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ページID:76300更新日:2017年2月8日
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特に積雪期の富士登山については、猛烈な突風や吹雪など、気象条件が特に厳しく山岳遭難のリスクが極めて高く、大変危険です!七合目以上では、突風による転倒やアイスバーンでの滑落の恐れがあります。
夏山期間以外は、登山道は通行止めとなっています。
毎年、積雪期における登山がなされ、山岳遭難事故は数多く発生しており、死傷者、行方不明者が出ております。平成28年の富士山の閉山以降(9月11日以降)以降、平成29年1月5日までに、10件の滑落等の遭難事故が発生しており、7人が死亡しています(山梨・静岡県警調べ)。
遭難の原因は、気象などの情報不足、十分な装備を持たない、知識・経験不足、無理な登山や過密スケジュールによる強行日程、単独登山など様々ですが、安易な気持ちや、自分は事故を起こさないという過信も遭難の原因です。
山岳会会員など充分な知識・経験があり装備も万全な登山者による死亡事故も発生しています。
こうした遭難事故の防止や自然環境を保全するため、平成25年に策定した「富士登山における安全確保のためのガイドライン」では、夏山期間以外での富士登山における3つのルールが決められていますので、これらのルールを遵守するようにお願いします。
十分な知識やしっかりとした装備、計画を持たない登山者の登山は禁止されています。夏山期間以外は、特に気象条件が厳しく、救護所、トイレも閉鎖、携帯電話も通じにくいなど、安全確保が困難となります。
登山は自己責任です。しかし、万が一の遭難時の迅速な救助のため、登山する際には、行程、メンバー、装備、緊急連絡先などを記載した「登山計画書」を必ず作成、提出して下さい。なお、「登山計画書」を提出したからといって、登山道の通行を許可したことにはなりません。
五合目以上にある山小屋や公衆トイレは、夏山期間以外は閉所されています。
万全な準備をした登山者が登山を行う場合、自然環境保全のための携帯トイレを持参して下さい。
また、自らの排泄物は回収し必ず持ち帰って下さい。