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ソフトバンク、80年広島以来の新幹線Vも!?きょう昼負けても夜ハム負ければ4年ぶりリーグ制覇...サヨナラ勝ちでM2

スポーツ報知
9回2死一、二塁、逆転サヨナラとなる三塁打を放った柳町(右から3人目)を祝福するソフトバンクナイン(カメラ・岩田 大補)
9回2死一、二塁、逆転サヨナラとなる三塁打を放った柳町(右から3人目)を祝福するソフトバンクナイン(カメラ・岩田 大補)
逆転サヨナラ勝ちにガッツポーズの小久保監督(カメラ・岩田 大補)
逆転サヨナラ勝ちにガッツポーズの小久保監督(カメラ・岩田 大補)
7回無死、山川が左越えに通算250号本塁打となるソロを放つ(カメラ・岩田 大補)
7回無死、山川が左越えに通算250号本塁打となるソロを放つ(カメラ・岩田 大補)

だいやまーくパ・リーグ ソフトバンク3x―2楽天(21日・みずほPayPay)

珍しく大きなアクションだった。一塁ベンチから身を乗り出したソフトバンク・小久保裕紀監督(52)が右手でこん身のガッツポーズだ。「今年一番興奮しました。今日の勝ちは本当に大きい」。1点ビハインドの9回2死一、二塁、代打・柳町が起死回生のサヨナラ2点三塁打。普段は冷静に試合を見つめる指揮官も興奮が収まらない。劇的勝利から12分後、2位・日本ハムがサヨナラ負けを喫し、マジックは2つ減って2。4年ぶりのリーグ制覇へ、ついに王手をかけた。

反撃ののろしを上げたのは、ただ一人全試合出場を続ける4番・山川だった。2点を追う7回、先頭で通算250号の32号ソロ。本塁打と打点の2冠でMVP最有力候補は、ダイヤモンドを一周しながらも打撃のことを考えていた。「今日はバットを上から出そうと思っていました。これ(スイング)、合っているのかなみたいな感じで回ってました」。自身のメモリアル弾を喜ぶより、さらなる技術向上に思考は向いた。

ネット裏で見守った王会長も「よく打ってくれた」と目を細めた。試合前練習中には一塁ベンチで2人になって約20分の打撃談議。自身もバットを握り、身ぶり手ぶりの熱の入れようだった。観戦に訪れた孫オーナーは「僕が来た時はほとんど勝ってますね」と勝ち運を運んだことを喜んだ。

最短Vは22日。本拠地で楽天とデーゲームを戦った後、ナイターの日本ハムの結果を待つ。チームは試合後に大阪へ移動する予定のため、1980年の広島のように、新幹線内で歓喜の瞬間を迎える可能性もある。マジック初点灯は7月30日の「42」。53日かけて前進してきたVロードのゴールは、もう目の前だ。(島尾 浩一郎)

野球

(追記) (追記ここまで)
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