中筋川新聞「森林税無用論」 - ダム便覧

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《このごろ》
中筋川新聞「森林税無用論」


古来、日本では山林を放置しても「禿山」になったことは無い!
また、間伐をしないからと「枯渇した山」もない!...雑木山には必ずなるのである!

日本の「風土+気候」では「間伐+植樹」は不要である!
従って...今の行政の「森林造り」は税金の無駄遣いである!

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『 山を放置し、税金は他の使い道に・・・』

これは...長いスパンでは「正論」である!
しかし...戦後の「杉・ヒノキ行政」の後始末の済んでない今ではまだ「暴論」である!

そこで...セイロン紅茶を飲みながら考えると...「間伐」は行政の失敗の後始末であって...「植樹」は「罪滅ぼし」である!

高知県は日本で初の「森林税」を作ったが...これは高知県の「筋肉増強剤」ではなく「厚化粧用の白粉(おしろい)」ではないのかな?

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四万十川をカヌーで下ると「人工構造物」のまったく見えない場所が数箇所ある!
しかし...杉・ヒノキの見えない場所は全くない!

従って...「杉・ヒノキ」を「人工」と考えるならば...「全方位自然のまま」と言える場所は全く無いのである!

「秘境・四万十川」にも「国策のツケ」は存在するのだ!


(2008年6月17日、四万十太郎)
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