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*ニヒルでクールな役柄が多いが、性格は全く正反対の[[ネクラ#意味合いの変化|ネアカ]]であり、自他共に認める笑い上戸(本人いわく[[ゲラ]])。そのため『[[新選組血風録 (テレビドラマ)#1965年版|新選組血風録]]』の収録の時、監督の[[河野寿一]]から'''「おまえは喋るな、動くな、笑うな」'''ときつく演技指導されていた<ref name=sinyabin>ラジオ深夜便 サンデートーク(2004年、NHKラジオ第1)</ref>。
*ニヒルでクールな役柄が多いが、性格は全く正反対の[[ネクラ#意味合いの変化|ネアカ]]であり、自他共に認める笑い上戸(本人いわく[[ゲラ]])。そのため『[[新選組血風録 (テレビドラマ)#1965年版|新選組血風録]]』の収録の時、監督の[[河野寿一]]から'''「おまえは喋るな、動くな、笑うな」'''ときつく演技指導されていた<ref name=sinyabin>ラジオ深夜便 サンデートーク(2004年、NHKラジオ第1)</ref>。
*『新選組血風録』の企画書には当初、栗塚旭は[[篠原泰之進]]役に想定され、土方歳三役は[[品川隆二]]であったという。同時期に仕事が入ったことで品川が降板、栗塚が土方役に抜擢されたという(プロデューサーの上月信二の証言によれば、当時このような事実はなかったとのことで、この話を否定しているが真偽は不明)。
*『新選組血風録』の企画書には当初、栗塚旭は[[篠原泰之進]]役に想定され、土方歳三役は[[品川隆二]]であったという。同時期に仕事が入ったことで品川が降板、栗塚が土方役に抜擢されたという(プロデューサーの上月信二の証言によれば、当時このような事実はなかったとのことで、この話を否定しているが真偽は不明)。
*幼少の頃は、音楽・映画・演劇鑑賞や絵を描くことは好きだったが学校の体育の授業をほとんど見学で過ごすほど体力がなく、学芸会で何かやれと言われると泣いてしまうような子供だったという<ref name=akane />。本人いわく(削除) " (削除ここまで)映画少年"で、学校を休んで映画を観に行き、映画館から出て来たところを先生に見つかって怒られたこともあったという<ref name=sinyabin />。
*幼少の頃は、音楽・映画・演劇鑑賞や絵を描くことは好きだったが学校の体育の授業をほとんど見学で過ごすほど体力がなく、学芸会で何かやれと言われると泣いてしまうような子供だったという<ref name=akane />。本人いわく(追記) " (追記ここまで)映画少年"で、学校を休んで映画を観に行き、映画館から出て来たところを先生に見つかって怒られたこともあったという<ref name=sinyabin />。
*『新選組血風録』の原作者・[[司馬遼太郎]]は、自身の原作を元に[[1963年]](昭和38年)に制作された[[市川右太衛門]]主演の東映映画『[[新選組血風録 近藤勇]]』の内容に不満を持っており、当初は東映によるテレビドラマ化には難色を示していたが、プロデューサーが熱心に説得したこともあって態度を軟化させ、さらに司馬を納得させるためにプロデューサーが[[嵐山]]の[[料亭]]で土方歳三の扮装をさせた栗塚を司馬夫妻に引き合わせたところ、夫妻は『いい青年ですね<ref>映画・テレビ完全ガイド 燃えよ!新選組「特別インタビュー 栗塚旭語る」p.47.(たちばな出版)</ref>』と満足そうな様子を見せ、司馬は『頑張って下さい』と栗塚を励まし、栗塚が持参した原作本にサインをしてくれたという<ref>『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.232 - 233.(新人物往来社)</ref>。
*『新選組血風録』の原作者・[[司馬遼太郎]]は、自身の原作を元に[[1963年]](昭和38年)に制作された[[市川右太衛門]]主演の東映映画『[[新選組血風録 近藤勇]]』の内容に不満を持っており、当初は東映によるテレビドラマ化には難色を示していたが、プロデューサーが熱心に説得したこともあって態度を軟化させ、さらに司馬を納得させるためにプロデューサーが[[嵐山]]の[[料亭]]で土方歳三の扮装をさせた栗塚を司馬夫妻に引き合わせたところ、夫妻は『いい青年ですね<ref>映画・テレビ完全ガイド 燃えよ!新選組「特別インタビュー 栗塚旭語る」p.47.(たちばな出版)</ref>』と満足そうな様子を見せ、司馬は『頑張って下さい』と栗塚を励まし、栗塚が持参した原作本にサインをしてくれたという<ref>『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.232 - 233.(新人物往来社)</ref>。
*『新選組血風録』で共演した[[坂口祐三郎]]は、栗塚の素顔はナヨナヨした人で、撮影中すぐに機嫌が悪くなる河野寿一監督のご機嫌をとるために二人で[[オネエ言葉]]で会話しながらふざけてみせると、それを見た河野監督が『こいつら、またそんなことやって』と呆れながらも機嫌が良くなって撮影が早く進むため、河野監督がダレている時や撮影を急がなければならない時は、河野監督の前でオネエ会話を二人でやってくれと、助監督の松尾正武から頼まれたと著書で述べている<ref>『赤影 愛と復讐』p.82.(ワイズ出版)</ref>。
*『新選組血風録』で共演した[[坂口祐三郎]]は、栗塚の素顔はナヨナヨした人で、撮影中すぐに機嫌が悪くなる河野寿一監督のご機嫌をとるために二人で[[オネエ言葉]]で会話しながらふざけてみせると、それを見た河野監督が『こいつら、またそんなことやって』と呆れながらも機嫌が良くなって撮影が早く進むため、河野監督がダレている時や撮影を急がなければならない時は、河野監督の前でオネエ会話を二人でやってくれと、助監督の松尾正武から頼まれたと著書で述べている<ref>『赤影 愛と復讐』p.82.(ワイズ出版)</ref>。
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*[[柳生武芸帳]] 第13話「独眼活殺剣」(1965年<!-- 4月4日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - 殿様
