「ほう!」な話『「ほう!」な話』は福岡県弁護士会の弁護士が西日本新聞紙上で執筆している法律コラムです。
最新のコラムは隔週木曜に掲載されます。

2020年1月15日

外国人が弁護士に相談したいとき

▼Q わたしは、さいきん日本(にほん)にきた外国人(がいこくじん)です。このまえ、道路(どうろ)(くるま)とぶつかって、けがをしました。(いま)病院(びょういん)にかよっています。これから、どうなるか心配(しんぱい)です。事故(じこ)のことを弁護士(べんごし)さんに相談(そうだん)したいのですが、どうすればいいですか。わたしは日本語(にほんご)があまり(はな)せません。お(かね)もあまり()っていません。

▼A 弁護士(べんごし)交通事故(こうつうじこ)相談(そうだん)がしたい、ということですね。それでは「やさしい日本語(にほんご)」で、外国人(がいこくじん)弁護士(べんごし)相談(そうだん)できる場所(ばしょ)(おし)えます。やさしい日本語(にほんご)とは、ふつうの日本語(にほんご)より簡単(かんたん)(みじか)(ぶん)使(つか)って、外国人(がいこくじん)にもわかりやすいようにした(つた)(かた)です。

福岡県(ふくおかけん)では、県弁護士会(けんべんごしかい)天神弁護士(てんじんべんごし)センターで相談(そうだん)することができます。電話番号(でんわばんごう)は092(741)3208です。

ほかにも福岡市(ふくおかし)国際会館(こくさいかいかん)にも弁護士(べんごし)がいる()があるので、相談(そうだん)ができます。電話番号(でんわばんごう)は092(262)1799です。

北九州市(きたきゅうしゅうし)国際交流協会(こくさいこうりゅうきょうかい)弁護士(べんごし)がいる()があるので、相談(そうだん)ができます。電話番号(でんわばんごう)は093(643)5931です。

これらの場所(ばしょ)では、日本語(にほんご)があまり(はな)せなくても、相談(そうだん)することができます。通訳(つうやく)する(ひと)()てくれたり、通訳(つうやく)機械(きかい)使(つか)えたりするからです。(はじ)めてであれば、相談(そうだん)するのにお(かね)はかかりません。

相談(そうだん)をしたい(ひと)は、まず電話(でんわ)をかけて予約(よやく)してください。それから、予約(よやく)した日時(にちじ)相談(そうだん)()ってください。

西日本新聞 1月15日分掲載(坂本龍彦(さかもとたつひこ))

目次

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /