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『きり拓く――ひとびととゆめをつないだオトコのものがたり』

大賀重太郎追悼記念誌編集委員会 20140117

last update:20140122

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しかく大賀重太郎追悼記念誌編集委員会 20140117 『きり拓く――ひとびととゆめをつないだオトコのものがたり』,219p. 500円 (注記)r

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TEL 078-642-0142
FAX 078-642-0942
E-mail gutskunあっとtakuto-kobe.net

しかく内容

「たかしさん、まーちゃんに惚れてしもたんや」。
障害者運動の創成期から、「裏方」として時代を切り拓き続けた大賀重太郎
障害者運動はあくまで当事者主体とされている。健全者である大賀さんの追悼記念誌をなぜ出すのか、そんな指摘がなされるのではないか、編集作業の途上でふと思ったりした。
しかし、残された兵庫の仲間として、その遺志のわずかであれ継承していかなければならないのではないか。

障害者自立支援法に直面しての大きな危機感。事業化していく事が私達の望む社会、人と人とのつながりであるのか。
歴史は継続しているが、継承されているのか。現在の日本社会はそうなっていく様相にあるのか。障害者運動の歴史と現在、誰が何を継承しているのだろうか。
本誌を通し、大賀重太郎から突きつけられる問いの数々。
これからを生きる者達が、どのような立場であれ、この問いにどう臨んでいくのか。そんな事を「熱く議論し合う」起点として、本追悼記念誌があって欲しいと願う。(編集後記より)

しかく目次

巻頭のことば 河野秀忠
第一部 追悼のメッセージ「大賀重太郎さんを偲ぶ会」(二〇一二年一〇月一三日) 追悼のことば
第二部 大賀重太郎の足跡(?T)前史〜障害者運動との出会い・運動の裏方として略年譜
前史〜障害者運動との出会い
・『障害者による復活・救援活動
・『いなかみち』準備号から
・『鉄工所のお話』
・『カニは横に歩く』から
運動の裏方として
・青い芝の会の闘い〜「グループ・ゴリラ」結成へ
全国障害者解放運動連絡会議(全障連)時代
・障害者問題を考える兵庫県連絡会議(障問連)・兵庫でのネットワークづくり
第三部 大賀重太郎の足跡( ?U)阪神・淡路大震災の救援活動〜市民活動へ
・オズの箱(FAX通信)より
第四部 大賀重太郎の足跡( ?V)論文・制度政策研究
・「自立と社会参加をめざす障害者運動」(『大阪社会労働運動史』第七巻から)
・「福祉サービス提供事業と人権コミュニティーづくり」(『ひょうご部落解放』一〇四号から)
・「障害者の自立支援の実践論に向かって」「大賀重太郎さんという人」(『ボランティアが社会を変える』から)
・ひょうご地域福祉政策研究会「自立支援法に対応する、暮らし、仕事、地域、ひとづくりの研究活動第一回(もしくは準備会)会議」
・「ひょうご地域福祉政策研究会八月七日研究集会に関する検討素案」(同研究会レジュメ)
第五部 「素顔」の大賀さん
通信『障害者による復活・救援活動』『拓人きり拓くひとびと』から編集後記
後藤由美子さんへの私信
『光円寺通信』から
大賀順子さんからの聞き取りを通して
編集後記


*作成:青木 千帆子
UP: 20140122 REV:
大賀 重太郎青い芝の会全国障害者解放運動連絡会議(全障連)災害と障害者・病者:東日本大震災×ばつ世界:関連書籍報告書・大型本等BOOK
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