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更新日:2024年3月15日
[画像:大和村は奄美大島の中西部]大和村は、奄美大島のほぼ中央に位置しています。11ある集落はすべて海に面しており、背後には奄美群島最高峰の湯湾岳(奄美岳)とそれに連なる山々がそびえています。豊かな自然に囲まれた伝統文化が色濃く残る村です。人口およそ1500人の小さな村ですが、自然と共生した住みよい村づくりを通して「小さくとも光輝く村」を目指しています。
大和朝廷時代から船着き場として栄えていたといわれ、現在と同じ11集落で明治41年に大和村と名を改めて以来再編成することなく存続する県内最古の村です。平成30年は村制施行110周年を迎えます。
大和村では、スモモとタンカンをはじめとした果樹栽培が盛んに行われています。大和村の土壌は果樹栽培に適しており、スモモ(カラリ種)の生産量は日本一を誇ります。奄美群島最高峰の湯湾岳(奄美岳)の麓にひろがる福元盆地は、高地にあるため昼夜の寒暖差が大きく、ひときわ美味しいタンカンが育ちます。近年では、マンゴーやパッションフルーツなどのトロピカルフルーツも多く栽培されています。生食のほか、ジャム、ジュース、ソフトクリームなどの加工品も人気があります。また、ふるさと納税の返礼品としても季節のフルーツが大変人気です。
大和村では、子育て支援や教育支援、高齢者福祉向上のために様々な制度を実施しています。出産祝金制度では、第一子のご誕生には20万円、第2子には30万円、第3子以降には50万円の祝い金を助成しています。さらに安心して大和村で子育てをしていただけるよう、保育料、高校生までの医療費、バス通学費の無料化を実施しています。
また村内にお住まいの高齢者の方には長寿を祝福して敬老年金を支給しており、すべての世代の方にとって住みよい村づくりを目指しています。
奄美大島は日本一土俵が多い島とも言われますが、大和村では各集落に土俵があります。奉納相撲が行われる豊年祭は、年に一度盛大に開催されます。祭り当日は、日が暮れると土俵の周りで八月踊りが始まります。男女の掛合い唄に合わせてチヂンが叩かれ、輪になって踊りを楽しみます。娯楽のなかった昔の時代ではまさに年に一度のお祭り騒ぎとして、男女ともに踊り明かしたといいます。また、豊年祭は集落ごとに趣が異なり、集落独自の文化が今なお受け継がれています。
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