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{{Infobox Scientist
'''白石安男'''(しらいし やすお、[[1958年]][[8月21日]] - )(削除) [[東京都]][[荒川区]][[南千住]]出身。 (削除ここまで)[[医学]][[博士]]([[順天堂大学]])(削除) 、 (削除ここまで)[[東京理科大学]](削除) 准 (削除ここまで)教授。専攻分野は[[保健]][[衛生(削除) 学 (削除ここまで)]]および[[スポーツ医学]]。研究分野は[[健(削除) 康]][[科 (削除ここまで)学]]、[[運動]](削除) [[ (削除ここまで)スポーツ(削除) ]] (削除ここまで)の[[疫学]]。
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== 経歴 ==
== 経歴 ==
[[東京都]][[荒川区]][[南千住]]にて生まれる。[[日本大学第一中学校・高等学校]]を経て、[[東京理科大学]][[理工学部]][[数学科]]を卒業後、[[さいたま市立東浦和中学校|浦和市立東浦和中学校]]で教職(数学)に就く。
[[日本大学第一中学校・高等学校]]を経て[[1984年]]に[[東京理科大学]][[理工学部]][[数学科]][[卒業]]。[[埼玉県]]内の[[中学校]]で[[教職]]に就いた後、[[中京大学]][[体育学部]][[修士課程]]に入学し[[スポーツ]]と[[健康]]の[[疫学]]を[[専攻]]。[[妊産婦]]の水中[[運動]]と出生体重の関連について[[調査]]、[[研究]]を行った。[[1991年]]体育学[[修士]]。修士論文は「[[母親]]のスポーツ歴と児の[[出生]]時[[体重]]との[[関連性]]についての[[疫学]]的[[研究]]」。


その後、[[中京大学]][[大学院]][[体育学研究科]][[修士課程]]に入学し、スポーツと健康の疫学を専攻。[[妊産婦]]の水中[[フィジカルトレーニング|運動]]と出生体重の関連について調査・研究を行った。[[1991年]]、同大より体育学修士の学位を授与される。学位論文は「母親のスポーツ歴と児の出生時体重との関連性についての疫学的研究」<ref>白石安男、田中豊穂、弓削龍一、山田晴男 母親のスポーツ歴と児の出生時体重との関連性についての疫学的研究 中京大学体育学論叢,1995</ref>。
修士課程修了後、[[順天堂大学]][[(削除) 医 (削除ここまで)学]][[研究科]][[博士課程]]に入学。(削除) 同大[[衛生学]][[講座]]にて稲葉裕[[教授]]の指導の下、 (削除ここまで)慢性疾患の(削除) [[ (削除ここまで)疫学(削除) ]] (削除ここまで)を研究テーマとする。当時、まだ医学分野の(削除) [[ (削除ここまで)研究(削除) ]] (削除ここまで)に用いられることが少なかった共分散構造分析(構造方程式)といった[[統計学]]的(削除) [[ (削除ここまで)分析手法(削除) ]] (削除ここまで)を用い、[[生活習慣病]]や(削除) [[ (削除ここまで)難病(削除) ]] (削除ここまで)患者の[[クオリティ・オブ・ライフ|QOL]](削除) [[ (削除ここまで)評価(削除) ]] (削除ここまで)に応用。(削除) [[ (削除ここまで)1995年]](削除) 医 (削除ここまで)(削除) 博士 (削除ここまで)(削除) 博士 (削除ここまで)論文は「[[網膜色素変性症]](削除) [[ (削除ここまで)患者(削除) ]] (削除ここまで)(削除) [[クオリティ・オブ・ライフ| (削除ここまで)QOL(削除) ]][[ (削除ここまで)評価(削除) ]] (削除ここまで)(削除) [[ (削除ここまで)解析(削除) ]] (削除ここまで)」。


