オペレット型自動めっき装置 バレル型
-
オペレット型全自動めっき装置 バレル型
従来の門型キャリア式をオペレット型にグレードアップした全自動回転めっき装置です。ラインコントローラ『PP‐427』によるコンピュータ制御ですから、下記5点実現が可能です。
1. キャリア走行スピードのコントロールが自由に行える(合理的な生産サイクルの確立)
2. キャリアの衝突を未然に防ぐ優先機能
3. キャリアの停止位置ずれ自動修整機能
など多くの機能付加
4. 液切り駆動(槽上の任意の場所で任意に停止させ必要な回転数だけバレルを回転させることができる)
5.任意の場所でバレルの無段変速駆動を行うことができる バレル駆動(オプション)
上記のような新しい機能は、精密めっき分野でご好評いただいております。
また、天井走行方式ですから、門型走行にくらべて設置スペースが少なくてすみ、極板の補充等、外部からの作業が容易となりました。
●くろまるバレルの穴あけはNCボール盤で行っておりますので、1m/m以下の穴あけも可能であり、穴ピッチの精度は1/100mmを実現しました。
●くろまるバレルをバレルハンガーに固定しているシャフト(ボス)に、超高分子ポリエチレンを採用、摩擦係数が低く、消耗は従来より遥かに少なくなります。 -
オペレット・バレル型の4大機能
1.スピードコントロール機能
高速走行も低速走行も思いのまま。だからタイムロスのない、合理的な生産サイクルが確立できます。
2.ソフトストップ機能
高速走行していても、停止の際はスムーズ減速のソフトストップ機能。
3.停止位置ずれ自動修正機能
キャリアが停止位置をずれてしまっても、自動的にキャリアの修正機能が働き、きちんと停止すべき位置に戻ります。
4.衝突防止機能
各キャリアに優先位置が付与されているため、衝突の心配は皆無です。