日本保健物理学会
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放射線関連量の課題に関する検討委員会

2024年8月5日

1. 設置趣旨

放射線防護に用いる線量には物理量、実用量及び防護量があり、各々さらに細分化されている。この種類の多さに加えて、放射線関連量を説明する資料は理解し難いという指摘が以前からあり、この問題は東京電力福島第一原子力発電所事故後に顕在化した。また、現在、国際放射線防護委員会ICRPは次期主勧告の策定に向けて活動しており、この中で導入される新しい線量体系の施行に当たっては、上記の教訓を踏まえて、公衆を含めた広い層への分かり易い解説を含めた入念な準備が必要である。

本臨時委員会は、日本保健物理学会が過去に設置或いは関与した線量体系に関する活動、すなわち、「放射線防護に用いる線量概念の専門研究会(2005〜2006年度)」、「実効線量・実用量委員会(2018〜2019年度臨時委員会)、及び「実効線量と実用量に関するWG(2021年度、原子力規制委員会委託事業)」等のフォローアップを主目的とし、放射線関連量とその課題を改めてレビューするとともに、新しい線量体系の整備に向けた課題を抽出し、その解決策の提言を行うことを目的とする。

2. メンバー

委員長 小田啓二 (電子科学研究所)

副委員長 佐々木道也 (電力中央研究所)

幹事 山田崇裕 (近畿大学)

委員 岩井敏 (元原安進)

委員 黒澤忠弘 (産業技術総合研究所)

委員 小口靖弘 (千代田テクノル)

委員 高木俊治 (三菱総合研究所)

委員 高橋史明 (日本原子力研究開発機構)

委員 吉澤道夫 (放射線計測協会)

委員 廣田誠子 (広島大学)

3. 議事録

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