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H28構造03(2級建築士学科試験問題
2016年08月24日 H28構造03(2級建築士学科試験問題
図のような荷重を受ける単純梁において、A点の曲げモーメントMAの大きさと、A-B間のせん断力QABの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。
MAの大きさ
QABの絶対値
1
8 kN・m
0 kN
2
8 kN・m
1.5 kN
3
8 kN・m
4.5 kN
4
10 kN・m
1.5 kN
5
10 kN・m
0 kN
解答(4)
<反力の計算>
鉛直反力VC、VDを上向きに、水平反力HCを右向きに仮定する。
(鄯)水平方向のつりあい
∴HC=0
(鄱)鉛直方向のつりあい
VC+VD=8+2
∴VC+VD=10...1
(鄴)モーメントのつりあい
右側の支点をモーメントの中心とする。
×ばつ8=×ばつ2
∴VC=6.5kN
1式より、∴VD=3.5kN
<応力の計算>
A点で切断し右側を考える。
A点を中心にモーメントのつりあいを考える。
MA+×ばつ2=3.5×ばつ4
∴MA=10kN・m
次にA〜B点で切断し右側を考える。
鉛直方向のつりあいより、
QAB+3.5=2
∴QAB=−1.5kN
∴QABの絶対値は1.5kN
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