修士課程修了後、[[順天堂大学]][[(追記) 大 (追記ここまで)(追記) 院 (追記ここまで)]][[(追記) 医学 (追記ここまで)研究科]](追記) 社会医学系衛生学専攻 (追記ここまで)[[博士課程]]に入学。慢性疾患の疫学を研究テーマとする。当時、まだ医学分野の研究に用いられることが少なかった(追記) [[ (追記ここまで)共分散構造分析(追記) ]] (追記ここまで)((追記) [[ (追記ここまで)構造方程式(追記) モデリング]] (追記ここまで))といった[[統計学]]的分析手法を用い、[[生活習慣病]]や難病患者の[[クオリティ・オブ・ライフ|QOL]]評価に応用。1995年(追記) 、同大より[[博士(医学) (追記ここまで)]](追記) の (追記ここまで)(追記) 位を授与される (追記ここまで)(追記) 学位 (追記ここまで)論文は「[[網膜色素変性症]]患者のQOL評価の解析」(追記) <ref name="shiraishi1">白石安男、早川むつ子 QOLに関する調査票の信頼性と妥当性 -網膜色素変性患者について- 順天堂医学,vol.41,1995</ref> (追記ここまで)
研究のアドバイザーとして[[河亨柱]]や[[鈴木大地]]といった[[オリンピック]]・[[金メダリスト]]をはじめ、各分野の一流のアスリートと深い交流をもつ。


== 教育活動 ==
== 教育活動 ==
保健・体育関係では、
(削除) [[ (削除ここまで)東京理科大学(削除) ]]、[[立教大学]]など (削除ここまで)にお(削除) いて健康科学、[[スポーツ科学]]の[[講義]]や[[実技]]を担当してい (削除ここまで)(削除) 。[[ (削除ここまで)体育(削除) ]][[ (削除ここまで)実技(削除) ]] (削除ここまで)では、[[武道]](削除) のみならず (削除ここまで)シーズン・スポーツとして(削除) [[ (削除ここまで)スキー(削除) ]] (削除ここまで)(削除) [[ (削除ここまで)スノーボード(削除) ]] (削除ここまで)、[[スキューバダイビング]](削除) など (削除ここまで)(削除) 行っている (削除ここまで)
* 東京理科大学、[[立教大学]]で保健衛生学、スポーツ科学の講義や実技を担当。
(追記) * (追記ここまで)東京理科大学にお(追記) け (追記ここまで)る体育実技では、(追記) 専門の伝統 (追記ここまで)[[武道]](追記) 以外に、 (追記ここまで)シーズン・スポーツとしてスキー、スノーボード、[[スキューバダイビング]]も(追記) 担当 (追記ここまで)


統計・疫学関連では、
また、[[順天堂大学]][[医学部]]において保健[[統計学]]の講義を10年以上にわたり担当している。[[三育学院大学]]では[[保健師]]養成課程(専攻科地域看護学専攻)において[[統計学]]の講義を長年にわたり担当した。[[医学教育]]([[臨床医]]の養成)においては、[[EBM]]を理解する上で[[統計学]]の重要性が高まっており、地域看護学において統計学・疫学は地域保健学の基礎をなす重要な科目としてとらえられている。この医学生や看護学生にとって一般に難解でとっつきにくい[[統計学]]を、[[中学校]]の[[数学科]][[教諭]]として培った講義手法を取り入れ講義をしている。
* 順天堂大学医学部医学科で保健統計学の講義を5年以上にわたり担当。
* [[三育学院大学]]では保健師養成課程(専攻科地域看護学専攻)において統計学の講義を長年にわたり担当。
* [[国立国際医療センター]]国際協力局派遣協力課の医師、看護師を対象とする疫学・統計学勉強会で指導<ref>国立国際医療センター年報1998年</ref>。


== 研究活動 ==
== 研究活動 ==
疫学関係において、疾患と危険因子の関連を探ることにとどまった従来の疫学の概念を、健康事象とその要因の解明といったより広い領域へ展開した研究を行っている。
[[(削除) 疾患 (削除ここまで)]](削除) と危険因子の関連を探ることにとどまった従来の (削除ここまで)[[(削除) 疫学 (削除ここまで)]](削除) の概念を、健康事象 (削除ここまで)(削除) そ (削除ここまで)(削除) 要因の解明といったより広い領域へ展開した (削除ここまで)研究(削除) を行ってい (削除ここまで)(削除) 。近年では (削除ここまで)[[鈴木大地]]との共同研究において(削除) 、スポーツのみならず (削除ここまで)[[食生活(削除) ]]や[[ (削除ここまで)ストレス(削除) ( (削除ここまで)(削除) 体)|ストレス]]といった健康 (削除ここまで)に関連する多くの要因を取り入れた因果モデルを共分散構造分析にて構築し、(削除) [[ (削除ここまで)水泳(削除) ]] (削除ここまで)や水中運動の健康づくりに対する寄与度を分析したり<ref>(削除) [[ (削除ここまで)鈴木大地(削除) ]] (削除ここまで),(削除) [[ (削除ここまで)松葉剛(削除) ]] (削除ここまで),稲葉裕,白石安男: 健康関連イベント参加者の生活習慣と健康状態に関する研究-水中運動の影響を中心に. 順天堂医学 52: 415-426, 2006(削除) (削除ここまで)((削除) 原著 (削除ここまで)論文)</ref>、(削除) [[ (削除ここまで)医学(削除) ]] (削除ここまで)の領域でシステマティック・レビューの標準手法として提唱されてきたメタ分析のような(削除) [[ (削除ここまで)統計(削除) 学]] (削除ここまで)的手法を(削除) [[ (削除ここまで)スポーツ科学(削除) ]] (削除ここまで)に応用(削除) ([[ (削除ここまで)サッカー(削除) ]] (削除ここまで)のメタ分析(削除) ) (削除ここまで)する(削除) など業績 (削除ここまで)(削除) 数多く有す (削除ここまで)る。