*[[柳生武芸帳]] 第13話「独眼活殺剣」(1965年<!-- 4月4日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - 殿様
*[[新選組血風録 (テレビドラマ)#1965年版|新選組血風録]](1965年<!-- 7月11日 --> - 1966年<!-- 1月2日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - [[土方歳三]] <small>(注記)主演</small>
*[[新選組血風録 (テレビドラマ)#1965年版|新選組血風録]](1965年<!-- 7月11日 --> - 1966年<!-- 1月2日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - [[土方歳三]] <small>(注記)主演</small>
*[[われら九人の戦鬼]](1966年<!-- 1月7日(削除) 〜7 (削除ここまで)月5日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - 多門夜八郎 <small>(注記)主演</small>
*[[われら九人の戦鬼]](1966年<!-- 1月7日(追記) 〜7 (追記ここまで)月5日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - 多門夜八郎 <small>(注記)主演</small>
*[[萬屋錦之介|中村錦之助]]ドラマ集「いのち」(1966年<!-- 9月29日 -->、NET) - 西秋泰二郎
*[[萬屋錦之介|中村錦之助]]ドラマ集「いのち」(1966年<!-- 9月29日 -->、NET) - 西秋泰二郎
*[[俺は用心棒]](1967年<!-- 4月3日(削除) 〜9 (削除ここまで)月25日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - [[用心棒]]・野良犬 <small>(注記)主演</small>
*[[俺は用心棒]](1967年<!-- 4月3日(追記) 〜9 (追記ここまで)月25日 -->、NET / 東映京都テレビプロ) - [[用心棒]]・野良犬 <small>(注記)主演</small>
*[[あゝ同期の桜]] 第2回「青春」(1967年<!-- 4月13日 -->、NET / [[東映東京撮影所|東映テレビプロ]]) - [[学徒兵]]・北島保男
*[[あゝ同期の桜]] 第2回「青春」(1967年<!-- 4月13日 -->、NET / [[東映東京撮影所|東映テレビプロ]]) - [[学徒兵]]・北島保男
*[[風 (テレビドラマ)|風]](1967年<!-- 10月4日 --> - 1968年<!-- 9月11日 -->、[[TBSテレビ|TBS]] / 松竹) - 風の新十郎 <small>(注記)主演</small>
*[[風 (テレビドラマ)|風]](1967年<!-- 10月4日 --> - 1968年<!-- 9月11日 -->、[[TBSテレビ|TBS]] / 松竹) - 風の新十郎 <small>(注記)主演</small>
*[[スター推理劇場]] 第2回「お安く殺します」(1968年<!-- 1月15日 -->、CX)
*[[スター推理劇場]] 第2回「お安く殺します」(1968年<!-- 1月15日 -->、CX)
*[[ばってら]] 第9話 - 第26話(1968年<!-- 5月30日(削除) 〜9 (削除ここまで)月26日 -->、NET) - 辰治 <small>(注記)主演</small>
*[[ばってら]] 第9話 - 第26話(1968年<!-- 5月30日(追記) 〜9 (追記ここまで)月26日 -->、NET) - 辰治 <small>(注記)主演</small>
*[[帰って来た用心棒]]([[1968年]]<!-- 7月29日 --> - 1969年<!-- 3月31日 -->、NET / [[東映京都撮影所|東映]]) - 謎の[[浪人]] <small>(注記)主演</small>
*[[帰って来た用心棒]]([[1968年]]<!-- 7月29日 --> - 1969年<!-- 3月31日 -->、NET / [[東映京都撮影所|東映]]) - 謎の[[浪人]] <small>(注記)主演</small>
*俺は用心棒(1969年<!-- 4月7日(削除) 〜9 (削除ここまで)月29日 -->、NET / 東映) - 謎の浪人 <small>(注記)用心棒シリーズ第4作目</small>
*俺は用心棒(1969年<!-- 4月7日(追記) 〜9 (追記ここまで)月29日 -->、NET / 東映) - 謎の浪人 <small>(注記)用心棒シリーズ第4作目</small>
*[[天を斬る]](1969年<!-- 10月6日 --> - 1970年<!-- 3月30日 -->、NET / 東映) - 牟礼重蔵 <small>(注記)主演</small>
*[[天を斬る]](1969年<!-- 10月6日 --> - 1970年<!-- 3月30日 -->、NET / 東映) - 牟礼重蔵 <small>(注記)主演</small>
*夫よ男よ強くなれ 第5回「南々西に行くのよ!」(1969年<!-- 10月30日 -->、NET / [[東宝]]) - 野上
*夫よ男よ強くなれ 第5回「南々西に行くのよ!」(1969年<!-- 10月30日 -->、NET / [[東宝]]) - 野上
*[[おんなの劇場]] / [[徳川秀忠の妻]] 第1話(1969年<!-- 10月31日 -->、CX) - [[佐治一成]]
*[[おんなの劇場]] / [[徳川秀忠の妻]] 第1話(1969年<!-- 10月31日 -->、CX) - [[佐治一成]]
*[[燃えよ剣#1970年版|燃えよ剣]](1970年<!-- 4月1日(削除) 〜9 (削除ここまで)月23日 -->、NET / 東映) - 土方歳三 <small>(注記)主演</small>
*[[燃えよ剣#1970年版|燃えよ剣]](1970年<!-- 4月1日(追記) 〜9 (追記ここまで)月23日 -->、NET / 東映) - 土方歳三 <small>(注記)主演</small>
*[[日本怪談劇場]] 第8話「首斬り浅右衛門」(1970年<!-- 8月22日 -->、[[テレビ東京|12ch]]) - [[山田浅右衛門]]
*[[日本怪談劇場]] 第8話「首斬り浅右衛門」(1970年<!-- 8月22日 -->、[[テレビ東京|12ch]]) - [[山田浅右衛門]]
*[[徳川おんな絵巻 (テレビドラマ)|徳川おんな絵巻]](KTV / 東映)
*[[徳川おんな絵巻 (テレビドラマ)|徳川おんな絵巻]](KTV / 東映)
**第9話「新入り女中大活躍」・第10話「女と男の決斗」(1970年<!-- 11月28日・12月5日 -->) - [[水野忠邦]] / 商家の手代・清七
**第9話「新入り女中大活躍」・第10話「女と男の決斗」(1970年<!-- 11月28日・12月5日 -->) - [[水野忠邦]] / 商家の手代・清七
**第42話「怨霊おはぐろどぶ」・第43話「呪いの剃刀」(1971年) - 信三
**第42話「怨霊おはぐろどぶ」・第43話「呪いの剃刀」(1971年) - 信三
*[[白雪劇場]] / [[商魂]] 第7話 - 第39話(1971年<!-- 5月16日(削除) 〜12 (削除ここまで)月26日 -->、[[関西テレビ放送|KTV]]) - 川波正二 <small>(注記)主演</small>
*[[白雪劇場]] / [[商魂]] 第7話 - 第39話(1971年<!-- 5月16日(追記) 〜12 (追記ここまで)月26日 -->、[[関西テレビ放送|KTV]]) - 川波正二 <small>(注記)主演</small>
*[[女人武蔵]](1971年、KTV / 松山プロダクション) - [[宮本武蔵]] <small>(注記)セミレギュラー</small>
*[[女人武蔵]](1971年、KTV / 松山プロダクション) - [[宮本武蔵]] <small>(注記)セミレギュラー</small>
*ご存知時代劇 / 天保水滸伝 平手造酒(1973年<!-- 3月29日 -->、NET) - [[平手造酒]]
*ご存知時代劇 / 天保水滸伝 平手造酒(1973年<!-- 3月29日 -->、NET) - [[平手造酒]]
*[[新選組 (テレビドラマ)|新選組]](1973年<!-- 4月5日(削除) 〜9 (削除ここまで)月27日 -->、CX / 東映) - 土方歳三 <small>(注記)[[鶴田浩二]]版</small>
*[[新選組 (テレビドラマ)|新選組]](1973年<!-- 4月5日(追記) 〜9 (追記ここまで)月27日 -->、CX / 東映) - 土方歳三 <small>(注記)[[鶴田浩二]]版</small>
*[[ぶらり信兵衛 道場破り]] 第25話「妻と呼びたい」(1974年<!-- 3月21日 -->、CX / 東映) - 楢岡又三郎
*[[ぶらり信兵衛 道場破り]] 第25話「妻と呼びたい」(1974年<!-- 3月21日 -->、CX / 東映) - 楢岡又三郎
*花はあしたに(1974年<!-- 5月23日(削除) 〜 (削除ここまで) -->、YTV)
*花はあしたに(1974年<!-- 5月23日(追記) 〜 (追記ここまで) -->、YTV)
*花ぐるま 第49話「ふたりしずかの章」(1975年<!-- 3月31日 -->、[[NHK大阪放送局|NHK大阪]]) - 分校の教師・工藤
*花ぐるま 第49話「ふたりしずかの章」(1975年<!-- 3月31日 -->、[[NHK大阪放送局|NHK大阪]]) - 分校の教師・工藤
*丼池太閤記(1977年<!-- 1月7日(削除) 〜 (削除ここまで) 4月29日 -->、[[日本放送協会|NHK]])
*丼池太閤記(1977年<!-- 1月7日(追記) 〜 (追記ここまで) 4月29日 -->、[[日本放送協会|NHK]])
*[[江戸特捜指令]] 第22話「唐拳!危うし遊び人奉行」(1977年<!-- 2月26日 -->、TBS / [[三船プロダクション]]) - 南町奉行・筒井和泉守
*[[江戸特捜指令]] 第22話「唐拳!危うし遊び人奉行」(1977年<!-- 2月26日 -->、TBS / [[三船プロダクション]]) - 南町奉行・筒井和泉守
*[[暴れん坊将軍]]シリーズ([[テレビ朝日|ANB]] / 東映) - [[山田浅右衛門|公儀御様御用]](後に[[浪人]])・山田朝右衛門 役 <small>(注記)準レギュラー</small>
*[[暴れん坊将軍]]シリーズ([[テレビ朝日|ANB]] / 東映) - [[山田浅右衛門|公儀御様御用]](後に[[浪人]])・山田朝右衛門 役 <small>(注記)準レギュラー</small>
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***第28話「吉宗を狙う女剣士」(1991年)
***第28話「吉宗を狙う女剣士」(1991年)
***第32話「将軍暗殺! 女豹が飛んだ」(1991年)
***第32話「将軍暗殺! 女豹が飛んだ」(1991年)
***第52話「剣鬼が走る! 江戸の闇(削除) 」(1992 (削除ここまで)年)
***第52話「剣鬼が走る! 江戸の闇(追記) 」(1992 (追記ここまで)年)
***第67話「三年目の新妻化粧(削除) 」(1992 (削除ここまで)年)
***第67話「三年目の新妻化粧(追記) 」(1992 (追記ここまで)年)
**[[暴れん坊将軍V]]
**[[暴れん坊将軍V]]
***第11話「悲恋の仇討ち免状」(1993年)
***第11話「悲恋の仇討ち免状」(1993年)
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***第47話「帰ってきた次男坊鴉」(1995年)
***第47話「帰ってきた次男坊鴉」(1995年)
**[[暴れん坊将軍VII]]
**[[暴れん坊将軍VII]]
***第1話「江戸っ子神輿が吉宗を呼ぶ!(削除) 」(1996 (削除ここまで)年)
***第1話「江戸っ子神輿が吉宗を呼ぶ!(追記) 」(1996 (追記ここまで)年)
***第2話「江戸怪奇・吉宗魔界を斬る!(削除) 」(1996 (削除ここまで)年) <small>(注記)現在は欠番</small>
***第2話「江戸怪奇・吉宗魔界を斬る!(追記) 」(1996 (追記ここまで)年) <small>(注記)現在は欠番</small>
***第17話「子連れ刺客」(1997年)
***第17話「子連れ刺客」(1997年)
*[[斬り捨て御免!]] 第1シリーズ 第1・2話「炎と燃える三十六番所の灯・前後編」(1980年<!-- 4月9日 -->、テレビ東京) - 老中・堀伊賀守
*[[斬り捨て御免!]] 第1シリーズ 第1・2話「炎と燃える三十六番所の灯・前後編」(1980年<!-- 4月9日 -->、テレビ東京) - 老中・堀伊賀守
*[[連続テレビ小説]] / [[虹を織る]] 第105話(1981年、[[NHK]]) - 山下中佐
*[[連続テレビ小説]] / [[虹を織る]] 第105話(1981年、[[NHK]]) - 山下中佐
*[[いのち燃ゆ]] 第17、18、20、21、23話(1981年<!-- 8月5日(削除) 〜10 (削除ここまで)月7日 -->、NHK) - 土方歳三
*[[いのち燃ゆ]] 第17、18、20、21、23話(1981年<!-- 8月5日(追記) 〜10 (追記ここまで)月7日 -->、NHK) - 土方歳三
*恋人たちの忠臣蔵(1981年<!-- 12月10日 -->、NTV) - 脱盟した[[赤穂藩]]士・[[高田郡兵衛]]
*恋人たちの忠臣蔵(1981年<!-- 12月10日 -->、NTV) - 脱盟した[[赤穂藩]]士・[[高田郡兵衛]]
*[[年忘れ必殺スペシャル 仕事人アヘン戦争へ行く 翔べ!熱気球よ香港へ]](1983年<!-- 12月30日 -->、ABC / 松竹) - [[遠山景元|遠山金四郎]]
*[[年忘れ必殺スペシャル 仕事人アヘン戦争へ行く 翔べ!熱気球よ香港へ]](1983年<!-- 12月30日 -->、ABC / 松竹) - [[遠山景元|遠山金四郎]]
*[[なにわの源蔵事件帳#新・なにわの源蔵事件帳|新・なにわの源蔵事件帳]] 第12話「善人の仮面」(1984年<!-- 2月22日 -->、NHK大阪)
*[[なにわの源蔵事件帳#新・なにわの源蔵事件帳|新・なにわの源蔵事件帳]] 第12話「善人の仮面」(1984年<!-- 2月22日 -->、NHK大阪)
*[[銀河テレビ小説]]
*[[銀河テレビ小説]]
**暗闇のセレナーデ(1985年<!-- 9月9日(削除) 〜10 (削除ここまで)月4日 -->、NHK大阪) - 京都の芸大の学部長
**暗闇のセレナーデ(1985年<!-- 9月9日(追記) 〜10 (追記ここまで)月4日 -->、NHK大阪) - 京都の芸大の学部長
**わが歌・ウォアィニィ(1988年<!-- 10月3日(削除) 〜10 (削除ここまで)月28日 -->、NHK大阪)
**わが歌・ウォアィニィ(1988年<!-- 10月3日(追記) 〜10 (追記ここまで)月28日 -->、NHK大阪)
*[[風雲!真田幸村]] 第7話「愛無情 柳生必殺剣」(1989年<!-- 5月26日 -->、[[テレビ東京|TX]] / 東映) - [[柳生宗矩]]
*[[風雲!真田幸村]] 第7話「愛無情 柳生必殺剣」(1989年<!-- 5月26日 -->、[[テレビ東京|TX]] / 東映) - [[柳生宗矩]]
*[[土曜ドラマ (NHK)|土曜ドラマ]] / 新・王将(1992年<!-- 5月16日 -->、NHK大阪) - [[阪田三吉]]の後援者・金杉
*[[土曜ドラマ (NHK)|土曜ドラマ]] / 新・王将(1992年<!-- 5月16日 -->、NHK大阪) - [[阪田三吉]]の後援者・金杉
*[[ドラマ新銀河]](NHK)
*[[ドラマ新銀河]](NHK)
**[[くろしおの恋人たち]](1994年<!-- 10月17日(削除) 〜11 (削除ここまで)月10日 -->) - 大学教授
**[[くろしおの恋人たち]](1994年<!-- 10月17日(追記) 〜11 (追記ここまで)月10日 -->) - 大学教授
**[[愛をみつけた]](1995年<!-- 5月8日(削除) 〜6 (削除ここまで)月8日 -->) - 医師
**[[愛をみつけた]](1995年<!-- 5月8日(追記) 〜6 (追記ここまで)月8日 -->) - 医師
*[[活動寫眞の女]](1999年<!-- 1月9日(削除) 〜2 (削除ここまで)月13日 -->、[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK-BS2]]) - [[先斗町]]の飲み屋のマスター
*[[活動寫眞の女]](1999年<!-- 1月9日(追記) 〜2 (追記ここまで)月13日 -->、[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK-BS2]]) - [[先斗町]]の飲み屋のマスター
*[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]](TBS / [[C.A.L]])
*[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]](TBS / [[C.A.L]])
**[[水戸黄門 (第22-28部)#第27部|第27部]] 第1話「旅のはじめの恋騒動・水戸・岩城」(1999年<!-- 3月22日 -->) - [[守山藩]]士・沖田五郎左衛門
**[[水戸黄門 (第22-28部)#第27部|第27部]] 第1話「旅のはじめの恋騒動・水戸・岩城」(1999年<!-- 3月22日 -->) - [[守山藩]]士・沖田五郎左衛門
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*[[南町奉行事件帖 怒れ!求馬#南町奉行事件帖 怒れ!求馬II|南町奉行事件帖 怒れ!求馬II]] 第9話「噂の女」(1999年<!-- 12月20日 -->、TBS / C.A.L) - 要助
*[[南町奉行事件帖 怒れ!求馬#南町奉行事件帖 怒れ!求馬II|南町奉行事件帖 怒れ!求馬II]] 第9話「噂の女」(1999年<!-- 12月20日 -->、TBS / C.A.L) - 要助
*[[南町奉行事件帖 怒れ!求馬#大江戸を駈ける!|大江戸を駈ける!]] 第1、2、13 - 15話(2000年<!-- 11月27日 --> - 2001年、TBS / C.A.L) - 武蔵屋清左衛門
*[[南町奉行事件帖 怒れ!求馬#大江戸を駈ける!|大江戸を駈ける!]] 第1、2、13 - 15話(2000年<!-- 11月27日 --> - 2001年、TBS / C.A.L) - 武蔵屋清左衛門
*[[月曜ドラマシリーズ]] / [[生存 LifE|生存 愛する娘のために]] 第2 - 4話(2002年<!-- 2月18日(削除) 〜3 (削除ここまで)月4日 -->、NHK大阪) - 村井飛鳥の父親
*[[月曜ドラマシリーズ]] / [[生存 LifE|生存 愛する娘のために]] 第2 - 4話(2002年<!-- 2月18日(追記) 〜3 (追記ここまで)月4日 -->、NHK大阪) - 村井飛鳥の父親
*[[大河ドラマ|NHK大河ドラマ]] / [[新選組!]](2004年<!-- 1月18日・3月21日・12月12日 -->、NHK) - [[土方為次郎]]
*[[大河ドラマ|NHK大河ドラマ]] / [[新選組!]](2004年<!-- 1月18日・3月21日・12月12日 -->、NHK) - [[土方為次郎]]
**第2話「多摩の誇りとは」
**第2話「多摩の誇りとは」
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*[[新春ワイド時代劇]]
*[[新春ワイド時代劇]]
**[[忠臣蔵 瑤泉院の陰謀]] 第三部「吉良邸討ち入り!」(2007年<!-- 1月20日 -->、TX / C.A.L) - [[林鳳岡|林大学]]
**[[忠臣蔵 瑤泉院の陰謀]] 第三部「吉良邸討ち入り!」(2007年<!-- 1月20日 -->、TX / C.A.L) - [[林鳳岡|林大学]]
**[[影武者徳川家康#2014年のドラマ(新春ワイド時代劇(削除) 〜 (削除ここまで)テレビ東京(削除) 〜) (削除ここまで)|影武者 徳川家康]](2014年<!-- 1月2日 -->、TX) - [[真田信尹]]
**[[影武者徳川家康#2014年のドラマ(新春ワイド時代劇(追記) 〜 (追記ここまで)テレビ東京(追記) 〜) (追記ここまで)|影武者 徳川家康]](2014年<!-- 1月2日 -->、TX) - [[真田信尹]]
*[[よろずや平四郎活人剣#テレビ東京 『よろずや平四郎活人剣』|よろずや平四郎活人剣]] 第6話「暁の決闘」(2007年<!-- 6月1日 -->、TX / 松竹) - 小柳兵庫 <small>(注記)再放送では第7話として放送</small>
*[[よろずや平四郎活人剣#テレビ東京 『よろずや平四郎活人剣』|よろずや平四郎活人剣]] 第6話「暁の決闘」(2007年<!-- 6月1日 -->、TX / 松竹) - 小柳兵庫 <small>(注記)再放送では第7話として放送</small>
*[[日本史サスペンス劇場]](2009年<!-- 1月28日 -->、NTV) - [[徳川家康]]
*[[日本史サスペンス劇場]](2009年<!-- 1月28日 -->、NTV) - [[徳川家康]]
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**第10回「永久保存版! 総集編スペシャル」(2001年)
**第10回「永久保存版! 総集編スペシャル」(2001年)
*新選組バイブル 第6回「[[日野市|日野]]燃ゆる 栗塚旭と土方歳三」(2002年<!-- 7月26日 -->、京都チャンネル)
*新選組バイブル 第6回「[[日野市|日野]]燃ゆる 栗塚旭と土方歳三」(2002年<!-- 7月26日 -->、京都チャンネル)
*新選組・あなたの"誠"はなんですか(2003年<!-- 12月23日 -->、[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|(削除) NHK・BS (削除ここまで)デジタルハイビジョン]]) <small>(注記)司馬遼太郎・作「燃えよ剣」を朗読</small>
*新選組・あなたの"誠"はなんですか(2003年<!-- 12月23日 -->、[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|(追記) NHK・BS (追記ここまで)デジタルハイビジョン]]) <small>(注記)司馬遼太郎・作「燃えよ剣」を朗読</small>
*新選組スペシャル「土方歳三ゆかりの地を往く・前編」(2004年<!-- 4月29日 -->、京都チャンネル)
*新選組スペシャル「土方歳三ゆかりの地を往く・前編」(2004年<!-- 4月29日 -->、京都チャンネル)
*栗塚旭が自らを語る"素晴らしき哉、役者人生"(2007年<!-- 7月16日 -->、[[時代劇専門チャンネル]])
*栗塚旭が自らを語る"素晴らしき哉、役者人生"(2007年<!-- 7月16日 -->、[[時代劇専門チャンネル]])
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*[[龍ちゃん・松ちゃんぶらり探訪東海道|龍ちゃん松ちゃんのぶらり探訪 東海道]]「五四景 京 旅の終わりに」(2012年<!-- 9月29日 -->、時代劇専門チャンネル)
*[[龍ちゃん・松ちゃんぶらり探訪東海道|龍ちゃん松ちゃんのぶらり探訪 東海道]]「五四景 京 旅の終わりに」(2012年<!-- 9月29日 -->、時代劇専門チャンネル)
*時代劇ニュース オニワバン!(時代劇専門チャンネル)
*時代劇ニュース オニワバン!(時代劇専門チャンネル)
**第5回「踊る!瀬川瑛子さん 時代劇体操」(2012年<!-- 12月3日(削除) 〜9 (削除ここまで)日 -->)
**第5回「踊る!瀬川瑛子さん 時代劇体操」(2012年<!-- 12月3日(追記) 〜9 (追記ここまで)日 -->)
**第54回(2013年<!-- 11月11日(削除) 〜17 (削除ここまで)日 -->)
**第54回(2013年<!-- 11月11日(追記) 〜17 (追記ここまで)日 -->)
*時代劇体操 NEWバージョン(2012年 - 、時代劇専門チャンネル) - DJ土方
*時代劇体操 NEWバージョン(2012年 - 、時代劇専門チャンネル) - DJ土方



2016年6月1日 (水) 08:14時点における版

くりづか あさひ
栗塚 旭
本名 栗塚 旭
生年月日 (1937年05月09日) 1937年 5月9日(87歳)
出生地 日本の旗 日本 北海道 札幌市
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1957年 -
主な作品
テレビドラマ
新選組血風録』、『燃えよ剣
俺は用心棒』、『帰って来た用心棒』、『
暴れん坊将軍』、『水戸黄門
映画
『二人日和』、『土方歳三 燃えよ剣』』、『蠢動-しゅんどう-』
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栗塚 旭(くりづか あさひ、1937年(昭和12年)5月9日 - )は、北海道 札幌市 [1] 出身の俳優。近年は舞台活動が中心だが、昭和40年代に演じた土方歳三は当たり役となり、多くの作品で土方を演じている。後年の『暴れん坊将軍』シリーズで山田朝右衛門も当たり役である。劇団くるみ座出身。

来歴・人物

北海道 札幌市出身。幼少の頃に父を亡くし、札幌市立向陵中学校 [1] を卒業する頃には母も亡くしたため、教師をしていた兄夫婦を頼って1953年(昭和28年)4月に京都へ移り住む[2] 京都府立洛北高校へは編入という形での入学だったため、定時制へ1年間通い、翌年から全日制へ移った[2] 。定時制当時は、法然院などへ来ていた映画撮影隊のロケを昼間の空いた時間を使ってよく見に行ったという[2]

高校では放送部に所属[2] 。部の新入生の恒例行事として参加させられた『正しい日本語講座』で講師をしていた女優・毛利菊枝との出会いが後に人生の転機に繋がる[2] 。高校3年生時の文化祭では三島由紀夫原作の戯曲『邯鄲』を上演[2] 、次郎役(主役)を演じて演出も担当した。

高校を卒業して浪人中だった1957年(昭和32年)、予備校に通っていたが大学受験の勉強に身が入らず、毛利菊枝が主催する劇団くるみ座稽古場へ見学に行ったところ、「イヤイヤ机に向かっているより青春を賭けるのはこっちだ[3] 」と演劇に惹かれ、くるみ座付属の『毛利菊枝演劇研究所』に入所。研究生を経て、1958年(昭和33年)に正式にくるみ座の劇団員となった。

くるみ座に入った当初は、演劇よりも広告 モデルの仕事などの方が多く、大阪 そごうデパートクラボウワイシャツなどの新聞広告週刊誌広告のモデル仕事をこなし、高島屋テレビCMにも出演[4] 1960年代前半期にはKHKラジオ(現・KBS京都ラジオ)の『藤井大丸テレフォンリクエスト』のディスクジョッキーを2年間ほど担当した[5]

その間、志願して毛利菊枝の付き人もこなし、毛利に付き従って映画やテレビドラマの様々な撮影現場に足を踏み入れ、この時の付き人の経験は「カチンコの音にも慣れ、撮影所の裏表も見ていて対処の仕方を体で覚えていたので、いざ自分がカメラの前に立っても緊張することがなかった」と、後に自身が映像作品に出演した際に役立ったと述懐している[6]

テレビドラマは、日本電波映画東伸テレビ制作の作品に脇役で何本か出演した後、1964年(昭和39年)に「栗塚旭を明智光秀役で使いたい」と東映から劇団へ連絡が入り[2] NET東映京都テレビプロダクション制作の品川隆二主演『忍びの者』で光秀役に起用され、そこで監督の河野寿一や当時はまだ助監督だった松尾正武らと出会う。その後、同社制作の『つむじ風三万両』、『六人の隠密』、『柳生武芸帳』と、東映京都テレビプロ作品に立て続けにゲストで起用された。

そして、1965年(昭和40年)には『新選組血風録 』で主役の土方歳三 役に大抜擢され、これが栗塚のイメージを決定づけるハマリ役となって評判を呼び、ニヒルな演技と風貌で人気を集め、以降もテレビ、映画、舞台で幾度となく土方を演じるほどの当たり役となった。

1966年(昭和41年)に京都市民映画祭『テレビ部門主演男優賞』と日本映画製作者協会『スター新人賞』を受賞し、その後も脚本家・結束信二と河野寿一監督、松尾正武監督らの手による『われら九人の戦鬼』、『俺は用心棒』、『帰って来た用心棒』、『天を斬る』、『燃えよ剣』などの東映京都テレビプロ作品やTBSテレビ松竹制作の『』といったテレビ時代劇、さらに『ばってら』、『商魂』などの現代劇でも主演をつとめ、松竹映画では『映画版・おはなはん(第1部・第2部)』、『春日和』、『女の一生』などで岩下志麻の相手役を演じ、1978年(昭和53年)から始まった『暴れん坊将軍』シリーズではセミレギュラーの山田朝右衛門役を20年近くに渡って演じた。

1968年(昭和43年)末に劇団くるみ座を退団[1] 。俳優業の傍ら、京都の『哲学の道』沿いに購入した自宅の敷地内で1972年(昭和47年)4月[1] より喫茶店若王子』を経営していた(長年に渡って店を手伝っていた義姉の死去などの諸事情により2002年(平成14年)1月に休業)。

2004年(平成16年)のNHK大河ドラマ新選組!』では、土方歳三の実兄・土方為次郎役として出演。ドラマ収録時に会った土方歳三役の山本耕史の年齢(当時27歳)が、自身が土方を演じた当時の年齢とほぼ同じなのを知り、『何も恐れることはないし、堂々と演じたらいい』と励ましのエールを送ったという[2]

2005年(平成17年)、主演映画『二人日和』(監督:野村恵一)が岩波ホールロングラン上映され、同作品は『第5回ニッポン・コネクション(ドイツ・フランクフルト日本映画祭)グランプリ』、『第60回毎日映画コンクール技術賞』、『第25回藤本賞奨励賞』、『第2回おおさかシネマフェスティバル撮影賞』を受賞した。作品は現代の京都を舞台に、神主京都御所関係の神官装束を作り続けてきた、栗塚演じる寡黙な伝統職人と、長年連れ添った余命幾ばくもない妻(藤村志保)との夫婦の機微が描かれた。

2006年(平成18年)から2009年(平成21年)にかけ、CS時代劇専門チャンネルにて往年の主演ドラマ『新選組血風録』、『燃えよ剣』、『用心棒シリーズ』、『天を斬る』やその他の出演作品が再放送されたことをきっかけに、当時からのファンはもとより、栗塚の全盛期を知らない新たなファン層からも大きな反響を呼び、時代劇専門チャンネル公式ホームページ内には栗塚ファンに向けての専用掲示板が別個に設置されるなど、異例ともいえるほどの好評を博した。

この時の人気再燃ぶりは、読売新聞 夕刊(2007年(平成19年)12月12日)でも『土方歳三役・栗塚旭ブーム再燃 若い女性層にも広がる』という記事として取り上げられ、その後も時代劇専門チャンネルの広報番組や特別企画番組にゲストとして度々出演するなど、時代劇専門チャンネルのマスコット的な存在となっている。現在も関西を中心に活動している。

エピソード

  • ニヒルでクールな役柄が多いが、性格は全く正反対のネアカであり、自他共に認める笑い上戸(本人いわくゲラ)。そのため『新選組血風録』の収録の時、監督の河野寿一から「おまえは喋るな、動くな、笑うな」ときつく演技指導されていた[7]
  • 『新選組血風録』の企画書には当初、栗塚旭は篠原泰之進役に想定され、土方歳三役は品川隆二であったという。同時期に仕事が入ったことで品川が降板、栗塚が土方役に抜擢されたという(プロデューサーの上月信二の証言によれば、当時このような事実はなかったとのことで、この話を否定しているが真偽は不明)。
  • 幼少の頃は、音楽・映画・演劇鑑賞や絵を描くことは好きだったが学校の体育の授業をほとんど見学で過ごすほど体力がなく、学芸会で何かやれと言われると泣いてしまうような子供だったという[2] 。本人いわく"映画少年"で、学校を休んで映画を観に行き、映画館から出て来たところを先生に見つかって怒られたこともあったという[7]
  • 『新選組血風録』の原作者・司馬遼太郎は、自身の原作を元に1963年(昭和38年)に制作された市川右太衛門主演の東映映画『新選組血風録 近藤勇』の内容に不満を持っており、当初は東映によるテレビドラマ化には難色を示していたが、プロデューサーが熱心に説得したこともあって態度を軟化させ、さらに司馬を納得させるためにプロデューサーが嵐山料亭で土方歳三の扮装をさせた栗塚を司馬夫妻に引き合わせたところ、夫妻は『いい青年ですね[8] 』と満足そうな様子を見せ、司馬は『頑張って下さい』と栗塚を励まし、栗塚が持参した原作本にサインをしてくれたという[9]
  • 『新選組血風録』で共演した坂口祐三郎は、栗塚の素顔はナヨナヨした人で、撮影中すぐに機嫌が悪くなる河野寿一監督のご機嫌をとるために二人でオネエ言葉で会話しながらふざけてみせると、それを見た河野監督が『こいつら、またそんなことやって』と呆れながらも機嫌が良くなって撮影が早く進むため、河野監督がダレている時や撮影を急がなければならない時は、河野監督の前でオネエ会話を二人でやってくれと、助監督の松尾正武から頼まれたと著書で述べている[10]
  • 現在に到るまで独身であるが、トークショーイベントの中で、「土方さんに殉じています」と語っている。
  • 時代劇専門チャンネル情報番組『瓦版』の1コーナー『時代劇体操』のテーマソングである『あっぱれ!みなさま』の歌詞の合間には、時代劇専門チャンネルでも再放送された栗塚主演のテレビドラマ『天を斬る』の主題歌中に流れる栗塚の発した物と同じ「斬る!」という短い台詞が入るが、これはこの曲(CHINO版・瀬川瑛子版共に)のために新たに録り下ろした栗塚自身の声である。また、2012年12月からリニューアルされた『時代劇体操』のNEWバージョンには、歌う瀬川瑛子の後方にある高い台の上に置かれた大型テーブルの前でターンテーブルミキサーを動かすクラブDJのような動き(スクラッチ)を見せて踊る『DJ土方』役として出演。久しぶりに土方歳三の扮装をする依頼を受けて最初は丁重に辞退したものの、自分が死んだ時の遺影写真が何もないので冥土のみやげに一度扮装をして末期(まつご)の時には飾らせてもらおうと思って参加させていただいた、とインタビューで語った[11]

おもな出演

テレビドラマ

映画

  • 武器なき斗い(1960年、大東映画) - 秘書
  • いれずみ判官(1965年、東映) - 梶川三五郎
  • おはなはん 第一部・第二部(1966年、松竹) - 速水謙太郎
  • 土方歳三 燃えよ剣(1966年、松竹) - 土方歳三
  • 春日和(1967年、松竹) - 町工場の青年社長・丸井利明
  • 人妻椿(1967年、松竹) - 矢野昭
  • 女の一生(1967年、松竹) - 御木宗一
  • 男の挑戦(1968年、松竹) - 日本自動車のテストドライバー・猪木邦夫
  • 釧路の夜(1968年、松竹) - 矢吹丈二
  • 霧にむせぶ夜(1968年、松竹) - 滝口明
  • 霧のバラード(1969年、松竹) - 乾啓吾
  • めくらのお市 みだれ笠(1969年、松竹) - 宍戸左近
  • 夜霧の訪問者(1975年、松竹) - 秋元刑事
  • てんびんの歌(1988年、日本映像企画) - 近藤大作の父
  • 東京交差点 第3話「出発」(1991年、バーム) - 児童福祉司
  • 稲川淳二のショートホラーシネマ 伝説のホラー 山姥(2003年、角川書店) - 僧侶
  • 愛なくして(2003年、二人だけの劇場セザンヌ) - 僧侶
  • 二人日和(2004年、野村企画) - 神祇装束司の職人・黒由玄 (注記)2005年に「Turn over 天使は自転車に乗って」から改題
  • 小夜鳴鳥(2005年、OKOKU) - 村木医師
  • 小津の秋(2007年、野村企画) - 四村茂
  • TAKAMINE〜アメリカに桜を咲かせた男〜(2011年、「TAKAMINE」製作委員会) - 伊藤博文
  • 天使突抜六丁目(2011年、シマフィルム) - 磯尻刑事部長
  • 忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段(2013年、東映) - 六道辻ヱ門
  • 蠢動 -しゅんどう-(2013年、三上康雄事務所 / 太秦) - 西崎隆峰
  • 太秦ライムライト(2014年、京都市太秦ライムライト製作委員会) - 本人役

