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2015年5月24日日曜日

「Blackfin MiniConfig for IFX-49 | 音遊び!Blackfin DSP基板でディジタル信号処理初体験」のサポート情報ページを更新しました

Blackfin MiniConfig for IFX-49 | 音遊び!Blackfin DSP基板でディジタル信号処理初体験」のサポート情報ページを更新しました。

1つ目は「Makefileからminiconfig-cuiを呼び出す」で、書籍に付属しているソースコードに添付されているMakefileにwriteとbootというターゲットを追加し、make一発でコンパイルから書き込みまでを実現する方法をまとめたものです。修正済みのMakefileをまとめたパッケージもダウンロードできるようにしておきました。


2つ目は「Eclipseを使ったビルド環境構築」の続編とも言える「Eclipseからminiconfig-cuiを呼び出す」で、ビルド後に自動的にminiconfig-cui.exeを呼び出してターゲットに書き込みを実行できるというものです。アプリケーション間を行ったり来たりする事なく、Eclipseから1クリックで書き込みまで実行できるお勧めの設定を記述しました。フラッシュロムに書き込む方法とSRAM上で直接実行する方法の両方に対応しています。


2015年4月9日木曜日

CQ出版社から「音遊び!Blackfin DSP基板でディジタル信号処理初体験」が発売されました

■書籍について

CQ出版社から「音遊び!Blackfin DSP基板でディジタル信号処理初体験」が発売されました。


この書籍にはAnalog Devices社のDSP (ADSP-BF592)が搭載された基板が同梱されており、書籍内容に連動して様々なエフェクト処理を体験できる内容になっています。今回の基板はBOOT用のピンヘッダをひとつハンダ付けするだけで、すぐに使い始める事が出来る豪華仕様。従来の付属基板と違って、USBコネクタもオーディオ入出力コネクタも予めハンダ付けされているのです。部品を別途購入する必要が無いのでとても便利!

■書き込みソフトウェア

今回、私は付属基板(IFX-49)のフラッシュ書き込みソフトウェアの設計実装を担当しました。


ソフトウェアはWindows版とMac OS X版を用意し、ビルド済みのバイナリが同梱されています。ソフトウェアからは、使ってみたいエフェクトを選択して書き込み操作を実行するだけで、様々なエフェクトをすぐに体験出来るようにしました。



また、Windows版には書籍に連動してビルドと書き込みが出来るようにソースコードまで同梱しました。セットアップを実行するだけで本当にすぐに使い始められるようになっています。

■オフ会とフォローアップ情報

2015年5月22日(金)には、CQ出版社主催のオフ会も開催されます。
また、 http://cubeatsystems.com/ifx-49/ で様々なフォローアップ情報も公開する予定ですのでお楽しみに!


■関連リンク

2012年1月29日日曜日

Blackfin ADSP-BF592搭載基板ACB-BF592の下ごしらえ

先日入手したBlackfin ADSP-BF592搭載基板ACB-BF592の下ごしらえです。

この基板は動かすためのコンポーネントが全て入ったいわゆる「全部入り」なので、ピンヘッダをくっつけておけば準備完了です。


ということでピンヘッダを準備します。
デバッガを接続する箇所にはキーに合わせてピンを1ピン抜いておきます。


実装するとこんな具合。


秋月電子通商さんのAE-FT2232と並べてみましょう。
このサイズでDSPが楽しめるなんて幸せです。


こんな感じで準備ができました。

DSP空挺団さんのページでは、ブレッドボードを使って使用する様子が書かれています。

うーん。
私も早くやってみたい!

2012年1月22日日曜日

これは新機軸!金子システム株式会社さんのDSP基板が登場(予定)!

このブログを読んでいらっしゃる方の中にも「DSP触ってみたいなぁ」という方が結構いるのではないでしょうか?そんな私も例に漏れず以前から「Blackfinを触ってみたい触ってみたい」と念仏のように唱えていました。

色んなきっかけによって徐々に環境を整えつつあるのですが、先日「私好みのキュッと引き締まったDSP基板」を入手する事ができましたので御紹介します。

私がすっかり気に入ってしまったDSP基板の写真はこちら。


この基板は金子システム株式会社さんの設計によるもの。
基板フェチの私は美しく引かれたパターンとティアドロップにうっとりです。
プロの仕事はやはり違います。

コンパクトな基板の上にBlackfinとクロックとSPIフラッシュとJTAG用ヘッダとブートモード選択用DIPスイッチと1.2V降圧レギュレータが搭載されています。要するにこの基板に+3.3Vを供給するだけで、直ぐにでもDSPを楽しむ事ができるのです。

搭載されているDSPはAnalog Devices社のADSP-BF592 Blackfinです。


なるほど~って、全然まだ意味がわかっていません。
なんだこのブロック・ダイアグラムにある「BLACKfin」ってのは!と突っ込みたくなります。
これがDSPの心臓部分か。


そんな感じでヨチヨチ状態ですが、NXPセミコンダクターズのLPCシリーズと合わせて、今年はこちらも楽しみたい!それにはまずデバッガの入手かな?

ちなみに、このDSP基板は今後販売予定があるそうです。
興味のある方は金子システム株式会社さんまで問い合わせてみて下さい。

「CuBeatSystemsのウェブを見た」と言うと・・・おそらく特典は無いと思います。

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