私の勤め先の大学院で博士号をとったりした人たちが出した本におまけのようなものを幾つか書いてきた。
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◆だいやまーく立岩が関係した博士論文:http://www.arsvi.com/ts/dt.htm(現在整理中)
それを紹介していきます。これまで6冊を途中まで。6冊めが
天畠大輔『しゃべれない生き方とは何か』,生活書院
天畠:
http://www.arsvi.com/w/td01.htm
そこに書かせてもらったのが
◆だいやまーく「誰の?はどんな時に要り用なのか(不要なのか)」
それを12回に分けて途中まで掲載。それをしばらく休んで
◆だいやまーく松枝亜希子 2022年03月10日
『一九六〇年代のくすり――大衆保健薬、アンプル剤・ドリンク剤、トランキライザー』,生活書院
http://www.arsvi.com/b2020/2203ma.htm
に書いた「わからない間、何を考えるか、何をするか」。その2回め。
「提出後二月ほど経った六月七日に「口頭試問」があり、七月十四日に「公聴会」があった。そしてその後の教授会で投票(ここまで来ればほぼだいじょうぶ、その後全学の会議にあがり、三月に遡って学位授与)ということになるのだが、その際、「主査」という役の教員が「審査報告書」というものを書く。「論文内容の要旨」と「論文審査の結果の要旨」他合わせてA4・2枚の短いものだが、けっこう気の重いものだ。本書と同時期、やはり生活書院から刊行となる天畠大輔の博士論文をもとにした本の
「解題」でも同じ愚痴を書いた。今度の著者の本(の概要は三一頁〜)は、博士論文と異なるものだから、「論文内容の要旨」も記しておく。これは実際には著者の書いたものを短くして使う部分が多い。この時もそうしたと思う。」
天畠本の解題では以下。
http://www.arsvi.com/ts/20220002.htm
「公聴会のあと、「主査」という役の教員が「審査報告書」というものを書く。A4・1枚の短いものだが、基本褒めなければならない、しかし、あまり虚しく持ち上げても悔しい、というものでもあり、それを教授会で全文を朗読せねばならないというものでもあり、これを書くのはなかなか気の重い仕事だ。だからもったいなくもあり、これまでも、こちらの修了者の博士論文をもとにした本の「解題」などではしばしばそれをそのまま再掲してきた。今回も、論文の要旨、といった部分は省いて、そうする。」
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◆だいやまーく立岩 真也 2022/**/**
『人命の特別を言わず*言う』,筑摩書房
◆だいやまーく立岩 真也 2021年03月10日
『介助の仕事――街で暮らす/を支える』,ちくま新書,筑摩書房,238p.
◆だいやまーく立岩 真也 2020年11月11日
「私たちはそういうことにあまり慣れてないのだが」,
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生存学研究センターのフェイスブックにあるこの文章と同じものは
http://www.arsvi.com/ts/20222814.htm
にもある。