その他のテレビ番組

  • 高等学校講座 わが心のヒーロー(1)幕末の青春・土方歳三(1984年、NHK教育)
  • ふるさと登場 きんき紀行「勤王志士が駆けぬけた街 京都・高瀬川界隈」(1986年、NHK-BS1)
  • 長部日出雄の人生セミナー(1989年、ANB) - 講師
  • 新選組プロジェクト(京都チャンネル)
    • 第1回「最後の上映会」(1998年)
    • 第2回「わが青春の新選組 栗塚旭VS松尾正武」(1998年)
    • 第4回「わが青春の新選組2 黄金の三人」(1999年)
    • 第10回「総集編・ドラマに賭けた男たち」(1999年)
    • 第21回「栗塚旭と土方歳三展」(2001年)
    • 第22回「栗塚旭VS逢坂剛」(2001年)
    • 第23回「新選組が結んだ男たちの夢」(2001年)
  • バスDEコロコロ(1999年、KTV)
  • 映画と歩く(1999年、WOWOW)
  • 新選組黄金期(京都チャンネル)
    • 第2回「帰ってきた原田左之助」(2000年)
    • 第4回「今夜復活! 新選組副長 土方歳三」(2000年)
    • 第5回「若王子通信スペシャル」(2000年)
    • 第6回「俺は用心棒 月明かり」(2000年) (注記)2000年7月に収録した舞台録画
    • 第9回「若王子通信スペシャル2」(2000年)
    • 第10回「永久保存版! 総集編スペシャル」(2001年)
  • 新選組バイブル 第6回「日野燃ゆる 栗塚旭と土方歳三」(2002年、京都チャンネル)
  • 新選組・あなたの"誠"はなんですか(2003年、NHK・BSデジタルハイビジョン) (注記)司馬遼太郎・作「燃えよ剣」を朗読
  • 新選組スペシャル「土方歳三ゆかりの地を往く・前編」(2004年、京都チャンネル)
  • 栗塚旭が自らを語る"素晴らしき哉、役者人生"(2007年、時代劇専門チャンネル)
  • もっともっと関西(2007年、NHK大阪、関西ローカル) - スタジオ生ゲスト
  • 時代劇最新情報番組「瓦版」(時代劇専門チャンネル)
    • 第175回 - 第176回「すぺしゃるいんたびゅー」(2007年)
    • 第177回「時代劇専門チャンネル特別企画ツアー 時代劇のふるさとを訪ねて」(2007年)
    • 第196回(2008年)
    • 第200回 - 第201回(2008年)
    • 第225回(2008年)
    • 第276回 - 第281回「栗塚旭とぶらり」(2009年) 全6回
    • 第318回 - 第321回「時代劇大喜利」(2010年) 全4回
    • 第358回 - 第366回「京都ぶらり」(2011年) 全9回
  • クリスマスイブスペシャル ×ばつ栗塚旭「暴れん坊将軍 思い出のエピソード」(2007年、時代劇専門チャンネル)
  • 我ら、もの申す!(2008年、時代劇専門チャンネル)
  • 栗塚旭 新選組を歩く(2008年、時代劇専門チャンネル) 全6回
  • お宝TVデラックス 第23回「時代劇のニューヒーロー」(2009年、NHK-BS2)
  • 新選組交友録(2009年、時代劇専門チャンネル) (注記)左右田一平島田順司との対談番組
  • 時代劇法廷 CASE9「被告人は土方歳三」(2012年、時代劇専門チャンネル) - 本人役
  • 龍ちゃん松ちゃんのぶらり探訪 東海道「五四景 京 旅の終わりに」(2012年、時代劇専門チャンネル)
  • 時代劇ニュース オニワバン!(時代劇専門チャンネル)
    • 第5回「踊る!瀬川瑛子さん 時代劇体操」(2012年)
    • 第54回(2013年)
  • 時代劇体操 NEWバージョン(2012年 - 、時代劇専門チャンネル) - DJ土方

舞台

ラジオ

CM

  • 高島屋(1960年代前半)
  • 金鳥・ガラスに虫コナーズ「窓ふきシャンソン篇」(2010年5月 - )

レコード

脚注

  1. ^ a b c d 日本映画人名事典(1996年、キネマ旬報社)p.575.
  2. ^ a b c d e f g h i 洛北高校同窓会誌 あかね42号「新撰組と私」(洛北高校同窓会)
  3. ^ 『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.224.(新人物往来社)
  4. ^ 『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.225.(新人物往来社)
  5. ^ 『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.226 - p.227.(新人物往来社)
  6. ^ 『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.226.(新人物往来社)
  7. ^ a b ラジオ深夜便 サンデートーク(2004年、NHKラジオ第1)
  8. ^ 映画・テレビ完全ガイド 燃えよ!新選組「特別インタビュー 栗塚旭語る」p.47.(たちばな出版)
  9. ^ 『テレビ映画 新選組血風録の世界』キャスト・インタビュー 栗塚旭 p.232 - 233.(新人物往来社)
  10. ^ 『赤影 愛と復讐』p.82.(ワイズ出版)
  11. ^ 時代劇専門チャンネル「時代劇ニュース オニワバン!」第5回(2012年12月放送)

参考資料

関連項目

外部リンク

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