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2019年12月18日 00:02

瀬戸市「ツクルスクール」ってどんなところ?〜質疑応答メモ〜


2019年10月 愛知県内の森のようちえん、自然保育、オルタナティブスクールが集結したイベント

「ごちゃまぜフェスタ」 午後部のトークセッションより

愛知県瀬戸市「ツクルスクール」代表 一尾さんの質疑応答覚書を、こちらにも貼っておきます。

SNSだと埋もれてしまうけれど、ここにあれば必要な時に検索できて便利。



・どこから通っているか
どのスクールも遠い子は遠いけれど、行きたいと思えば距離は関係ないんじゃないか、ということがどのスクールも共通してたと思います。
付属や私立に行く子は公共交通機関で通っているわけですしね。また、引っ越してくる子もいるという話もありました。まぁ東京ではね。よりよい教育を!と思って家族で引っ越したりするくらいだからね。それがいいとか悪いとかではなくて、ただ漠然と地元の小学校に行くというのではなくて、それなりに考えるということが大事なんだろうと思います。

・スクールをどうやってスタートしたか。(もしスクールをはじめるとしたら、何が必要か?という感じの質問だと解釈しました。)
ツクルスクールは特に数年後に作りたいね、という感じではなく、「あぁこんな感じだったらできるのにな〜」て思ってて、ある日それが満たされそうな時が来て、じゃやるか!という感じでしたね。ただ、よりよい学校教育の環境を作りたいという活動は4年くらいしてましたね。そして、特にツクルスクールの運営のスタッフを集めるということもなく、私一人の主導でやりました。もちろん応援してくれる人はそれまでの4年でたくさんいましたけどね。あとはやりながら考えているという感じですね。今もそうです。ちなみに私は教員資格はありませんw
あ、あと今回のメンバーは居場所づくりや不登校支援ではなくて、教育機関として取り組んでいるということも共通していたことだと思います。

・学力の保証?保障?はどう捉えているか。
ここでいう学力は学校でやる教科学習という視点で答えると、そんなものはしてません。既存の学校もしてませんのでw あえていうならば、学ぶ力と捉えるならば、自分で決める力、とりあえずやってみる力、失敗を恐れないトレーニング、協力といった様々な学ぶ上で必要なことは学べると思っています。
学習の機会の保証の話もしました。ツクルスクールは学習指導要綱に則った教材を無償で準備してありますし、それをやる時間も確保しているので、そう考えると機会の保証もしてますかね。既存の学校だと確かに「機会の保証」はしているけれど、機会があるということは、好きになるかもしれないし、嫌いになるかもしれないということあるということ。ツクルスクールではそれはないですね。ゼロはあると思いますが、おそらくマイナスにはならないかな、と。現在実験中w

ということであっという間に座談会は終了。



Posted by 森のようちえん「てんとうむし」 │コメント(0)

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