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H24 08-エ(第29回福祉住環境コーディネーター検定試験3級試験問題)
2013年05月14日 H24 08-エ(第29回福祉住環境コーディネーター検定試験3級試験問題)
まちづくりのための計画に関する次の1〜4の記述の中で、その内容が最も不適切なものを1つだけ選び、解答用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
1 国土交通省は2010(平成22)年6月、自動車を自ら運転できない高齢者や障害者、子どもなどが移動困難な状況に直面していることを考慮し、「移動権」の保障を盛り込んだ「交通基本法」の制定をめざしたいと発表した。この法律では、温暖化が進む地球環境への配慮や、衰退してしまっている地方社会の活性化への対応も掲げている。
2 「福祉のまちづくり条例」は、「地方自治法」第14条を根拠とした条例で、市町村や都道府県が議会の議決によって制定する。「地方自治法」では条例に定める内容を規定していないため、整備対象となる施設の種別などは地域の実情に応じて異なる。
3 「住宅マスタープラン」は、「住生活基本法」を根拠とした制度であり、地方公共団体が地域の実情に応じた住宅整備などを推進することを目的としている。「住宅マスタープラン」の内容は、主として地域内における住宅ストックの確保、居住水準の向上、防災や環境に配慮した住環境の創設などで構成されている。
4 「都市計画マスタープラン」は、都市計画の指針となる計画である。1992(平成4)年の「都市計画法」改正に伴い、「市町村の都市計画に関する基本的な方針」として新たに創設された。住民に最も近い立場にある市町村が、住民の意向を反映させて策定する。
正解(3)
「住宅マスタープラン」は、根拠となる法をもたない地方公共団体任意の制度である。よって正解は3n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |