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* [[青森県]][[青森市]](旧南津軽郡[[浪岡町]])、上北郡東北町。
* [[青森県]][[青森市]](旧南津軽郡[[浪岡町]])、上北郡東北町。
* [[宮城県]][[大崎市]]の[[東鳴子温泉]]。
* [[宮城県]][[大崎市]]の[[東鳴子温泉]]。
* [[山形県]][[朝日町 (山形県)|朝日町]]の[[りんご温泉]]
* [[秋田県]][[大潟村]]
* [[秋田県]][[大潟村]]
* [[福島県]]南部一帯。
* [[福島県]]南部一帯。

2023年3月17日 (金) 08:45時点における版

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(2015年10月)
十勝川温泉のモール温泉
亜炭

モール泉(モールせん)とは、植物起源の有機質を含んだ温泉のこと。モール温泉ともいう。

概要

モールとは、ドイツ語で亜炭などを含む泥炭 (Moor) のこと。北海道 十勝支庁(現・十勝総合振興局)管内音更町十勝川温泉20世紀初頭に名付けられた。平成前期までは十勝川温泉、及びドイツ連邦共和国バーデン=バーデンの、世界で2か所しか確認されていなかったが、その後、別地でもモール成分を含んだ温泉が確認され始めた。

温泉法に基づくの療養泉の分類についての泉質とは全く別の概念である。療養泉の分類上では単純温泉塩化物泉炭酸水素塩泉などであり、効能などはそれぞれに準じる。

石炭の形成途上であり炭化が進んでいない泥炭亜炭層から源泉を汲み上げるため、植物起源の有機質を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴だが、効能としては認められていない。湯色は飴 - コーラ色を呈し、黒湯(褐色湯)のように透明度が極めて低い湯もある。

これらのうちの一部は、源泉が地下10メートル前後と極めて浅い層からでも得られること、湯温も30度前後と低いことなどから、地下に封入された化石水による温泉ではなく、自由水が泥炭中の有機物から生じる熱で暖められているのではないかという説がある。

日本国内ではモール泉の名は一般的ではないため、一般への分かりやすい解説として「後数万年経てば石油に代わる温泉」や「石油になる一歩手前の温泉」と表現されることがある。

日本のモール泉

脚注

  1. ^ モール温泉NPO法人北海道遺産協議会事務局
  2. ^ 八幡浜黒湯温泉みなと湯

関連項目

用語
世界の温泉
日本の温泉
療養泉の泉質
温泉食品・温泉地熱料理
研究所
温泉分析機関
関連人物
関連項目
外部リンク
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