Cocohana]]』([[集英社]])の編集者と『[[LaLa]]』([[白泉社]])の編集者の2名より本作が推薦された<ref>{{Cite news|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|url=https://natalie.mu/comic/news/269178|title=4社合同少女マンガフェア開催、出版社の垣根を越えてオススメ作品を紹介|date=2018年02月12日|accessdate=2021年05月23日}}</ref>。
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* (削除) このマンガがすごい!WEB岩本ナオ『マロニエ王国の七人の騎士』【インタビュー】 (削除ここまで){{Cite web|和書|date=2017年12月19日 |url =https://konomanga.jp/interview/132075-2 |title =『このマンガがすごい!2018』オンナ編2年連続第1位!!岩本ナオ『マロニエ王国の七人の騎士』【インタビュー】|archivedate=2017年12月20日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20171220050110/https://konomanga.jp/interview/132075-2 |work=このマンガがすごい!WEB |publisher = 宝島社 |accessdate = 2021年07月20日 |ref = {{SfnRef|このマンガがすごい!WEB|2017}}}}
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2024年6月10日 (月) 10:07時点における最新版
『マロニエ王国の七人の騎士』(マロニエおうこくのしちにんのきし)は、岩本ナオによる日本の漫画作品。ファンタジー漫画。『月刊フラワーズ』(小学館)にて2016年11月号から連載中[1] [2] 。
岩本ナオは以前、知っている土地の事しか書けないと表明していた。しかし、実は過去の世界的なファンタジー作品が書きたかったが、これまでは自信がなかったと釈明して、開始した長期連載作品[3] 。マロニエの土地はスペインに取材して、その赤土の大地とそれを焼いた赤レンガをイメージ。マロニエ城はモデルは16世紀のスペインのバスク地区のナバラ州の城壁の無い別荘のような城だが、12世紀ごろに想定して「快適に住もう」との感覚がない簡素でほとんど家具もなく、触れて実感したが冷たい石の中の生活とした。また12世紀の遠景のブドウ畑を南フランスのカルカソンヌで見える風景から取材し、アシスタントに任せず自身で描いた。
浦沢直樹は、この漫画の「生き物の国篇」で岩本ナオの画に大きな変化が起きてそれが続いていると指摘。板の木目や靴の留め金など細部のリアリティに正確さを出すのに中世ヨーロッパの資料を大量に集め研究している。その世界で使われている技術を知ることができるようにしている。そして動物の緻密な絵。さらに細かいペンでの線描写のディテールを重ね質感や高低差を出す石・岩肌の描写に自身も含め日本の漫画家に影響を与えたメビウスに近いが岩本ナオはそのフランス漫画のバンドデシネ作家作品を模写などせず参考にしていないので、自力でそこに近づいたと高く評価した[3] 。
『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)2018年8月号では本作が取り上げられた[5] 。
『月刊フラワーズ』2020年4月号では、藤子・F・不二雄の『ドラえもん』の50周年を記念し、本作と表紙や付録でのコラボが実施された[6] 。2020年5月には本作のビデオ会議で使える背景画像が掲載誌公式Twitterにて配布された[7] 。
マロニエ王国の女将軍「バリバラ」には、眠くない・博愛・暑がりや・寒がりや・獣使い・剣自慢・ハラペコの七人の息子がおり、彼らは各々が騎士長となって、大使として周辺の7つの国に外交に赴くことになった。
大陸の8カ国。4000年前に割拠していた勢力が、やがて8つの国にまとまった。20年前に異常気象で、北の国々とマロニエ王国は農繁期の夏に雹霜が降り埋め尽くされ土地が凍り付き農作物が壊滅して「大恐慌」と呼ぶ事態となる。それで食物に余力があった南の国が北の国から狙われ、間のマロニエ王国も混乱した。それ以来緊張関係が続いてきたが、マロニエ王国からの外交使で打開を狙う。
- マロニエ王国
- 八つの国から成る大陸の中心にある国。大陸ができた時の赤土が残り、それで染めた服の赤色が他国の精霊から守ってくれる。
- 夜の長い国
- マロニエ王国の北東にある国。教会は寒い国と同じ「夜」の神を祀る厳格な一神教。王族直系は精霊が見えて会話できる。1年のうち7カ月が冬で極夜となる。20年前の異常気象を「厄災」と呼ぶ。
- バリバラ
- マロニエ王国の将軍を務める女性。武力の国の最高軍師だったが、20年前寒い国を破壊して大いなる力を得た後で追放され、夫ペレグリナスとマロニエ王国に来た。祖系の各将軍家がある中に実力で分け入り将軍となり煙たがられる。7人の男子を育てる。
- 眠くない()
- バリバラの息子である七人兄弟の長男。
- 博愛()
- バリバラの息子である七人兄弟の次男。
- 暑がりや()
- バリバラの息子である七人兄弟の三男。
- 寒がりや()
- バリバラの息子である七人兄弟の四男。
- 獣使い()
- バリバラの息子である七人兄弟の五男。
- 剣自慢()
- バリバラの息子である七人兄弟の六男。
- ハラペコ
- バリバラの息子である七人兄弟の七男。
- 姫()
- マロニエ王国の姫君。
- アナマリー
- マロニエ王国の姫付きの侍女。
- エリオット
- マロニエ王国で1500年続いた王家に次ぐ地主の城代家の長。
- 乳母()
- ほっかむりをした老婆。
- エレオノーラ
- エリオットの娘。腕力と剣技頼みで、侍女に腕力ゴリラと言われる。
- ペレグリナス
- バリバラの7人の息子達の父。塔に住んでいたが寝ていることが多く死去した。
- ヨアンネス
- マロニエ王国内の西の領地を治める領主の息子。
- 外交官 ()
- マロニエ王国の外交官を務める男性。
- 侍女()
- マロニエ王国の使節団と共にエレオノーラの侍女頭として夜の長い国に同行した女性。
- リスちゃん
- マロニエ王国の姫に飼われているペットのリス。
- 大司教 ()
- 夜の長い国にある城より高い位置にある大聖堂で大司教を務める男性。ヴァルブルガの血筋の世襲制。
- ヒュロッキン
- 夜の長い国の女王。バリバラに対抗して8人の娘を設けたとされる。
- 王配()ロロ
- 夜の長い国の女王の夫。天文学者で神や精霊、祖霊を心の底で信じず脅威だとヴァルブルガに評される。
- ビルギッタ
- 女王の長女、少女時代には精霊以外友達も作れず会話もできなかった。結婚後周りと喋れるようになる。
- カステヘルミ
- ビルギッタの第一女子で次の次の女王だと決定している。精霊の強い支援を得られる。
- ミカ
- 夜の長い国の軍部のトップの隊長を務める男性。ビルギッタの夫でカステヘルミの父親。次の王配と目されている。
- 青い花の精霊()
- 夜の長い国にいる精霊たちで女性。
- ヴァルブルガ
- 夜の長い国を建国した修道女。没後、教会で祀られ、昼の長さが夜の半分となり昼時が一番長くなる夏至の前夜の「聖ヴァルブルガの夜」には死の世界から戻り国中で祭りが執り行われる。
- 謎の青年()
- 夜の長い国に突然姿を現した青年。寒い国の服を着ている。再度「災厄」にすると脅し、異能力で攻撃する。名前はなく「訪問者」と呼ばれている。
「このマンガがすごい!2018」オンナ編1位受賞[23] 。作者の岩本は前年も『金の国 水の国』でオンナ編1位を受賞しており、同じ作家が別の作品で2年連続1位を取るのは「このマンガがすごい!」史上初であった[23] 。
少女・女性漫画誌の編集部員が今読むべき少女漫画を推薦する「4社合同少女マンガフェア 2018」では、『Cocohana』(集英社)の編集者と『LaLa』(白泉社)の編集者の2名より本作が推薦された[24] 。