春を告げる花一輪
気象台の発表による今冬の北海道の天候は「高温・多雨(少雪)・寡照」とありました。「多雨(少雪)」を数値で詳しくみてみると、降水量の平年比が129%、一方降雪量の平年比が83%、この一見、矛盾する不可解な数値は、多雪地帯である日本海側の降水(降雪)量が平年より少なかった一方、太平洋側東部の降水(降雪)量が平年よりかなり多かった(釧路、根室では平年比200%超)という対照的な地域間の違いから出た結果と言えそうである。道東では最深積雪が1メートルをこえた所まで現れました。道南の函館も高温、どちらかと言うと少雪の冬で、当地でも雪解けが急ピッチで進み、我が家の菜園・花壇の積雪も一両日中には完全に無くなってしまいそうです。昨日(6日)庭の陽だまりに早春の花福寿草が一輪、可愛い花を開いているのを見つけました。でも、暖冬・少雪はいい事ばかりとは言えないようで、越冬野菜の品質劣化や、積雪という保温カバーが早く取れすぎてむき出しになってしまった畑の土の凍結や降霜の影響など、農家さんの懸念が新聞等で報道されていました。やはり何ごとも「平年並」が一番、望ましいのかな・・・。
雪解け
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