Updated:2020年11月26日

多文化間精神医学会 災害支援委員会

海外駐在員などの適応問題、日本国内における外国人労働者の適応問題、難民問題、宗教・民族問題などを多方面から専門的に探求するために1993年7月に「多文化間精神医学会」(Japanese Society of Transcultural Psychiatry)が設立されました。

学会・ワークショップ情報

第32回多文化間精神医学会学術総会開催のご案内(第2報)

会期:2026年1月11日(日)WEB開催
テーマ: レジリエンスの多様性と協働をもとめて
Exploring the Diversity of Resilience and the Pursuit of Collaboration
会長:大塚 公一郎(自治医科大学看護学部)
副会長:駒橋 徹(清和会鹿沼病院)
事務局長:田村 雄志(桜通り心理療法オフィス)
参加登録の締め切りは、12月17日(水曜日) が締切となっています。皆さまの参加を心よりお待ちしております。日頃のご研究や実践の成果を共有し、活発な学術交流につなげていただければ幸いです。
*詳細は、ホームページをご覧下さい。

第29回多文化間精神保健専門アドバイザー資格認定研修会開催

多文化間専門アドバイザー資格認定研修会を下記のとおり開催いたします。 本研修会の受講は多文化間専門アドバイザーの認定申請および更新の必要条件となっています。これから受講される方、これまで認定されたアドバイザーのみなさまにおかれましても、ぜひご参加ください。またアドバイザー資格を申請されない学会員のみなさまも、学会参加費をお支払いいただくことで、こちらのプログラムにご参加いただくことが可能です。

【日時】2026年1月11日(日)14:30〜16:30
【会場】オンライン開催A会場
【参加費】5,000円
【申込締切】2025年12月17日(水)
【申込書】PDF
【参加申込先】jstp-post@as.bunken.co.jp

PRCP&WACP 2025 Joint Congress Tokyo 開催のご報告

2025年9月25日から28日、東京都港区・浜松町コンベンションセンターにて、Pacific Rim College of Psychiatrists(PRCP)とWorld Association of Cultural Psychiatry(WACP)の合同学術大会 PRCP & WACP 2025 Joint Congress Tokyo が開催されました。
本大会のテーマは "Where the Pacific Rim meets the World; the hope to integrate culture into psychiatry" であり、文化精神医学を精神医学の中核へと位置づけることを目指して企画されたものです。
おかげさまで、参加登録者数は 1,175名、参加国数は 55か国 に達し、シンポジウム119、口頭発表・ポスター337演題、教育講演10、プレナリーセッション4など、多彩なプログラムを盛況のうちに実施することができました。文化精神医学領域だけでも約340演題が発表され、特に若手研究者や臨床家からは「非常に有益であった」「大いに刺激を受けた」との声が多数寄せられました。
会場全体では活発な議論が交わされるとともに、参加者の笑顔も多く見られ、学術的成果に加えて国際的な交流と友情を深める温かい雰囲気に包まれました。歌舞伎観劇ツアーやガラディナーでの琴の三重奏など文化的プログラムも加わり、学術と文化交流の両面から充実した大会となりました。
今回の成功は、ひとえに多文化間精神医学会の会員の皆様のご理解とご支援の賜物です。まさに会員の皆様とともに作り上げた大会 であったと実感しております。改めて心より御礼申し上げます。
本大会で得られた成果と国際ネットワークは、今後の文化精神医学の発展に確実につながるものと確信しております。さらに来年の JSTP年次学術集会 に際しても、必要に応じてPRCPやWACPとの協力体制を築くことが可能と考えております。 抄録集(プログラム詳細)は以下よりご覧いただけます。
PRCP & WACP 2025 Joint Congress Tokyo 抄録集
なお、大会写真ギャラリーも後日公開予定です。詳細は学会ホームページ上でお知らせいたします。
大会長 浅井 逸郎
(PRCP理事/WACP理事/多文化間精神医学会理事)
English Summary
The PRCP & WACP 2025 Joint Congress in Tokyo took place from September 25 to 28, with 1,175 participants from 55 countries. The program included 119 symposia, 337 oral and poster presentations, 10 educational lectures, and 4 plenary sessions, with about 340 focused on cultural psychiatry. It was a truly international and inspiring event, featuring lively debates, cultural programs, and strong participation from young researchers and clinicians.
Congress Program & Abstracts
A photo gallery will be announced soon on this website.
Congress Chair: Itsuo Asai

WACP年会費特別割引のご案内

このたび、WACP(World Association of Cultural Psychiatry)より、 PRCP & WACP Joint Congress 2025 Tokyo の参加登録者を対象に、 特別な年会費割引制度が案内されました。

通常区分 通常年会費(3年) 特別割引後(3年)
Group A 160ドル(学生96ドル) Group Bと同額:100ドル(学生60ドル)
Group B 100ドル(学生60ドル) Group Cと同額:80ドル(学生48ドル)
Group C 80ドル(学生48ドル) Group Dと同額:30ドル(学生20ドル)
Group D 30ドル(学生20ドル) 学生料金(20ドル)、学生は無料登録可

登録のスクリーンショットをWACP会計担当(treasurer@waculturalpsy.org)まで送ると、特別割引が適用されます。
詳細はWACP公式サイトをご参照ください。
この機会にぜひWACPへご入会ください。

PRCP&WACP2025 Joint Congress Tokyoのご案内

「観想(kanzō)」イベントのご案内

最新学会誌情報

2025年1月号(第23巻第1号)の学会誌の目次を掲載致しました。

最新号、バックナンバーご購入希望の場合には、「学会誌」をご覧ください。

書評公募についてのお知らせ

多文化トピックス

10月30日(日仏会館)秋の特別セミナー
パリ症候群の今昔ー日本人の精神史を通してー:

「パリ症候群」を提唱され、長年、在留邦人のメンタルヘルスに従事されてこられたパリの太田博昭先生の日本ご滞在時期と、近著ご出版記念にあわせた講演会を、東京日仏会館内でささやかながら催すことになりました。無料ですが席に限りがあります。詳細はこちらをご覧ください。皆様の参加をお待ちしております。
阿部又一郎

認定NPO法人心の架け橋いわて(こころがけ)活動報告とご寄付のお願い

「心の架け橋いわて(こころがけ)」は、東日本大震災により甚大な被害を受けた岩手県大槌町および近隣地域の復興一助となることを目指して、長期メンタルヘルス支援活動を続けています。
震災から時が経ち、子ども達は就学・就労、青年達は巣作りの時機を迎えます。高齢者達はさらなる齢を重ねて家族の姿も変わります。「こころがけ」はこれからも生活環境の変化やそれに伴うメンタルヘルス需要の変化に柔軟に対応した活動を展開していきます。また、これからも発生しうる大規模災害に備えるべく、国内外の災害メンタルヘルス専門家との連携・協働を進めていきます。
皆様には長期継続支援の趣旨をご理解賜り、息の長いご支援をお願いする次第です。
詳細については下記のURLにアクセスください。
http://kokorogake.org
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5105001

ウクライナ難民支援について

ピエール・ドゥリオン先生のご講演の記録出版のご案内

外国人への精神医療に協力していただける先生方へ

外国人の診療に協力いただける先生の、「連絡先リスト」を作成しています。ご協力いただける先生方はこちらから情報を送信してください。

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