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[[ファイル:Showa Memorial Tsukuba Research Museum.jpg|thumb|昭和記念筑波研究資料館]]
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'''昭和記念筑波研究資料館'''(しょうわきねんつくばけんきゅうしりょうかん)は、[[独立行政法人]][[国立科学博物館]]が運営する施設。[[生物学御研究所]]から国立科学博物館へ標本資料が寄贈されたことに伴い、これらの資料を保管するために[[筑波実験植物園]]の敷地内に[[1993年]](平成5年)6月に設置された<ref name="kh">{{Cite web|和書|url=https://www.kahaku.go.jp/research/department/syouwa/index.html|title=昭和記念筑波研究資料館|work=研究と標本・資料>>研究部紹介|publisher=国立科学博物館|accessdate=2019年07月07日}}</ref>。収蔵品は[[昭和天皇]]が研究していた[[動植物]]のうち[[鳥類]]を除いた60,000点超の[[標本]]であり、新種[[記載]]の[[タイプ (分類学)|タイプ標本]]となったものも多く含む<ref name="kh"/>。採取場所は[[相模湾]]や[[那須]]、[[皇居]]などである<ref name="kh"/>。[[2014年]](平成26年)、[[ベルギー王立自然史博物館]]が[[1936年]](昭和11年)に昭和天皇から借用していた[[ヒドロ虫]]類の標本が返還され、本資料館に収蔵された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/archives_j/yomoyama_040.html|title=第40回 王立自然科学博物館の「遺物」|date=2014年01月06日|author=(削除) [[ (削除ここまで)坂場三男(削除) ]] (削除ここまで)|work=大使のよもやま話|publisher=在ベルギー日本国大使館|accessdate=2019年07月07日}}</ref>。
'''昭和記念筑波研究資料館'''(しょうわきねんつくばけんきゅうしりょうかん)は、[[独立行政法人]][[国立科学博物館]]が運営する施設。[[生物学御研究所]]から国立科学博物館へ標本資料が寄贈されたことに伴い、これらの資料を保管するために[[筑波実験植物園]]の敷地内に[[1993年]](平成5年)6月に設置された<ref name="kh">{{Cite web|和書|url=https://www.kahaku.go.jp/research/department/syouwa/index.html|title=昭和記念筑波研究資料館|work=研究と標本・資料>>研究部紹介|publisher=国立科学博物館|accessdate=2019年07月07日}}</ref>。収蔵品は[[昭和天皇]]が研究していた[[動植物]]のうち[[鳥類]]を除いた60,000点超の[[標本]]であり、新種[[記載]]の[[タイプ (分類学)|タイプ標本]]となったものも多く含む<ref name="kh"/>。採取場所は[[相模湾]]や[[那須]]、[[皇居]]などである<ref name="kh"/>。[[2014年]](平成26年)、[[ベルギー王立自然史博物館]]が[[1936年]](昭和11年)に昭和天皇から借用していた[[ヒドロ虫]]類の標本が返還され、本資料館に収蔵された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/archives_j/yomoyama_040.html|title=第40回 王立自然科学博物館の「遺物」|date=2014年01月06日|author=坂場三男(追記) |authorlink=坂場三男 (追記ここまで)|work=大使のよもやま話|publisher=在ベルギー日本国大使館|accessdate=2019年07月07日}}</ref>。


資料を保管するのみならず、[[分類学]]的な研究を行ったり、相模湾での継続調査を行ったりしている<ref name="kh"/>。(専任の研究員はいないが、3人の兼任研究員がいる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gskaigi/kaikaku/wg2/dai4/siryou1-5-1.pdf|title=補足説明資料 国立科学博物館|publisher=[[文部科学省]][[生涯学習政策局]]|date=2013年10月30日|accessdate=2019年07月07日}}</ref>。)[[研究者]]向けに[[コレクション]]の公開を行っている<ref name="kh"/>が、一般公開はしていない。例えば、[[2010年]](平成22年)3月に[[筑波大学]]にて開かれた日本藻類学会第34回大会のエクスカーションで、会員が筑波実験植物園や本資料館の見学を行った{{sfn|宮村|2010|p=145}}。
資料を保管するのみならず、[[分類学]]的な研究を行ったり、相模湾での継続調査を行ったりしている<ref name="kh"/>。(専任の研究員はいないが、3人の兼任研究員がいる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gskaigi/kaikaku/wg2/dai4/siryou1-5-1.pdf|title=補足説明資料 国立科学博物館|publisher=[[文部科学省]][[生涯学習政策局]]|date=2013年10月30日|accessdate=2019年07月07日}}</ref>。)[[研究者]]向けに[[コレクション]]の公開を行っている<ref name="kh"/>が、一般公開はしていない。例えば、[[2010年]](平成22年)3月に[[筑波大学]]にて開かれた日本藻類学会第34回大会のエクスカーションで、会員が筑波実験植物園や本資料館の見学を行った{{sfn|宮村|2010|p=145}}。

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昭和記念筑波研究資料館

昭和記念筑波研究資料館(しょうわきねんつくばけんきゅうしりょうかん)は、独立行政法人 国立科学博物館が運営する施設。生物学御研究所から国立科学博物館へ標本資料が寄贈されたことに伴い、これらの資料を保管するために筑波実験植物園の敷地内に1993年(平成5年)6月に設置された[1] 。収蔵品は昭和天皇が研究していた動植物のうち鳥類を除いた60,000点超の標本であり、新種記載タイプ標本となったものも多く含む[1] 。採取場所は相模湾那須皇居などである[1] 2014年(平成26年)、ベルギー王立自然史博物館1936年(昭和11年)に昭和天皇から借用していたヒドロ虫類の標本が返還され、本資料館に収蔵された[2]

資料を保管するのみならず、分類学的な研究を行ったり、相模湾での継続調査を行ったりしている[1] 。(専任の研究員はいないが、3人の兼任研究員がいる[3] 。)研究者向けにコレクションの公開を行っている[1] が、一般公開はしていない。例えば、2010年(平成22年)3月に筑波大学にて開かれた日本藻類学会第34回大会のエクスカーションで、会員が筑波実験植物園や本資料館の見学を行った[4]

なお、運営面において東京都 立川市にある昭和天皇記念館とは全く関係がない。

脚注

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  1. ^ a b c d e "昭和記念筑波研究資料館". 研究と標本・資料>>研究部紹介. 国立科学博物館. 2019年7月7日閲覧。
  2. ^ 坂場三男 (2014年1月6日). "第40回 王立自然科学博物館の「遺物」". 大使のよもやま話. 在ベルギー日本国大使館. 2019年7月7日閲覧。
  3. ^ "補足説明資料 国立科学博物館". 文部科学省 生涯学習政策局 (2013年10月30日). 2019年7月7日閲覧。
  4. ^ 宮村 2010, p. 145.

参考文献

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  • 宮村新一「大会をふりかえって」『藻類』第58巻第2号、日本藻類学会、2010年7月10日、144-145頁、NAID 10026607034 

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