バレーボールVリーグの第26日目、パイオニアレッドウィングスは埼玉県草加市スポーツ健康都市記念体育館で茂原アルカスと対戦し、セットカウント3対0で勝利しました。この結果、パイオニアレッドウィングスはレギュラーラウンドを第1位の成績で通過し、2月27日から始まる決勝ラウンドに挑みます。
<Vリーグ女子・第25日の結果(2月14日開催)
<Vリーグ女子・第26日の結果(2月15日開催)
レギュラーラウンドの終了を受けて各種表彰が行われましたが、フランシーヌ・フールマン選手が2年連続のスパイク賞(アタック決定率51.4%)、佐々木みき選手が初めての得点王(総得点362点)を獲得しました。
天童市は北海道網走市と2004年4月に観光物産に関する相互交流協定を結ぶことにしました。調印式は「人間将棋」1日目におこない、大場脩(おおば・おさむ)網走市長と遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長に加えて、天童市観光物産協会、天童温泉協同組合、天童市農業協同組合の代表などが出席する予定です。
網走市は北海道の東部に位置する、人口およそ4万1000人の都市です。網走市と天童市との交流は、天童市上荻野戸(かみおぎのと)出身の中川イセさんが名誉市民に選ばれたことが発端になっています。中川イセさんは網走市議を7期務めるなど、北海道を代表する女性活動家として知られています。2002年7月19日に大場脩・網走市長が中川イセさんの企画展を視察に訪れ、2003年10月にはお返しとばかりに博物館網走監獄の開館20周年記念式典に武田貞夫(たけだ・さだお)天童市助役などが出席しました。そして2003年11月におこなわれた天童市農業まつりの際には、鈴木雅宣(すずき・まさのり)網走市助役が訪れ、交流することに方針が固まったようです。
天童市はISO14001(通称:環境ISO)を取得し、省資源・省エネルギーに対する取組みをおこなっています。これまでは庁舎内だけが認証範囲でしたが、2月12日をもってすべての小中学校に認証範囲が拡大しました。天童市役所そのものについては、2002年8月に環境マネジメントシステムの運用を開始し、2003年2月19日に認証を取得しています。小中学校については、2002年11月から本格的な運用がおこなわれてきましたが、その取組みが2004年2月13日に正式に認証されました。各小中学校では、市役所と同じように紙やゴミ、エネルギーの使用量削減に加えて、児童や生徒のリサイクル活動、地域の清掃活動、校地内外の緑化、学校周辺の川の水質検査などもおこなうことになっています。
天童市は、天童市立天童病院の整備のもとになる基本計画の策定を見送る方針にしました。基本構想は2002年3月にまとめられ、人工透析病床やお産専用センターの設置して機能の充実が図り、保健・医療・福祉の総合的な複合施設として強化されることがうたわれていました。しかし、この間に複数の民間施設が人工透析病床の計画を立ち上げたり、別の民間施設がお産センターを建設する見通しとなり、競合が予想される状況となってしまいました。また、病院の建設に際しては多額の財政負担を伴うことになるため、新たな起債を控えるという点からも、天童病院への投資は見送られる結末となりました。
市立天童病院については、これまでも何度か整備計画がつくられようとしましたが、計画策定に時間をかけている間に白紙撤回しなければならないという状況に陥っていました。今回も同様の状況で、概要についてはおよそ1年前に取りまとめられているにもかかわらず、詰めの甘さで民間施設に先を超され何もできなくなってしまいました。今回の見送りによって、市立天童病院は今後の道筋を完全に閉ざされることになりました。市立天童病院の充実については住民からも市議会からも繰り返し要望されてきただけに、基本計画策定費用の700万円全額を減額補正する3月定例会では紛糾が予想されます。