総務省は、第5世代移動通信システム(5G)の実現による新たな市場の創出に向けて、様々な利活用分野の関係者が参加する5G総合実証試験を平成29年度から実施しています。
この度、今年度実施する5G総合実証試験(公告中の多数同時接続に関するものを除く。)の内容が決まりましたので、お知らせします。
1.背景・目的
5Gは、「超高速・大容量」、「超低遅延」、「多数同時接続」といった特長を持つ次世代の移動通信システムです。
総務省では、5Gの実現に向けた研究開発、国際連携・国際標準化の強化、5G用周波数割当てや技術基準の策定等の取組を推進しています。
また、5Gの実現による新たな市場の創出に向けて、様々な利活用分野の関係者が参加する5G総合実証試験を平成29年度から実施しています。
さらに、本年1月には、地方が抱える様々な課題の解決につながる地方発のユニークなアイデアを発掘することを目的として、「5G利活用アイデアコンテスト」を開催したところです。
本年度は、これまでの技術検証の成果とアイデアコンテストの結果等を踏まえ、5Gによる地域課題の解決に資する利活用モデルに力点を置いた5G総合実証試験を実施します。
総務省は、2020年の5Gの実現と新たな市場の創出を目指し、関連の取組を加速してまいります。
2.実施概要
実施概要は
別紙PDFのとおりです。
なお、多数同時接続に関する実証試験については、現在公告中のため、請負者決定後にお知らせします。
<関係報道資料>