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日本養生学会[[理事]]、日本疫学会評議員を務める。その他、日本衛生学会、[[日本公衆衛生学会]]、[[日本体育学会]]、日本体力医学会、日本行動計量学会、運動疫学研究会など多数の学会、研究会に所属し学会報告や論文発表など学術活動を行っている。


[[スポーツ科学]]関係では、戸苅晴彦(東大名誉教授・元[[日本サッカー協会]]参与)の下、[[平成国際大学]]スポーツ科学研究所と共同研究などを通して繋がりが深い。
== エピソード ==

*科学的理論に裏付けられた巧みなコーチング技能や、中学校教諭の経験より生み出された講義手法は、指導を受けた学生からも{{要出典範囲|評判が高い。}}
== 武道家としての活動 ==
*教育者、研究者以外に、古武術を中心にあらゆる武道に通じた武道家としての経歴を持つ。
* 東京理科大学教授で研究者、教育者でもある武道家[[高橋華王]]に長年師事<ref>高橋華王:武道の科学(講談社ブルーバックス),p199 ,1994</ref>。
*学術関係や武術関係書以外での愛読書は[[夏目漱石]]の『[[こころ]]』や[[五木寛之]]の『[[青春の門]]』である。
* [[合気柔術]]元千葉県野田支部長<ref>高橋華王,岡本正剛,白石安男:合気柔術入門(大学正課体育武道シリーズ3),北欧社,p93 ,1984</ref>。
*出身地は[[荒川区]][[南千住]]。[[下町]]育ちの生粋の[[江戸っ子]]で、地元[[素盞雄神社 (荒川区)|素盞雄神社]][[天王祭]]では、勇壮な激しい御輿振りで知られる二天棒の[[御輿]]を担ぐ。また、今日では話者の数が減少している伝統的な[[江戸言葉]]を話す。
* [[小林流 (空手道)|少林流]]空手四段<ref>高橋華王,岡本正剛,白石安男:合気柔術入門(大学正課体育武道シリーズ3),北欧社,p94 ,1984</ref>。
*好みの食べ物は[[南千住]]風[[もんじゃ焼]]。一般にはよく知られていないが、[[月島]]や[[浅草]]風とは異なり具の量が極端に少ないのが特徴である。
* [[柳生心眼流]]兵法免許皆伝<ref>[[河北新報]](新聞),河北新報社,みやぎ面 ,2010,8月7日(土)版</ref>。
*地元[[南千住]]にあった[[東京スタジアム]]を本拠地としていた[[東京オリオンズ]]のファンであった。[[セ・リーグ]]では[[巨人]]のファンである。
* 無也斎鬼一 https://s-marichi.com/
*[[サブカルチャー]]にも造詣が深く、講義で触れられることも多い。
*[[山谷]]の[[ホームレス]]のための[[ボランティア活動]]を続けている。


== 著書 ==
== 著書 ==
*『テキスト健康科学』(削除) (削除ここまで)([[南江堂]])
*『テキスト健康科学』(追記) (追記ここまで)([[南江堂]])
*『銃剣道術科教本 棒体操(術)から銃剣道へ』 (国際武道学会学術刊行会)(削除) (削除ここまで)
*『銃剣道術科教本 棒体操(術)から銃剣道へ』 (国際武道学会学術刊行会)
*『保健衛生とフィットネス(削除) (削除ここまで)Health & Fittness』 (篠原出版)(削除) (削除ここまで)
*『保健衛生とフィットネス(追記) (追記ここまで)Health & Fittness』 (篠原出版)(追記) 稲葉裕、丸山克俊、鈴木大地共著 (追記ここまで)
*『保健衛生と健康スポーツ科学』(削除) (削除ここまで)(篠原出版新社)(削除) [[鈴木大地]]共著 (削除ここまで)
*『保健衛生と健康スポーツ科学』(追記) (追記ここまで)(篠原出版新社)
*『多変量解析実例ハンドブック』(追記) (追記ここまで)(朝倉書店)
*『合気柔術入門』 (北欧社)
*『武道の科学(追記) (追記ここまで)時代を超えた「強さ」の秘密』(追記) (追記ここまで)(講談社ブルーバックス)
*『多変量解析実例ハンドブック』(削除) (削除ここまで)((削除) [[ (削除ここまで)朝倉書店(削除) ]] (削除ここまで))
*『概説 健康・スポーツ科学』(八千代出版) 2011/04、ISBN 978-4842915388。<ref>概説 健康・スポーツ科学(八千代出版)http://www.yachiyo-net.co.jp/books/item_634.html</ref>
*『武道の科学(削除) (削除ここまで)時代を超えた「強さ」の秘密』(削除) (削除ここまで)((削除) [[ (削除ここまで)講談社(削除) ]][[ (削除ここまで)ブルーバックス(削除) ]] (削除ここまで))
その他、共著、分担執筆の著書多数あり。

== (追記) 脚注・ (追記ここまで)参考文献 ==
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*
== 関連人物 ==
* [[鈴木大地]] [[順天堂大学]]スポーツ健康科学部准教授 [[ソウルオリンピック]][[金メダリスト]]([[水泳]]) [[学位論文]]の共著者。特に統計分析に関して指導した。その他、共著として『保健衛生と健康スポーツ科学』(篠原出版新社)がある。
* [[河亨柱]] [[韓国]][[東亜大学校]][[教授]] [[ロサンゼルスオリンピック (1984年)|ロサンゼルスオリンピック]][[金メダリスト]]([[柔道]]) [[韓国]]の国家的英雄とされる[[河亨柱]]が[[中京大学]]留学時、日常生活と学業の両面で支援した。
* [[高橋華王]] 元[[東京理科大学]]経営学部[[教授]] 古武術と学術研究の両面で、白石の師匠として知られる。
* 稲葉裕 元[[順天堂大学]]医学部[[教授]] [[大学院]][[博士課程]]時代の指導教授。[[医学]]・[[疫学]]のみならず、研究者としての[[倫理]]などについても影響を受けた。


{{Normdaten}}
== 参考文献 ==
{{(追記) Scientist (追記ここまで)-stub}}
<references />
{{Academic-bio-stub}}


== 外部リンク ==
*[http://www.ms.kuki.tus.ac.jp/fukei/ken/shiraishi.html 東京理科大学白石研究室]
*[http://www.rikkyo.ac.jp/web/koho/univinfo/class/gakubu/topics2004/main-9.html 立教大学大学案内]
*[http://www.sut.ac.jp/fac/teacher/A07280.html 東京理科大学経営学部経営学科]
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2023年10月17日 (火) 01:33時点における最新版

白石安男
生誕 1958年 8月21日
日本の旗 日本 東京都 荒川区
研究分野 保健衛生学スポーツ運動疫学
研究機関 東京理科大学 経営学部 経営学科
出身校 東京理科大学 理工学部 数学科
中京大学 大学院 体育学研究科修士課程
順天堂大学 大学院 医学研究科博士課程
主な業績 スポーツ疫学、伝統武道研究
プロジェクト:人物伝
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白石 安男(しらいし やすお、1958年 8月21日 - )は、日本の医学者、教育者、武道家。博士(医学)(順天堂大学)。東京理科大学元教授。専攻分野は保健 衛生学およびスポーツ医学。研究分野は保健衛生学運動スポーツの疫学。東京理科大学維持会特別会員。東京都出身。

経歴

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東京都 荒川区 南千住にて生まれる。日本大学第一中学校・高等学校を経て、東京理科大学 理工学部 数学科を卒業後、浦和市立東浦和中学校で教職(数学)に就く。

その後、中京大学 大学院 体育学研究科 修士課程に入学し、スポーツと健康の疫学を専攻。妊産婦の水中運動と出生体重の関連について調査・研究を行った。1991年、同大より体育学修士の学位を授与される。学位論文は「母親のスポーツ歴と児の出生時体重との関連性についての疫学的研究」[1]

