『精神医療』4-28(103) 特集:こころの病いはクスリで治せるか――精神医学産業の現在
『精神医療』編集委員会 編 20021110 批評社,144p.
last update: 20111228
■しかく『精神医療』編集委員会 編 20021110 『精神医療』4-28(103) 特集:こころの病いはクスリで治せるか――精神医学産業の現在,批評社,144p. ISBN-10: 4826503598 ISBN-13: 978-4826503594 ISSN: 09190546 1785円
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[kinokuniya] ※(注記)(第4次・通巻103)
※(注記)20021110
『精神医療』4-28(103)
■しかく内容
・出版社の紹介文([外部リンク]
批評社HPより)
製薬資本に支配され,経済効率重視に傾く精神医療の問題点を洗い出す特集号.
精神医療とクスリの関係を多様な側面からクローズアップし,グローバリゼーションにゆれる精神医学産業の現在に迫る.
こころに効く「クスリ」とは何か?
■しかく目次
特集 こころの病いはクスリで治せるか――精神医学産業の現在
◆だいやまーく松本雅彦
,20021110,「巻頭言 どこかおかしい精神医療・精神医学――製薬資本に支配される医療の経済効率」『精神医療』4-28(103): 3-7.
第1部 グローバリゼーションにゆれる精神科医療――精神医学産業の現在
◆だいやまーく八木剛平・
松本雅彦・黒川洋治・
高木俊介(司会),20021110,「座談会 グローバリゼーションにゆれる精神科医療――精神医学産業の現在」『精神医療』4-28(103): 10-30.
第2部 グローバリゼーションと精神科医療
◆だいやまーく黒川洋治,20021110,「精神医学のグローバリゼーション――アメリカ精神医学の世界制覇が意味するもの」『精神医療』4-28(103): 32-9.
◆だいやまーく姉歯一彦,20021110,「ハンバーガーはどこに行くのか――マクドナルド精神医療における医者・患者・疾患の消滅について」『精神医療』4-28(103): 40-6.
第3部 精神医学産業の現在
◆だいやまーく八木剛平
,20021110,「新薬開発をめぐる製薬企業・メディアと精神薬理・精神医学」,『精神医療』4-28(103): 48-53.
◆だいやまーく高木俊介,20021110,「精神科医療というマーケット――新たな『産学共同』における精神医学の役割」,『精神医療』4-28(103): 54-60.
◆だいやまーく阿保順子・笹木弘美,20021110,「精神科クリニカルパス批判――市場原理の徹底化への動き」『精神医療』4-28(103): 61-70.
第4部 こころとクスリ
◆だいやまーく岡崎伸郎,20021110,「クスリがこころに作用するという意味は本当にわかっているのか?――向精神薬と心身問題」『精神医療』4-28(103): 72-80.
◆だいやまーく箕浦亜子,20021110,「精神医療のゆくえ――こころに効く『クスリ』とは」『精神医療』4-28(103): 81-7.
◆だいやまーく岡村達也,20021110,「補論」『精神医療』4-28(103): 88-90.
◆だいやまーく塚本千秋,20021110,「EBP vs OH! IT'S」『精神医療』4-28(103): 91-103.
◆だいやまーく以倉康充・立花光雄,20021110,「司法と精神障害――中宮病院における事例をもとに」『精神医療』4-28(103): 104-10.
◆だいやまーく青木聖久,20021110,「社会福祉職に求められるアンテナ,吸収力,そして感性」『精神医療』4-28(103): 111-8.
◆だいやまーく関口典子,20021110,「女医の私的生活」『精神医療』4-28(103): 119-24.
◆だいやまーく浜田晋,20021110,「老いのたわごと 第16回――自殺について(2)」『精神医療』4-28(103): 120-9.
◆だいやまーく和迩秀浩,20021110,「往診東奔西走記 第13回――クスリを飲むこととは?」『精神医療』4-28(103): 130-5.
書評
◆だいやまーく浅野弘毅,20021110,「
『ドイツ精神病理学の戦後史――強制収容所体験と戦後補償』 小俣和一郎[著]現代書館(2002年3月刊)」『精神医療』4-28(103): 136-8.
◆だいやまーく松原恒也,20021110,「『引きこもるという情熱』
芹沢俊介[著]雲母書房(2002年5月刊)」『精神医療』4-28(103): 139-42.
◆だいやまーく高木俊介,20021110,「編集後記」『精神医療』4-28(103): 144.
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及