昨日は、社会活動家の湯浅誠氏に一新塾にお越しいただきました。
テーマは『「こども食堂」を「あたりまえ」のものに』でした。
大学院の頃からホームレス支援活動を始めた湯浅氏は、
政府や大メディアが「生活が苦しくなったのは自己責任だ」
という見方が強かった中、この問題を多くの人に分かってもらうために
「フードバンク」、「自立生活サポートセンター・もやい」立ち上げなど、
現場主義で具体的解決に着手されました。
2008年の“派遣切り”で貧困問題が表面化。
「真面目に働いていれば、貧困者にはならない」との価値観が覆された中、
日比谷公園で行われた「年越し派遣村」の「村長」となって、
反貧困の市民活動の最前線に立たれました。
2009年からは足かけ3年、内閣府参与として現場のニーズを政策決定につなげるべく奮闘。
2011年3月16日、東日本大震災を受けて、被災地で活動するボランティアと連携し
情報提供などを行う内閣官房震災ボランティア連携室長に就任。
4月3日、内閣官房社会的包摂推進室が設置され、社会的包摂推進室長を併任となります。
2018年にはNPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを設立。
こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現にご尽力。
現在、10000を超える「子ども食堂」を裏舞台でしっかり力強く、
資金提供や企業との協働を通じて、支え続けています。
2023年より、こども家庭庁「こども家庭審議会 こどもの居場所部会」委員。
以下、塾生の皆さんの感想や胸に響いたお言葉の一部です。
●くろまるそのことを知らない人への伝え方
●くろまる関心ない人に自分事と捉えてもらえる表現を考える
●くろまる人口減はつながりの減少
●くろまる居場所には種類がある
●くろまる政策は対象者を決め、対象者以外を救えない
●くろまる政策だけではカバー出来ないことがある
●くろまる法律で細かく規定しすぎることの限界
●くろまる「制度化」ではできなかったことが「民間」ではできる
●くろまる「SNS以上しがらみ未満」というつながり方
●くろまる違いが大事、同じが大事な交流がある
●くろまる対象者に会うために出向く
●くろまるこども真ん中のまちづくり
●くろまる公共の場は減るけどあなたの居場所は増える
●くろまる属性を超え、分野を超え、領域を超える
●くろまる自分のプロジェクトの関係者を地理的に考察してみたい
●くろまる月1回はしがらみに感じない頻度
●くろまるつながりの場としての子ども食堂
●くろまるマルチリンガルな人に伝える力
●くろまるこれならできると思うと動いてくれる
●くろまるミッション・ビジョンを貫く姿勢
●くろまる一人でもやる
●くろまるすべての言葉が刺さった
「民間は“濃いが狭い”。行政は“広いが薄い”。
一長一短。だからこそ、プラスの部分に着目しよう」。
市民活動・社会起業、政策提言など体当たりで現場で実践され、誰よりも現場を知り尽くし、
マルチリンガルで発信し、ロビー活動し続け、社会を前進させてこられたお知恵に学ばせて
いただきました。
湯浅氏の「だれひとり とり残さない」との色紙のメッセージも深く響きました。
★誰もが志を生きる一新塾
JUGEMテーマ:地域/ローカル
本日、3月16日投開票の千葉県知事選挙で、
熊谷俊人さん(一新塾18期)が再選の当確が出ました!
●くろまる(NHK)千葉県知事選挙 現職の熊谷俊人氏の2回目の当選確実
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250316/k10014739141000.html
熊谷さんにおかれましては、千葉県の未来創造に向けて、
志を思いっきり邁進されますことを願います。
★主体的な市民を輩出する一新塾
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先月末に亡くなられた、#枝元なほみ さん(料理研究家・認定NPO法人 #ビッグイシュー基金 共同代表・「#夜のパン屋さん」プロジェクトリーダー)の一新塾講義でのメッセージを一新塾ユーチューブチャンネルでご紹介しています。
(一新塾でのご講義は最初で最後になってしまいましたが、枝元さんの思いをぜひ皆様にも受け止めていただければ幸いです。)
▼枝元なほみさん一新塾講義でのラストメッセージ映像 2024年10月4日
[フレーム]
枝元なほみさんには、一新塾がある、田町駅で開店していた「夜のパン屋さん」で、スタッフが偶然の出会いをいただいたのが始まりで、枝元さんの事務所もご近所とのことで、ご縁を感じていただき、ご講義いただけることになりました。
以前から「料理研究家」としての枝元さんのご活躍や「夜のパン屋さん」の取り組みもニュースで見て、素晴らしい取り組みと思っておりました。
講義はリアル開催でご予定いただいておりました。但し入退院を繰り返しているので体調が整わない場合はオンラインに切り替えてくださいとのことで、当日は残念ながらオンライン講座となりましたが、
画面の向こうとは思えない、ご病気とも思えないほどのパッション。
人生の歩みから志を生きる現在の歩みまで、笑顔であたたかく、力強く、一言一言を語りかけてくださいました。
(この講義である塾生の方からご自身の長年の価値観が大きく変わる体験となったとのご感想をいただきました)
講義の直前には、塾生の皆さんに手作りの「しおり」をプレゼントしたいとのお電話があり、枝元さんの事務所にお伺いさせていただきました。その時も、美味しいお茶や、「乾燥納豆」や「夜のパン屋さんで販売しているパン」など、たくさんお土産もいただいてしまい、本当に愛情いっぱいの枝元さんでした。
枝元さんの人生がもたらされた愛は、たくさんのお料理レシピやご著書、夜のパン屋さんの活動、ご一緒に活動されてきた、チームむかご、ビッグイシューの仲間の方々など、たくさんの方がバトンを引き継がれていることかと思います。
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そんな中で、一新塾で志を生きようとされる皆さんに、励ましと勇気と、
志を生きる人生を全身全霊でお話くださったこと、かけがえのない出会いをいただきましたこと、本当にありがとうございました。
枝元さんからいただいた志を生きる知恵のバトンを持ってこれからのチャレンジに向かってまいります。
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枝元さん、ぜひ、一新塾も見守っていただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
★誰もが志を生きる一新塾
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おめでとうございます!
一新塾卒塾生の佐々木道彦さんが設立した南三陸ワイナリー(株)が醸造した「DELAWARE ORANGE 2024」が『サクラアワード2025』で、最高賞のダイヤモンドトロフィーなど全4賞を受賞しました!
大手楽器メーカーで新規事業開発に携わっていた佐々木さんの転機となったのは、東日本大震災のボランティア。
「本当の意味での復興には、その地域でその土地ならではの継続的な事業を起こすことが重要」との思いで、会社を辞め、東北に移住し、2019年に、南三陸の地に初のワイナリーを起業しました。
●くろまる佐々木道彦さんプロフィール
https://www.isshinjuku.com/sp/lecture/sasaki_michihiko_lec
★第二の人生は志を生きる一新塾
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