地震をはじめとする災害による被害を最小化するためには、「自分の身は自分で守る」という意識と行動が必要です。
三重県では、さまざまな揺れが体験できる「地震体験車」とともに防災啓発に専門的に取り組む「防災啓発専門員」が県内各地に出向いて、防災意識を高めていただく活動を行っています。
幼児(2歳以上)から高齢者の方まで、広く県民の皆様に体験していただき、自分の身を守る行動や家具の固定など、災害の備えを学ぶことができますので、ぜひご利用ください。
地震体験車の概要
地震体験車は3台あり、1年を通して県内各地に出向きます。
| 「まもるくん」 ― 自分の命は自分でまもる |
全長
全幅
高さ
重量 |
6.99m
2.34m
3.30m
7.715t |
| 「まなぶくん」 ― 地震・津波を正しくまなぶ |
全長
全幅
高さ
重量 |
7.40m
2.31m
3.25m
7.665t |
| 「そなえちゃん」 ― 災害にそなえる |
全長
全幅
高さ
重量 |
6.15m
2.24m
2.62m
5.895t |
震度7を体験してみよう!
| 地震体験車は、 |
県内どこへでも出張いたします。
幼児から高齢者まで体験できます。
震度7〜震度1まで再現できます。
土曜、日曜、祝日でも出張いたします。
費用は一切かかりません。
防災専門の啓発員が親切にご案内いたします。 |
| 地震体験車の活動実績(令和6年度) |
地震体験車が出かけた回数
地震体験をした人の数
地震体験車が出かけた市町の数
地震体験車の走行距離 |
439回
37,849人
28市町
36,389km |
防災啓発専門員が、地震体験や簡単な防災講話などを通じて防災訓練のお手伝いをします。
小さなお子様向けに「大型絵本」の読み聞かせなども行っています。
机や身を守るものが何もない場合は「だんごむしのポーズ」、逃げるときは「お・は・し・も」など、子どもたちにもわかりやすく解説します。
震度7から震度1まで、海溝型地震や内陸直下型地震とタイプの違う地震を体験することができます。
地震体験車は、ゆれの強さを調節して、幼児(2歳以上)から高齢者の方まで地震を体験することができます。
家具固定の方法や、耐震診断など、ご家庭での防災対策のご相談も承ります。 |
三重県防災キャラクター
「なまず博士」 |
地震体験車を予約するには
まずは、市町の防災対策部門または各市町の消防本部へお問い合わせください!
申込先
:
市役所・役場の防災対策部門または各市町の消防本部まで
受付期間
:
地震体験を実施しようとする日の6ヶ月前の1日から20日までが受付期間となります。
「日時」「場所」「ご依頼者」「ご連絡先」などをうかがいます。
6ヶ月前の受付期間において、ご希望の日に予約が重なった場合は抽選となります。その後は先着順となり、ご希望月の前月15日を締切として受付いたします。
例年、9〜11月は、体験のご希望が集中します。
特に、11月の日曜日の午前中は予約が殺到しており、たくさんの方々が抽選漏れとなる状況が発生しています。防災訓練(地震体験)は、この期間をのぞいて計画されることをおすすめします。
予約が取りやすいのは、「日曜日より土曜日」「午前より午後」です!
【ご注意いただきたい事項】
・
地震体験車は、営利目的や酒類を提供するイベントには派遣できません。
・
地震体験を行うには、幅4.0m、長さ9.5m、高さ3.5m以上のスペースが必要です。また傾斜地では体験を行うことができません。大型車相当の車両が進入できない場所へは、派遣することができません。
・
安全確保のため、地震体験は原則17時まで(ただし11月〜3月は16時まで)とします。
■しかく以下の方は、地震体験を行うことはできません
・妊婦、2歳未満の子ども
・高血圧、心臓疾患などの病気を有する方
・体調不良の方
・酒気を帯びている方
■しかく危険な禁止行為
・体験中の雑談
・立ち上がったり、ふざけた態度での体験
・啓発員の指示に従わない搭乗
危険な禁止行為により、啓発専門員が“危険”と判断した場合は、地震体験車を緊急停止し、以後の搭乗をお断りすることがあります。
地震体験車派遣に関するQ&A
Q
:
事前に派遣希望日の空き状況について教えていただけませんか?
A
:
県では地震体験車の乗降補助者(市町職員・消防職員等で、県の防災専門啓発員の補助に当たっていただく方) がいないと、原則、地震体験車を派遣しておりません。そのため、市町の防災担当部署か消防本部へ事前のご相談をお願いします。
Q
:
派遣申し込みはいつまでにすればいいですか?
A
:
市町または消防本部から県へ提出する期限は、派遣希望日の属する月の6ヶ月前の1日から20日までとなっています。締切日は各市町で決めていますので、お早目にご相談をお願いします。ただし、上記期間を過ぎた月の派遣希望の場合でも、地震体験車の運行状況により派遣できる場合もありますので、市町の防災担当部署か消防本部へご相談をお願いします。
Q
:
地震体験車を派遣できないイベントなどはありますか?
A
:
営利目的や酒類を提供するイベントなどには派遣できません。
Q
:
体験開始時間と終了時間に制限はありますか?
A
:
できるだけご希望に沿えるようにいたしますが、県庁から会場までの移動時間の考慮をお願いします(遠距離の場合は、開始時間の調整をお願いする場合があります)。また、終了時間につきましては、安全確保のため17時(11月〜3月は16時まで)でお願いします。
Q
:
どれくらいの場所が必要ですか?
A
:
地震体験車(大型車相当)が進入できない場合は派遣できません。また、車両重量もあるため、会場への進入に際し、道路上のマンホール、止水栓・汚水枡の蓋、スロープ等に破損の恐れや、進入路の樹木の枝等のご確認をお願いします。なお、傾斜地では地震体験車の稼働ができません。
地震体験車の大きさは『路線バス』をイメージしてください。
車両サイズ
:
幅2.5m 長さ7.5m 高さ3.4m 総重量7.715〜7.665t
駐車スペース
:
幅4.0m以上 長さ9.5m以上 高さ3.5m以上
地震体験車申込先一覧
市町防災担当部門
電話番号
市町消防本部
電話番号
桑名市防災・危機管理課
0594-24-1185
桑名市消防本部
0594-86-7489
いなべ市防災課
0594-86-7746
四日市市消防本部
消防救急課地域安全係
059-356-2005
木曽岬町危機管理課
0567-68-6101
菰野町消防本部消防総務課
059-394-3211
東員町総務課防災対策室
0594-86-2824
鈴鹿市消防本部消防課
059-382-9154
四日市市危機管理室
059-354-8119
亀山市消防本部情報指令課
0595-82-0244
菰野町総務課安心安全対策室
059-391-1102
津市消防本部予防課
059-254-0354
朝日町防災環境課
059-377-5610
松阪市広域消防組合
防災訓練センター
0598-25-1415
川越町安全環境課
059-366-7112
伊勢市消防本部消防課
0596-25-1216
鈴鹿市防災危機管理課
059-382-9968
鳥羽市消防本部消防総務室
0599-25-2072
亀山市防災安全課
0595-84-5035
志摩市消防本部
消防総務課消防係
0599-43-2405
津市危機管理部防災室
059-229-3104
紀勢地区広域消防組合
奥伊勢消防署
0598-82-3614
松阪市防災対策課
0598-53-4034
三重紀北消防組合指揮指令課
0597-22-8679
多気町総務課
0598-38-1111
熊野市消防本部消防救急課
0597-89-0995
明和町防災安全課
0596-52-7110
伊賀市消防本部
管理課訓練指導係
0595-24-9106
大台町総務課
0598-82-3781
名張市消防本部
名張消防署指導調査室
0595-63-0996
伊勢市危機管理部危機管理課
0596-21-5523
鳥羽市総務課防災危機管理室
0599-25-1118
志摩市防災危機管理室
0599-44-0203
玉城町総務防災課
0596-58-8200
南伊勢町防災安全課
0599-66-1704
大紀町防災安全課
0598-73-3318
度会町みらい安心課
0596-62-2424
伊賀市防災危機対策局
0595-22-9640
名張市危機管理室
0595-63-7271
尾鷲市防災危機管理課
0597-23-8118
紀北町危機管理課
0597-46-3114
熊野市防災対策推進課
0597-89-4111
御浜町総務課
05979-3-0505
紀宝町総務課防災対策室
0735-33-0335