last update: 20190910
■しかく立命館大学生存学研究センター 編 20130315 『生存学』Vol.6,生活書院,400p. ISBN-10: 4865000100 ISBN-13: 978-4865000108 2200+
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*生活書院HPの紹介ページ(外部サイト):
http://www.seikatsushoin.com/bk/110%20seizongaku06.html
■しかく内容
2012年4月より、文部科学省グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点の終了にともない、立命館大学生存学研究センターは同大学における学術研究の一翼をになう新設機関としてリスタートをきった。新メンバーも迎え、装いあらたに心機一転、読者に本誌をお届けする。
■しかく目次
巻頭座談会「ミュージアム/アート/教育」
服部正+島田寛康+竹中悠美+吉田寛+鹿島萌子
◆だいやまーく特集1:「教育の境界、境界の教育」
論文
1
田中多賀子 「日本の聴覚障害者教育における人工内耳の受けとめ方の変遷――一九八〇年代から二〇〇〇年代(二〇〇九年まで)の小児人工内耳受容史」
2
上農正剛 「聴覚障害児における書記日本語の問題」
3
片山知哉 「アスペルガー症候群のキャリア教育」
4 堀元樹 「教育言説としての「自尊感情」の形成過程――同和教育における学力生活実態調査を手がかりに」
5
堀江有里 「ジェンダー/セクシュアリティ領域科目の課題と可能性――大学における「人権教育」の観点から」
6
能勢桂介 「移民の若者の社会的排除――トランスナショナルなステップファミリーの場合」
7
櫻井浩子 「女性の「エンパワーメント」再考――女性教育の歴史と現代の社会状況からの検討」
8 小出治都子 「化粧する女学生の誕生過程――修身教科書からの一考察」
9
濱本真男 「愛が試される場所――ハンナ・アレント統合教育批判再考」
公募論文
1
由井秀樹 「学校衛生と石原色覚検査票に関する歴史的検討」
2
桐原尚之 「植樹祭の過剰警備に伴う「精神病」者への弾圧と抗議行動」
◆だいやまーく特集2:「都市」
鼎談「関西都市論──生存の都市へ」
酒井隆史+
宇城輝人+
前川真行+
天田城介
論文
1 村上しほり 「戦後神戸市における盛り場の変容とヤミ市の形成――新開地と三宮の戦災復興初期過程を事例として」
2 稲津秀樹・本岡拓哉・中西雄二・野上恵美 「神戸長田の記憶風景を描きなおす――まちかどの共在する記憶へ/から」
3 白波瀬達也 「岐路に立つあいりん地域における多層的セーフティネット――単身高齢男性集住地における再開発と「生存」の課題」
4
橋口昌治・
箱田徹・
村上慎司 「債務・人口・保育――都心回帰峙代の大阪経済と都市の行方」
5 櫻田和也 「ポストモダン都市における機械状分析のために」
6
篠木涼 「防犯環境設計論における環境制御と生政治学――C・レイ・ジェフリーの理論を中心に」
7
村上潔 「女の領地戦――始原の資源を取り戻す」
■しかく引用・言及
◇中村佑子 20190906
「私たちはここにいる――現代の母なる場所[第10回]」『すばる』41-10(2019-10): 304-323
*村上潔「女の領地戦――始原の資源を取り戻す」を引用/に言及