修士課程修了後、順天堂大学 大学院 医学研究科社会医学系衛生学専攻博士課程に入学。慢性疾患の疫学を研究テーマとする。当時、まだ医学分野の研究に用いられることが少なかった共分散構造分析(構造方程式モデリング)といった統計学的分析手法を用い、生活習慣病や難病患者のQOL評価に応用。1995年、同大より博士(医学)の学位を授与される。学位論文は「網膜色素変性症患者のQOL評価の解析」[2]

教育活動

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保健・体育関係では、

  • 東京理科大学、立教大学で保健衛生学、スポーツ科学の講義や実技を担当。
  • 東京理科大学における体育実技では、専門の伝統武道以外に、シーズン・スポーツとしてスキー、スノーボード、スキューバダイビングも担当。

統計・疫学関連では、

  • 順天堂大学医学部医学科で保健統計学の講義を5年以上にわたり担当。
  • 三育学院大学では保健師養成課程(専攻科地域看護学専攻)において統計学の講義を長年にわたり担当。
  • 国立国際医療センター国際協力局派遣協力課の医師、看護師を対象とする疫学・統計学勉強会で指導[3]

研究活動

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疫学関係において、疾患と危険因子の関連を探ることにとどまった従来の疫学の概念を、健康事象とその要因の解明といったより広い領域へ展開した研究を行っている。

近年の研究では、澤木啓祐(元日本陸上競技連盟会長・元順天堂大学学部長)との共同研究や[4] 鈴木大地(元スポーツ庁長官)との共同研究において運動習慣、食生活、ストレスなど、保健衛生学に関連する多くの要因を取り入れた因果モデルを構造方程式(共分散構造分析)にて構築し、水泳や水中運動の健康づくりに対する寄与度を分析したり[5] 、医学の領域でシステマティック・レビューの標準手法として提唱されてきたメタ分析のような統計的手法をスポーツ科学に応用[6] する研究をおこなっている。

スポーツ科学関係では、戸苅晴彦(東大名誉教授・元日本サッカー協会参与)の下、平成国際大学スポーツ科学研究所と共同研究などを通して繋がりが深い。

武道家としての活動

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著書

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  • 『テキスト健康科学』 (南江堂)
  • 『銃剣道術科教本 棒体操(術)から銃剣道へ』 (国際武道学会学術刊行会)
  • 『保健衛生とフィットネス Health & Fittness』 (篠原出版)稲葉裕、丸山克俊、鈴木大地共著
  • 『保健衛生と健康スポーツ科学』 (篠原出版新社)
  • 『多変量解析実例ハンドブック』 (朝倉書店)
  • 『武道の科学 時代を超えた「強さ」の秘密』 (講談社ブルーバックス)
  • 『概説 健康・スポーツ科学』(八千代出版) 2011/04、ISBN 978-4842915388[11]

その他、共著、分担執筆の著書多数あり。

脚注・参考文献

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  1. ^ 白石安男、田中豊穂、弓削龍一、山田晴男 母親のスポーツ歴と児の出生時体重との関連性についての疫学的研究 中京大学体育学論叢,1995
  2. ^ 白石安男、早川むつ子 QOLに関する調査票の信頼性と妥当性 -網膜色素変性患者について- 順天堂医学,vol.41,1995
  3. ^ 国立国際医療センター年報1998年
  4. ^ 村上茂樹,澤木啓祐,白石安男,大谷勝:アミノ酸混合物の経口摂取による陸上競技・長距離夏期強化合宿時の免疫状態への影響. 日本臨床スポーツ医学誌, 2011,4月
  5. ^ 鈴木大地,松葉剛,稲葉裕,白石安男: 健康関連イベント参加者の生活習慣と健康状態に関する研究-水中運動の影響を中心に. 順天堂医学 52: 415-426, 2006(鈴木大地博士論文)
  6. ^ 白石安男,安松幹展,戸苅晴彦: サッカーのメタ分析,運動疫学研究,vol.3,2001
  7. ^ 高橋華王:武道の科学(講談社ブルーバックス),p199 ,1994
  8. ^ 高橋華王,岡本正剛,白石安男:合気柔術入門(大学正課体育武道シリーズ3),北欧社,p93 ,1984
  9. ^ 高橋華王,岡本正剛,白石安男:合気柔術入門(大学正課体育武道シリーズ3),北欧社,p94 ,1984
  10. ^ 河北新報(新聞),河北新報社,みやぎ面 ,2010,8月7日(土)版
  11. ^ 概説 健康・スポーツ科学(八千代出版)http://www.yachiyo-net.co.jp/books/item_634.html

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