横津岳花めぐり

6月27日(金)、天気晴れ 横津岳は大沼を挟んで駒ケ岳と対峙するように聳える標高1167mの死火山で(およそ100万年前に活動)、山頂部は比較的なだらかな台地状で小規模な湿地が点在している花の山です。その眺望の良さから航空や気象等のレーダーが林立、頂上まで舗装道路が通じていることは以前、このブログでも紹介したとおりです。
横津岳へは毎年この季節、1〜2回登っている山で今年もそろそろと思っていたのですが、前日の駒ケ岳に続き2日連続しての登山決行となった理由は、前日、駒ケ岳で言葉を交わした登山者からの花情報「横津岳のワタスゲやキスゲが見頃ですよ」でした。登山口は、山頂施設の管理道路の入口に相当するゲートの手前、標高およそ960mの地点で、頂上までの標高差は僅か200mしかありません。標高が千メートルそこそこなのに高山植物を楽しむことができ、しかも半日行程で気軽に登れる人気の山! この日も熟年の登山者で賑っていました。
年々、湿原はじめ山頂部の乾燥化が進んでいるようで花の群落が小さくなりつつあるようには感じていたのですが、特に今年は春先の少雨、今月の長雨・日照不足の影響なのか(冬場の積雪も少ない方だった?)、いつもの年と比べて花がちょっぴり寂しかったのが残念・・・。
初夏の湿原

湿原の花たち(1)

湿原の花たち(2)

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 (注記) が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください