「チャリティーではなく構造変化を!」とオックスファム香港のジャーニー・トゥ・フォーエバーの仲間たちは言っています。オックスファム香港による明確でシンプルな開発アプローチは問題の核心をついています。ここにいくつかの要点をまとめてみました。
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http://www.oxfam.org.hk
貧困軽減−解決策
チャリティーではなく構造変化を -- チャリティと施しは依存体質を作り出します。私たちは人々が自らを助け自立を獲得することが大切であると信じています。
これはY.C.ジェームス・エン博士が提唱した、農村再建のための信条(Credo)です。
人々のもとへ行こう
彼らと共に生きよう
彼らから学ぼう
彼らと共に計画を練ろう
彼らと共に働こう
彼らの知っていることから始めよう
彼らの持っている物から築いていこう
やって見せることで教えよう
実行することで学ぼう
見世物ではなく、
でもお手本
断片ではなくシステムを
順応ではなく変化へ
救済ではなく、解放へ
フィリピンで途上国の貧しい農民の生活向上のために活動している非政府・非営利団体「International Institute of Rural Reconstruction (国際農村再建研究所:IIRR)」は、今でもこの信条を同団体の信条として掲げています。IIRR はエン博士が1920年代に中国で始めた革命的な草の根開発運動から成長し、1960年に創設されました。活動初期は農民への大規模な識字キャンペーンで大成功を納め、エン博士と同僚たちは後に農村再建の方法論として知られるようになった、統合的な、持続可能な、住民を中心とした開発アプローチを確立して行きました。
「途上国の貧しい人たちは、教育を受ける機会の略奪、収入を得る機会の不平等的な略奪、環境破壊と汚染と不健康、政治的圧政など、膨大な数と量の問題に直面していることを考慮してIIRRは活動の戦略を立てている。IIRRは底辺からボトムアップする住民参加型の統合された戦略を用いて、農村の貧困をがんじがらめに縛り付けている問題の改善に取り組んでいる」
http://www.panasia.org.sg/iirr/info.htm
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(翻訳協力:原田悦子さん、山田修さん)
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