函館市電が開業100周年!
函館は全国的にみても数が少ない路面電車が走っている都市の一つ。市電の愛称で親しまれている函館の路面電車が6月29日、開業100周年を迎え、様々な記念行事が催されました。その一つが箱館ハイカラ號を花で飾った復刻「大正時代の花電車」の運行です。ハイカラ號の元になった車両は大正7年に千葉の成田電気軌道株式会社から購入、客車、ササラ電車(除雪車)としての履歴を経て平成4年に明治時代の客車に復元され、翌5年から箱館ハイカラ號の愛称で再び函館の街を走り始めたと解説にありました。信鈴(運転士と車掌との合図に使う、紐を引くとチンチンと鳴る)、車内は木製の窓枠、籐製の吊革、旧制服姿の車掌さんの車内改札等など、レトロな雰囲気がいっぱいの何故か懐かしく・楽しい電車です。花飾りは記念行事期間限定ですが、普段は他の一般の電車に混じって10月いっぱい、週に5日、函館市内湯の川〜谷地頭(および函館どつく前)を4往復しています。もちろんハイカラ號だからという特別料金もなし、普通運賃でOKです。たまたま、電停で待っていたらハイカラ號がやって来た・・・。そう、貴方はとてもラッキーです!
ハイカラ号と723形電車
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