ごあいさつ

高齢者への創業者の思いをいつまでも

敗戦の荒廃から今日の繁栄を築いてきたのは、今、高齢者と言われている世代の方たち。その方たちに安心して余生を過ごしてほしい。今は故人となった私ども白百合福祉会初代理事長「安田充」のこの思いが、白百合荘開設の出発点となりました。

安田初代理事長は、シベリアに抑留され帰国後、実業界で苦労しながら一応の地位まで昇り、第一線を退きましたが、共に苦労してきた世代への思いは強く、2代目理事長となった久代夫人、子息の健氏の協力で白百合荘を実現しました。資材をすべて注ぎ、建設の重責を担った子息の健氏を開設直後に無くしながらも、今、白百合荘を必用としている人のために働いてきました。

この創業者たちの思いが、白百合福祉会の理念「共に生き、共に歩む」となり、現在白百合荘で働いている職員の支柱となっています。一個人の思いからの施設で、設備面では十分でないところもあるかもしれませんが、ご利用者への思いは他に負けないと自負しています。

ご利用者に安全と満足を提供してまいります。白百合荘を宜しくお願いいたします。

社会福祉法人白百合福祉会
(前理事長 内藤 保 手記より)

ほのぼの
しらゆりそうだより

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