復旧・復興拠点
道の駅では多くの避難者を受け入れ、水や食料、情報などを提供し、支援物資の中継場所としても利用された。また、福島空港では、国内外の救援機、旅客臨時便、救援物資等を受け入れる災害活動の拠点として24時間体制で運用した。
命を守り、被災者を支えた働きがそこにあった。
避難・支援の拠点となった道の駅。
東北管内の道の駅では、被災直後から近隣の多くの避難者を受け入れた。水や食糧の提供をはじめ仮設のトイレ、通行規制などの情報提供も行った。また、支援物資の中継場所や救援活動に携わる人の集合場所、休憩場所にも利用された。
宮城県大崎市の道の駅「三本木」や岩手県宮古市の道の駅「たろう」では、今回の震災以前に防災拠点として整備されており、その機能を発揮している。
福島県いわき市の道の駅「よつくら港」では、ボランティアや道の駅交流会の協力・支援により、早期に炊き出しや販売イベント等の活動を再開するなど、地域の復旧・復興の拠点となった。
国内外の救援機・救援物資などを受け入れた福島空港。
福島空港は、巨大地震や原発事故の複合災害が発生する中、津波被災により機能不全となった仙台空港の代替機能を担い、国内外の救援機や救援物資、旅客臨時便など、24時間体制で運用し受け入れた。
発災直後から、救難救助、人員や物資輸送等の重要な拠点として約2ヶ月間にわたり活用された。
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