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J1札幌 MF深井一希が364日ぶりにリーグ戦出場...GK児玉潤はJ1デビューで勝ち点1に貢献

スポーツ報知
左手を上げて仲間に指示を出す札幌GK児玉潤(カメラ・砂田 秀人)
左手を上げて仲間に指示を出す札幌GK児玉潤(カメラ・砂田 秀人)

だいやまーく明治安田J1リーグ 町田0―0札幌(21日・Gスタ)

19位のJ1札幌は首位・町田と敵地で0―0で引き分け、勝ち点1を上積みした。降格圏の現状は変わらずも、無失点で2試合ぶり勝ち点を手にし、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)は「満足の結果ではないが、選手は最後まで体を張って良く戦った」と一定の評価を与えた。

収穫はあった。昨年11月に右膝3か所を手術したMF深井一希(29)が、昨年9月23日の名古屋戦以来、364日ぶりのリーグ戦出場を果たした。後半6分、MF宮沢裕樹(35)に代わってピッチに立つと、ボランチの位置でボールを回収し、仲間に声がけを続けた。

「自分としてもまだまだやれるというところを見せたい」の言葉通り、キャプテンマークにふさわしい働きを見せ「途中から入って負けずに終われたのは、少なからず自分の価値を示せたと思う。今日のような試合で出た時に最低限勝ち点1、もしくは勝ち点3を取れるようにやっていきたい」と今後を見据えた。

後半43分にはGK児玉潤(27)が、負傷交代した菅野孝憲(40)に代わって出場し、J1デビューを飾った。出場後は押し込まれる展開が続いたが「シンプルにノーリスクでプレーする。自分が出てゲームを締めて、0で終われるようにと意識していた」と話した通り、前に出てパンチングや正確なキャッチングで、無失点に結びつけた。

今年3月にJ3YS横浜から加入し、それ以前にはアマチュアクラブも経験した男が、日本最高峰の舞台に立った。「自分は底辺のカテゴリーからはい上がってきて、出場機会が得られない中でも目標を見失わずに取り組んできた。あきらめずに続けてきて良かった。多くの人に感謝したい」と感慨深げだった。

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