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装置 ソイレックスを開発したハイクレーは研究開発に力を注ぎ、
さらなる製品の向上を目指しています。
特に、ソイレックス・リサイクル・システム工法(SRSM)では、お客様のニーズに合わせ、ソイレックスを最適な状況にする混合割合や施工方法を徹底的に検討いたします。そのための各種調査・試験を行い、技術的な裏づけを持ってご提案いたします。
浄水場で発生する産業廃棄物(浄水場発生土)をハイクレー独自の技術でリサイクルすることで、 脅威の耐水性を持つ、準全天候型舗装材(不溶性土壌改良材)を開発いたしました。それが「ソイレックス」です。
現地調査
ソイレックスの機能を十分発揮させるために、まず現地での調査を行います。現地にて、改修意図を確認し、表層土サンプルを採取します。
この表層土サンプルより、弊社にて素地との配合率を確認する各種試験を行います。
また、現状の排水設備、雨仕舞の現況をチェック、全体が把握できるピッチで現表層土厚を調査し、現状地盤高を確認します。さらに、現地の状況を把握し、重機等の搬入の可否のチェック、道路・交通状況の把握も行い安全な工事への対応を行います。
最終的に、調査内容から素地を含む搬入材料又は鋤取り等のボリューム検討を行ないます。
水壊試験 (地盤工学会規格 岩石試験--土の浸水崩壊度試験に基づく)
ソイレックスの最大の特長である『水に強い、ぬかるみが発生しない』という特性を定量的に表すために、土の塊(団塊)の水に対する強さを調べます。
ソイレックス素地と現地土を混合することによって、土の持つ性質がどのように変化し、実際の施工現場においてソイレックス素地の混合後の改良効果がどの程度発揮できるかを確かめるために行います。この試験によって、最適な混合割合を算出し、お客様に最も快適なグランド等をご提供いたします。
粒度試験 (JIS A 1204 に準じる)
この試験は土の粒度構成を調べるために行います。
土の粒度分布とは、その土を構成する土粒子のサイズや割合など、土の状態を表すものです。粒度分布を調べることで現地の土の性質を予測することができます。粒子の大きさ、分布により、密度や透水性、締まり具合等、グランドの性質に大きく関係します。
簡易透水試験 (JIS A 1218 に準じる)
この試験は土中の自由水の移動のしやすさ、すなわち透水性の大小を表す透水係数を求めるものです。
現地土や一般的な土系舗装材にソイレックス素地を混合することで、透水係数がどのように変化するかを把握します。
埃試験 (弊社独自試験)
クレー系舗装グランドにおいて埃の問題は深刻で、且つ、解決が難しい問題です。土埃が発ちやすくなるのは主に次の要因によるものです。
1.細かい粒子
2.比重が小さく、軽い粒子
3.粒子間の結合力が弱い粒子の塊
埃試験とは、土埃の立ちやすさを調べるために、風洞試験機により風速毎の土粒子の飛散量を調べます。埃の元となるのは主に土中の微細粒子です。これらの粒 子を抑える働きをするソイレックスの効果を定量的に測るため、一般の土及びソイレックス混合土の埃試験を行います。
液性限界・塑性限界試験 (JIS A 1205 に準じる)
土の液性限界・塑性限界とは、土が塑性体から液性体に移る境界の含水比 及び、土が半固体から塑性体に移る境界の含水比を言います。
液性限界・塑性限界は主に土の中に含まれる粘土の性質に左右されます。また、液性限界と塑性限 界の差を塑性指数と言います。粘性土の土は塑性指数が大きいほど、水に対して安定し、流出しにくい性質を持っています。
当社では、ソイレックスを混合することによって、土の塑性指数がどのように改善されるかを把握するために行います。
泥濘性試験 (硬度回復率試験)
この試験では、既定の方法で締め固めた土の供試体(モールド)を用いて、プロクターニードル貫入器を貫入させ、その抵抗値を測定します。
水浸前の試供体の抵抗値と、水浸24時間後の試供体の時間経過による抵抗値の変化から、舗装面の固さ及び舗装面強度の回復速度を求めます。
試験施工
ソイレックスの効果を実際に現場で確認するために、施工現場の一部で試験施工を行います。
試験施工では、事前に調査・試験した結果から、いくつかのサンプルによる施工を施し、その効果を確認します。
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